八千代松陰中学校 の過去問分析

八千代松陰中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

八千代松陰中学校 過去問分析(2010〜2023 年度・一般入試・4 科目)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 千葉県八千代市
男女 共学
入試回と日程・科目 IGS 特待推薦 12 月 1 日(国語・算数・理科・社会)/LR 自己推薦 12 月 1 日(学力試験なし。自己推薦書と通知表)/LR 学科推薦 12 月 2 日(国語・算数)/一般入試 IGS・LR 1 月 20 日・1 月 21 日(LR は 2 月 5 日も)(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 IGS 特待推薦は国語・算数が各 50 分 100 点、理科・社会が各 35 分 75 点。LR 学科推薦は国語・算数が各 40 分 100 点。一般入試の試験時間・配点は、公式サイトに記載が見当たらず未確認です(過去問の表紙から読み取れた時間は 4 節に載せました)
面接 面接があるのは IGS 特待推薦・LR 自己推薦・LR 学科推薦の 3 つです。IGS 特待推薦は合格すると全員が特待生になります

いまの小 6 は 2027 年 1 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます(推薦入試はその前年の 12 月です)。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 大問の並び方が何年も変わらず、そこに入る中身は毎年作り直される学校です。算数は大問 6 題、理科は大問 1 が一問一答で最後が力学、社会は地理で始まり公民で終わる、国語は漢字 → 説明文 → 小説。この並びが精読した 3 年で崩れていません。
  2. いっぽうで、同じ問題がそのまま再登場した例は、精読した範囲では見つかりませんでした。題材は毎年入れ替わっています。
  3. 2023 年度に試験時間が大きく作り替えられました。算数は 40 分 → 50 分、理科と社会はそれぞれ 40 分 → 2 科目合わせて 50 分になり、理科は 39 問 → 21 問、社会は 44 問 → 19 問に減っています。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 の計算 5 問を毎日 10 分。整数の四則・くふう計算・分数の四則・逆算の 4 種類です。
  2. 理科の 4 分野の一問一答を毎日。理科の得点のおよそ半分がここに集まっています。
  3. 社会の「あなたの意見を書きなさい」を 3 文で書く練習。3 年連続で出ています。

今週やる 1 つ

  1. 2023 年度の理科と社会を、続けて 50 分で解いてみます。時間の配り方がいまの形に合っているかが分かります。

注意

  1. 2021 年度と 2024〜2026 年度は 4 科目とも資料が無く、国語は 2020 年度以降の資料がありません。直近の形式と最新の試験時間は市販の過去問集で確認してください(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びだけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 備考・判読の確度
算数 3 年(2020・2022・2023) 0 年 13 年(2010〜2020・2022・2023) 高。精読した 3 年はいずれも大問 6 題。転写の確度は高い
理科 3 年(2020・2022・2023) 0 年 13 年(2010〜2020・2022・2023) 高。2023 年度に試験時間が変わり、問題数が大きく減る
社会 3 年(2020・2022・2023) 0 年 12 年(2010・2011・2013〜2020・2022・2023) 高。2012 年度は資料なし。2023 年度に問題数が半減
国語 3 年(2011・2015・2019) 1 年(2010・設問の一覧のみ) 4 年(2010・2011・2015・2019) 著作権処理の関係で掲載されない年が多く、2020 年度以降は資料が無い
年度 算数 理科 社会
2022 40 分(表紙に「試験時間は 40 分間です」) 40 分・9 ページ 40 分・16 ページ
2023 50 分(表紙に「試験時間は 50 分間です」) 理科と社会で合わせて 50 分・5 ページ 理科と社会で合わせて 50 分・8 ページ

5. 一番大きな結論

大問の並び方が何年も変わらず、そこに入る中身は毎年作り直される学校です。

精読した 3 年(算数・理科・社会は 2020・2022・2023、国語は 2011・2015・2019)で、次の並びが崩れていません。ここで言っているのは同じ問題が出るということではなく、同じ種類の問題が同じ場所に出るということです。以下、この問題の置き場所を座席(問題の置き場所)と呼びます。

科目 何年連続で同じ場所に同じ種類が出るか
算数 大問 1=計算 5 問(うち逆算(□にあてはまる数を求める計算)1 問)/大問 2・3=一行問題(数行で終わる短い文章題)と図形の小問集合/大問 4〜6=誘導つきの大問 3 題。3 年連続
理科 大問 1=一問一答の小問集合(4 分野から 14〜20 問)/最後の大問=力学(ばね・ふりこ)。3 年連続
社会 大問 1=地理/最後の大問=公民(会話文・発表・条文から始まる)/「あなたの意見を書きなさい」の記述。3 年連続
国語 大問一=漢字 10 問(書き 6・読み 4)/大問二=自然科学系の説明文/大問三=小説。資料のある 3 回(2011・2015・2019)とも同じ。漢字の設問文はほぼ同じ文が 3 回使われている

いっぽうで、同じ問題がそのまま再登場した例は、精読した範囲では見つかりませんでした。題材(何を素材にするか)は毎年入れ替わっています。

科目ごとの競技の違いもはっきりしています。算数と理科の大問 1 は「速く正確に処理する」試験、社会と国語は「指示どおりの形で書く」試験です。

したがって過去問の使い方は「出る問題を覚える」ではありません。①同じ座席(大問の番号)を縦に並べて解き、その場所に来る問題の解き方を手順ごと身につける、②その年度の表紙に書かれた時間で解いて時間の配り方を身につける——この二つが中心になります(回し方は 過去問の使い方)。

そしてもう一つ、2023 年度に試験時間が大きく作り替えられたことを見落とせません。算数は 40 分 → 50 分、理科と社会はそれぞれ 40 分 → 2 科目合わせて 50 分になり、理科は 39 問 → 21 問、社会は 44 問 → 19 問に減りました。2020・2022・2023 の冊子はいずれも 1 月 20 日実施のもので、別の回の冊子を並べた比較ではありません。2024 年度以降もこの形が続いているかは資料がなく分からないので、市販の過去問集で最新の時間を必ず確認してください。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の計算 5 問 — 整数の四則・くふう計算(分配法則)・分数の四則・逆算の 4 種類を、10 分以内で全問正解できるまで。精読した 3 年とも同じ作りで、練習が最も確実に点になる場所です。(確認: 〜2023 年度)
  2. [毎日 10 分] 理科・4 分野の一問一答 — 2020 は 20 問、2022 は 20 問、2023 は 14 問と、理科の半分がここです。用語を漢字・カタカナで書けるところまで(2020 の合弁花・羊水・凝灰岩、2022 の恒温動物・偏西風、2023 の双子葉類・柔毛)。あわせて「すべて選び、記号で答えなさい」に備え、選択肢を 1 つずつ ○ × で判定する癖をつけます。(確認: 〜2023 年度)
  3. [毎日 10 分] 漢字を書く練習(国語 10 問と社会の漢字指定) — 国語の大問一は 3 回とも漢字 10 問(書き 6・読み 4)で、送り仮名の指示が設問文に明記されています。社会は表紙に「漢字で書けるものは、すべて漢字で書きなさい」と明記されているので、都道府県名・人名・制度名を 1 日 10 語。(確認: 国語は〜2019 年度・社会は〜2023 年度)
  4. [週末 60 分] 社会・公民と意見記述と資料の読み取り — ①公民の三権分立を最優先。国会・内閣・裁判所の仕事を「ふさわしくないものを選ぶ」形で判別できるまで(3 年連続で最後の大問の中心)。②「あなたの意見を書きなさい」を「⑴資料や経験から事実を 1 つ挙げる → ⑵それが何を意味するか → ⑶だから自分はこう考える」の 3 文で。3 年連続で出ており、書けないと大きく落とします。③写真・グラフ・統計から特定する練習(世界遺産・文化財・農産物の生産量グラフ・雨温図)。「1 位の県はどこか」を出典つきで覚えるより、「グラフの形から見当をつける」練習が効きます。④年代の並べ替え(鎖国までの流れ、戦時中の流れなど 5〜10 年刻みの順序)。⑤昼間人口比率のような「%を四捨五入して答える」設問と時差の計算は、算数の力がそのまま効きます。(確認: 〜2023 年度)
  5. [週末 60 分] 算数・後半の大問に来る単元(規則性・立体・水量)と角度 — 規則性は「表を書く → 差や周期を見つける → 何番目・何段目かを逆に求める」の 3 手順で、2020・2022・2023 の 3 題は手順が同じ。角度は 3 年連続で大問 3 に、立体は展開図の形で 2022・2023 に、水量は 2022・2023 と 2 年続き 2023 は「傾ける」まで踏み込みます。「水の体積は変わらない」の一本で通します。速さはグラフを読む形まで(2023 大問 5)。大問 2・3 の一行問題を 3 年分続けて解くと、割合・速さ・つるかめ算・仕事算・平均・場合の数・角度が 1 問ずつ並ぶ構成が体感できます。(確認: 〜2023 年度)
  6. [週末 60 分] 国語・字数指定つきの記述 — 10 字・20 字・25 字・30 字・45 字・50 字・80 字の各サイズで、指定された終わり方(「〜という解釈」「『から』を含めて」など)に合わせて書く練習を。あわせて自然科学系の説明文(環境・宇宙・生物のニッチ)に読み慣れ、段落ごとに「何が言いたいか」を一言でメモする読み方をします(2019 の「五十字で要約」に直結します)。対義語・四字熟語・慣用句・接続語・表現技法・筆順までの語句の知識と、「二つ選びなさい」の指示に印をつける習慣も。(確認: 〜2019 年度)
  7. [週末 60 分] 理科・ばねと濃さの計算、理由を 1 文で — ばねは「もとの長さ+おもり 1 個あたりの伸び×個数」で立式し、2 本つなぐ・半分に切る・並列にするまで。2020 と 2023 の大問がそのまま教材になります。濃さ(%)は「食塩の重さ ÷ 食塩水全体の重さ」の 1 本で、毎年 1 問と見て練習します。理由の記述は「〜だから。」の形で 30 字前後。実験器具の使い方・安全の注意も理由つきで覚えます。(確認: 〜2023 年度)
  8. [週 1 回] 時間を計って通す練習 — 2023 年度の形なら、算数 50 分・理科と社会を合わせて 50 分です。理科と社会を続けて 50 分(25 分ずつ)で解く練習を最低 1 回はしておきます。算数は最後の 2 分で約分と単位を見直す習慣を。(確認: 〜2023 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(2023 年度は 50 分・2022 年度以前は 40 分/大問 6 題・小問 19〜23 問/答えのみ)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2020 計算 5 問(うち逆算 1) 一行問題 4 問(池のまわりの旗・余りが同じ 2 けた・つるかめ算・仕事算) 図形 3 問(正方形と半円の求積・三角形の面積比・折り返しの角度) 立体(20cm の立方体を 5cm の立方体でくり抜く体積と表面積) 規則性(1 / 2 3 / … と並ぶ数の三角形) 推理(6 人のテストの順位を条件から確定)
2022 計算 5 問(うち逆算 1) 一行問題 5 問(2022 秒は何分何秒・時速 54km・かけ算とたし算の取り違え・体育館の面積の割合・男女の人数の和差算) 一行問題 4 問(カード 4 枚の並べ方・四捨五入して 3500・角ア・円と正方形の重なり) 立体(長方形から正方形を切り取って容器を作る/台形の四角柱のおもり/水量) 平均(5 人の身長の差の表から平均を出す) 規則性(折り紙を貼りつないだ長方形のまわりの長さ)
2023 計算 5 問(うち逆算 1) 一行問題 5 問(ペンキの比例・全校児童の割合・普通と快速の公倍数・平均点・硬貨の組み合わせ) 図形 3 問(正方形の中の角ア・長方形の中を動く円・三角柱の展開図と表面積から体積) 規則性(5 つずつ並べた分数の段と段の合計) 速さ(家から学校まで、歩く人と走る人・グラフ) 水量(2 段の直方体の水そう・傾ける)

表に出てくるつるかめ算・仕事算・和差算などの中身は 用語集 にあります。

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

頻出単元

問い方のくせ

8-2. 理科(2022 年度まで 40 分・2023 年度は社会と合わせて 50 分/大問 3〜5 題)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問数・小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5
2020 5 題 40 問 一問一答 20 問
濃さ・温暖化の気体・水上置換・ガスバーナー・セッケン水
こん虫・心臓・羊水・合弁花・季節風
高気圧・震度・凝灰岩・ISS・原子力
コンデンサー・電圧の単位・反射・ふりこ
燃焼(空気の成分の図・びんの形とろうそくの消え方・線香のけむりの作図・気体検知管・缶で木片を燃やすくふう) 種子の発芽と成長(ヨウ素液の実験 I・II・レタスの成長の実験) 星座早見(太郎と花子の会話・ダイヤルの中心・方位・北の空の見え方) ばね(グラフから伸び・2 本つなぐ・半分に切る・組み合わせの作図)
2022 5 題 39 問 一問一答 20 問
酸素・炎の温度・蒸発・濃さ・器具がガラスの理由
恒温動物・プランクトン・えら・ヨウ素液・発芽条件
偏西風・富士山の噴火・運搬・スーパームーン・星座早見
ばね・屈折・支点・音の三要素・並列つなぎの利点
水溶液 7 種の判別(におい・気体の判別・スチールウール) 生態系と食物連鎖+パリ協定・2050 年実質ゼロ 気象(松陰君が雲のでき方を調べる・湿度と温度の計算) ふりこと落下(イタリア旅行の会話・ガリレオ・等時性)
2023 3 題 21 問 一問一答 14 問
アルコールランプ・酸性の水溶液・氷の質量と体積・安全な操作・濃さ
双子葉類・柔毛・桜島の噴火・夏の大三角・流水
プレート・海と陸の温まり方・ふりこ・光
生態系(松陰君のニワトリ 5 羽・つつく順位・順位ができる意味) ばね(2 種類のばねの表・長さが等しくなる重さ・2 本と 2 個のおもり)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

2023 年度に起きた変化(原本の表紙で確認)

頻出単元

問い方のくせ

8-3. 社会(2022 年度まで 40 分・2023 年度は理科と合わせて 50 分/大問 3〜4 題)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問数・小問数 大問 1(地理) 大問 2 大問 3 大問 4
2020 3 題 39 問 北海道・東北
日の出の早さ・アイヌ・寒さへの工夫・畑作と酪農
世界遺産の写真 4 枚・雨温図とハイサーグラフ・断面図・過疎
歴史 17 問(江戸幕府〜明治維新)
家康・武家諸法度・鎖国の並べ替え・五街道
不平等条約・松下村塾・薩長同盟
公民 9 問
児童 3 人の自由研究の発表・政党・年金・国会・内閣
G20・五輪のメリット・代替エネルギー・憲法
2022 4 題 44 問 五輪開催都市の世界地図
首都でない都市・東京の出版業・ヒートアイランド・昼間人口比率の計算
時差・テムズ川・北京の大気・アテネの雨温図
環境 5 問(グリーンランド山頂の降雨という 2021 年の新聞記事・氷の色と温暖化・原因と対策を書く) 歴史 17 問(原始〜戦後の通史年表)
吉野ヶ里・平城京・文化史の写真・江戸のリサイクル
渋沢栄一・戦時中の並べ替え・自然災害伝承碑・印象に残る歴史人物
公民 9 問(日本国憲法の条文・WHO・国会議員・裁判所・社会保障関係費)
2023 4 題 19 問 地理 5 問(甲子園と高校野球から全国へ・政令指定都市・すももの収穫量・湖沼・下関の海産物・4 都市の都道府県名) 情報 2 問(八千代市立図書館の紹介・図書館の機能・感動した本と学んだこと) 歴史 7 問(鎌倉幕府: 源義経・執権と管領・御恩と奉公・北条政子の演説・御成敗式目) 公民 5 問(高校生 2 人の会話・成人年齢引き下げ・国会・選挙・“大人”とは何か)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

2023 年度に起きた変化(原本の表紙で確認)

頻出単元

問い方のくせ

8-4. 国語(2011・2015・2019 年度のみ/大問 3 題・小問 20〜28 問)

国語は著作権処理の関係で掲載されない年が多く、資料があるのは 2010・2011・2015・2019 年度の 4 年だけです。ここに書いたのは 2011・2015・2019 年度に限った話で、2020 年度以降の形式は市販の過去問集で確認してください。試験時間は、この 3 年の冊子に表紙が付いておらず確認できませんでした。

年度×大問の題材表

年度 大問一 大問二(説明文) 大問三(小説)
2011 漢字 10 問(カタカナ → 漢字 6・読み 4) 地球環境と生命の歴史(伊藤和明『人間が地球の環境をこわしてきた』)・設問 8 問 川へ鰻漁に行く少年(笹山久三『四万十川』)・設問 9 問
2015 漢字 10 問(同じ内訳) 宇宙と生命・地球外の知性(湯川秀樹『宇宙と人間 七つのなぞ』)・設問 9 問 図書館の青年をめぐる「私」といとこ(小川洋子『ミーナの行進』)・設問 9 問
2019 漢字 10 問(同じ内訳) ナンバー 1 とオンリー 1・生物のニッチ(稲垣栄洋『雑草はなぜそこに生えているのか』)・設問 11 問 華道教室で「自分らしさ」に向き合う紗英(宮下奈都『まだまだ、』)・設問 9 問

出典は原本の表記で確認しました。手元の出典一覧では 2019 年度の説明文の著者が別の字で記録されていましたが、原本の本文には「稲垣栄洋」とふりがなつきで印刷されているので、原本を採りました。

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

頻出の設問

問い方のくせ


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した 3 年(算数・理科・社会は 2020・2022・2023、国語は 2011・2015・2019)の範囲での話です。3 年分だけの観察なので断定はしませんが、資料のある年に出ていて、直近の年で確認できなかったものを挙げます。最終確認年度は、その単元を原本で最後に確認できた年度です。

単元 出ていた年 最終確認年度 中身
推理・論理(算数) 2020 2020 年度 2020 大問 6(6 人の順位を条件から確定)を最後に、2022・2023 では確認できませんでした
縮尺(算数) 2022 年度(近い単位換算まで) 2022 大問 2 に単位換算はありますが、地図の縮尺そのものは 2023 で確認できませんでした
電気回路(理科) 2020・2022 2022 年度(一問一答として) 2020・2022 は大問 1 の一問一答だけ、2023 は大問なし。大問での出題は精読した 3 年でゼロです
月と太陽の満ち欠け(理科) 2022 2022 年度(一問一答として) 一問一答での出題(2022 のスーパームーン)はありますが、大問での出題は精読した 3 年で確認できませんでした
地層・岩石(理科) 2020・2023 2023 年度(一問一答として) 2020 の凝灰岩、2023 の流水・プレートと、いずれも一問一答のみ。大問での出題は確認できませんでした
作図(理科) 2020 2020 年度 2020 に 2 問(線香のけむりの向き・ばねの組み合わせ)ありましたが、2022・2023 では確認できませんでした
雨温図・ハイサーグラフ(社会) 2020・2022 2022 年度 問題数が半減した 2023 では確認できませんでした
地形の断面図(社会) 2020 2020 年度 2020 の北海道・東北の大問にありました
時差の計算(社会) 2022 2022 年度 2022 大問 1(3)問 2。2023 では確認できませんでした
世界地理(社会) 2020・2022 2022 年度 2020 の世界遺産の写真、2022 の五輪開催都市の世界地図。2023 では確認できませんでした

10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ

小 4(土台)

小 5(幅)

週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。

小 6(仕上げ)

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 で全分野を一巡させる側ではなく、小 4 から積んだ「毎日の 10 分」の側です。この学校の 4 科目には、算数の計算 5 問・理科の一問一答・国語の漢字 10 問という「毎年ほぼ同じ作りで、量がまとまっている場所」が三つあります。合わせると得点の相当部分がここに集まります。特別な単元を先取りするより、この三つを小 4 から毎日ぶん回した子が、小 6 の秋にいちばん楽になる構造をしています。そのうえで小 5 に単元の幅を作り、小 6 で座席ごとの解き方と時間配分を仕上げる、という順序が無駄がありません。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。男女別学・共学の区別、入試日程の重なり、難易度・偏差値帯、通学圏、合格可能性は扱いません。数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100)で、同じ問題が出るという意味ではありません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。

算数はどの学校とも 82〜95 と高く、算数の過去問演習はこの並びのどことでも二重に効きます。いっぽう国語は、本校の資料が 2019 年度までしかないため近さを計算できておらず、この一覧からは判断できません。国語の併願対策は、市販の過去問集で実物を見比べてください。


13. 資料の限界


八千代松陰中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 用語集 / 過去問の使い方


数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

八千代松陰中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値(4 出所併記) / 過去問分析 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 校風・理念

索引: 出題スタイル別 / 単元別 / 問い方別 / 同じ場所に同じ種類の問題 / 入試結果の公表状況 / 国語の出典 / 校風キーワード / 旧称 / 入試日程 ・ 共通: 過去問の使い方 / 用語集 / 資料の限界 / 方法論 / トップ