成立学園中学校 の過去問分析

成立学園中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

成立学園中学校 過去問分析(2010〜2026 年度・第 1 回相当・算数 10 年 / 理科 10 年 / 社会 10 年 / 国語 5 年)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都北区
男女 共学
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前 — 2 科・4 科・適性検査から選択
第 2 回(特待)2 月 1 日午後 — 1 科(国語・算数・理科・社会から選択)
第 3 回 2 月 2 日午前 — 2 科・4 科から選択
第 4 回(特待)2 月 2 日午後 — 1 科(国語)
第 5 回(特待)2 月 3 日午後 — 1 科(算数)
第 6 回 2 月 4 日午前 — 2 科
募集 40 名は第 1 回と第 2 回の合計、募集 20 名は第 3 回と第 4 回の合計
試験時間・配点 第 1 回・第 3 回は国語 50 分・算数 50 分・理科 25 分・社会 25 分(各 100 点)。第 1 回の適性検査はⅠ〜Ⅲ各 45 分(各 100 点)。第 2 回・第 4 回・第 5 回は 60 分・100 点。第 6 回は国語・算数 各 50 分(各 100 点)
面接 第 1 回・第 3 回・第 6 回に面接はありません
旧称 成立高等学校(1972 年改称)、成立学園高等学校(2004 年改名)

上の表は 2026 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。

このレポートが分析したのは、第 1 回相当と考えている 1 冊だけです。第 2 回以降の傾向はこの資料からは分かりません(→ 4 節・13 節)。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 大問の並びが科目をまたいで固定されています。同じ種類の問題が同じ場所に出る、という意味での座席(問題の置き場所)が 2010 年度から 2026 年度まで動いていません。
  2. 算数は精読した 10 年すべてが 5 大問・小問 19 前後で、大問 1 が計算 4 問、大問 2 が一行文章題(数行で終わる短い文章題)6 問、大問 3 が図形 3 問、大問 4 がルールを説明してから作業させる設定問題 3 問です。
  3. 理科は精読した 10 年すべてが 4 大問(大問 2 が生物、大問 3 が地学、大問 4 が力・電気・音)、社会は精読した 10 年すべてで最後の大問が公民、国語は精読した 5 年すべてで前半が読解 2 題・後半が知識問題 3 ブロックです。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 3(角度・円とおうぎ形・立体の体積)だけを 10 年分、年度をまたいで縦に解きます。
  2. 社会の最後の大問(公民)だけを 10 年分、縦に解きます。
  3. 理科の大問 4(力・電気・音)だけを 10 年分、縦に解きます。

今週やる 1 つ

  1. 算数の大問 1 の計算 4 問を、精読した 10 年分まとめて時間を計って解き、(3) の「分配法則でまとめられる形」に気づけるかを確かめます。

注意

  1. 国語は 2016 年度以降の問題冊子が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いた国語の話は 2015 年度までのものです(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並び・小問の数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 資料の無い年 判読の確度
算数 2010〜2015、2017、2023、2025、2026 の 10 年 0 年 10 年 2016、2018〜2022、2024 高。2023・2026 は図の説明文にあいまいな箇所(「または」「あるいは」)が残りますが、大問構成と題材の読み取りに支障はありません
理科 2010〜2015、2017、2023、2025、2026 の 10 年 0 年 10 年 2016、2018〜2022、2024 中〜高。年により転写の粒度に差があります
社会 2010〜2015、2017、2023、2025、2026 の 10 年 0 年 10 年(ほかに 2020 年度は解答用紙だけがあり、問題冊子が無いので分析に使っていません) 2016、2018〜2022、2024 中〜高
国語 2010、2012、2013、2014、2015 の 5 年 0 年 5 年(ほかに 2011 年度は解答だけがあります) 2016 年度以降は問題冊子が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです) 中。2015 年で止まっています

5. 一番大きな結論

この学校の入試は「大問の並び」が科目をまたいで固定されています。

ここで言っているのは「同じ種類の問題が同じ場所に出る」という意味で、同じ問題が出るという意味ではありません。実際、算数では 2023 年度と 2025 年度の大問 3 に「下の図のように 2 つの三角形が重なっています。図のア, イの角度を求めなさい。」という一字一句同じ設問文があり、2025 年度と 2026 年度の大問 3 には「下の立体は直方体を組み合わせたものです。この立体の体積を求めなさい。」が共通します。しかしどちらも図の寸法と形が違います。同じ作りの問題を毎年作り直していると読むのが正しい姿です。

したがって、過去問の使い方は「単元の解き方を、決まった場所で確実に出せるようにする」に近くなります。年度を通しで解くだけでなく、同じ座席の問題を年度をまたいで縦に並べて解く(算数の大問 3 だけを 10 年分、理科の大問 4 だけを 10 年分、社会の最後の大問だけを 10 年分)のが効率がよくなります。

一方で「毎年変わるもの」もはっきりしています。算数の大問 2 の 6 枠に入る単元、理科の各分野の中の単元、社会の題材となる文章のテーマは年ごとに入れ替わります。ここは幅を持って準備するしかありません。算数の大問 5 だけは、2010〜2017 年度の 7 年がすべて速さ・水量のグラフだったのに対し、2023・2025・2026 年度の 3 年はすべて推理・論理と入れ替わっています。2018〜2022 年度の資料が無いので、いつ入れ替わったかは分かりません。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。同じ座席の問題を縦に解く演習は小 6 の夏以降が目安です。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の計算 4 問を落とさない — 精読した 10 年すべてで導入文まで同じ「次の計算をしなさい。」の 4 問です。(3) は分配法則でまとめられる形が 2025・2026 と続いています(3.14×1.7+3.14×1.3、3.6×1.25+2.4×0.75)。工夫に気づけるかで時間が変わります。精読した 10 年分をまとめて時間を計って解いてください。1 問でも落とすと重く効きます。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数・大問 3 の図形 3 点セットと大問 2 の 6 枠 — 大問 3 は 10 年すべて図形 3 問(角度・円とおうぎ形・立体の体積)なので、年度をまたいで縦に解きます。角度は「2 つの三角形の重なり」(2023・2025)と「長方形の折り返し」(2026)の 2 系統を各 3 年分。大問 2 は 10 年で割合と比 6 回・平均算 6 回・つるかめ算(2 種類のものの個数を合計から求める・受験用教材の単元)5 回・速さ 5 回で、直近 3 年は食塩水 2 回・平均算 2 回・割合 2 回・速さ 2 回です。割合と比・平均算・つるかめ算・速さ・食塩水の 5 つで 10 年の半分以上を占めるので、この 5 つを単元別に縦断してください。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週 1 回] 社会・最後の大問(公民) — 10 年すべて公民で締めます。選挙制度(2012・2017・2026)、憲法(2010・2011・2023)、地方自治(2014・2025)、三権分立(2013)、国際連合(2015)を一巡してください。選挙制度・憲法・地方自治・三権分立の 4 本を回しておけば、どれが来ても形は同じです。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週 1 回] 社会・雨温図と地形図、前年の出来事 — 雨温図は 2023 長野、2025 東京、2026 小笠原諸島と 3 年連続です。札幌・金沢・高松・那覇との見分けを固め、東京・小笠原も含めて気候の違いを見分けられるようにします。地形図は 2023(松川の流れる向きとその理由・縮尺の比較)と 2026(長崎県庁付近)の 2 年分を必ず(等高線から川の流れる向き、地図記号、縮尺の比較)。前年の出来事は毎年、大問 1 の文章の入口になります(2025 はパリ五輪・能登半島地震・衆院選・新紙幣・北陸新幹線)。前年 1 年間の出来事を、選挙・災害・国際大会・新紙幣・交通の開業の 5 分野でまとめてください。都道府県の同定(位置・県庁所在地・地形・産物)は白地図で。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週末 60 分] 理科・大問 4(力・電気・音)と「実験の条件をそろえて比べる」問題 — 10 年すべて大問 4 がこの分野で、てこは 2013・2014・2015・2026 の 4 回、電気回路は 2010・2011・2012・2017 の 4 回です。3 問セットを年度をまたいで縦に解くなら、てこ 4 年分がいちばん手厚くなります。生物の大問 2 は「実験の条件をそろえて比べる」問題に集中してください。だ液(2023)、受粉(2023)、ダンゴムシと落ち葉(2026)と、対照実験の設計が 3 年で 3 回。2026 は「もう一つ入れ物を用意して比べたい。中にはどのような準備をすればよいでしょうか」と、自分で対照実験を設計させる問い方です。あわせて大問 3(地学)は星座早見(2023・2026)と天体の角度計算を先に、流水(2012・2025)も 2 年分。大問 1(水溶液・気体・燃焼・熱)は、表やグラフから比例で計算する練習(2010 の水素の量、2023 の溶解度、2025 の二酸化炭素濃度)。記述は 40〜80 字で「理由」「方法」「準備するもの」を 1〜2 文で書く練習をし、図を添えてよい問題が複数あるので、図を描いて説明する形にも慣れておきます。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会・資料つきの記述 — 2023「なぜ国土地理院は自然災害伝承碑の地図記号を設置したと思うか、あなたの考えを説明しなさい」、2025「クマの目撃情報が増えているのはなぜか。伐採跡地の写真を参照して説明すること」、2026「シルバー民主主義とはどのような意味か、世代別人口の表を参考にして説明しなさい」。添えられた資料を根拠に使って書く練習を 60〜100 字で行い、「表・グラフ・写真のどこを根拠にしたか」を必ず一言入れて書きます。(確認: 〜2026 年度)
  7. [毎日 10 分] 国語・知識 3 ブロック(慣用句・ことわざ/カタカナ語/漢字) — 精読した 5 年すべてで冊子の後半にあり、小問 30〜40 のうち 3〜4 割を占めます。冊子の 3〜4 割が知識で、ここは対策すればそのまま点になります。漢字は送り仮名つきで書く形(2015)で練習し、部首・筆順も一度は通します。読解は記号選択の消去法で、傍線部の前後だけでなく選択肢どうしの違いを比べる練習を。抜き出しは「何字で」「始めの五字」の指示を取り違えないことです。ただし 2016 年度以降の形式は資料で確認できていないので、過去問集を手に入れて、記述の量と大問数が変わっていないかを最初に確かめてください(→ 13 節)。(確認: 〜2015 年度)
  8. [週末 60 分] 算数・大問 4 と大問 5 — 長いルールを読んで手を動かす 3 問(大問 4)と、条件から配置を絞る推理(大問 5)です。直近 3 年の大問 5 は 16 マスの配置・ダイヤル錠・魔方陣で、2023 は「この配置になるように、残り 1 つの条件を答えなさい」と逆向きにも聞いています。大問 4 は「長いルールを読んで (1) で 1 例を作る」練習を。じゃんけん(2010・2012・2014)と碁石(2017・2026)は作りが近いものです。大問 5 は 2023・2025・2026 の推理 3 年分を先に、そのうえで 2012・2013・2014・2017 の水量・速さのグラフを 2〜3 年分やっておきます。(確認: 〜2026 年度)

8. 科目別の詳細

各科目の形式面は 10 節、しばらく出ていない単元は 9 節にまとめてあります。

科目横断の要点

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数 5 大問・小問 19(10 年中 9 年が 19 ちょうど)。大問ごとの内訳 4・6・3・3・3 も 9 年一致。答えのみで途中式は書かせない。円周率 3.14 座席は固定、中に入る単元は毎年入れ替わる。同じ設問文でも図と数値は作り直される 大問 2 の一行文章題 6 枠(割合と比・平均算・つるかめ算・速さ・食塩水)と、大問 3 の図形 3 点セット(角度・円とおうぎ形・立体の体積)
理科 4 大問。小問は直近 2 年が 12 ちょうど(2023 は 24)。選択が 4〜5 割、記述 0〜4 問、作図が入る年もある 生物・地学・物理の座席が 10 年不変。身のまわりの出来事から実験に入る作り 4 分野を薄く広く。とくに「実験の条件をそろえて比べる」問題と、40〜80 字の説明記述
社会 2 大問が基本(2013 年度以降、2023 を除く 6 年)。小問 18〜33。記号選択が主軸で記述 1〜7 問 1 つの長い文章・会話文に下線部を張り、地理・歴史・公民を横断させる。前年の出来事が入口 雨温図(3 年連続)、地形図の読図、都道府県の同定、そして最後の大問の公民
国語 大問 3〜5・小問 30〜40。50 分。記述は 0〜1 問(字数指定つき) 読解 2 題+知識 3 ブロック。知識の比重が大きい 慣用句・カタカナ語・漢字(送り仮名込み)を毎日少量。読解は記号選択の消去

8-1. 算数(50 分・大問 5・小問 19)

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2(一行文章題 6 問) 大問 3(図形 3 問) 大問 4(ルールを与えて作業させる) 大問 5
2010 計算 4 8 問(つるかめ・割合・平均・約束記号
売買損益・数の性質・集合)
角度/立体の体積/円とおうぎ形 じゃんけんで進む歩数 電車と自転車のダイヤグラム
2011 計算 4 場合の数・比例・売買損益・つるかめ・速さ・数の性質 角度/円とおうぎ形/立体の体積 さいころの目で進む距離 台形上を動く点とグラフ
2012 計算 4 逆算・つるかめ・割合・場合の数・平均・規則性 角度/立体の体積/円とおうぎ形 じゃんけんの得点計算(勝ち 8 点・負け −5 点) しきりのある水そうと水位グラフ
2013 計算 4 逆算・割合・平均・和差算・時計算・規則性 角度/円とおうぎ形/容器の水 さいころでメダルを取り合う 出会いと折り返しのグラフ
2014 計算 4 逆算・規則性・場合の数・規則性・速さ・食塩水 角度/円とおうぎ形/立体の体積 じゃんけんの得点計算(グー 5 点・パー −3 点) 歩く速さの変化とグラフ
2015 計算 4 場合の数・数の性質・割合・時計算・仕事算・つるかめ 円の転がり移動/角度(二等辺三角形と正三角形)/容器の向きと水の深さ ※転写が 3 大問に割れている 4 枚のカードの並べ替えゲーム 台形上を動く 2 点 P・Q
2017 計算 4 速さ・割合・平均・数の性質・速さ・速さ 円とおうぎ形/角度/三角柱の切断・投影 碁石を黒白交互に増やして並べる 三角柱の容器に三角柱の石を入れる水位
2023 計算 4 平均・売買損益・食塩水・和差算・通過算・集合 角度(2 つの三角形の重なり)/おうぎ形の周/台形の面積 プリントを並べ替えるロボットの手順 16 マスに A〜D を配置する推理
2025 計算 4 和差算・速さ(一輪車)・規則性(ガードレール)・平均・食塩水・過不足算 正方形と円のしゃ線部/角度(2 つの三角形の重なり)/組み合わせた直方体の体積 コインとさいころで座標を進める 4 桁のダイヤル錠の数当て
2026 計算 4 年齢算・つるかめ・割合・仕事算・速さ(池の周り)・割合 正方形と 4 つのおうぎ形のしゃ線部/組み合わせた直方体の体積/長方形の折り返しの角 碁石で (縦, 横) の長方形を作る 魔方陣と 100m 走の順位推理

表に出てくる特殊算(つるかめ算・和差算・過不足算・通過算・仕事算・時計算・年齢算など)の中身は 用語集 にあります。いずれも受験用教材の単元です。

座席の固定(この学校でいちばんはっきりしている点)

5 節に引用した 2023 大問 3 と 2025 大問 3 の同文、2025 大問 3 と 2026 大問 3 の同文は、いずれも図の寸法・形が違います(2025 の立体は 8cm×7cm×9cm の L 字、2026 は 9cm×3cm/8cm の T 字)。

頻出単元と周期(大問 2 の 6 枠)

精読した 10 年での登場年数です。

直近 3 年(2023・2025・2026)に限ると、食塩水 2 回・平均算 2 回・割合と比 2 回・速さ 2 回です。

問い方の注意(算数)

8-2. 理科(25 分・4 科を選んだ場合・大問 4)

年度×大問の題材表

年度 小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2010 20 アルミニウムと塩酸(発生する水素の量のグラフ) 植物のつくり・種子の発芽 台風 ばね・電気回路
2011 22 気体の性質 植物(実験の条件をそろえる) 気象観測 電流と熱
2012 20 使い捨てカイロが温かくなる仕組み(燃焼・気体) 小笠原諸島の生態系(2011 年の世界遺産登録) 砂・小石・ねんどの積もり方(地層・流水) 電球と電池のいろいろな回路
2013 20 有機物と無機物・燃焼 ロンドン五輪から人体(呼吸・動物の誕生) 2012 年 5 月の金環日食(成立学園で配布された文章を引用) てこ
2014 12 海とプールの浮きやすさ(浮力・濃度) 人体・植物 気象・熱 てこ
2015 12 ろうそくの燃え方 こん虫・人体・植物 星・星座と気象 てこ
2017 12 水溶液の判別・金属と水溶液 人体 太陽 電気回路
2023 24 A 溶解度・再結晶/B 燃焼(火消しつぼ) A だ液の実験・柔毛/B へちまとアサガオの受粉 A けんび鏡と火山灰の層/B 夏の大三角と星座早見 A 音の伝わり方/B ふりこ
2025 12 炭酸水にとけているものを確かめる実験 化石燃料と二酸化炭素の増加・生態系 パリ五輪のセーヌ川から流水のはたらき H3 ロケットと運動・音
2026 12 寒い日のベンチ(木と金属の熱の伝わり方) 落ち葉とダンゴムシ(食物連鎖・けんび鏡・実験計画) 星座早見と夏の大三角 てこと輪じく

座席の固定

問い方の注意(理科)

8-3. 社会(25 分・4 科を選んだ場合・大問 2〜4)

年度×大問の題材表

年度 大問数/小問数 大問 1 大問 2 大問 3・4
2010 3/28 県の紹介文 A〜D(宮城ほか) 年表(672 年〜)で歴史 憲法と法律
2011 3/33 県の紹介文 A〜E(青森ほか) 各時代の建築物の説明文 権利と自由
2012 3/29 県に関する文 A〜D(岩手ほか) 土地制度の年表 国民主権と間接民主制
2013 2/20 中部地方(長野県中心) 三権分立
2014 2/23 松尾芭蕉と元禄時代からの横断 東京都北区の条例(地方自治)
2015 2/21 成立学園の高 2 修学旅行(北海道) 国際連合
2017 2/22 奥羽山脈と東北地方 2016 年の参院選と 18 歳選挙権
2023 4/29 1973 年から 50 年(『国盗り物語』・円安) 成立学園高校の小布施町探究活動 3 日本国憲法/4 高齢化・少子化の会話文
2025 2/28 太郎君と花子さんの会話(2024 年の出来事)+成立学園の歴史 北海道旅行の作文(地方自治・アイヌ・観光公害)
2026 2/18 世界文化遺産・自然遺産をたどる文章 戦後 80 年と選挙制度

座席の固定

頻出(直近 3 年で確認できたもの)

問い方の注意(社会)

8-4. 国語(50 分・大問 3〜5・小問 30〜40)

国語は 2016 年度以降の問題冊子が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いたのは 2010・2012・2013・2014・2015 年度に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。また、この 5 年の転写は本文・設問文にかすれ由来と思われる崩れが多く(2014 の冊子には転写側の但し書きもあります)、選択肢の細部までは信頼できません。大問の構成と設問の種類だけを読み取っています。

年度×大問の題材表

年度 大問数/小問数 読解 1 読解 2 知識ブロック
2010 5/30 物語文(タコあげ・重松清『あいつの年賀状』) 説明文(辻信一「ゆっくりでいいんだよ」) 体の一部を使った慣用句/カタカナ語の使い方の正誤/カタカナを漢字に
2012 5/35 物語文 説明文(藤原和博「新しい道徳」・テレビとのつきあい方) 生き物の名前を入れることわざ/カタカナ語の穴埋め/カタカナを漢字に
2013 5/36 物語文(秘密基地と幼なじみ・立石彰『マリモの携帯ストラップ』) 説明文(「もったいない」とマータイ氏・いただきますの由来) 四字熟語(□に漢字+意味の選択)/部首を使った別の漢字/カタカナを漢字に
2014 3/31 物語文(雑木林とおばあさん) 説明文(人間の成長と社会) 1 大問にまとめて: 曜日の漢字が入る慣用句/共通する部首/筆順は何画目
2015 5/40 説明文(コンビニの「やまびこ挨拶」) 小説(店先での買い物の場面) 体の一部を使った慣用句/カタカナ語の意味/送り仮名つきの漢字書き取り

座席の固定

頻出(精読した 5 年)


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した年(算数 10 年・理科 10 年・社会 10 年・国語 5 年)の範囲での話です。最終確認年度は、その単元を原本で最後に確認できた年度を指します。

科目 単元・場所 出た年 最終確認年度 状況
算数 大問 5 の速さ・水量のグラフ 2010〜2017 の精読した 7 年すべて 2017 年度 2023 以降の 3 年は推理・論理。ただし 8 年続いた枠なので、グラフの読み取り自体を捨てるのは危ない
算数 逆算(□をうめる) 2012・2013・2014 2014 年度 2015 年度以降の精読した 6 年では大問 2 に出ていない
算数 時計算 2013・2015 2015 年度 10 年で 2 回
算数 立体の切断・投影図 2017 2017 年度 大問 3 の 3 枠目に 1 回だけ
算数 図形の移動(円の転がり) 2015 2015 年度 1 回だけ
算数 約束記号・比例と反比例 2010・2011 2011 年度 各 1 回。長く出ていない
理科 電気回路・電流 2010・2011・2012・2017 2017 年度 大問 4 の主力だったが、精読した直近 3 年(2023 音とふりこ・2025 運動・2026 てこ)には無い
理科 太陽・日食 2013・2017 2017 年度 大問 3 の枠。直近 3 年は星座 2 回・流水 1 回
理科 地層・岩石・化石 2011・2012・2023 2023 年度 2023 に戻った
理科 気象・台風 2010・2011・2012・2014・2015 2015 年度 2025 は温暖化の形で出たが、天気図・台風そのものは長く出ていない
理科 こん虫・動物の分類 2010・2015 2015 年度 10 年で 2 回
理科 動物の誕生 2013 2013 年度 10 年で 1 回
理科 燃焼 2012・2013・2015・2023 2023 年度 2023 に大問 1B で復活
社会 年表形式の独立した歴史大問 2010・2011・2012 2012 年度 2013 年度以降は無い。ただし歴史の知識自体は大問 1 の中で毎年問われる
社会 国際連合・国際協力 2015・2023(訪日客のグラフ) 2023 年度 公民の枠に 10 年で 1 回だけ
社会 三権分立・国会・内閣 2013・2025(総理大臣の指名) 2025 年度 独立した大問としては 2013 が最後。2025 は総理大臣の指名として小問で出た
社会 憲法の条文(9 条・改正手続き) 2010・2011・2023 2023 年度 2023 で大問 1 つ分。周期としては次の候補
社会 産業・貿易の統計 2026(農業産出額の表)・2025(米の出来事の並べ替え) 2026 年度 直近では表の読み取りとして出ている
国語 四字熟語 2013 2013 年度 精読した 5 年で 1 回。慣用句・カタカナ語と入れ替わる枠

10. 形式面の注意

算数

理科

社会

国語

時間


11. 学年別ロードマップ(小 4 から始めるなら)

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) 計算の正確さ(算数の大問 1 は 10 年すべて計算 4 問)、角度と面積の基本、物語文と説明文を 1 日 1 題、漢字と慣用句。理科は「身のまわりのことを、なぜそうなるか言葉で説明する」習慣を。時間は計らなくてかまいません
小 5(幅) 単元をひととおり回す時期です。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は計算と、国語の慣用句・ことわざ・カタカナ語を貯める時間に。週末 60 分はその週の単元 1 つに使い、算数は大問 2 に入る一行文章題の単元を次の順に全部一巡させます。割合と比 → 平均算 → つるかめ算(受験用教材の単元) → 速さ → 食塩水 → 和差算(受験用教材の単元) → 場合の数 → 規則性。理科は 4 分野を均等に(この学校は毎年 4 分野すべてから出ます)。社会は都道府県と雨温図・地形図を白地図で。国語は 2016 年度以降の問題冊子が資料に無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目です。夏以降は同じ座席を縦に(算数の大問 3 だけを 10 年、社会の最後の大問だけを 10 年)解いてから、年度通しで時間を計ります。理科・社会は各 25 分と短いので、通し演習で時間感覚をつくります

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつきやすいのは小 5 での全分野の一巡です。算数の大問 2 の 6 枠と理科の 4 分野は、どの単元が来るか毎年変わるので、穴があるとその年だけ落とす作りになっています。逆に、大問の並びが 10 年変わっていないので、小 6 に入ってからの「同じ座席を縦に解く」演習がそのまま得点に直結します。国語は知識問題の比重が大きく、小 4〜小 5 で漢字・慣用句・カタカナ語を積んでおくと、小 6 で読解に時間を回せます。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです(同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます)。男女別学・共学の区別、入試日程の重なり、難易度・偏差値帯、通学圏は扱いません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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