秀明大学学校教師学部附属秀明八千代 の過去問分析

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校 過去問分析(2025〜2026 年度・回の表記なし・算数 2 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 千葉県八千代市
男女 共学(1989 年に共学化。それ以前は男子校)
旧称 秀明八千代中学校(1981 年開校・2015 年に現在の名称へ改称)
入試回と日程・科目 専願 12 月 1 日: 国語・算数・英語から 1〜2 教科を選択(適性検査の形式・各 30 分)/一般 A 1 月 20 日・一般 B 1 月 28 日・一般 C(一般 C の日程は公表資料に記載がありません): 同じ 3 教科から 1 教科を選択(学力検査の形式・50 分)(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 一般は 1 教科 50 分、専願は各 30 分。配点はいずれも公表資料から確認できません
面接・その他 全日程で受験生の面接があります。募集人員 60 名は 4 回の合計として書かれており、回ごとの内訳は要項にありません
名前の似た別校 埼玉県川越市の秀明中学校とは別の学校です。市販の過去問集を買うときは取り違えないでください。なお登録上の正式名は末尾に「中学校」が付かない「秀明大学学校教師学部附属秀明八千代」です

いまの小 6 は 2027 年 1 月(専願は 2026 年 12 月)、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 精読した 2 年(2025・2026)は、大問 8 題・小問 36 問・解答欄 38 個が一致し、どの席に何が来るかという座席(問題の置き場所)も同じでした。
  2. 解答欄 38 個のうち 24 個(63%)が計算です。残りは図形が 8 問(角度 2・面積 4・立体の体積 2)、文章題が 6 問。
  3. 全 38 個が答えだけを書く形式で、記述・記号選択・作図はいずれも 0 問でした。

家でやること 3 つ

  1. 整数・分数・小数の計算を 8 問ずつのセットにして、3 セット 24 問を 20 分・全問正解で通せる状態にします。
  2. 色のついた部分の面積 4 問(大きな図形から引く/小さく分けて足す)を、週末にまとめて練習します。
  3. 三角定規 2 枚の組み合わせの角度と、円柱・角柱の体積(底面積 × 高さ)を固めます。

今週やる 1 つ

  1. 2025・2026 の大問 1・3・5(計算 24 問)だけを縦に解いて、20 分で通るか計ります。

注意

  1. 資料は算数 2 年分だけで、この 2 冊がどの入試回のものかも分かりません。「2 年とも同じだった」とは書けますが、「毎年こうだ」とは書けません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びだけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 2 年(2025・2026) 0 年 2 年(2025・2026) 高〜中。2025 は問題冊子と解答用紙の両方があり、答えの数値まで照合できました。2026 は転写の確度が低めと記録されていますが、別の転写と突き合わせて大問数・小問数・並びの一致を確認しました
国語 0 年 0 年 0 年 資料が 1 年もありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)
理科 0 年 0 年 0 年 この学校の入試科目に理科の記載がなく、資料もありません
社会 0 年 0 年 0 年 この学校の入試科目に社会の記載がなく、資料もありません

5. 一番大きな結論

精読した 2 年(2025・2026)は、大問の数・小問の数・どの席に何が座るかが、まるごと一致していました。

座席 2025 年度 2026 年度
大問 1 整数の四則計算 8 問 整数の四則計算 8 問
大問 2 文章題 1 問・角度 1 問・色のついた部分の面積 2 問 同じ 3 点セット
大問 3 計算 8 問(分数 4・小数 4) 計算 8 問(分数 8)
大問 4 文章題 1 問・角度 1 問・色のついた部分の面積 2 問 同じ 3 点セット
大問 5 計算 8 問(分数 6・分数と小数の混在 2) 計算 8 問(小数 8)
大問 6 場合の数(4 人のリレーの順番) 場合の数(6 人から 2 人ずつの組)
大問 7 立体の体積 2 問(円柱・四角柱) 立体の体積 2 問(円柱・三角柱の展開図)
大問 8 比例(ペットボトルのリサイクル) 仕事算(全体の仕事量を 1 とおいて日数を求める形)

いちばん大きな特徴は、解答欄 38 個のうち 24 個(63%)が純粋な計算問題だということです。大問 1・3・5 がそれぞれ 8 問ずつの計算で、これだけで全体の 6 割を超えます。残りは図形が 8 問(角度 2・面積 4・立体の体積 2)、文章題が 6 問。この配分が 2 年とも同じでした。

そして全 38 個が答えだけを書く形式です。記号を選ぶ問題が 0 問、記述が 0 問、作図が 0 問。「式や考え方も書きなさい」という指示も 2 年とも見当たりません。つまり部分点の入り込む余地が資料の範囲では見当たらず、合っているか合っていないかだけで決まる作りになっています。

したがって過去問の使い方は「同じ座席の問題を縦に並べて解く」と「計算の速さと正確さを仕上げる」の 2 つが中心になります(手順は 過去問の使い方)。ただし 2 年分しかないので、縦に並べても 2 問ずつにしかなりません。むしろこの 2 年の並びを出題の見取り図として使い、同じ作りの問題を市販の計算問題集で数をこなすほうが現実的だと思います。

もうひとつ大事な区別があります。固定されているのは「同じ種類の問題が同じ場所に出た」ことであって、「同じ問題が出た」ことではありません。2 年の設問文を突き合わせると、数値も設定も文章も作り直されています。ただ 1 か所だけ、大問 2 (2) の角度の問題が「右の図は 1 組の三角定規を組み合わせたものです。あ の角度を求めなさい。」という一字一句同じ一文で 2 年とも出ています(8 節)。

なお、座席の固定を数える全校索引には、この学校は載っていません。索引は 3 年以上続いた座席だけを数える作りで、この学校は資料が 2 年しかないため対象外になっています。「座席が動く学校だから載っていない」のではありません。

この学校の入試は 1 教科選択です(募集要項では国語・算数・英語から選ぶ形)。つまり選んだ 1 科目がそのまま結果になるので、4 科目をそろえて受ける学校のような「理科で稼いで国語を耐える」という科目間の埋め合わせが効きません。算数を選ぶなら、上の 24 問の計算を取り切ることがそのまま準備の中心になります。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々は計算の精度と図形の基礎を先に進めてください。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。以下の実例はすべて 2025・2026 年度の 2 年分から取っています。

  1. [毎日 10 分] 計算 24 問(整数 8・分数 8・小数 8)を、途中式なしで正確に。 大問 1 が整数、分数は 2026 が大問 3・2025 が大問 5、小数は 2025 が大問 3 の後半・2026 が大問 5 です。整数は 2 年とも (1)〜(3) が 2 つの数の計算、(4)〜(6) が 3 つの数、(7)(8) が 4 つ以上か括弧つき、というやさしい順に並ぶ作りでした(26×10161−(143−15)÷4(2025)、405÷(51−46)200−4×(45−81÷9)(2026))。分数は通分・帯分数の繰り下がり・約分・分数のわり算までひと通り(1 2/7 − 5/7(2025)、(7/10 − 5/14) ÷ 8/7(2026))。小数はわり算の位取りが最大の落とし穴です(19.47÷5.9(2025)、6.46÷1.7÷28.1÷0.3 − 58.5×0.2(2026))。あわせて計算の工夫(分配法則・交換法則)で楽になる問題が各年に混ざります(3.5×3.6 − 3.5×1.60.125×4/3(2025)、51×1208×5/12×3/28(2026))。気づかなくても解けますが、時間が変わります。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 各計算大問の (8) の括弧つき混合計算 — 2 年 × 3 大問 = 6 か所すべてがこれでした。111−(0.4×50+7.2÷1.8)(2025)、100−(1.2×75+9.2)(2026)。計算の順序を間違えると 1 問まるごと落ちるので、ここだけは筆算の書き方を決めておきます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 色のついた部分の面積 4 問 — 大問 2 (3) と大問 4 (3) が①②の 2 問ずつで、合計 4 問。長方形・正方形・三角形・台形を足し引きして求める作りが中心です(2025 は長方形から傾いた正方形を除く図、2026 は長方形 2 枚を重ねた図と、垂線を下ろして分ける五角形)。円やおうぎ形が混ざる年もあります(2025 大問 4 (3)② の答えが 44.56 ㎠ で、円周率 3.14 を使う形になっています)。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週 1 回] 角度 2 問 — 大問 2 (2) と大問 4 (2)。三角定規の組み合わせ(2 年とも大問 2 (2)、設問文まで同じ)と、多角形の内角(2025 は五角形の 4 つの内角から残り 1 つ、2026 は頂角 100° の二等辺三角形の組み合わせ)。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 立体の体積 2 問 — 大問 7。2 年とも (1) が円柱(2025 は直径 10cm・高さ 12cm で答え 942 ㎤、2026 は直径 10cm・高さ 24cm)、(2) が角柱(2025 は台形を底面とする四角柱で 720 ㎤、2026 は 3・4・5 の直角三角形を底面とする三角柱を展開図から組み立てる形)。表面積は 2 年とも出ていません。体積だけです。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 場合の数 2 問 — 大問 6。人を並べる・組にする設定が 2 年とも(2025 は 4 人のリレーの順番=24 通りと、男子を先頭とアンカーに固定=4 通り。2026 は男女 3 人ずつから 2 人組を作る、男女 1 人ずつの場合と区別しない場合)。並べ方と組み合わせの違いをはっきりさせておきます。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週末 60 分] 最後の大問 8 は「割合・比例の文章題」の枠 — 2025 は比例(ペットボトル 21 本=カーテン 8m、1 本 45g という 2 つの比例関係を継いで解く)、2026 は仕事算(A が 12 日・B が 6 日)。2 年で単元が入れ替わっているので、ここだけは幅を持って準備します。売買損益(原価・定価・売値の割合)・速さ・食塩水・平均なども入りうる座席だと考えておきます。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 単位をつけて答える習慣と、時間の見当 — 2025 の解答用紙では、答えが「120 円」「75°」「359 ㎠」「115 件」「24 通り」「942 ㎤」「252 本」「160m」とすべて単位つきで書かれています。単位の書き忘れをどう扱うかは分かりませんが、書く前提で練習しておきます。時間は、募集要項の情報では一般入試が 1 教科 50 分なので、38 個の解答欄を 50 分で埋めるなら 1 問あたり約 80 秒。計算 24 問を 20 分前後で抜けられれば、図形と文章題に 30 分を残せる計算になります。実際の時間は冊子に印字がないので、必ず募集要項で確かめてからタイマーを設定してください。(確認: 〜2026 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(精読した年 2 年(2025・2026)・構成だけ数えた年 0 年・資料のある年 2 年/大問 8・小問 36・解答欄 38・答えのみ)

年度×大問の題材表(前半の大問)

年度 大問数/小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2025 8/36 整数の四則計算 8 問
26×101 / 399÷21 / 3.54+4.9 / 6.38−2.15
32×6÷3 / 6×25−3×9 / 98+70÷5×6 / 61−(143−15)÷4
(1) 和差算(2 つの数の和と差からそれぞれを求める形。ノート 4 冊+万年筆 600 円で 1080 円)
(2) 角度(1 組の三角定規)
(3) 面積①②
計算 8 問(分数 4 問 → 小数 4 問)
1 2/7−5/7 / 3/2×5/6÷10 / 19.47÷5.9
3.5×3.6−3.5×1.6 / 111−(0.4×50+7.2÷1.8) ほか
(1) 割合(交通事故 92 件は前年比 20% 減)
(2) 角度(五角形の内角 80・125・122・135)
(3) 面積①②(円周率 3.14 を使う)
2026 8/36 整数の四則計算 8 問
476×7 / 51×120 / 592÷8 / 6+24×2
70÷5×6 / 120÷3−105÷5 / 405÷(51−46) / 200−4×(45−81÷9)
(1) 代金(120 円のノートと 100 円の消しゴムを 6 セット)
(2) 角度(1 組の三角定規)
(3) 面積①②(縦 7cm・横 10cm の長方形 2 枚を重ねた図形)
計算 8 問(分数 8 問)
5/16+1/16 / 2/3+5/12−3/4 / 8×5/12×3/28
10/21÷15/14 / (7/10−5/14)÷8/7 ほか
(1) 分数のひき算(15m の針金を 3/4m ずつ 10 人)
(2) 角度(頂角 100° の二等辺三角形の組み合わせ)
(3) 面積①②(五角形に垂線を下ろす)

年度×大問の題材表(後半の大問)

年度 大問 5 大問 6 大問 7 大問 8
2025 計算 8 問(分数 6 問+分数と小数の混在 2 問)
4/9×15/16 / (4/3−2/5)÷17/15
0.125×4/3 / 1+(8/3−1.6)÷0.8 ほか
場合の数(男子 2・女子 2 の 4 人のリレーの順番。全体で 24 通り、男子を先頭とアンカーにすると 4 通り) 立体の体積
① 直径 10cm・高さ 12cm の円柱=942 ㎤
② 直角台形を底面とする四角柱=720 ㎤
比例(2L ペットボトル 21 本=カーテン 8m、1 本 45g。96m 分に必要な本数と、18.9kg 分のカーテンの長さ)
2026 計算 8 問(小数 8 問)
4.5−2.8+5.3 / 2.1×4.2 / 6.46÷1.7÷2
40÷6.4×0.8 / 8.1÷0.3−58.5×0.2 / 100−(1.2×75+9.2)
場合の数(男子 3・女子 3 から毎日 2 人ずつ。男女 1 人ずつの組と、区別しない組) 立体の体積
① 直径 10cm・高さ 24cm の円柱
② 3・4・5 の直角三角形を底面とする三角柱を展開図から組み立てる
仕事算(A は 12 日・B は 6 日。2 人でかかる日数と、B と C で 3 日から C 単独の日数)

小問数の内訳は 2 年とも同じです。大問 1・3・5 が各 8 問、大問 2・4 が各 3 問(面積が①②に分かれるため解答欄は各 4 個)、大問 6・7・8 が各 2 問。合計 36 問・解答欄 38 個になります。

座席の固定(2 年分)

計算 24 問の中身

大問 2025 年度 2026 年度 共通していること
大問 1 整数 8 問 整数 8 問 2 項 → 3 項 → 4 項・括弧つき、とやさしい順。(8) は括弧つきの混合計算
大問 3 分数 4 問+小数 4 問 分数 8 問 導入文「ただし、約分できるものは約分しなさい」つき。(8) は括弧つきの混合計算
大問 5 分数 6 問+混在 2 問 小数 8 問 (8) は括弧つきの混合計算

図形(8 問)

角度 2 問。大問 2 (2) と大問 4 (2)。

面積 4 問(①②が 2 セット)。大問 2 (3) と大問 4 (3)。設問文は 2 年とも「次の図の色がついた部分の面積を求めなさい。」です。

立体の体積 2 問。大問 7。導入文は 2 年とも「(下/次の)図の立体の体積を求めなさい。ただし、円周率は 3.14 とします。」です。

文章題(6 問)

問い方の言い回し

使い回しについて(両年を突き合わせて確認したこと)

時間配分の目安(仮に 50 分として)

冊子に試験時間の印字がないため、募集要項の「一般入試は 1 教科 50 分」を仮に置いた目安です。実際の時間は必ず募集要項で確かめてください。

座席 解答欄 目安の時間 考え方
大問 1(整数の計算) 8 5 分 1 問 40 秒。ここで詰まるようなら他が回らない
大問 2(文章題・角度・面積) 4 6 分 面積の①②に時間がかかる
大問 3(計算) 8 7 分 分数か小数。約分の指示を読む
大問 4(文章題・角度・面積) 4 7 分 円周率つきの年はここ
大問 5(計算) 8 7 分 3 つ目の計算大問。集中が切れやすい
大問 6(場合の数) 2 4 分 数え上げでも間に合う規模
大問 7(立体の体積) 2 5 分 円柱は 3.14 のかけ算に時間がかかる
大問 8(割合・比例・仕事算) 2 6 分 (2) がひとひねり
見直し 3 分 計算 24 問の検算を優先

24 問の計算に合計 19 分という配分になります。ここを 15 分で抜けられれば、後半に 4 分の余裕が生まれます。逆に言えば、計算の速さがそのまま後半の余裕になる構造です。解く順番は冊子の順どおりでよいのですが、大問 2 (3)・4 (3) の面積で止まったら飛ばして先へ進む運用だけ決めておくとよいと思います。

家でやることの一覧は 7 節にまとめました。根拠となる年度と実例は上の各表を参照してください。

8-2. 国語(資料なし)

国語は問題文が資料に 1 年も入っていません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。募集要項では国語も選べる 1 教科に入っていますが、この分析からは国語について何も書けません。形式・大問数・記述の有無・出典(著者と作品)のいずれも未確認です。国語を選んで受けるつもりなら、市販の過去問集で確認してください。

8-3. 英語(資料なし)

募集要項では英語も選べる 1 教科に入っていますが、過去問データベースは英語の問題を扱っていないため、資料がありません。形式・分量とも未確認です。


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

資料が 2 年分しかないため、周期を数えることができません。ふつうこの節では「5 年出ていないから、そろそろ戻る」といった見立てを書きますが、この学校ではその根拠が作れません。代わりに、2 年のあいだに実際に入れ替わった座席と、2 年とも出ていない領域だけを事実として挙げます。最終確認年度は、その内容を原本で最後に確認できた年度です。

座席・単元 2025 年度 2026 年度 最終確認年度 中身と見方
大問 8(入れ替わった) 比例 仕事算 2026 年度 年ごとに単元が変わる座席と考えるのが自然です。割合・速さ・売買損益・食塩水・平均・和差算なども入りえます
大問 2 (1)・大問 4 (1) の文章題(入れ替わった) 和差算(ノート 4 冊+万年筆 600 円で 1080 円)と割合(20% 減で 92 件) 代金の計算((120+100)×6)と分数のひき算(15m から 3/4m を 10 人分) 2026 年度 単元名で覚えるより、「2〜3 行の短い文章題が 2 問ある」と置き場所で覚えるほうが実用的です
大問 3・大問 5 の分担(入れ替わった) 大問 3 が分数と小数の混在・大問 5 が分数中心 大問 3 が分数・大問 5 が小数 2026 年度 どちらの座席に何が来るかは決まっていません。分数と小数の両方が 8 問前後ずつ出る、と考えておけばよいと思います
2 年とも出ていない領域 0 問 0 問 確認できず 表面積、水そうと水位、速さ(旅人算・通過算・流水算・ダイヤグラム)、規則性・数列、食塩水、ニュートン算、図形の移動・回転、相似、面積比、グラフの読み取り、逆算(□を求める計算)。単元の中身は 用語集 にあります

「2 年とも出ていない」ものが「出ない」という意味ではありません(2 年しか見ていないためです)。ただ、限られた時間を割り振るなら、7 節の 8 項目のほうが先だと思います。


10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを前提に)

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) この学校の算数は、精読した 2 年では解答欄の 6 割強が計算でした。だから小 4 でやることははっきりしています。整数の四則計算を、括弧つき・4 項までひと通り。あわせて筆算のかけ算・わり算の精度。図形は、長方形と三角形の面積を「たす・ひく」で求める練習を、方眼の上で。時間を計る練習はまだ不要で、1 問を確実に合わせることのほうが先です
小 5(幅) 分数と小数がこの学校の中心になる時期です。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は分数の四則(通分・帯分数・約分・わり算)と、小数のわり算の位取りを、これでもかというほど反復。精読した 2 年では、大問 3 と大問 5 の 16 問が丸ごとここでした。週末 60 分はその週の単元 1 つで、次の順に置きます。多角形を分割して面積を出す → 三角定規の 2 枚組・二等辺三角形・多角形の内角 → 円柱・角柱の体積(底面積 × 高さ)→ 割合 → 比例 → 仕事算(全体の仕事量を 1 とおいて日数を求める・受験用教材の単元)→ 場合の数。この学校は 4 科目そろえる負担がないぶん、算数 1 科目の幅を小 5 で作りきれるのが強みになります。ただし国語・英語は資料が 1 年もない(→ 13 節)ので、国語や英語で受けるつもりなら市販の過去問集で形式を確かめてください
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。過去問が 2 年分しか手に入らない可能性が高いので、過去問を何周もするより、同じ作りの問題を市販の計算ドリルと基本問題集で数をこなすほうが向きます。過去問は「どんな順番で・どんな粒度で出るか」を確かめる 1〜2 回の通し演習に使い、残りは計算 24 問を 20 分で全問正解する訓練に振り分けます

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 この学校の算数は、難しい 1 問で差がつく作りには読めません。同じ重さの小問が 38 個並び、落とした数がそのまま結果になります。つまり差がつくのは、小 4 から積んだ計算の精度そのもの。逆に言えば、特殊算を何十種類も仕込む必要は精読した 2 年の範囲では見当たらず、計算・面積・角度・体積・場合の数・割合という基本の 6 本を、抜けなく・速く・正確にやれる子が有利になります。早く始めた分がいちばん素直に形になる出題だと思います。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方であれば、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏・男女の区別は扱いません(それらは別のページの領分です)。

この学校については、併願候補の一覧を自動集計で出すことができませんでした。 併願候補は「2 科目以上の過去問資料がある学校どうし」でしか計算できない作りになっており、この学校は算数 1 科目・2 年分しか資料がないためです(併願候補ページ)。代わりに、転用の観点で言えることだけを書きます。


13. 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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