共栄学園中学校 の過去問分析

共栄学園中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

共栄学園中学校 過去問分析(2024〜2026 年度・第 1 回相当・3 年分/国語は 2018・2020 年度)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都葛飾区
男女 共学(2001 年に中学が共学になりました)
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前(特進 20 名・進学 50 名)= 2 教科(国語・算数)/4 教科/適性検査Ⅰ・Ⅱ/適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ から選ぶ。第 2 回 2 月 2 日午後(特進 15 名・進学 5 名)と第 3 回 2 月 3 日午前(特進 5 名・進学 5 名)= 2 教科(国語・算数)。第 4 回「理数・国際入試」2 月 7 日午前(特進 5 名・進学 5 名)= 算数または英語の 1 教科を選ぶ。第 5 回 2 月 1 日午前(特進 5 名・進学 5 名)= 2 教科または適性検査Ⅰ・Ⅱ(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 どの回・どの科目も 50 分・100 点
第 5 回の位置づけ 第 5 回は、第 1 回と同じ 2 月 1 日午前・同じ時刻に行われる別枠です
同名・類似名の注意 学校法人共栄学園の中学校です。同じ法人の春日部共栄中学校(埼玉県)とも、名前の似た共立女子中学校とも別の学校です

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 算数・理科・社会は、同じ種類の問題が同じ場所に出る並びが、精読した 3 年(2024〜2026)で動いていません。算数は大問 1 が計算 5 問+逆算 1 問、理科は大問 1 が物理・大問 3 が生物・大問 4 が地学、社会は前半 2 大問が地理・最後の大問が公民です。
  2. ただし、同じ問題そのものは出ません。精読した 3 年の設問文を突き合わせても、数値や図まで一致する使い回しは見つかりませんでした。
  3. 算数の記述は 20 問中 1 問だけ(最終大問の最終小問)で、残り 19 問は答えだけを書きます。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1(計算 5 問+逆算 1 問)を、毎日 6 問セットで時間を計って解きます。
  2. 理科は物理・化学・生物・地学を均等に進めます。大問 1 が物理、大問 3 が生物、大問 4 が地学と並びが決まっているので、苦手分野がそのまま点の穴になります。
  3. 社会の「あなたはどう考えるか」を週 1 本書きます(精読した 3 年とも出ています)。

今週やる 1 つ

  1. 直近 3 年(2024・2025・2026)の算数の大問 1・2 だけを続けて解き、11〜12 問を何分で抜けられるか計ります。

注意

  1. この資料で精読できたのは第 1 回相当の 4 科目だけです。第 2 回以降・適性検査・第 4 回の英語については何も言えません。国語は 2021 年度以降の問題文が資料にありません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びだけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2024・2025・2026) 0 年 8 年(2017 年度から。2019・2021 年度は資料なし) 中。2024・2026 年度の冊子は判読の確度が低いと記録されています
理科 3 年(2024・2025・2026) 0 年 6 年(2020 年度から。2021 年度は資料なし)
社会 3 年(2024・2025・2026) 0 年 6 年(2020 年度から。2021 年度は資料なし) 中。2024・2025 年度の冊子は判読の確度が低いと記録されています
国語 2 年(2018・2020) 0 年 2 年(2018・2020) 高。ただし 2021 年度以降の問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)

5. 一番大きな結論

この学校の入試は「大問の並び」がとても安定しています。 精読した 3 年(2024〜2026)で、次の並びが動いていません。ここで言う座席(問題の置き場所)とは、大問の何番目に何の分野・何の種類の問題が来るか、という並びのことです。

科目 同じ場所に同じ種類の問題が来る箇所 何年ぶん確認したか
算数 大問 1 = 計算 5 問+逆算(□にあてはまる数を求める計算)1 問(合計 6 問) 3 年連続(2024〜2026)
算数 大問 2 = 各分野から 1 問ずつの小問集合 5〜6 問 3 年連続(2024〜2026)
算数 最後の大問の最後の 1 問だけが「考え方も書きなさい」 3 年連続(2024〜2026)
理科 大問 1 = 物理(ふりこ/電磁石/電気回路) 3 年連続(2024〜2026)
理科 大問 3 = 生物(植物/動物の誕生/こん虫と分類) 3 年連続(2024〜2026)
理科 大問 4 = 地学(流水のはたらき/地震/気象) 3 年連続(2024〜2026)
社会 前半の大問 2 つ=地理(毎年ひとつの地方を選んで掘る)/最後の大問=公民 3 年連続(2024〜2026)

一方で、同じ問題そのものが出るわけではありません。精読した 3 年の設問文を突き合わせましたが、数値や図まで一致する使い回しは見つかりませんでした。似ているのは「どの場所にどの種類の問題が来るか」であって、中身は毎年作り直されています。

したがって過去問の使い方は、「時間の使い方を身につける」+「単元ごとの解き方を仕上げる」が中心になります。「出る問題を覚える」使い方は、この学校には向きません。算数なら「大問 1・2 の 12 問前後を何分で通過するか」を毎回計るのが最も再現性が高く、理科・社会なら「決まった座席に来る分野を、その順番で仕上げる」練習が効きます(手順は 過去問の使い方)。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々は基礎(計算の正確さ・1 行問題・4 分野の均等・漢字語彙)を先に進めてください。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の 6 問を、時間を計って — 計算 5 問+逆算 1 問という構成が、精読した 3 年とも同じです。逆算は 3 年とも「{(□+10)×3−6}×5/7=45」のように 2〜3 段の入れ子になります。ここだけで 20 問中 6 問(3 割)を占めます。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数・大問 2 の小問集合を分野別につぶす — 精読した 3 年に出た顔ぶれは、年齢算・過不足算・通過算・仕事算・角度・場合の数・平均・食塩水・植木算・倍数の個数・和差算・曜日の周期です。1 行題(数行で終わる短い文章題)を広く速く、が要ります。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週 1 回] 算数・円とおうぎ形の求積 — 2024 年度は大問 3 でおうぎ形と円の複合(周りの長さと面積)、2025 年度は大問 3 で正方形と半円・おうぎ形の斜線部、2026 年度は大問 2(5) で正方形に外接する円。3 年連続で必ず顔を出しています。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 算数・速さを 4 通り、規則性を 2 方向で — 速さは 2024 年度が兄弟の出会いと追いつき、2025 年度が下校途中で引き返すグラフ、2026 年度が流水算(A・B・C 地点の往復)と出会いの 1 行題で、3 年連続で速さの大問があります。「出会い・追いつき・グラフ・流水」の 4 通りを用意してください。規則性は 2024 年度が 2/35=1/5−1/7 を手がかりに 24 個の和を出す問題、2025 年度が 1, 4, 2, 8, 3, 12 … の数列、2026 年度が曜日の周期で、数列と部分分数(1 つの分数を 2 つの分数の差に分ける)の 2 方向から準備します。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週末 60 分] 算数・「考え方を書く」1 問の書き方を決めておく — 式だけでなく「なぜその式になるか」を 2〜3 行で書きます。精読した 3 年とも最終大問の最終小問にあり、部分分数の和・数列の合計・立方体のくりぬきの表面積という、その年の一番重い問題が選ばれています。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週末 60 分] 理科・4 分野を均等に、理由は 1〜2 文で — 大問 1 が物理、大問 3 が生物、大問 4 が地学と座席が決まっているので、苦手分野を残すとそのまま点の穴になります。「理由を説明しなさい」の問いは 2024 年度「実験のまとめのうち正しくないものを 2 つ選び、理由を説明」、2025 年度「鉄くず集めに強力な磁石でなく電磁石を使う理由」、2026 年度「電池のつなぎ方による違いの説明」と 3 年連続です。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 社会・地図と地形図の読み取り、意見を書く記述を 1 本 — 読み取りは 2024 年度が桜島の 2 万 5 千分の 1 地形図(16 cm が実際に何 km か・寺院と灯台の記号)、2025 年度が上諏訪駅周辺の地形図(4 cm が何 m か・地図記号・読み取りの正誤)、2026 年度が近畿地方の地図・雨温図・林業従事者数のグラフ。意見の記述は 2024 年度「鹿児島市民として噴火に備えてできること」、2025 年度「湖の水質改善に下水道整備以外でできること」「国連は世界平和の役割を果たせているか」、2026 年度「環境のためにあなたができること」と 3 年連続です。正解を当てる問題ではないので、理由を 1 つ付けて言い切る形に慣れておいてください。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・知識の大問に備える — 精読した 2 年では、漢字の書き取り・読み、敬語、四字熟語、慣用句、助動詞、類義語、文学作品の時代が、読解とは別の独立した大問として置かれていました。(確認: 〜2020 年度)

8. 科目別の詳細

まず 4 科目の見取り図です。

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数 高い(小問 20 問が 3 年とも同じ・大問 5〜6) 前半は基礎の総ざらい、後半は 2〜3 問ずつの単元別 大問 1・2 の取りこぼしゼロ化と時間管理
理科 高い(大問 4 つ・小問 14〜15 問、分野の並びが固定) 実験や資料を読ませ、理由を書かせる 4 分野を均等に。理由を 1〜2 文で書く練習
社会 高い(大問 4〜5・小問 27〜28、地理→歴史→公民の順) 毎年ひとつの地方を地理で掘る+前年の出来事が入口 地図・地形図の読み取りと、意見を書く記述
国語 2 年ぶんしか精読できていない 知識問題の大問が独立し、読解は選択と抜き出しが主軸 漢字・敬語・四字熟語などの知識と、選択肢の吟味

8-1. 算数(精読した年: 2024・2025・2026)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2024 計算 5 問+逆算 1 問 小問集合 6 問(年齢算・過不足算・通過算・直角三角形の高さ・仕事算・正五角形と正三角形の角度) おうぎ形と円の複合(周りの長さ・面積) 速さ(兄弟の出会いと追いつき) 割合(映画館の入場者・2 日間の合計) 規則性(2/35=1/5−1/7 を使う和)
2025 計算 5 問+逆算 1 問 小問集合 5 問(倍数の条件・場合の数・平均の速さ・砂糖水の濃度・植木算) 図形の小問集合 4 問(正方形と半円・おうぎ形の斜線部/折り返しの角度/回転体の体積) 速さとグラフ(下校途中で学校へ引き返す) 規則性(1, 4, 2, 8, 3, 12 … の数列) ―(5 大問)
2026 計算 5 問+逆算 1 問 小問集合 6 問(倍数の個数・倍数関係の人数・仕事算・出会いの速さ・正方形の外接円・曜日の周期) 水そうと仕事算(毎分 10 L 流出・途中から 2 人で注水) 平面図形(長方形の分割/正三角形の周りを回る円) 流水算(A・B・C 地点の往復) 立体(立方体のくりぬき・体積と表面積)

「―」はその年にその番号の大問が無いことを示します。表に出てくる年齢算・過不足算・通過算・仕事算・植木算・和差算・流水算などの中身は 用語集 にあります。

座席の固定(何年連続か)

座席 何が来るか 確認できた年
大問 1 計算 5 問+逆算 1 問の 6 問 2024・2025・2026 の 3 年すべて
大問 2 各分野から 1 問ずつの小問集合 5〜6 問 3 年すべて
最終大問の最終小問 「この問題は考え方も解答用紙に書いて答えなさい」 3 年すべて

頻出と周期(精読した 3 年)

問い方の傾向


8-2. 理科(精読した年: 2024・2025・2026)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問 1(物理) 大問 2 大問 3(生物) 大問 4(地学)
2024 ふりこ(3 グループの実験のまとめから誤りを 2 つ指摘) 二酸化炭素(水そうのロウソク・石灰水・ビンの中の燃焼) 植物のつくりと成長(発芽条件・色水と断面・受粉) 流水のはたらき(荒川上流の写真の岩)
2025 電磁石(巻き数・電池の数の条件そろえ/鉄くず回収装置) 水よう液 6 種の判別(塩酸・炭酸水・食塩水・重そう水・アンモニア水ほか、中和も) 動物の誕生(卵生と胎生・ヒトの誕生・呼吸のしかた) 地震(震度とマグニチュード・液状化・ゆれ始めの時刻)
2026 電気回路(豆電球と電池の直列・並列、逆向きの電池) ものの温まり方(金属板の熱の伝わり・水の対流・熱平衡) こん虫と動物の分類(仲間分けの条件を自分で答える) 気象(気象衛星画像 4 枚と気温の表から翌々日を予想)

頻出と周期(精読した 3 年)

問い方の傾向


8-3. 社会(精読した年: 2024・2025・2026)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問 1(地理) 大問 2(地理) 大問 3(歴史) 大問 4(歴史) 大問 5(公民)
2024 九州南部(屋久島・奄美大島、桜島の地形図、地熱発電) 九州南部の農業(促成栽培・シラス台地・畜産) 古代〜平安(『魏志』倭人伝・空海・藤原氏の家系図・平将門・遣唐使) 江戸(江戸の町づくり・参勤交代・享保の改革・神仏分離令) 日本国憲法・消費税(税率が上がったらどうなるか)
2025 長野県・諏訪湖(湖の水質、上諏訪駅周辺の地形図) 長野県の農業(りんご・ぶどう・高原野菜・抑制栽培) 近現代中心(ラジオ放送 100 年からたどるメディアの歴史) 江戸(蔦屋重三郎・喜多川歌麿・寛政の改革と田沼意次の狂歌) 国際連合(拒否権・核兵器・PKO・国連への意見)
2026 近畿地方(京阪神大都市圏、琵琶湖の水質、大阪湾の資料読み取り、大阪万博) 近畿地方の地図(リアス海岸・紀伊山地の林業・雨温図) 大阪の通史(会話文・十七条の憲法から戦後まで 10 問) ―(2026 年度は歴史が大問 3 に一本化) ―(公民は大問 4:選挙年齢・地方自治・社会保障・国際)

頻出と周期(精読した 3 年)

問い方の傾向


8-4. 国語(精読した年: 2018・2020)

国語は 2021 年度以降の問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)ため、以下は 2018 年度と 2020 年度に限った話です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。2 年ぶんしか精読していないので、「毎年」とは書けません。

年度×大問の題材表(精読した 2 年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2018 漢字の書き取り 5 問・読み 5 問(送りがなの指定あり) 敬語に直す 5 問 説明文の読解(9 問) 小説の読解(9 問)
2020 説明文の読解(情報化社会と読書、6 問) 小説の読解(『吾輩は猫である』、5 問) 知識のまとめ(助動詞・四字熟語・類義語・作品の時代、4 問)

小問数は 32 問(2018)と 15 問(2020)で、この 2 年のあいだで倍以上ちがいます。大問数も 4 と 3 です。大問と小問の作りは、この 2 年では安定していません。

出典

原本の本文末尾に書かれていた出典は次のとおりです。

説明文は「科学の考え方」「読書と情報」といった、学ぶことそのものを扱った文章が 2 年とも選ばれています。

問い方の傾向


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した 3 年に出ていないか、出方が細っている題材です。資料の並びを見るかぎり、どれも周期的に顔を出しています。最終確認年度は、その題材を原本で最後に確認できた年度を指します。

単元 出ていた年 最終確認年度 中身
算数の立体図形 2025・2026 2026 年度 2026 年度に大問 6(立方体のくりぬきの体積と表面積)で出ましたが、2024・2025 年度には独立した大問がありませんでした(2025 年度は回転体が小問で 1 問)。逆に言えば、出る年は最後の重い大問になりやすいところです
算数の場合の数 2025 2025 年度 2025 年度に大問 2 の 1 問だけ。大問として出た年もあるので、1 行題以上の準備をしておくと安全です
算数の資料の読み取り・平均 2025 2025 年度 2025 年度に平均の速さが 1 問。表やグラフから読ませる形も想定しておいてください
理科の化学 2024・2025 2025 年度 大問 2 は 2024 年度が二酸化炭素、2025 年度が水よう液の判別と、化学が 2 年続きましたが、2026 年度は熱の伝わり方でした。化学が消えたわけではなく、大問 2 の枠が「実験を追う問題」として使われていると読むのが自然です
理科の天体(月・星) 2023 2023 年度 2023 年度に大問 4 で出ていますが、精読した 3 年(2024〜2026)にはありません。月の満ち欠けと星の動きは残しておきたいところです
社会の歴史の大問 2 つ体制 2024・2025 2025 年度 2024・2025 年度は歴史が大問 2 つ(古代〜中世+江戸、近現代+江戸)でしたが、2026 年度は 1 つの通史大問にまとまりました。歴史の総量は変わっていないので、通史 1 本にも、時代別 2 本にも対応できるようにしておいてください

10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを想定)

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) 計算の正確さが、そのまま大問 1 の 6 問に直結します。小数と分数の混じった四則計算、工夫して計算する形(167×1.57−89×1.57+22×1.57 のようなくくり出し)、逆算をここで入口だけ通しておきます。国語は漢字と語句、理科は身のまわりの実験の観察記録、社会は地図帳を眺める習慣。時間はまだ計りません
小 5(幅) 単元をひととおり回す時期です。この学校では大問 2 の小問集合に何が来るか分からないので、穴を作らないことが最優先になります。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にし、平日 15 分は計算と逆算、週末 60 分はその週の単元 1 つに当てます。単元は 8 節の年度×大問の表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使い、次の順に置いてください。倍数・約数(倍数の個数・倍数関係の人数)→ 和差算 → 年齢算 → 過不足算 → 植木算 → 平均 → 割合 → 食塩水(濃度)→ 仕事算 → 速さ(出会い・追いつき・グラフ・流水算・通過算)→ 角度 → 円とおうぎ形の求積 → 立体 → 場合の数 → 規則性・数列 → 曜日の周期。このうち年齢算・過不足算・植木算・仕事算・通過算・和差算・流水算は受験用教材の単元で、教科書には出てきません(中身は 用語集 に)。理科は 4 分野を均等に、社会は地形図の読み方(縮尺・記号・等高線)をここで固めると小 6 で楽になります。記述は「理由を 2〜3 文で書く」習慣づけを始めます。国語は 7 節 8 番の知識の大問への備えを続けますが、国語は 2021 年度以降の問題文が資料に無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降は年度通しで 50 分を計る演習と、「大問 1・2 だけを 3 年ぶん続けて解く」縦の演習を併用します。理科・社会は分野の座席が決まっているので、「大問 1 の物理だけ 3 年ぶん」「地理の大問だけ 3 年ぶん」という縦の解き方が特に効きます

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつきやすいのは、小 5 での全分野の一巡と、小 6 の時間管理の二つです。算数の大問 1・2 で 20 問中 11〜12 問を占めるため、ここを速く正確に抜けられるかどうかで、後半の図形・速さ・規則性にかけられる時間がまったく変わります。小 4 のうちに計算の正確さを作り、小 5 で 1 行題の分野を残さず回しておくと、小 6 では後半の大問と記述にだけ集中できます。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・合格可能性・通学圏は扱いません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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