関東中学受験データasmon.ai/kanto — 265校・出所つき保存した学校

方法論

更新 2026-10-13(2026-08-17 初版)。このサイトの学校ページが「何を、どの資料から、どう数えて」書かれているかを説明します。数字は換算しない・評価語を足さない・合格可能性と相性は扱わない、が全ページ共通の規則です。

何を数えているか

対象は関東 265 校の過去問(最大 2005〜2026 年度)を、学校 × 科目 × 年度の 1 冊ごとに大問・小問まで構造化したものです。数えているのは次の 2 群です。

形式(器)

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数えるもの 学校ページでの表し方
大問数・小問数 「大問 N 前後・小問 M 前後」(過去の全年の中央値)
大問ごとの小問数の並びが年をまたいでどれだけ似ているか 「大問の数と小問の数の並びが、年をまたいで安定している」「大問の数と小問の数の並びが、数えた年でほぼ同じ」「大問の数や小問の配分が、年によって変わる」
記述/記号選択/短答/作図の比率 「記述 X%/記号選択 Y%」「記述が多い」「記号選択が中心」「算数でも記述させる問題が出る」
図・表・グラフ・写真つきの小問の割合 「図表つきの小問 Z%」「図形問題の比重が高い」「図・グラフを読む問題の比重が高い」「図表・地図・写真など資料を読む問題の比重が高い」
設問文と導入文(国語は本文)の文字数 「問題文の量が多い」「本文の量 約 N 字」
大問の多さ・小問の多さ 「大問が多い(8 題以上)」「小問が多い」

中身

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数えるもの 学校ページでの表し方
大問の同じ位置に同じ単元が前年と一致する割合 「同じ大問の位置に同じ単元が、年をまたいで出ている」(理科・社会は「分野の並びと設問の文型が、年をまたいで変わらない」)
設問文が年をまたいでそのまま再登場する割合と、数値・固有名詞・記号だけを置き換えると同じになる割合 「同じ設問文が年をまたいで再び出ている(設問文の使い回し)」「数値・固有名詞だけが違う設問文が年をまたいで出ている」。決まり文句(「次の問いに答えなさい」のように多くの学校に共通する文)は除いています
国語の大問構成と問われる順序 「設問の並び(問われる順序)が年をまたいで変わらない」「知識問題(熟語・語句など)の設問文が年をまたいで変わらない」
単元の分布(科目ごとに 30〜40 の単元に分類) 「よく出る単元(比率)」上位 5・「出題分野が偏る」・「知識問題の比重が高い」
入試の前年〜前々年の出来事に触れる小問(社会) 「時事の話題がよく出る」

年によって資料の質が違うため、統計をとるときは新しい年に重みを置いています(2017 年以降を 1、2012〜2016 年を 0.5、2011 年以前を 0.25)。「〜前後」「X%」はこの重みつきの中央値です。5 年分未満の科目は統計を出さず「傾向は述べない」とします。

数えないもの

  • 難易度。問題が難しいか易しいかは数えていませんし、量や比率から推定もしていません。
  • 解くのにかかる時間と解き方。大問・小問の数が同じでも時間は同じとは限らず、同じ位置に同じ単元でも解き方が同じとは限りません。
  • 合格可能性・お子さんとの相性。
  • 学校の優劣。偏差値・倍率・出題形式のどれにも評価語を足しません。
  • 来年の出題の予測。書いているのは過去に起きたことだけです。学校ページとレポートの「〜年連続」「毎年」は原本で反復を確認した範囲の事実です。まとめページの「同じ位置に同じ単元が続く席」の年数は機械集計で、原本では確かめていません(その旨を各ページに書いています)。
  • 出題の分野の並びが変わった年の機械的な検出。試みましたが、原本で確かめると転写の差に反応していることが多かったため出していません。大問の数が変わった年だけは、読み取りの確度が高い冊子に限って機械で数え、学校ページの「変化の履歴」と索引に出しています(2026 年 9 月から)。何年同じかを語れるのは大問の数だけで、分野の並びは語りません。
  • 理科の時事。理科で機械的に数えた「時事」は単元語(地震・台風など)に反応していたため、表示していません。

出所と一次/三次の区別

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情報 出所 区別
過去問 入手した過去問資料(PDF)を機械でテキスト化 一次資料の転写。図は転写できず要約
学校の基本情報(男女・設置者・宗教・所在地・旧称) 都県の学校一覧・各校公式サイト・百科事典を照合 一致で「確認」、食い違いや不明は「未確認」
募集要項(回・日程・科目・試験時間・配点・募集人員) 各校公式の募集要項(2027 年度入試を正・未公開なら 2026 年度) 一次
校風・理念 各校公式サイトの語彙 一次(評価語は足さない)
偏差値 四谷大塚(合不合判定テスト A80/C50)・日能研(予想 R4)・首都圏模試センター(80% 予想偏差値)・市進(80% 合格有望圏)の公表物 第三者の公表値。併記のみ・換算しない。SAPIX は非公開のため扱わない
入試結果 各校公式の入試結果ページ(一次)。取れない年の人数・倍率のみ塾サイト等(三次) 一次と三次を備考で区別。合格最低点・平均点は一次のみ

各ページの数字には出所と取得日を付けています。出所に無い値は「—」で、推測で埋めていません。

「原本で確認」の手続き

  • 機械集計の結果のうち、学校ページの結論に影響する項目(同じ位置の反復・設問文の使い回し・記述の多さ・国語の設問構成など)は、人手が原本を 3 年分以上読んで照合しています。
  • 照合の結果は「一致」「不一致」「どちらとも言えない」の 3 つに分け、「一致」のものだけに「(原本で確認)」を付けます。「不一致」は表示から外し、「どちらとも言えない」は無印のまま(機械集計のみ)にしています。
  • 照合の対象は全校ではなく、機械集計の判定が変わりやすい学校(判定の目安に近い学校)、結論への影響が大きい項目、そして判定の作り込みに使っていない学校の抜き取りです。無印の学校は「照合していない」のであって「反復が無い」のではありません。
  • 詳しいレポートがある学校は、レポート執筆時に原本を 3 年分以上直接読んでいます。レポート内の「毎年」「〜年連続」は原本で 3 年以上の反復を確認したものに限ります。

出題構造が近い学校の出し方

  • 出題構造の近さの機械計算であり、学習効果・併願の適否を示すものではありません。 観点は出題構造(大問数・小問数・記述/選択比率・図表比率・問い方・単元分布)の近さだけです。難易度・偏差値帯・通学圏は見ていません。
  • 科目ごとに、出題の形(大問数・小問数・記述比率・選択比率・図表比率・同じ位置の単元の一致・設問文の使い回し)を標準化して距離をとり、単元分布の類似(比率のベクトルの向きの近さ)と半分ずつ合成します。
  • 2 科目以上で計算できる学校どうしだけを比べ、科目の平均を「近さ(0〜100)」として上位 8 校を出します。国語の資料が無い学校は国語抜きで計算します。
  • 男女は学校情報で絞ります(男子校 ⇔ 女子校は除外・共学は両方に出す・別学は注記)。男女が未確認の学校は候補から外すか、その旨を表示します。
  • 日程は除外せず注記します(募集要項の回別日程から「同じ日の同じ時間帯に入試が重なる回がある」を書く)。併願は複数回入試で成立することが多いためです。
  • 各候補に「どの科目が近いか」を科目別の数値で示します。「近さ」は出題構造の近さであって、同じ問題が出るという意味ではありません。

数字は換算しない・評価語を足さない

  • 偏差値は出所ごとに値をそのまま併記し、出所間で平均・換算・順位づけをしません。指標の意味(A80/C50/R4/80%)は各社の定義に従い、このサイトで再定義しません。
  • 倍率は「受験者数 ÷ 合格者数」に統一し、学校が別定義の倍率しか公表していなければ計算値に ※ を付けます。倍率の高低に評価語を足しません。
  • 出題の記述は「多い」「中心」「安定している」「反復する」のような量と反復の語だけを使い、「難しい」「良問」「対策しやすい」のような評価語を使いません。
  • 他者の見解や伝聞を引く書き方をせず、資料を数え・読んだ結果を自分の観察として書きます。断定は根拠のある所だけで、確度は「原本で確認」「〜年分では」「読めた年に限れば」で表します。

分析レポートの執筆体制

  • 各校の詳しい分析レポートは、AI(Anthropic 社の Claude)が過去問の転写データと原本を読んで執筆し、用語・リンク・数値の機械検査と人の確認を通して掲載しています。
  • レポートの数値はすべて過去問の機械集計が根拠です。レポートが数値を新しく作ることはなく、集計に無い数字は書きません。

更新の考え方

  • サイトの各ページは、データ(過去問の構造化結果・学校情報・偏差値・入試結果・募集要項)から機械的に再生成しています。データが更新されると全ページを作り直し、更新日を書き換えます。
  • 過去問は新しい資料の入手に合わせて(例年、新年度の入試後)、偏差値は各社の公表に合わせて年に数回、入試結果と募集要項は各校の公開後に更新します。
  • 詳しいレポートは再生成の対象外で、書き直した日を本文に書きます。機械の一言とレポートの記述の粒度が違う場合は、レポートの科目別詳細のほうが細かい根拠を持っています。
  • 生成に使った入力ファイルの識別情報と生成日を記録し、どの版のデータから作ったページかを追えるようにしています。

横断の数字の台帳

  • 学校をまたぐ数字(「国語の本文は 10 年で約千字伸びた」「2 月 1 日に入試がある学校は何校」など)は、2026 年 10 月から知識の層の台帳で管理しています。1 つの数字に 1 つの番号(C-0001 のような id)を付け、数え方・分母・再計算の手順・留保・崩れる条件を台帳に書き、特集記事とまとめページはその番号を引いて書きます。本文の数字が台帳に無ければ生成が止まります。
  • 同じことを別の数え方で数えると別の数字になります(例: 国語の記述の割合は、冊子をまとめると変わらず、学校ごとに同じ重みにすると下がる)。台帳はそういう食い違いを隠さず、両方を番号つきで持ちます。

関連ページ


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