専修大学松戸中学校 の過去問分析

専修大学松戸中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

専修大学松戸中学校 過去問分析(2009〜2026 年度・第 1 回相当・18 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 千葉県松戸市
男女 共学
入試回と日程・科目 第 1 回 1 月 20 日(4 科)/第 2 回 1 月 26 日(4 科)/帰国生 1 月 26 日(4 科+面接)/第 3 回(国語・算数の 2 科+面接)(2026 年度募集要項)
試験時間・配点 国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科 30 分 50 点・社会 30 分 50 点(4 科 300 点満点)。第 3 回は面接を含めて 300 点満点
面接 帰国生入試と第 3 回に面接があります

いまの小 6 は 2027 年 1 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 4 科目とも大問数・小問数がほとんど動きません。算数 7 大問 20 問、理科 5 大問 23〜24 問、社会 5 大問 40〜41 問、国語 3 大問 34〜37 問です。
  2. 算数の大問 1・2・7、理科の大問 1、社会の大問 1、国語の読解冒頭の知識セットは、同じ座席(問題の置き場所)に同じ形の問題が座ります。ここで言っているのは「同じ問題が出る」ではなく「同じ種類の問題が同じ場所に出る」ということです。
  3. 残り(算数の大問 3〜5、理科の大問 2〜5、社会の大問 2〜4)は毎年作り直されます。

家でやること 3 つ

  1. 社会の大問 1 の地形図を 4 年分続けて解きます(2023 岡谷市・2024 仙台市・2025 福岡市・2026 大津市)。
  2. 算数の大問 1 の計算 4 問と大問 2 (1) の単位換算を、毎日 1 問ずつ。
  3. 理科の大問 1(5 分野の一問一答 5 問)だけを 4 年分、年度をまたいで縦に解きます。

今週やる 1 つ

  1. 算数の立体の切断 3 題(2024 大問 3・2025 大問 5・2026 大問 4)を解いて、切り口が描ける状態か確かめます。

注意

  1. 国語は 2022 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)。ここに書いた国語の話は 2018・2019・2021 年度に限った話です(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(転写データの単元分類だけを見た年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 4 年(2023・2024・2025・2026) 13 年(2009〜2022 のうち 2013 を除く全年) 17 年(2009〜2026。2013 が欠落) 2023・2025・2026 は高い。2024 は転写の確度がやや低い
理科 4 年(2023〜2026) 14 年(2009〜2022) 18 年(2009〜2026) 2024・2025 は高い。2023・2026 は図の説明に頼る箇所がある
社会 4 年(2023〜2026) 14 年(2009〜2022) 18 年(2009〜2026) 2024 は高い。2023・2025・2026 は選択肢の細部に読み落としの可能性
国語 3 年(2018・2019・2021) 8 年(2010〜2017) 12 年(2010〜2021。2009 は転写 0 問、2020 が欠落、2022〜2026 の 5 年分が非掲載) 高い。ただし直近 5 年は市販の過去問での補完が前提

5. 一番大きな結論

専修大学松戸は「4 科目とも大問数・小問数が動かず、算数の前半・理科の大問 1・社会の大問 1 は同じ座席に同じ形の問題が座り、残りは毎年作り直される」学校です。

したがって過去問の使い方は一つではありません。①座席の決まった部分(算数の大問 1・2・7、理科の大問 1、社会の大問 1、国語の知識セット)は「同じ座席を年度をまたいで縦に解く」、②残りの部分は「時間の使い方」と「単元ごとの解き方」を年度通しで身につける。この二本立てが、この学校では効きます。「同じ問題を暗記する」使い方が効くのは①の中でも社会の地形図と国語の知識セットに限られ、算数・理科の中身は毎年新しく作られます。

科目横断の要点

科目 形式の固定度 中身の性格
算数 非常に高い。7 大問・20 問・50 分・答えのみ(精読した 4 年で不変)。記述・作図なし 大問 1・2 の 9 問は計算と一行題(数行で終わる短い文章題)。大問 3〜7 は毎年入れ替わりますが、立体の切断(2024〜2026 の 3 年連続)と 3 小問の速さ系(大問 6・4 年連続)は座席が見えます
理科 非常に高い。5 大問・23〜24 問・30 分。選択と短答(語句や数値を短く答える形式)が半々、記述は年 0〜1 問、作図(グラフに点を打つ)が年 1 問 大問 1 は一問一答 5 問(前年ニュース 1 問を含む)。大問 2〜5 は 4 分野 1 題ずつで単元は循環し、物理は計算 4〜5 問が続きます
社会 非常に高い。5 大問・40〜41 問・30 分。選択が 7 割・記述 1〜3 問 大問 1 は地形図で始まる横断問題、大問 2〜4 に「A〜H を並べて 1 問ずつ」の形、大問 5 は前年の出来事×公民
国語 高い(2021 年度まで)。3 大問・34〜37 問・50 分 漢字 10 +物語+説明文。読解の冒頭に知識セット、記述は各読解 2 問で字数指定つき(20〜80 字)

科目ごとに見ると、算数・理科は「速く正確に処理する」試験、社会は「量をさばく」試験(30 分で 40 問)、国語は「知識と読解を切り替える」試験です。4 科目とも形式が読めるので、時間配分の練習は年度通しを数回すれば足ります。最優先で手をつける項目は 7 節にまとめました。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [週末 60 分] 社会・大問 1 の地形図読図 — 2023 岡谷市(諏訪湖・天竜川)、2024 仙台市、2025 福岡市、2026 大津市。地形図上の長さから実際の距離を求める計算(2024「約 5cm」・2026「約 9cm」を 2 万 5 千分の 1 で)、地図記号の正誤(2024 愛宕大橋付近・2025 県庁の敷地内)、「読み取れる内容として正しい/正しくないもの」の選択(4 年すべて)。この 2〜3 問のあと、その土地の歴史・公民に 6〜7 問つながります。4 枚を通しで解き、実距離の計算(地図上 1cm=250m)、地図記号(裁判所・県庁・市役所・寺院・郵便局・交番・消防署)、標高の読み方を固めます。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の計算 4 問と大問 2 (1) の単位換算 — 大問 1 は「小数と分数の四則 2〜3 問+逆算(□にあてはまる数を求める計算)1 問」で、(4) に工夫計算(2023 分配法則、2024 部分分数の和、2025 等差数列の和、2026 繁分数)。大問 2 (1) は 2023 km²→m²、2024 cm と m の混合、2025 m³→cm³、2026「1/36 日=□分」。ここまで 5 問で失点ゼロが目標です。大問 1・2 の 9 問を 4 年分(2023〜2026)通しで解き、10 分以内・全問正解の水準へ。工夫計算と単位換算は毎日 1 問。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・大問 3〜5 の中心単元(立体の切断・面積比・場合の数・数の性質) — 立体の切断は 2024 大問 3(立方体の頂点から動く 3 点を通る平面で切る・体積)、2025 大問 5(正四面体を 3 点で切る・切り口が辺と交わる点の比)、2026 大問 4(1cm の立方体 23 個を組んだ立体を切って分かれる個数と最大の体積)の 3 年連続で、切り口の作図から入ります。平面図形の面積比は 2023 大問 5・2025 大問 4、場合の数・推理は 2024 大問 5・2025 大問 7・2026 大問 5、数の性質・規則性は 2024 大問 7・2026 大問 3 と大問 7。各 2 題ずつで足ります。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 算数・大問 6 の速さ系と大問 7 の会話文を縦に — 大問 6 は 2024 通過算(トンネルの中を歩く人)、2025 通過算(普通列車と急行のグラフ)、2026 3 人が両端から出発する速さ(「最もはなれている 2 人の距離」のグラフ)、2023 坂道の模型を動く棒の影(速さと相似)。「グラフの折れ目が何を意味するか」を言葉で言う練習を。大問 7 は 4 年分を続けて解き、会話文を最後まで読んでから (1) を埋める手順を体に入れます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [毎日 10 分] 理科・大問 1 の一問一答 — 5 分野から 1 問ずつ、(5) は前年の科学ニュース(2023 は 2022 年 7 月の大雨で気象庁が初めて発表した情報の名称、2024 は 2023 年 6 月の条件付特定外来生物の指定、2025 は 2024 年 1 月の月探査機のピンポイント着陸、2026 は 2025 年のナウマン博士来日 150 年)。過去問の大問 1 だけを年度をまたいで解くと、20 問で 1 冊の知識確認になります。落とした分野は教科書に戻してください。前年の科学ニュースは秋以降に「理科のどの単元とつながるか」で整理します。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週末 60 分] 理科・物理の計算と化学の判別 — 物理は 2023 音(弦の長さと振動数)、2024 ばね(2 本のばねと棒・かっ車)、2025 てこ(重さのわからない棒の重心・整数比)、2026 浮力(押しのけた水と食塩水の密度)。いずれも「表 → 比例 → 逆算」の一連で、グラフに点を打つ作図(2024・2025・2026)とセットです。化学は判別 2 題(2024 大問 4 気体・2026 大問 4 水溶液)と溶解度(2023 大問 4)を、判別表 1 枚に整理して。人体 3 題(2024 大問 3・2025 大問 2・2026 大問 2)と地学の計算(2025 大問 4・2026 大問 3)も同じ枠で回せます。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 社会・「A〜H」の資料問題と大問 5 の前年の出来事×公民 — A〜H は 2023 大問 3 外交史料・大問 4 仏像と絵画、2024 大問 2 各地方の最高峰・大問 3 時代の変わり目の事件、2025 大問 3 外交の舞台(坊津・大輪田泊・臼杵・浦賀・下田・潮岬・下関・那覇)、2026 大問 2 県章・大問 4 世界遺産の地図。1 資料 1 問なので、資料を見て時代・地域を即答する練習が直接効きます。大問 5 は 2023 参院選(2022)、2024 G7 広島サミット(2023)、2025 憲法 14 条ほかの条文と 2024 年 10 月の首相指名、2026 関税と間接税・国債・自衛隊の指揮権。憲法条文(14 条・前文・9 条・25 条)の空欄補充、国会の種類、内閣の仕事、弾劾裁判所、歳出の内訳、税の種類(直接税・間接税・国税・地方税)を 1 枚にまとめます。語句は文字種・字数の指定つきで書く練習を(カタカナ 4 字・漢字 2〜4 字・5 字・算用数字)。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・読解冒頭の知識セットと字数指定つき記述 — 物語は擬態語の空欄補充(3 年とも 4〜5 か所)→「ばかり」「られ」「ような」の用法 → 熟語の組み立て → 慣用句の意味、説明文は接続語の空欄補充 → 部首名・画数 → 対義語 →「主語を一文節で」の順で、精読した 3 年(2018・2019・2021)とも同じです。該当設問だけを抜き出して 1 冊に固めます。記述は物語 2 問・説明文 2 問が基本で、2018 は 20〜45 字、2019 は 15〜80 字、2021 は 40〜80 字。本文の語を使って「〜から。」「〜こと。」で締め、指定語句(2021「期待」「心配」)を必ず入れます。60〜80 字の長い記述は 2 要素(前の考え/あとの考え、期待/心配)で組みます。漢字は送り仮名つきの訓を重点的に、末尾の「表現について」「内容に合うもの」は消去法で、段落分けと一文の挿入は接続語を手がかりに。(確認: 〜2021 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・100 点・7 大問・20 問・答えのみ)

年度×大問の題材表(精読した 4 年・大問 1 と大問 2)

年度 大問 1 (1)〜(3) 大問 1 (4) 大問 2 (1) 単位換算 大問 2 (2)〜(5)
2023 分数・小数の四則 2 問+逆算 分配法則(2.89×2.56+2.89×1.21+7.11×3.77) 1.2km²÷800=□m² 数の並びの規則(2,0,2,3 の繰り返し)/速さ(歩く速さを変えて何分)/つるかめ算(赤と青のテープ)/円柱の体積 314cm³ から半径
2024 分数・小数の四則 2 問+逆算 部分分数の和(1/2+1/6+1/12+…) (80cm+0.4m)÷4=□cm 割合(お金の 1/3 より 40 円多く使う)/数の性質(3 で割ると 1 余り 4 で割ると 2 余る)/肉の混合価格/正九角形の角度
2025 分数・小数の四則 2 問+逆算 等差数列の和(1/3+2/3+1+…) 0.6m³÷1500=□cm³ 平均算(4 教科の目標平均)/売買損益(3 割の利益・2 割引)/時計算(6 時台の 55 度)/年齢の比(父と長男)
2026 分数・小数の四則 2 問+逆算 繁分数 1/36 日=□分 ○と●の並びの規則/えんぴつとボールペンを同数買う/8 人の体重の中央値/円 3 つの周の長さ(3.14)

年度×大問の題材表(精読した 4 年・大問 3〜7)

年度 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6(3 小問) 大問 7(会話文)
2023 仕事算(A 君 12 日・B 君 16 日目の途中) 年齢算(犬の年齢を人間に換算) 面積比(直角二等辺三角形+正三角形 2 つ・長さの比) 影と相似(坂道の模型を動く棒・秒速) 水量とグラフ(2 段の容器・M さんの質問)
2024 立方体の切断(頂点から動く 3 点・3 秒後と 6 秒後の体積) 円とおうぎ形(6×8 の長方形と 3 つのおうぎ形・かげの面積) 推理(1〜9 を 3×3 に並べる) 通過算(トンネルの中を歩く太郎君) 数の並び(奇数段目を○で囲む・(1) は選択)
2025 過不足算(折り紙を 9 枚・15 枚ずつ) 面積(6×10 の長方形・垂線 AF の長さ) 正四面体の切断(P・Q・R を通る面と辺の交点の比) 通過算(普通列車と急行のグラフ・トンネルの長さ) 場合の数(3 色の玉から 4 個・(1) は選択)
2026 数の性質(最小公倍数が最大公約数の何倍か・99 倍の組) 立体の分割(1cm 立方体 23 個を切る・個数と最大体積) 場合の数(男 4 女 6 からリーダー 1 と副 2) 速さ(3 人が両端から出発・最も離れた 2 人の距離のグラフ) 数の性質(クイズの採点に 1・2・4・8・16 を割り当てる)

表に出てくるつるかめ算(2 種類のものの個数を合計から求める)・過不足算(配り方を変えたときの余り・不足から数を求める)・仕事算・年齢算・通過算・売買損益・時計算などの中身は 用語集 にあります。

2009〜2022 の単元の並び(構成だけ数えた 13 年・題材は未確認・大問 3〜7)

分類の一覧を写すと、2009 平面図形・過不足算・回転体・場合の数・通過算/2010 食塩水・角度・図形の移動・場合の数・速さ/2011 場合の数・平面図形・規則性・速さ・速さ/2012 つるかめ算・立体の切断・通過算・数の性質・平面図形/2014 規則性・売買損益・平面図形・場合の数・水量/2015 つるかめ算・場合の数・割合・数の性質・速さ/2016 流水算・規則性・割合・図形の移動・場合の数/2017 時計算・規則性・図形の移動・食塩水・速さ/2018 平面図形・数の性質・仕事算・比例・集合/2019 割合・比例・仕事算・立体の切断・規則性/2020 場合の数・時計算・売買損益・平面図形・数の性質/2021 立体・平面図形・つるかめ算・ニュートン算・平均算/2022 和差算・売買損益・影・つるかめ算・立体、となります。大問 1 は全年で計算、大問 2 は 2018 を除いて単位換算を含む小問集合、と分類されています。

頻出単元と周期

問い方


8-2. 理科(30 分・50 点・5 大問・23〜24 問)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

年度 大問 1(一問一答 5 問・4 択) 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5(物理)
2023 天気のことわざ/ドングリをつけない木/顕微鏡の操作/レールのすき間/
2022 年 7 月の大雨で気象庁が初めて発表した情報
地学/星の明るさと色(HR 図・漢字 1 文字) 生物/種子の断面(カキ・トウモロコシ・インゲンマメ・白米の作図) 化学/溶解度(表から濃度%・冷やして出る結晶) 音/モノコードの弦の長さと振動数(記述 1)
2024 台風の被害/アブラナの芽生え/中和で残る固体/光の三原色/
2023 年 6 月の条件付特定外来生物
地学/星座早見(千葉県のある場所・北と東・持ち方) 生物/心臓の 4 つの部屋と血管 化学/スプレー缶 4 本の気体判別(記述 1) ばね/2 本のばねの表 → グラフ作図 → 棒とかっ車のつり合い
2025 花をつけない植物/砂糖とホウ酸の区別/示準化石/周期の短いふりこ/
2024 年 1 月の月探査機のピンポイント着陸
生物/吸気と呼気の表(酸素の体積計算・肺を通る血液) 化学/注射器で二酸化炭素を水に溶かす(グラフ作図・最大体積) 地学/地点 A〜E の日の出・南中時刻・南中高度(時期・昼の長さ) てこ/太さの違う棒の重心とおもり A〜C の重さの比(整数比・5 問)
2026 胞子でふえる植物/5℃ の水に最も溶けるもの/乱層雲/針を磁石にする/
2025 年のナウマン博士来日 150 年と日本列島中央の「大きな溝」
生物/ヒトの誕生(受精・胎児・へその緒) 地学/地震の P 波と S 波(到着時刻のグラフ・初期微動継続時間) 化学/無色の水溶液 5 種の判別(においのかぎ方の記述・加熱で気体) 浮力/押しのけた水と浮力のグラフ作図・食塩水の密度

大問 2〜5 は生物・化学・地学・物理が 1 題ずつで、物理が大問 5(4 年連続)。生・化・地の並びは年で変わります。分類の一覧では、大問 5 は 2009 年以降 18 年中 15 年が物理です(電気回路 2009・てこ 2010・ばね 2011・音 2012・ふりこ 2013・ばね 2016・電磁石 2017・音 2018・てこ 2019・光 2020・ふりこ 2022・音 2023・ばね 2024・てこ 2025・浮力 2026。例外は 2014 植物・2015 人体・2021 生態系)。

頻出単元と周期

問い方


8-3. 社会(30 分・50 点・5 大問・40〜41 問)

年度×大問の題材表(精読した 4 年・★=記述のあった大問)

年度 大問 1(地形図・9 問) 大問 2(地理) 大問 3(歴史) 大問 4(歴史) 大問 5(公民×前年の出来事)
2023 岡谷市(諏訪湖・天竜川)→ 構造線 → 長野県が接する 8 県 →
諏訪盆地の工業の変化 → 戦国大名の争い → ナウマンゾウ → 簡易裁判所と裁判員制度
東北 6 県の統計表(製造品出荷額・縄文遺跡群・河川・竿燈・果物のグラフ・北緯 40 度) ★外交の史料 A〜H(聖徳太子の手紙〜日中平和友好条約・日比谷焼き打ちの理由) 仏像・絵画 A〜G(金剛力士像・雪舟・見返り美人・釈迦三尊・
中尊寺・鑑真像・北斎・年代順で 5 番目)
2022 年参院選(侵攻した国の名をカタカナで・参政権・
臨時国会の 4 分の 1・内閣の仕事・マイクロプラスチック)
2024 仙台市(地図記号の正誤・5cm の実距離・標高)→ 仙台平野 → 伊達氏 →
多賀城 724 年 → 高等裁判所 → 県知事と市長
★各地方の最高峰 A〜H(盆地の農業・阿賀野川・農作物グラフ・
急流河口の工業・鳥取の冬の降水の理由)
時代の変わり目の事件 A〜H(大化 →…→ 戦後・並べ替え) 住居と建築の歴史(竪穴住居・正倉院・厳島神社・禅宗・現存 12 天守・鹿鳴館) ★2023 年 G7 広島サミット(開催都市・G7 でない国・国連事務総長・
COP・首相の指名を 15 字前後で)
2025 福岡市(県庁周辺の施設・正誤の組み合わせ)→ 本州との間の海峡 → 北九州の工業 →
志賀島の金印 → 日明貿易 → 政令指定都市 → 福岡空港と国土交通省の外局
温暖化と気候の文章(南半球・鹿児島の畜産・原子力発電・
金沢の雨温図・佐渡島・太平洋側沖合の海洋の名を 5 字)
★外交の舞台 A〜H の地図(坊津・大輪田泊・臼杵のリーフデ号・
浦賀・下田・潮岬・下関・那覇)
明治〜戦後の政治史(立憲改進党・帝国議会開設時の首相・治安維持法・
戦後改革・女性議員の割当・数字)
憲法 14 条ほかの条文(法の下の平等・参政権 漢字 3 字・特別国会・過半数・
2024 年 10 月の首相・弾劾裁判所・歳出のグラフ・漢字 4 字)
2026 大津市(9cm の実距離・正しくないもの)→ 琵琶湖のある盆地と流れ出る川 → 大津宮 →
中山道の宿場 → 三井寺と天台宗 → 国税と地方税 → 消費税の税率の制度
★県章 A〜H(三大急流・果物グラフ・ため池が減る理由・
上越と北陸新幹線の分岐駅・真珠の湾・宇部の工業・特産物・政令指定都市の数)
貨幣の歴史(富本銭・大輪田泊・日明貿易・信長・囲米・1871 年ごろの並べ替え) ★世界遺産の地図ア〜ク(三内丸山の黒曜石・2024 年登録の金山・富士山・
京都・石見銀山・原爆ドーム・八幡製鉄所・首里城)
★2025 年の関税引き上げ(関税 漢字 2 字・間接税のしくみ・国債・
自衛隊の指揮権・WTO・フェアトレード・TPP・内閣)

表から読める構造は次のとおりです。

頻出テーマと周期

問い方


8-4. 国語(50 分・100 点・3 大問・34〜37 問。2010〜2021 の資料のみ)

2022 年度以降は問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)ため、以下は 2018・2019・2021 年度に限った話です。直近の形式は市販の過去問集で必ず補完し、①3 大問構成が続いているか、②知識セットが残っているか、③記述の字数がどうなったかの 3 点を確認してください。

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問一(漢字) 大問二(物語)・設問数/記述 大問三(説明文)・設問数/記述
2018 10 問(率いる・拝借・専攻/敬う・危ぶむ・吸収・忠誠・縦横無尽・磁石) 中学 2 年のサッカー部マネージャー「あたし」と食堂のおばさん・12 問/記述 2(30〜40 字・20〜30 字) 「地球の意識」と生きものとしての人間・12 問/記述 2(30〜40 字・35〜45 字)
2019 10 問(貧弱・暗幕・木綿/刻む・乱れる・破片・増減・脈絡・講堂) 1949 年の小学 4 年生・淳子と那須岳登山・13 問/記述 2(60〜70 字・40〜50 字) 人工知能とヒトの脳・12 問/記述 2(15〜35 字・60〜80 字)
2021 10 問(貫く・添付・柔和・土産/訪れる・預ける・航海・輸送・護衛) 活け花を習う高校生・紗英と朝倉くん・14 問/記述 2(40〜50 字・60〜70 字) 理科を学ぶ意味・「学び方を学ぶ」・13 問/記述 2(70〜80 字・55〜65 字)

分類の一覧では 2010〜2021 の 11 年すべてが 3 大問・32〜38 問で、大問一が漢字と分類されています。

頻出の傾向


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した 4 年(国語は 3 年)と、分類の一覧の範囲での話です。最終確認年度は、その単元を最後に確認できた年度を指します。

単元 出ていた年 最終確認年度 中身
算数・水量とグラフ 2023(大問 7・会話文つき)。分類の一覧では 2014 2023 年度 2023 大問 7(2 段の容器)を最後に 3 年出ていません
算数・影と相似 2023(大問 6)。分類の一覧では 2022 2023 年度 坂道の模型を動く棒の影。2 年続いたあと 3 年空きです
算数・円とおうぎ形の大問 2024(大問 4) 2024 年度 長方形の 3 頂点を中心とするおうぎ形。2025 はなし、2026 は大問 2 (5) の小問(円 3 つの周)だけに縮んでいます
算数・平面図形の面積比の大問 2023(大問 5)・2025(大問 4) 2025 年度 隔年で来て 2026 はなし。次の年に戻る形になります
算数・分類の一覧で長く空いているもの 食塩水 2010・2017/流水算 2016/集合 2018/ニュートン算 2021 食塩水 2017 年度・流水算 2016 年度・集合 2018 年度・ニュートン算 2021 年度 いずれも精読した 4 年では出ていません。ニュートン算(一定の割合で増える量を減らしていく問題・受験用教材の単元)は 2021 の 1 回だけです
理科・中和 分類の一覧では 2013・2015・2017・2020・2022 に大問 2024 年度(大問 1 (3) の小問) 隔年で大問だったものが、2023 以降は小問だけになっています。次に戻る候補の筆頭とみています
理科・月 分類の一覧では 2012・2021 に大問 2021 年度 2023〜2026 は大問なしです
理科・電気回路 分類の一覧では 2009・2014・2021 に大問 2021 年度 5 年空きです
理科・こん虫 分類の一覧では 2010・2012・2019・2022 に大問 2022 年度 4 年空きです
理科・光 分類の一覧では 2020 に大問 2024 年度(大問 1 の小問) 大問としては 2020 が最後で、2024 は光の三原色が大問 1 の小問に入っただけです
理科・ふりこ 分類の一覧では 2013・2022 に大問 2025 年度(大問 1 の小問) 大問としては 2022 が最後で、2025 は周期の短いふりこが大問 1 の小問に入っただけです
社会・三権分立を主題にした大問 5 2023・2025 2025 年度 2026 は税と貿易に替わりました。2027 に戻ってもおかしくない枠です
社会・世界地理の大問 分類の一覧では 2011・2017 に大問 1 2024 年度(大問 5 の小問) 2019 以降は大問 1 が地形図に固定され、世界地理は大問 5 の小問(2024 地図で国の位置)に縮んでいます

10. 形式面の注意

試験時間・配点は 1 節にまとめました。設問別の配点はどの科目・年度も印刷されていません。


11. 学年別ロードマップ(小 4 から始めるなら)

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) 計算の正確さ(小数と分数の四則・逆算)、図形の基礎(角度・面積・立方体を積む)、読解(物語 1 本を 20 分で読む)、短い記述(「〜から。」で 1 文)、漢字語彙の 5 本です。この学校で最終的に効く入口は、立方体・直方体を積んだり切ったりする感覚(算数の大問 3〜5)と、地図記号と方位(社会の大問 1)。時間計測はまだしません
小 5(幅) 全分野をひととおり学び終える年です。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は計算と単位換算(km² と m²、cm と m、m³ と cm³、日と分)を毎日、週末 60 分はその週の単元 1 つ。算数の単元は 8-1 の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使い、速さ(通過算・グラフの読み)→ 場合の数 → 数の性質(約数・倍数・余り)→ 立体の切断 → 平面図形の面積比 → 文章題(つるかめ算・過不足算・仕事算・年齢算・売買損益・平均算・割合。つるかめ算・過不足算・仕事算・年齢算は受験用教材の単元)の順に置きます。理科は 4 分野の基本(音・ばね・てこ・浮力/溶解度・気体・水溶液の判別/星・気象・地震/人体・植物)を教科書水準で。社会は 47 都道府県と地形図の読み方、通史を一度。国語は接続語・熟語の組み立て・部首・対義語の知識を「読解の中で問われる形」で練習します。ただし国語は 2022 年度以降の問題文が資料に無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください。この学校では算数の大問 3〜5 と理科の大問 2〜5 が毎年作り直されるので、この段の一巡が本体です
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降に、座席の決まった問題(算数の大問 1・2・7、理科の大問 1、社会の大問 1・大問 5、国語の知識セット)は「同じ座席を縦に」、残りは「年度通しで時間を計る」。理科・社会は 30 分で 24 問・40 問なので、通しを 3〜4 回やって「迷ったら飛ばす」を体に入れます

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。差がつくのは小 5 での全分野の一巡と、小 6 の「座席の決まった問題の反復」の両方ですが、比重は小 5 にあります。理由は、算数の大問 3〜5・理科の大問 2〜5・社会の大問 2〜4 の単元が毎年入れ替わるため、「出た問題を覚える」だけでは 20 問中 9 問・24 問中 5 問・40 問中 9 問しか押さえられないからです。一方で社会の地形図と国語の知識セットは同じ問い方が続くので、小 6 の反復で確実に取り切れます。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・合格可能性・通学圏は扱いません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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