関東中学受験データasmon.ai/kanto — 265校・出所つき保存した学校

湘南学園中学校の過去問分析

共学私立神奈川県藤沢市

重要結論

  1. 算数は 6 大問の出題位置の固定(同じ位置に同じ種類の問題が出る)が 13 年動きません。大問 3 が円とおうぎ形、大問 4 が立体、大問 5 がグラフ読みで、大問 2 の食塩水は 13 年皆勤です。
  2. しかも同じ設問文が数値まで同じで戻ってきます(大問 2 の食塩水は 2024 年 (6) と 2025 年 (1) が同文)。
  3. 理科・社会は 40 分で 40 問前後の記号選択を読み切る試験で、理科の記述はゼロ、社会の記述は年 0〜4 問です。

今週やること

  1. 算数の大問 3(円とおうぎ形の斜線部分)を続けて解き、「中心角の合計 → おうぎ形の面積・弧 → 正方形・三角形と足し引き」の手順を固定します。
  2. 算数は同じ大問を、年度を変えて解きます(大問 3 を 12 年分、大問 4 と大問 5 を 13 年分)。
  3. 理科・社会は年度通しで時間を計り、40 分で 40 問前後を処理する配分を身につけます。

分析年度: 2010〜2025 年度
入試回: A 日程 4 科相当
資料の範囲: 最長 13 年分
原本確認範囲(精読した年): 算数 4 年・理科 4 年・社会 4 年・国語 4 年
制約: 国語は 2018 年度までの 4 冊しか資料がなく、2019 年度以降の形式はこの資料からは言えません(→ 13 節)。

詳しい根拠を見る
  1. 大問数の変化点
  2. 1. この学校の基本情報
  3. 2. このページでわかること
  4. 3. まず結論だけ(10 行)
  5. 4. 資料の状況
  6. 5. 一番大きな結論
  7. 6. この学校らしさが出る場所(過去問でしか掴めない題材の色)
  8. 7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)
  9. 8. 科目別の詳細
  10. 9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)
  11. 10. 形式面の注意
  12. 11. 学年別ロードマップ
  13. 12. この学校と出題構造が近い学校
  14. 13. 資料の限界

大問数の変化点

  • 社会: 3 題(2013 年度から、大問数を数えられた資料 5 冊すべて・数えられなかった年が 8 年。最新の資料は 2025 年度)。前回の変化: なし(2013〜2025 年度の、数えられた資料 5 冊で変化なし)。変化の履歴: 0 回
  • 算数: 6 題(2015 年度から、大問数を数えられた資料 6 冊すべて・数えられなかった年が 5 年。最新の資料は 2025 年度)。前回の変化: なし(2015〜2025 年度の、数えられた資料 6 冊で変化なし)。変化の履歴: 0 回

変化の間隔は過去の事実で、次の変化の時期を示すものではありません。全校の一覧は 出題の型の変化点。

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

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項目 内容
所在地 神奈川県藤沢市
男女 共学
配点の特徴 国語と算数が各 150 点、社会と理科が各 100 点です。2 科は 300 点満点、4 科は 500 点満点で、100 点満点ではありません
募集定員 A 日程の募集定員 35 名は 2 科・4 科の合算で、内訳はありません

入試回と日程・科目(2026 年度の募集要項)は次のとおりです。

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回 日程 科目 試験時間 配点
A 日程 2 科 2 月 1 日 午前 2 科 国語 50 分・算数 50 分 国語 150・算数 150(2 科 300 点満点)
A 日程 4 科 2 月 1 日 午前 4 科 国語 50 分・算数 50 分・社会 40 分・理科 40 分 国語 150・算数 150・社会 100・理科 100(4 科 500 点満点)
湘南学園 ESD 入試 2 月 1 日 午後 動画提出(事前)+記述・論述試験+グループワーク 記述・論述 60 分 配点は不明。動画・記述論述・グループワークを総合して判定
B 日程 2 科 2 月 2 日 午前 2 科 国語 50 分・算数 50 分 国語 150・算数 150(2 科 300 点満点)
B 日程 4 科 2 月 2 日 午前 4 科 国語 50 分・算数 50 分・社会 40 分・理科 40 分 国語 150・算数 150・社会 100・理科 100(4 科 500 点満点)
C 日程 2 月 3 日 午前 2 科 国語 50 分・算数 50 分 国語 150・算数 150(2 科 300 点満点)
D 日程 2 月 4 日 午後 2 科 国語 50 分・算数 50 分 国語 150・算数 150(2 科 300 点満点)

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。

このレポートが分析したのは A 日程(4 科相当)の問題です。B〜D 日程と ESD 入試の問題は含まれていません(→ 4 節・13 節)。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値 / 募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。答え方については、短答(語句や数値を短く答える形式)・逆算(□にあてはまる数を求める計算)・一行題(数行で終わる短い文章題)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

「3. まず結論だけ(10 行)」を開く(上の要約と同じ内容です)

結論

  1. 算数は 6 大問の出題位置の固定(同じ位置に同じ種類の問題が出る)が 13 年動きません。大問 3 が円とおうぎ形、大問 4 が立体、大問 5 がグラフ読みで、大問 2 の食塩水は 13 年皆勤です。
  2. しかも同じ設問文が数値まで同じで戻ってきます(大問 2 の食塩水は 2024 年 (6) と 2025 年 (1) が同文)。
  3. 理科・社会は 40 分で 40 問前後の記号選択を読み切る試験で、理科の記述はゼロ、社会の記述は年 0〜4 問です。

家でやること 3 つ

  1. 算数は同じ大問を、年度を変えて解きます(大問 3 を 12 年分、大問 4 と大問 5 を 13 年分)。
  2. 理科・社会は年度通しで時間を計り、40 分で 40 問前後を処理する配分を身につけます。
  3. 社会は 47 都道府県を県の形・県庁所在地・気候・農産物とセットで覚え、通史は時代ごとに短文 1 本で言えるようにします。

今週やる 1 つ

  1. 算数の大問 3(円とおうぎ形の斜線部分)を続けて解き、「中心角の合計 → おうぎ形の面積・弧 → 正方形・三角形と足し引き」の手順を固定します。

注意

  1. 国語は 2018 年度までの 4 冊しか資料がなく、2019 年度以降の形式はこの資料からは言えません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを 3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の導入文と単元だけを見た年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

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科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 欠けている年 判読の確度
算数 4 年(2022〜2025) 9 年(2010・2014〜2021) 13 年(2010、2014〜2025) 2011〜2013 は解答用紙だけで問題冊子が無く、分析対象外 高い。精読した 4 年は設問文を原本で読み直し、構成だけ数えた 9 年は大問の導入文と単元・食塩水の設問文だけを確認しました。式の細部に転写の揺れがある年(2010・2014・2016・2018・2020・2022・2023)がありますが、大問構成と題材の読み取りに支障はありません
理科 4 年(2022〜2025) 4 年(2010・2014・2015・2021) 8 年(2010、2014、2015、2021〜2025) 2011〜2013・2016〜2020 が欠落 高い。精読した 4 年を原本で読み直し、構成だけ数えた 4 年は大問の導入文と単元だけ確認しました
社会 4 年(2022〜2025) 5 年(2010・2013・2014・2015・2021) 9 年(2010、2013、2014、2015、2021〜2025) 2011・2012・2016〜2020 が欠落 高い。精読した 4 年を原本で読み直し、構成だけ数えた 5 年は大問の導入文と単元・記述の設問文だけ確認しました
国語 4 年(2010、2014、2015、2018) なし 4 年(2010、2014、2015、2018) 2011〜2013・2016・2017 が欠落、2019 年度以降は非掲載 4 冊のみ。「国語は資料が少なく未分析」に近く、8-4 節は 4 年分の観察にとどめました
  • 収録冊子の校名は全校・全冊で照合済みです(別校の冊子が混じっていた場合はこの節に明記しています)。
  • 資料は年ごとに科目 1 冊のみです。2018 年度の算数冊子に「2 月 1 日入学試験」の記載があり、A 日程(4 科)相当と見ています。他の年度は回の表記を確認できていません。B〜D 日程・ESD 入試の問題は含みません。
  • 試験時間・配点は 2026 年度募集要項の A 日程 4 科で、国語 50 分 150 点・算数 50 分 150 点・社会 40 分 100 点・理科 40 分 100 点です。資料のある冊子に時間の記載があるかは確認していません。
  • 「毎年」「〜年連続」と書いた箇所は、該当年度の設問文または導入文を原本で確認したものです。単元名の水準でしか確認していない年度については、その旨を添えました。

5. 一番大きな結論

湘南学園は「算数は 6 大問の出題位置(大問の番号と順番)が 13 年動かず、同じ問い方が同じ位置に戻ってくる。理科・社会は 40 分で 40 問前後の記号選択を読み切る」学校です。

  • 算数は資料のある 13 年すべてが 6 大問・22〜24 問で、「大問 1=計算 4 問((4) は □ の逆算)、大問 2=小問集合 8 問、大問 3=円とおうぎ形の斜線部分(12/13 年)、大問 4=立体の体積・表面積(13/13 年)、大問 5=水量または速さのグラフ読み(13/13 年)、大問 6=規則性・ゲーム(規則性 7 回)」の出題位置が固定されています。しかも同じ設問文が数値まで同じで再登場します(大問 2 の食塩水: 2024 年 (6) と 2025 年 (1) が同文、2017 年 (3) と 2019 年 (4) が同じ数値。いずれも両年の設問文を原本で確認しました)。
  • 理科は 2014 年以降の 7 年すべてが「大問 1=全分野 1 問ずつの小問集合 10 問→大問 2 化学→大問 3 生物→大問 4 物理→大問 5 地学」の 5 大問・36〜43 問で、記述は資料のある 8 年でゼロです。単元は 4 分野の中で回ります。
  • 社会は資料のある 9 年すべてが「大問 1=都道府県の説明文当て(地理)→大問 2=時代別の短文 A〜J を読む歴史→大問 3=前年の出来事を織り込んだ会話文(公民・時事)」の 3 大問で、小問は 30〜57 と年で振れます。記述は年 0〜4 問です。
  • 国語(2018 年まで・4 冊)は知識の大問 1〜2 つ+読解 2 題(説明文と物語)で、記号選択と抜き出しがほぼすべてです。

したがって過去問の使い方は、算数が「出る問題を覚える」にいちばん近くなります(大問 3 だけを 12 年分、大問 5 だけを 13 年分と、同じ大問を、年度を変えて解く)。理科・社会は「時間の使い方を身につける」(40 分で 40 問前後の選択問題を処理する配分)と、単元を偏りなく一巡することの両方です。国語は資料が古く、市販の過去問で直近の形式を確認するのが先です。

科目で競技が違う、と言い換えてもよいところです。算数は出題位置ごとの反復、理科・社会は選択問題を数多く読み切ること、国語は抜き出しと語句が中心になります。


6. この学校らしさが出る場所(過去問でしか掴めない題材の色)

  • 理科・社会の登場人物と舞台が地元です。理科 2010「藤沢市こう外に住む A さん」、2014「藤沢市に住んでいる湘太くん」、2022「湘太さんがテレビを見ていると」、2023「湘南学園の近くで星空を撮影」「湘南学園の校庭に棒を立て」。社会 2021 の会話は「湘子」、2022 は江の島(大問 3 問 10)。生徒名に「湘」の字を入れるのが定番のように見えます。
  • 社会の大問 3 は「明子さんとおじさん」の夏休みです。2014・2015・2023・2025 の 4 年で、田舎のおじさんの家を訪ねた会話から農業・食・地方の暮らし・国際問題へ広がります。2023 は中央線で甲府方面、2025 は標高 1000m の役場・なす・麺類の家計支出・バイク。他の年も会話文です(2013 みなこと母、2021 湘子と母、2022 航太と父、2024 ちひろとおば)。
  • 社会の記述は「あなたの考え・提案」です。2025「国連に提案したい国際年」、2023「戦争をなくすためにあなたにできること」、2022「投票に行かない人が多いと言われる理由」「差別や偏見」、2021「福島の復興」「選挙に行かなかった理由への調査から」。平和・国際協力・SDGs・環境(気候危機・水道・森林・クマの出没・氷河)が公民の背骨のように見えます。「子ども」を主題にした問い(2022 大問 2「子どもの歴史」、2024 学校と教科書、2025「中学校でお金がかかる」)も繰り返します。
  • 理科は「実験室の作法」から始まります。大問 1 問 1 が「実験を安全に行うための注意としてまちがっているもの」(2021・2022・2023・2025)、ガスバーナーの操作(2022 問 2・2025 大問 4 問 1)、けんび鏡の操作(2025 大問 3 問 7)、がけの観察の注意(2023 大問 5 問 1)。導入文は物語仕立てです(2025「稲むらの火」と安政南海地震、2024 ジャガイモとサツマイモ、2022 アイスクリームとドライアイス、2022 アイガモ農法、2015 デング熱、2014 クレーン車)。
  • 算数は「解き方の文章を埋める」問いが色です。大問 2 (8) の穴埋め解説(2022〜2025)と、大問 6 の「(1)(2) で数えて (3)(4) で規則を式にする」流れ。図形は「斜線部分」「色のついた部分」「太線部分」と、図を分解して見る問いが大問 3 に毎年座ります。

7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先にしてください。同じ大問を、年度を変えて解く演習は小 6 の夏以降が目安です(学年別の順序は 11 節)。

根拠となる年度×大問の題材表は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。

  1. [週末 60 分] 算数・大問 3「円とおうぎ形」と大問 4「立体」を年度を変えて(確認: 〜2025 年度)— 大問 3 は 13 年中 12 年(2018 だけ水量)。半円 2 つを組み合わせた太線の長さと色のついた部分の面積(2025)、半径 6cm の 2 円の重なりの角度・面積・周(2024)、正方形 16 個と円/正方形とおうぎ形 4 つ(2023)、正十二角形と円(2022)、円と半径 8cm のおうぎ形(2021)、円が正多角形の周りを一周する通過部分(2020)、1cm 正方形におうぎ形を 16 個(2019)。問い方は「斜線部分(色のついた部分・太線部分)の面積・周りの長さ」で 12 年ほぼ共通です(2020 は円が通過した部分、2017 は角度が 1 問混じる)。「中心角の合計 → おうぎ形の面積・弧 → 正方形・三角形と足し引き」の手順を固定して 12 年分を年度を変えて続けて解きます。大問 4 は 13 年皆勤で、真上・正面から見た図から体積と表面積(2025)、大小 2 つの円柱を重ねた立体と切断後の表面積(2024)、直方体 3 つを組んだ立体の表面積(2023)、立方体を積んで中央に穴(2022 塗った面積・塗られていない面の数)、投影図から復元(2021・2015)、展開図から体積(2019)、立方体からくり抜き(2017)、円柱の切断(2018)。投影図(2015・2021・2025)・展開図(2019)・くり抜き(2017・2022・2025)・重ねた円柱(2024)の 4 種に分けて 13 年分を解き、「見取図・投影図・展開図から立体を復元する」練習を本体にします。
  2. [週末 60 分] 算数・大問 5「グラフを読む」(確認: 〜2025 年度)— 速さとグラフ(2019〜2023・2025 の 6 回)と水量とグラフ(2010・2014〜2017・2024 の 6 回)が 13 年皆勤です。速さは往復して出会う(2025 交点 P・Q は何分後・2 時間で交点は何個、2023 3 回目に出会う、2020 兄弟の往復)、水量は円柱を引き上げる・仕切り板・容器の入れ子(2024・2015・2014)。「グラフ中のア・イにあてはまる数」の問い方が定番なので、速さ 6 年・水量 6 年に分けて「ア・イの数」を先に埋める順で解きます。
  3. [毎日 10 分] 算数・大問 2 の食塩水・角度・平均算(確認: 〜2025 年度)— 食塩水は 13 年皆勤で、混ぜる/水を加える/食塩を加える/蒸発させると操作だけ変わります。2024 (6) と 2025 (1) は「濃度 6% の食塩水 300g に別の濃度の食塩水 200g を加えたところ濃度 5.2%」と数値まで同文、2017 (3) と 2019 (4) は「8% 300g と 3% 200g を混ぜる」で同じ数値(順序だけ逆)です。角度は三角定規の重なり(2023・2025)・二等辺三角形(2024)・直角二等辺三角形と正五角形(2022)。食塩水 13 年分(4 操作)と角度 12 年分を毎日 1 問ずつ回します。2024・2025 の同文問題は解き方を覚えてしまってかまいません。
  4. [週 1 回] 算数・大問 6 の規則性とゲーム、大問 2 (8) の穴埋め(確認: 〜2025 年度)— 規則性 7 回(2015・2017・2018・2019・2022・2024・2025: 立方の枠と棒の本数、円状に並べた石をひとつとばしで取る、碁石で正方形を増やす、行と列の数表)、ゲームのルールを読む論理(2014 入場ゲート・2023 ビンゴ)。「(1)(2) を具体的に数え、(3)(4) で規則を式にする」流れなので、規則性 7 年分を (3)(4) まで解きます。大問 2 (8) の穴埋め解説は 2022〜2025 の 4 年分を並べます。
  5. [週 1 回] 理科・40 問超を 40 分で、化学の量的計算と地震の計算(確認: 〜2025 年度)— 2025 は 43 問・冊子 16 ページ、2024 は 38 問・21 ページ。大問 1 の 10 問(全分野・全問記号選択)を 5 分以内で通過し、大問 2〜5 に 7〜8 分ずつかけて、導入文と【実験 1】〜を最後まで読んでから解く配分です。大問 1 の小問集合は 2021〜2025 の 5 年分(50 問)をまとめて解くと、全分野の基本知識を選択肢の形で確認できます。大問 2 は化学で 7 年連続(2014〜2025)。塩酸とマグネシウム/アルミニウム/鉄で発生する気体の体積(2015・2021・2023)、過酸化水素水の濃度と酸素の体積(2024)、銅と結びつく酸素の表(2025)を並べて解きます。地震は P 波・S 波の速さと発生時刻(2022 大問 5・2025 大問 5 問 3)で、比例と表の読み取りで解けます。熱の伝わり方(2015・2022・2025)の 3 題を並べて「金属棒・金属板・水・空気」の伝わり方の違いを整理し、地層(2023)と星座の動き(2024)、植物(発芽・花のつくり・冬ごし)・こん虫の変態・メダカを図で覚え、人体は 2022・2024 の消化管を中心にします。
  6. [毎日 10 分] 社会・大問 1 の都道府県当て+統計表(確認: 〜2025 年度)— 9 年皆勤です。県の形(2025 A〜E の図形)や説明文(紀伊半島・鹿島灘・阿蘇山・陸奥湾・能登半島)から県を当て、雨温図(8 年)・農産物の収穫量順位表(2022・2023・2025)・面積人口米製造品出荷額の表(2025)・工業地帯の出荷額グラフ(2022・2023)・県庁所在地(2022・2023・2025)へ続きます。2025 は大問 1 だけで 24 問。47 都道府県を「形・位置番号・県庁所在地・気候(雨温図)・農産物の上位・工業製品」の 1 枚カードにし、説明文から当てる練習を 9 年分やります。
  7. [週末 60 分] 社会・大問 2 の通史、大問 3 の時事会話文と記述(確認: 〜2025 年度)— 大問 2 は原始から現代までの短文 A〜J(2025 は A〜K)を読み、各時代の設問に「誤っているものを 1 つ」で答えます。時代順の並べ替え(2023 問 16・2024 問 11)と「この出来事は A〜J のどこに入るか」(2015・2023 問 17・2024 問 16)が最終盤に置かれるので、時代ごとに「短文 1 本+代表資料 1 点」で年表を自作し、2015・2023・2024・2025 で並べ替えと時期の当てはめを練習します。大問 3 は会話文で、2025 は能登半島地震・パリ五輪・春の賃上げ・クマの出没・国連と SDGs、2024 はトルコの地震・教科書・マウイ島の火災、2023 はウクライナ・難民の機関・沖縄復帰 50 年、2022 は東京五輪の持続可能性・警戒レベル・奄美の世界遺産。ニュース暗記より「資料を見て、あてはまらない文を選ぶ」練習で、資料つき 3 択の除外型は 2023・2025 の大問 3(36 問)で反復し、グラフの増減・順位・年の読み違いをつぶします。直近 1 年の出来事は「どの制度・どの地域・どの国際機関の話か」で整理します(国連の機関〔難民・UNICEF〕、憲法の基本条文、選挙のしくみ)。記述は年 0〜4 問で、直近は 2025「国連に提案したい国際年を 1 つ考え理由を説明」、2023「戦争を世界からなくすためにあなたにできること」、2022「景観条例で看板の色を制限する理由」「投票率が低いと言われる理由」「医療従事者への差別・偏見」。字数指定は資料のある 9 年に無く欄の大きさで書くので、「あなたの考え+理由」を 2〜3 文で書く練習を 2025・2023・2021 を題材にやります。
  8. [毎日 10 分] 国語・抜き出しと語句(確認: 〜2018 年度)— 資料のある 4 年は「…こと。」「…気持ち。」に続く形で字数指定の抜き出し、語句の意味の記号選択、内容一致の A/B 判定(2018)が主です。抜き出しは「指定字数と文末の形」を先に確認して探します。語句の意味(「やさ男」「つぶさに」「なかんずく」級の大人語彙)と慣用句・四字熟語を過去問 4 年分、漢字は書き取りを毎日、同音異義語の誤字訂正(2014)も。漢字・慣用句の知識大問は年で形式が変わります。2019 年度以降は市販の過去問で、大問数・記述の有無・字数指定を最初に確認してください。

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・150 点・6 大問・小問 22〜24・答えのみ)

年度×大問の題材表

大問 1 は全年度「計算 4 問」(2014 以降は四則 3+□の逆算 1、2010 は四則 4)のため省略します。2022〜2025 は精読した年、2010・2014〜2021 は構成だけ数えた年で、題材は導入文から読める範囲です。

表に出てくる特殊算は受験用教材の単元です(つるかめ算=個数を合計から逆算、過不足算=余りと不足から数を出す、通過算=列車が通り過ぎる時間、時計算=長針と短針の作る角、流水算=川の流れと船の速さ、和差算=和と差から 2 つの数を出す、仕事算=全体を 1 として日数を出す、ニュートン算=増えながら減る量)。

横にスクロールできます

年度 大問 2(小問集合 8)の単元 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2025 食塩水(同文再出)・池の周りの出会い・平均算・5 人の順番の推理・時計算(7 時台で一直線)・約分できない分数の個数・三角定規の重なりの角・売買損益(穴埋め) 半径 4cm の円に半円 2 つ(太線の長さ・色のついた部分の面積) 真上と正面から見た図から体積・表面積(同心円のくり抜き) 速さとグラフ(1km あたり 9 分と 6 分の往復・交点 P・Q・2 時間での交点の数) 規則性(直方体の棒で立方の枠をつなぐ・棒の本数・横の長さ・150 本で何個)
2024 つるかめ算(角砂糖)・約分できる分数・反対方向に歩く 2 人・平均算(担任の身長)・過不足算(クッキー)・食塩水(同文再出)・二等辺三角形の角・割合と比(旅館の和室・穴埋め) 半径 6cm の 2 円の重なり(角・面積の和・周の和) 大小 2 つの円柱を重ねた立体(体積・表面積、垂直に切った後の表面積) 水量とグラフ(円柱 A・B を沈めた水そう・B を引き上げる・ア・イ) 規則性(円状の石をひとつとばしで取る・最後に残る石・64 個)
2023 家と駅の往復の速さ・食塩水(8g に水)・平均算(5 人目の最低点)・集合(自転車と電車)・三角定規の角・仕事算(3 人)・ヒストグラム(通学時間)・パスカルの三角形の和(穴埋め) 円と正方形 16 個の斜線部分/正方形とおうぎ形 4 つの周 直方体 3 つを組んだ立体 A・B の表面積 速さとグラフ(P・Q 間 1080m を往復・速さのグラフ・3 回目に出会う) ゲーム(3×3 のビンゴ・カード 2 枚の和と積・2 つのビンゴを同時に)
2022 平均算(5 教科)・7 で割った余り・食塩水(水を加える)・通過算(すれ違い)・所持金の和差算・仕事算(休んだ日数)・直角二等辺三角形と正五角形の角・ガソリン代(穴埋め) 正方形と正三角形の斜線部分/正十二角形と円の斜線部分 立方体を積んで中央に穴(塗った面積・塗られていない面の数) 速さとグラフ(弟と兄・途中から走る・220m 離れる時刻) 規則性(碁石で正方形を増やす・78 個足すのは何番目)
2021 平均算・速さ・食塩水(食塩を加える)・和差算・場合の数・角度・仕事算・割合と比 半径 4cm の円と半径 8cm のおうぎ形(周・面積の合計) 色を塗った立方体を積んだ立体(投影図) 速さとグラフ(駅・遊園地・水族館のシャトルバス) 3 色のボールを取り出す(つるかめ算・場合の数)
2020 平均算・食塩水(水を加える)・数の性質・割合と比 2 問・角度・通過算・つるかめ算 半径 1cm の円が正多角形の周りを一周(中心角の和・通過部分の面積) 三角柱と直方体をはり合わせた立体 速さとグラフ(兄弟の往復) 約束記号(約数の個数 [A])
2019 平均算・過不足算・角度・食塩水(3%200g+8%300g)・数の性質・売買損益・流水算・場合の数 1cm 正方形におうぎ形を 16 個(周の和・面積の和) 展開図から体積(直方体・おうぎ形柱) 速さとグラフ(毎分 80m と 40m・P 地点を同時出発) 規則性(行と列の数表)
2018 つるかめ算・食塩水(混ぜて水を加える)・速さ・場合の数・平均算・規則性・角度・数の性質 水量とグラフ(正方形底面の容器・深さ 10cm の水) 円柱を 3 つの立体に切断 図形の移動とグラフ(長方形と直角二等辺三角形が向かい合って進む) 規則性(本のページ番号に使う数字の個数)
2017 平均算・通過算・食塩水(8%300g+3%200g)・角度・割合と比・仕事算・売買損益・つるかめ算 半径 6cm の半円と 2 つの三角形(角・斜線部分の面積) 1 辺 6cm の立方体から 1 辺 2cm の立方体 3 個をくり抜く 水量とグラフ(2 つの蛇口) 規則性(白黒のご石を並べる)
2016 平均算・売買損益・時計算・食塩水(混ぜて水を加える)・割合と比・通過算・角度・場合の数 斜線部分の面積 2 問(円とおうぎ形・平面図形) 半径 2cm・高さ 1cm の円柱 水量とグラフ(直方体を 3 つつないだ容器) ニュートン算(駅の改札の行列)
2015 つるかめ算・割合と比・規則性・食塩水(食塩を加えて水を加える)・速さ・売買損益・場合の数・角度 斜線部分の面積 2 問 積み木の投影図(前後左右・真上) 水量とグラフ(容器の中に容器・毎分 75cm³) 規則性(円周上の箱に球を入れる)
2014 数の性質・食塩水(蒸発)・割合と比・平均算・速さ・規則性・角度・売買損益 対角線 10cm の長方形を 45° 回転(面積と周) 直方体の角に 1cm 立方体を積む 水量とグラフ(仕切り板 3 室) 論理(入場ゲート A・B の通過時間)
2010 (7 問)平均算・場合の数・食塩水(蒸発)・通過算・売買損益・和差算 2 問 対角線 8cm の正方形の中の半円と四分円 おうぎ形を底面とする高さ 4・6・8cm の柱体 水量とグラフ(毎分 24L・栓のゆるみ) 仕事算(工場の機械 A・B)

大問 2 の 8 枠(資料のある 13 年)

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単元 出現年数 備考
食塩水の濃度 13/13 混ぜる(2016・2017・2018・2019・2024・2025)/水を加える(2015・2020・2022・2023)/食塩を加える(2021)/蒸発(2010・2014)。2024 と 2025 は同文、2017 と 2019 は同じ数値
角度 12/13 2010 以外の全年度。三角定規(2023・2025)、二等辺三角形(2024)、正五角形との重なり(2022)
平均算 12/13 2015 以外
割合と比 8/13 2022・2024 は穴埋め解説の形
売買損益 7/13 2010・2014・2015・2016・2017・2019・2025(穴埋め)
速さ(一行題) 7/13 往復・出会い・反対方向
数の性質 7/13 約分できる/できない分数の個数(2024・2025)、余り(2022)
場合の数 6/13 2021 が最後
つるかめ算 5/13 2015・2017・2018・2020・2024
通過算 5/13 2022 が最後
仕事算 4/13 2017・2021・2022・2023
規則性・過不足算・和差算 各 2〜4 過不足算 2019・2024、和差算 2010・2021・2022
時計算・流水算・集合・推理・ヒストグラム 各 1〜2 時計算 2016・2025

頻出単元と周期

  • 毎年(13/13): 計算 4 問、食塩水、円とおうぎ形(2018 は水量に置き換わりましたが大問 3 の出題位置は残ります)、立体、グラフ読み(水量 6・速さ 6・図形の移動 1)。
  • 大問 5 の速さと水量: 2019〜2023 は 5 年連続で速さ、2024 に水量が戻り、2025 は速さです。2010〜2017 は水量が続きました。
  • 大問 6: 規則性 7 回、ゲーム・論理 2 回、仕事算・ニュートン算・約束記号・場合の数が各 1 回。

問い方の型

  • 大問 3 は「(1) 周りの長さ(太線部分)(2) 面積(斜線・色のついた部分)」または面積 2 問です。中心角の合計でおうぎ形をまとめ、正方形・三角形の面積を足し引きする手順で 12 年共通です。
  • 大問 4 は「体積と表面積」を 1 問で両方問う年(2024・2025)と表面積だけの年(2023)があります。切断・くり抜き後の表面積は「増えた面・減った面」の整理になります。
  • 大問 5 は「グラフのア・イにあてはまる数」→「速さ・単位時間の水量」→「出会う時刻・特定の状態になる時刻」の順です。2023 は速さのグラフから道のりを自分で計算する二段構えでした。
  • 大問 6 は (1)(2) が具体的な数え上げ、(3)(4) が規則の一般化か逆引きです(「棒が 150 本のとき最大何個」「78 個足すのは何番目」「64 個のとき最後に残る石」)。
  • 大問 2 (8) の穴埋め解説は「与えられた式の流れを読んで途中の数を復元する」練習が効きます(2022〜2025)。

8-2. 理科(40 分・100 点・5 大問・36〜43 問・記号選択 8 割強・記述なし)

年度×大問の題材表

2022〜2025 は精読した年、2010・2014・2015・2021 は構成だけ数えた年です。

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年度 大問 1(小問集合 10) 大問 2(化学) 大問 3(生物) 大問 4(物理) 大問 5(地学)
2025 実験の注意・BTB とリトマス紙・わたり鳥・メダカの産卵・さなぎにならないこん虫・プロペラが最も長く回る回路・鉄球と輪の熱膨張・月の表面のもよう・川の上流下流・おりひめ星とひこ星の星座 ものの燃え方(燃焼の 3 条件・集気びんの気体検知管・ろうそくが消える順・銅と酸素の表 X・Y・グラフ) 植物(インゲンマメの種子・ホウセンカの発芽・夏の花・鳥媒花・アサガオの花粉・受粉と種・けんび鏡・根のつくり・冬ごし) 熱の伝わり方(ガスバーナーの操作・線香のけむり・エアコンの風向・示温シールで水と金属棒・金属板の伝わる順) 地震・火山(「稲むらの火」・液状化と V 字谷・プレート・震源距離と時刻の計算・火山の形・岩石のスケッチ・台風・ハザードマップ)
2024 リトマス紙・卵のからと塩酸・かえった直後のメダカ・さなぎになるこん虫・食べ物の通り道・同じ明るさの回路・折れた棒磁石・集中ごう雨の雲・花こう岩・川のようす 過酸化水素水と二酸化マンガン(酸素を漢字で・性質 2 つ・水上置換の利点・6L に必要な量・3.4% の濃度・発生量・残った液体の重さ) ジャガイモとサツマイモ(でんぷんの確認・受粉を漢字 2 文字で・サツマイモの花・サトイモは根か茎か・放置したイモの芽・葉のつき方・色水と袋) ふりこ(3 回の平均をとる理由・表の空欄を小数第 1 位まで・おもりの重さと周期・正しい文 2 つ・おもりの取り付け方・2 つのふりこの衝突) 星座(こと座・わし座・はくちょう座・北の空の動き・2 時間後の位置・冬の南の空・星の色と明るさ)
2023 実験の注意・湯気と水蒸気・スマートフォンの使い方・葉と根の形から植物・アサガオの花粉・ふりこの周期・てこ・湘南学園近くの星空写真の方角・校庭の棒のかげ・花こう岩 金属と水溶液(スチールウールと塩酸・水素の性質・0.3g で発生する水素・蒸発後の固体・0.9g 以上で増えない理由・こさ 1/3・2 倍のグラフ・鉄とアルミの混合) 生態系(池の水のプランクトン・食物連鎖の語・外来種 3 つ・地球温暖化の気体・季節による濃度変化・緯度と変化の大きさ) 電気回路(プロペラとモーター・電流の大きさ・逆に回る回路・速く回る・同じ速さ・長く回る・電池を外しても回る・箱の中の電池のつなぎ方) 地層(がけ X・Y・観察の注意・アサリの化石と浅い海・わき水・つぶの大きさ・対応する層・最も古い層・りゅう起と沈降)
2022 実験の注意・ガスバーナーの炎の色・ホウセンカの種子・成虫と幼虫が同じ形のこん虫・葉で冬をこす植物・電流計の読み・ふりこ・満月から満月・冬の大三角・気温のはかり方 二酸化炭素とドライアイス(アイスクリームの保冷・性質・発生・集め方・BTB・白い煙・体積の変化・気体 1L の重さ) 農業(虫媒花・アイガモ農法・イネの葉を食べる虫・平行脈・食べ物の通り道・臓器のはたらき・だ液の実験) 熱の伝わり方(4 種の金属棒・ガスコンロの注意・最も速い金属・棒と試験管のあたたまり方・2 本をつないだ棒・金属板のろう) 地震(緊急地震速報・マグニチュードをカタカナで・地震の災害でないもの・S 波の到達・P 波の速さ・発生時刻・2 種の波の差)
2021 実験器具・溶解度・熱と状態変化 2 問・発芽・花・植物・てこ・地震・地層 塩酸とアルミニウム(気体 A の体積のグラフ) こん虫と動物(190 万種・分類・誕生・人体) 電気回路(豆電球と電池) 台風(発生と進路)
2015 実験器具・中和・気体・動物の誕生・植物 2 問・電気回路・てこ・星・地層 塩酸とマグネシウム(気体の体積・中和) デング熱(こん虫・生態系・植物) 熱の伝わり方(アルミニウム板のろう) 気象(夏の暑さ・湿度・濃度)
2014 気体・燃焼・花・植物・生態系・ばね・ふりこ・電気回路・月・惑星 水溶液 6 種の判別(実験①〜⑥) 池の生態系(藤沢市の湘太くん・人体・こん虫・けんび鏡) クレーン車(滑車・てこ) 岩石の一生(地層・流水)
2010 ※8 大問 48 問。水溶液 6 種の判別/消毒用アルコールの濃度/自然観察の記録(こん虫・動物)/種子植物/豆電球と電流計/斜面を下るおもり/2009 年の皆既日食/地層の語群

頻出単元と周期

  • 化学(大問 2): 塩酸と金属で発生する気体の量(2015 マグネシウム・2021 アルミニウム・2023 鉄とアルミニウム)3 回、気体の性質と発生(2022 二酸化炭素・2024 酸素・2025 燃焼)3 回、水溶液の判別(2010・2014)2 回。量的計算(表・グラフの比例→過不足→濃度)が 2015 以降ほぼ毎年入ります。
  • 生物(大問 3): 植物(2024・2025)、生態系(2014・2023)、こん虫と動物(2015・2021)、農業と人体(2022)。大問 1 ではメダカ(2024・2025)、こん虫の変態(2022・2024・2025)、花粉(2023・2025)、種子の形(2022・2025)が繰り返します。
  • 物理(大問 4): 熱の伝わり方(2015・2022・2025)3 回、電気回路(2021・2023)2 回、ふりこ(2024)、滑車・てこ(2014)。大問 1 ではふりこの周期(2022・2023)、回路(2022〜2025)が定番です。「プロペラが最も長く回る回路を 2 つ選び」は 2023 大問 4 問 5 と 2025 大問 1 問 6 で同じ問い方でした。
  • 地学(大問 5): 地震(2022・2025)、地層と岩石(2014・2023)、気象(2015・2021)、星座(2024)。大問 1 では川の上流下流(2024・2025)、花こう岩のスケッチ(2023・2024・2025)、月(2022・2025)が続きます。
  • 大問 1 の 10 問は「化学・実験器具→生物→物理→地学」の順に 2〜3 問ずつ並び(2022〜2025 で確認)、2014〜2025 の 7 年すべてで全問記号選択です。

同じ設定が戻る例(設問文まで同一ではありませんが、両年を原本で確認したもの):

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題材 出題年 備考
金属板・金属棒にろう(示温シール)をつけて熱の伝わる順を選ぶ 2015 大問 4 → 2022 大問 4 → 2025 大問 4 3〜7 年おき。熱の伝わる順を記号で選ぶ問い方が共通
塩酸に金属を加え、グラフから発生する気体の最大量・こさを変えたときの量 2015 大問 2 → 2021 大問 2 → 2023 大問 2 金属と数値は変わるが、グラフから最大量を読み、こさを変えたときの量を問う流れが共通(2023 は「0.9g 以上で増えない理由」「こさを 2 倍にしたグラフ」)
P 波・S 波の速さと地震の発生時刻 2022 大問 5 → 2025 大問 5 問 3 3 年
プロペラつきモーターの回路で「長く回る」「同じ速さ」を選ぶ 2023 大問 4 → 2025 大問 1 問 6 2 年

問い方の型

  • 大問 2〜5 は「導入文(物語仕立て・会話ではなく地の文)+〔実験 1〕〔実験 2〕+表・グラフ+選択 5〜8 問+短答 1〜3 問」です。導入文と実験の条件を最後まで読んでから解きます。
  • 「2 つ選び」「すべて選び」「まちがっているものを」が毎年混じり、単純な 4 択より落としやすくなっています。
  • 計算は比例(気体の体積・銅と酸素)、割合(濃度 3.4%)、平均(ふりこ 3 回)、速さ(P 波・S 波)です。桁指定がつきます。

8-3. 社会(40 分・100 点・3 大問・30〜57 問・記号選択 8 割)

年度×大問の題材表

2022〜2025 は精読した年、2010・2013・2014・2015・2021 は構成だけ数えた年です。

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年度 大問 1(地理: 都道府県当て) 大問 2(歴史: 時代別の短文) 大問 3(公民・時事: 会話文)
2025 県の形 A〜E(和歌山・茨城・熊本・青森・石川)→やませ・扇状地・農業と工業の説明文当て・水俣病・青函トンネル・能登半島地震・つくばエクスプレス・雨温図・県庁所在地・収穫量順位表(ゴボウ・ソバ・ハクサイ・トマト・ウメ)・面積人口米製造品出荷額の表(24 問) A〜K(米づくり→大陸文化→律令の税→平安→鎌倉の御家人→雪舟→太閤検地→江戸の貿易制限・天下の台所→北海道とアイヌ→明治の人物→2 つの戦争→よりよく生きる権利→戦時下→沖縄戦)(15 問) 明子さんとおじさんの夏休み(安全な水・標高 1000m の役場・猛暑日・ヨーロッパ・海外旅行・オリンピックの年・原油とガソリン・戦争の古い順・春の賃上げ・中学校でかかるお金・バイク・麺類の家計支出・なす・奈良・クマの出没・国連本部・国連に提案したい国際年と理由(記述)・氷河)(18 問)
2024 市町村 A〜E の説明→海の名前・雨温図・県境で名前が変わる川・工業製品・水産物の輸出・生産物の表・県章・都道府県名と位置(8 問) A〜J(縄文の遺跡→米づくり→古墳の衰退→律令→平安の文学→鎌倉の御家人→室町の資料→大坂の港→明治の並べ替え・輸出品→日清戦争の賠償金→大正の子ども→高度成長の終わり→遣隋使・遣唐使はどこに入るか)(16 問) おばさんとちひろ(トルコの地震・関東大震災の新聞・トルコの位置・1890 年の出来事・学校の統計・教科書と国・平和学習教材の削除・図書館を扱う省庁・戦争の文章・オリンピック開催地・日本の最高気温・マウイ島の火災)(12 問・記述なし)
2023 都道府県 A〜E の説明文と語群→県名・県庁所在地・地図の位置・雨温図・伝統的工芸品・世界農業遺産・農作物のグラフ・世界遺産・工業地帯のグラフ・シラス台地の作物(10 問) A〜(三内丸山→出土品→渡来人→天皇→遣唐使の航路→平安京→平安の文学→鎌倉→執権→琉球王国→絵画→農具→普通選挙→沖縄戦→復帰 50 年→安土桃山の並べ替え→出来事の位置)(17 問) 明子さんとおじさん(中央本線・観光のグラフ・インターネット利用の表・食事のグラフ・トウモロコシ・レタス・枝豆・直売所・スーパーの誕生・消費者物価・水道・森林・生態系の語・ウクライナ・今も続く戦闘・難民の機関・気候危機・戦争をなくすためにあなたにできること(記述))(18 問)
2022 都道府県 A〜D の説明文と語群→県庁所在地・雨温図・地図の位置・産業の説明文当て・工業地帯のグラフ・収穫量表(米・あずき・もも・葉たばこ)(7 問) 子どもの歴史(乳児の死亡率→縄文の出土品→律令と成人年齢→道長→平家物語→能→天正の使節の航路と時期→寺子屋→明治の国づくり→満州国→戦時下の子ども→戦後の教科書)(15 問) 航太さんとお父さん(交通・東京五輪の持続可能性・訪日外国人のグラフ・警戒レベル・三陸海岸と養殖・奄美の世界遺産・中尊寺金色堂・芭蕉・鎌倉の作品・江の島・海洋プラスチック・景観条例の理由(記述)・恵方巻の廃棄・法律を作る機関・投票率が低い理由(記述)・空欄・出来事の前後・医療従事者への差別・偏見(記述))(19 問)
2021 都道府県 A〜E の説明文(1988 年開通の橋など)→県名・農業・水産・工業・雨温図・地形(9 問) A〜E の時代別短文(史料の読解・文化史・近代の戦争)(5 問) 湘子とお母さん(コロナと感染予防・国際社会・環境・選挙・情報・世界地理・森林。記述 2: 福島の復興・選挙に行かなかった理由への対策)(18 問)
2015 都道府県 A〜(海峡・県名・農業・雨温図・水産・工業)(18 問) A〜I(米づくり→百済と仏教→…)と《あ》〜の時期当て(20 問) 明子さんとおじさん(御嶽山の噴火・山・東京一極集中・人口・環境・一極集中の問題(記述))(19 問)
2014 都道府県の説明文(熊本ほか・交通・地形・雨温図・農業・林業)(17 問) A〜(狩りと漁の集団生活→…近代の戦争・文化史)(20 問) 明子と叔父さん(オリンピック・昭和初期・第二次世界大戦・戦後復興・冬季五輪。記述 2: 20 歳になることの意味・冬季五輪の参加国が少ない理由)(17 問)
2013 都道府県 A〜E(山脈・地形・雨温図・資源・農業・水産)(10 問) A〜J の語群穴埋め(江戸・文化史・飛鳥奈良・鎌倉室町・近代)(6 問) みなこさんとお母さん(環境・エネルギー・再生可能エネルギーが持続可能な未来に役立つ理由(記述))(14 問)
2010 都道府県 A〜F を当てて地図の番号で(林業・地形・工業・水産・交通・人口。記述 1: 林業)(12 問) A〜J の文(江戸・平安・鎌倉室町・飛鳥奈良・安土桃山・原始)(26 問) 文章と資料(世界地理・工業・戦後・国際社会。記述 3: アメリカの改革の理由・大統領と首相の選び方の違い・不況で失業者が多い理由)(18 問)

頻出単元と周期

  • 大問 1 の都道府県当ては 9 年皆勤です(2024 だけ市町村→都道府県)。続く小問は雨温図(2010・2013・2014・2015・2022・2023・2024・2025)、農産物の統計表(2022・2023・2025)、工業地帯の出荷額グラフ(2022・2023)、県庁所在地(2022・2023・2025)、位置を番号で(2010・2022・2023・2024)。地形図の読図は資料のある 9 年にありません。
  • 大問 2 は原始→現代の短文を並べる通史が 9 年皆勤です。近年の頻出は律令の税(2025)・御家人(2024・2025)・雪舟(2025)・遣唐使(2023・2024)・沖縄(2023 復帰 50 年・2025 沖縄戦)・戦時下の子ども(2022・2024・2025)。「古い順に並べる」問いは 2013・2015・2021・2023・2024・2025 のいずれかの大問にあり(2025 は大問 3 の戦争の順)、「この出来事は A〜J のどこに入るか」は 2015・2023・2024 です。
  • 大問 3 は前年の出来事が入口です(2025 能登半島地震・パリ五輪・賃上げ、2024 トルコの地震・マウイ島火災、2023 ウクライナ・復帰 50 年、2022 東京五輪・奄美・警戒レベル、2021 コロナ、2015 御嶽山、2014 東京五輪決定)。憲法・国会・選挙に関わる設問は 2014・2021・2024 に厚く、国連・国際協力は 2010・2013・2015・2021・2023・2024・2025 と繰り返します。SDGs の語は 2021・2025。
  • 分野配分は大問ベースで地理:歴史:公民=1:1:1 ですが、小問数は 2025 のように地理 24・歴史 15・公民 18 と偏る年があります。

問い方の型

  • 大問 1: 「次の各文はいずれかの都道府県について説明しています」→ 空欄語句を語群から→ 県名・県庁所在地→ 雨温図・統計表を「A〜E のどれか」で当てる。
  • 大問 2: 各時代の短文に下線→「述べた文のうち誤っているものを 1 つ」が主。資料(絵画・農具・出土品)を選ぶ問い、並べ替え、「この出来事は A〜J のどこに入るか」。
  • 大問 3: 会話文の下線部ごとに資料(グラフ・表・地図)がつき、「あてはまらない文を 1 つ選び」の 3 択(2023・2025)。記述は最終盤に「あなたにできること」「提案と理由」。
  • 除外型(誤っているもの・あてはまらないもの・適切でないもの)が全大問で主流です。

8-4. 国語(50 分・150 点。2010・2014・2015・2018 の 4 冊のみ)

国語は資料が少なく未分析に近い状態です。以下は 4 冊の観察で、2019 年度以降は市販の過去問で必ず確認してください。

年度×大問の題材表

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年度 大問一 大問二 大問三 大問四 設問計
2018 慣用句の漢数字と続きの文(a〜j) 小説(北杜夫『怪盗ジバコ』・語句の意味 3・漢字三字の抜き出し・記号選択) 説明文(心のあり方・脱文の位置・「…時のこと。」の抜き出し・内容一致 A/B) — 19
2015 漢字の書き取り 10+漢字の意味 説明文(サムライアリとクロヤマアリ・「繭は…だから」「…こと。」の抜き出し・並べ替え・本文の特徴) 物語(長江優子『タイドプール』・母を亡くした五年生・気持ちの記号選択・指定字数の抜き出し) — 20
2014 誤字の訂正 5 漢字の書き取りと意味 20 説明文(石井光太・直感・脱文の位置・漢字二字の抜き出し・指示語 十字) 物語(村上由佳『約束』・四人組と病気・気持ちの記号選択・十字の抜き出し) 43
2010 擬態語(同音のくり返し)a〜j 部首を加える漢字 a〜j 説明文(曲がったキュウリ・抜き出し 6・二十字以内の記述 1) 物語(ようこと母・りかちゃん人形・抜き出し・気持ちの記号選択) 36

頻出と型

  • 読解は 4 年とも「説明文 1+物語 1」です。物語は子どもが主人公(母を亡くした五年生・四人組・人形をめぐる母娘)。詩・随筆・古文はゼロでした。
  • 設問は記号選択(気持ちの説明・語句の意味・空欄の語)と抜き出し(字数指定・「…こと。」「…気持ち。」に続く形・脱文の位置)で 9 割超です。自分の言葉で書く記述は 2010 の「二十字以内」1〜2 問だけ。内容一致を A/B で判定する問い(2018)、文の並べ替え(2015)もあります。
  • 知識大問は年で形式が変わります(擬態語・部首・誤字訂正・漢字と意味・慣用句の漢数字)。漢字の書き取りは 2014・2015 で 10〜20 問。
  • 設問数は 19〜43 と幅があり、2014 は知識大問だけで 25 問でした。

9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

周期が上限に達しているものを挙げます。2021 年度以前の一部は単元名の水準でしか確認していないため、単元名で挙げます。

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科目 単元 出題年 最終確認年度 状況
算数 大問 5 の水量とグラフ 2010・2014・2015・2016・2017・2024 2024 2018 は大問 3 に移り、2019〜2023 は速さが続いた後 2024 に戻りました。2025 は速さ。隔年で戻る候補
算数 大問 6 のゲーム・論理 2014(入場ゲート)・2023(ビンゴ) 2023 9 年空いて戻った例。規則性の裏で待つ枠
算数 大問 2 の通過算 2010・2016・2017・2020・2022 2022 2022 を最後に 3 年空き
算数 大問 2 の場合の数 2010・2015・2016・2018・2019・2021 2021 2021 を最後に 4 年空き。2023 大問 6 (2) に組み合わせの数として顔を出しました
算数 大問 2 の流水算 2019 2019 2019 を最後に 6 年空き
算数 大問 2 の時計算 2016・2025 2025 9 年空いて戻りました。次は当面低め
算数 大問 6 のニュートン算・約束記号 2016・2020 2020 各 1 回。大問 6 は規則性以外が 6 年で 3 回入る枠
理科 滑車・てこの大問 2014 大問 4 2014 以後は大問 1 の小問(2015・2021・2023)だけ。物理は電気・熱・ふりこで回っており、次の候補
理科 水溶液の判別の大問 2010 大問 1・2014 大問 2 2014 以後は大問 1 の小問(2024・2025 リトマス紙・BTB)だけ
理科 月・太陽の大問 2010 大問 7(皆既日食)のみ。月は小問(2014・2022・2025) 2010 2014 以降の地学の大問は岩石→気象→台風→地震→地層→星座→地震で、月・太陽の大問が 7 年ありません
理科 溶解度・中和 2015 大問 2 問 8(中和)・2021 大問 1(溶解度) 2021 大問としては 8 年で出ていません
社会 世界地理の大問 2010 大問 3 2010 以後は大問 3 の小問(トルコ 2024・ヨーロッパ 2025・ウクライナ 2023)だけ
社会 憲法条文・三権分立の設問 2014・2021・2024 に厚い 2024 大問 3 の中で 3 年おきに厚くなります(次は 2027 前後)
社会 記述 3〜4 問の年 2010・2022 2022 記述は年 0〜4 問で振れます
社会 地形図の読図 資料のある 9 年に無し なし 出ていませんが、大問 1 の地理が統計・雨温図に寄っているぶん、いつ入っても不思議はありません

10. 形式面の注意

  • 算数: 50 分・6 大問・小問 22〜24。記述・途中式・作図は 13 年ゼロで、全問答えのみです(2025 大問 5 (1) の「速さにもっとも近いものを記号で」1 問が唯一の記号選択)。円周率は 3.14(2010・2015・2016・2019・2022〜2025 の但し書きで確認)。大問 1 (4) は「□にあてはまる数」の逆算で、導入文「次の計算をしなさい。ただし、(4) は □ にあてはまる数を答えなさい」が 2014〜2025 の 12 年同文です。大問 2 (8) は 2022〜2025 の 4 年連続で「次のように求めました。ア〜○の空らんにあてはまる数を答えなさい」と、解き方の文章の空欄を埋める形になっています(2022 ガソリン代と走行距離、2023 パスカルの三角形の段の和、2024 旅館の和室の数、2025 くさったグレープフルーツの数)。図のある小問が約半分で、単位は問題文どおりに書きます。2 問構成の大問(3・4)は 1 問の配点が重いと見て、計算ミスの見直し時間を残してください。解答用紙は冊子の最終ページに同梱です。2016・2018 は冒頭に訂正事項のプリントがついています。
  • 理科: 40 分・5 大問・36〜43 問。記述ゼロ(8 年)・作図なしです。記号選択が 8 割強で、「正しいものを選び、記号で答えなさい」に加えて「2 つ選び」(2021〜2025 毎年 1〜4 問)「すべて選び」(2021〜2025 毎年 1〜4 問)「まちがっているものを」(2021〜2025 毎年)が混じります。短答は計算(気体の体積・濃度・ふりこの周期の平均・地震の時刻)と語句で、「漢字で答えなさい」(2024 酸素・受粉、2021・2015・2014)「カタカナで」(2022 マグニチュード・2025 ハザードマップ)の文字種指定があります。「小数第 2 位を四捨五入して小数第 1 位まで」(2024 大問 4)など桁指定がつく年もあります(2022・2024)。冊子は 8〜21 ページと年で厚さが違い、2024 は 21 ページです。
  • 社会: 40 分・3 大問・30〜57 問。記号選択が 8 割、短答は都道府県名・県庁所在地・人名・語句です。記述は年 0〜4 問で字数指定は資料のある 9 年に無く、欄の大きさで分量を決めます。語句の文字種指定は少なめです(「漢字で」2010・2014、「カタカナで」2010・2013、2013 の「漢字 2 字で」)。「誤っているもの」「あてはまらない文」「適切でないもの」を 1 つ選ぶ除外型が柱で、2023・2025 の大問 3 はほぼ全問が資料つきの 3 択除外型です。都道府県の位置は番号入り白地図から選びます(2010・2022・2023・2024)。量は年で大きく違い、2015・2025 は 57 問。2025 は冊子 37 ページで大問 3 の 18 問すべてに資料がつくので、資料の照合を 1 問 30 秒でこなす訓練が要ります。
  • 国語: 50 分・大問 3〜4・小問 19〜43。資料のある 4 年は記号選択と抜き出しがほぼすべてです。抜き出しは「五字」「十字」「十五字以内」「漢字二字」と字数・文字種の指定が細かく、「…こと。」「…気持ち。」「…時のこと。」に続く形が指定されます。自分の言葉で書く記述は 2010 の「二十字以内で」1〜2 問だけです。知識大問は擬態語(2010)・部首(2010)・誤字訂正(2014)・漢字と意味(2014・2015)・慣用句の漢数字(2018)と年で形式が変わります。

11. 学年別ロードマップ

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段 この学校で何をするか
小 4(土台) 計算の正確さ(大問 1 は毎年「四則 3 問+□の逆算 1 問」)、円の面積と円周の基本、立方体・直方体の体積、読解は「…こと。」「…気持ち。」に続く言葉を本文から探す練習、漢字は書きを毎日。理科は身の回りの観察(メダカ・こん虫の育ち方・川の石)を図鑑で。時間計測はまだしません。
小 5(幅) 全分野をひととおり学び終える段です。算数は 8-1 節の年度×大問の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使います: 大問 2 に来る単元(食塩水の 4 操作・角度・平均算・売買損益・つるかめ算・過不足算・仕事算・通過算・時計算・数の性質・場合の数)、円とおうぎ形の複合、立体の投影図・展開図・くり抜き、速さと水量のグラフ、規則性。理科は 4 分野を偏りなく(化学: 水溶液の性質・気体の発生と量・燃焼、生物: 植物のつくりと発芽・こん虫・メダカ・生態系、物理: 電気回路・熱の伝わり方・ふりこ・てこ、地学: 地層と岩石・地震・気象・星座・月)。社会は 47 都道府県を県の形・県庁所在地・特産・気候とセットで、通史は時代ごとの「短文 1 本」で言えるように。
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降に算数は「同じ大問を、年度を変えて解く」(大問 3 を 12 年分、大問 4 を 13 年分、大問 5 を 13 年分、大問 2 の食塩水を 13 年分)。理科・社会は「1 年分を、時間を計って解く」(40 分で 40 問前後)。国語は市販の過去問で 2019 年以降の形式を見てから抜き出しの練習に入ります。

小 5 の週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は社会の 47 都道府県カードと通史の短文 1 本、国語の漢字と語句に充てます。週末 60 分は算数の単元一巡に充て、大問 2 に来る単元(食塩水の 4 操作 → 角度 → 平均算 → 売買損益 → つるかめ算・過不足算 → 仕事算 → 通過算・時計算 → 数の性質 → 場合の数)→ 円とおうぎ形の複合 → 立体の投影図・展開図・くり抜き → 速さと水量のグラフ → 規則性 の順に進めます。理科の 4 分野(化学 → 生物 → 物理 → 地学)は月替わりで回します。つるかめ算・過不足算・通過算・時計算・流水算・ニュートン算などは教科書に載っていない受験用教材の単元なので、小 5 では基本の解き方までで十分です。

ただし理科は 2016〜2020 年度、社会は 2011・2012 と 2016〜2020 年度の資料が無く、国語は 2018 年度で止まっています(→ 13 節)。上の単元の並びは資料のある年から起こしたもので、直近の形式は市販の過去問で確認してください。

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか: 算数は出題位置と問い方が決まっているぶん、小 6 の「同じ大問を、年度を変えて解く反復」に時間をかける価値がある学校で、小 5 は大問 2 の単元プールを一巡しておけば足ります。差がつくのは小 6 の反復量と、大問 3・4 の図形を「分解して見る」精度です。理科・社会は「40 問を読み切る体力」と 47 都道府県・通史の暗記が、小 5 での全分野の一巡で決まります。国語は資料が古いので、小 5 から抜き出しと語彙を地道に積みます。


12. この学校と出題構造が近い学校

観点は「同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら過去問演習が重なるか」だけです。男女別学・共学の区別、入試日程の重なり、難易度・偏差値帯、通学圏は扱いません。数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100)で、自動集計によるものです。同じ問題が出るという意味ではありません。本校は国語の資料が少ないため、国語の近さは計算されていません。

  • 日本大学第三中学校(東京都・共学・近さ 83): 理科 90・社会 81 が高く、算数 79。理科の「小問集合+分野別大問・記号選択多め」の通し演習が使いやすい相手です。
  • 藤嶺学園藤沢中学校(神奈川県・男子校・近さ 80): 算数 84・社会 81、理科 75。算数の出題位置別演習(円とおうぎ形・立体・グラフ)が使いやすい相手です。
  • トキワ松学園中学校(東京都・女子校・近さ 80): 算数 87 が最も近く社会 83、理科 69 は離れます。算数の小問集合と図形の反復が重なります。

8 校の一覧・記述量・注意は 出題構造が近い学校のページ へ。

本校の C 日程・D 日程のように 2 科で受ける回もありますが、併願先が 4 科目校の場合、理社は本校の準備とは別に立てる必要があります。


13. 資料の限界

  • 資料は年ごとに科目 1 冊のみで、A 日程(第 1 回相当)と見ている根拠は 2018 年度算数の表紙の記載だけです。B〜D 日程・ESD 入試の問題は含まれておらず、この分析は A 日程 4 科の問題にのみ当てはまります。試験時間・配点は 2026 年度募集要項の値です。
  • 理科は 2016〜2020、社会は 2016〜2020 と 2011・2012 が欠落しており、「〜年連続」は資料のある年度の範囲での連続です。国語は 4 冊のみで 2018 年度で止まっており、直近 7 年の変化はこの資料からは言えません。算数の 2011〜2013 は解答用紙だけで、分析対象外です。
  • 2022 年度以前の一部(算数 2010・2014〜2021、理科 2010・2014・2015・2021、社会 2010・2013〜2015・2021)は大問の導入文と単元名・一部の設問文だけを確認しており、題材の一言は導入文から読める範囲にとどめました。
  • 図・グラフ・写真は文字情報に置き換えているため、図形問題や統計表・雨温図の読み取りは設問文と図の説明文からの推定を含みます。
  • 「同じ問題の使い回し」は、両年の設問文を原本で確認したもの(算数の食塩水 2024→2025・2017→2019)だけを実例として書きました。理科の「同じ設定が戻る例」は設問文まで同一ではありません。
  • 配点は各科目の満点のみ公開で、小問ごとの配点は非公開です。設問数ベースの比重しか語れません。
  • 「〜のように見える」と書いた箇所は題材からの推測で、出題意図を裏づける資料はありません。

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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。ページ生成日: 2026-10-14。

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