市川中学校 の過去問分析

市川中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

市川中学校 過去問分析(2023〜2026 年度・第 1 回相当・4 年分を精読)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 千葉県市川市
男女 共学。2003 年に中学が共学になりました(それ以前は男子校です)
入試回と日程・科目 第 1 回入学試験 1 月 20 日(会場は幕張メッセ国際展示場・定員 280 名)/第 2 回入学試験 2 月 4 日(本校・定員 40 名)。いずれも 4 科(国語・算数・理科・社会)。ほかに 12 月 12 日の帰国生入試(英語型・英語Ⅰ・Ⅱ+国語・算数)があります(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科 40 分 100 点・社会 40 分 100 点。4 科とも 100 点で均等(第 1 回・第 2 回とも同じ)

いまの小 6 は 2027 年 1 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 入れ物の形(大問の数・小問の数・時間)がきわめてよく揃っている一方、中に入る問題は毎年新しく作られます。ただし科目ごとに、決まった座席(問題の置き場所)に決まった種類の問題が座ります。
  2. 算数は 4 年とも大問 5 題で、大問 1 の小問集合に計算・逆算と食塩水の濃度が毎年入ります。社会は 4 年とも「前近代の歴史 → 近現代の歴史 → 地理 → 公民」の 4 大問の並びが崩れていません。
  3. 国語は 4 年とも最後の大問が漢字の書き取り 7〜8 問で、記述は 4 年とも字数指定がつきます。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 を 4 年分 19 問、続けて解きます(計算・逆算と食塩水)。
  2. 国語の漢字大問 4 年分 31 問を、四字熟語・ことわざまで含めて回します。
  3. 社会の正誤の組み合わせ 4 年分 25 問を、1 文ずつ○×を決めてから選ぶ手順で解きます。

今週やる 1 つ

  1. 算数の作図 6 問(2023 大問 4(1)・2023 大問 5(1)・2024 大問 3(1)・2025 大問 4(2)・2026 大問 4(1)(2))を、コンパスと定規で実際に引いてみます。

注意

  1. 資料の冊子は 1 年に 1 冊だけで、第 1 回か第 2 回かを冊子から確認できていません。第 2 回と 12 月の帰国生入試の傾向はこのページの対象外です(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びと数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 4 年(2023・2024・2025・2026) 13 年(2009〜2022 のうち転写のある年) 17 年(2009〜2026・2013 は無し) 2023〜2025 は設問文まで読み取れます。2026 は大問 3 の穴うめ 1 か所が転写に残っていません。図が多い科目(図のつく小問が 54%)で、図そのものは文字の説明に置き換えて読みました
理科 4 年(2023・2024・2025・2026) 13 年(2009〜2022 のうち転写のある年) 17 年(2009〜2026・2013 と 2021 は無し) 2023・2026 は設問文・選択肢まで読み取れます。2024・2025 は導入文と表の一部に転写の揺れがあります
社会 4 年(2023・2024・2025・2026) 14 年(2009〜2022) 18 年(2009〜2026・欠けなし) 2023・2024・2026 は設問文・選択肢まで読み取れます。2025 は大問 1 の本文(空らん①〜⑥のもとの文章)に転写の揺れがあります
国語 4 年(2023・2024・2025・2026) 10 年(2009〜2022 のうち転写のある年) 14 年(2009〜2026・2013・2019・2020・2021 は無し) 4 年とも本文・設問文・漢字の出題文まで読み取れます

5. 一番大きな結論

市川の入試は入れ物の形がきわめてよく揃っている一方、中に入る問題は毎年新しく作られます。ただし科目ごとに、決まった座席に決まった種類の問題が座ります。

したがって過去問の使い方は、「出る問題を覚える」ではなく「決まった座席に何が座るかを知り、その席の解き方を仕上げる」使い方になります。ここで言っているのは「同じ問題が出る」ではなく「同じ種類の問題が同じ場所に出る」ということです。とくに算数の大問 1(計算+食塩水を含む小問集合)、社会の 4 大問の並びと正誤の組み合わせ、国語の最後の漢字大問は、座席がはっきりしているので事前に固められます。一方で算数の大問 2〜5 と理科の 4 大問は毎年題材が変わるので、単元の型を習得する演習が本体になります。手順は 過去問の使い方 にあります。

科目横断の要点をまとめると次のとおりです。

科目 形式の固定度 中身の性格 時間をかける価値があること
算数 非常に高い。大問 5・小問 16〜21・50 分・答えのみ(4 年とも)。転写の分類では 2020 年以降 7 年続けて大問 5 大問 1 の小問集合は座席が決まっている(計算・食塩水)。大問 2 以降は毎年別の単元。同じ問題の再登場は 4 年では見つからなかった 大問 1 の 5 問を落とさない計算力と食塩水、作図(コンパスと定規/定規のみ)、ルールを読んで規則を見つける大問
理科 高い。4 大問・23〜28 問・40 分(4 年とも)。物理・化学・生物・地学が 1 題ずつ 毎年新作。長い導入文+表・グラフ+計算。分野の偏りが小さく、どの単元も出うる 長い実験文・会話文を読み切って表から比例で計算する練習と、20 字以内で理由を書く短い記述
社会 非常に高い。4 大問(前近代史→近現代史→地理→公民)・27〜29 問・40 分(4 年とも) 題材は毎年新しいが問い方が固定。正誤の組み合わせが年 4〜8 問、「漢字で答えなさい」の語句、資料から書く記述が年 2〜4 問 正誤の組み合わせの解き方(a・b/a〜c を 1 文ずつ切って判定)と、資料・グラフを根拠に書く記述
国語 高い。大問 3〜4(うち最後が漢字)・小問 19〜22・50 分(4 年とも) 論説文+小説/随筆。記号選択 4〜6 割、漢字 7〜8 問、記述 2〜4 問。抜き出しはほぼ無い 漢字 7〜8 問の確実な得点と、字数指定つきの記述を 40〜120 字で書き切ること

科目ごとに競技が違います。算数は「決まった 5 席を速く正確に」、理科は「読んで計算する」、社会は「1 文ずつ正誤を判定する」、国語は「選び、そして指定字数で書く」です。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順・8 項目)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。学年別の順序は 11 節にまとめました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の小問集合を「席の決まった 5 問」として仕上げる — 4 年とも (1) が計算・逆算(2023・2024 は帯分数と小数の混じった四則、2025・2026 は □ を含む逆算)、そして 4 年とも食塩水の濃度が 1 問入ります(2023 大問 1(4)・2024 大問 1(2)・2025 大問 1(2)・2026 大問 1(2))。残りは年齢算(年齢の差から求める)・推理・場合の数・平面図形の面積比・平均算(合計=平均×回数)・立体の体積から 3 問。ここだけで 5/17 前後を占めます。4 年分 19 問を縦に並べ、時間を計って 8 分で 5 問を目安にします。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数・作図を手で練習する — 4 年連続で出ています。2023 大問 4(1) 円錐の展開図をコンパスと定規で、2023 大問 5(1) マス目に 4 行 4 列を書き入れる、2024 大問 3(1) 規則にしたがって円をかき加える、2025 大問 4(2) 動く円の中心 Q を作図する、2026 大問 4 は 2 問とも作図で「定規のみを用いて」円に内接する長方形と 2 円の交点から中心を求める、の 4 年分 6 問。道具の指定(コンパスと定規/定規のみ)と「作図に用いた線は消さない」形式に慣れておきます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週 1 回] 社会・正誤の組み合わせと歴史の 2 大問 — 正誤の組み合わせは 2023 年 6 問・2024 年 4 問・2025 年 7 問・2026 年 8 問。a・b の 2 文型と a〜c の 3 文型があり、時代の取り違え(2026 大問 1 問 2 律令国家、問 5 御成敗式目)、制度の説明(2024 大問 1 問 3 律令の税、問 7 江戸の貨幣)、統計の読み(2025 大問 4 問 6 財政)が主戦場です。4 年分 25 問を縦に解き、1 文ずつ独立に○×を決めてから組み合わせを選ぶ手順を体に入れます。あわせて大問 1 のテーマ史 4 年分(対外関係・通史・仏教・教育)を飛鳥から江戸まで 1 本の流れとして読み直し、大問 2 の近現代 4 年分は年表に貼って、並べかえと時期の判定に備えます。(確認: 〜2026 年度)
  4. [毎日 10 分] 国語・漢字の書き取り 7〜8 問 — 4 年とも最後の大問です。2023「浅学」「遺志」「金科玉条」「亀の甲より年の功」「景勝」「徒競走」「階級」「講演」、2024「祭典」「伝承」「懐中電灯」「晴耕雨読」「創刊」「座右」「乳歯」、2025「副賞」「余興」「宿敵」「神聖」「砂糖」「氷山の一角」「易しい」「異にする」、2026「異同」「果報は寝て待て」「演奏」「給付」「命あっての物種」「衛生」「円熟」。四字熟語・ことわざ・慣用句が毎年混ざるので、書き取り帳を熟語・慣用句まで広げます。4 年分 31 問を縦に。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週末 60 分] 国語・字数指定つきの記述と、選択肢の見分け — 記述は 4 年とも字数指定つき。短い方は 40 字以内(2026 大問 1 問 4)、中くらいが 60〜90 字(2023 大問 1 問 5 の 70 字以内、大問 2 問 2 の 60 字以内、問 4 の 90 字以内、2024 大問 1 問 4 の 80 字以内、大問 3 問 3 の 70 字以内、2025 大問 2 問 2 の 70 字以内)、長い方が 100 字以上 120 字以内(2025 大問 1 問 5(1)・2026 大問 1 問 5 の 2 年で同じ指定)です。時計を見ながら 40 字・70 字・100〜120 字・200 字の 4 段階を書き分けます。選択肢は「適当でないもの」と「生徒の発言ア〜オ」を 4 年分抜き出し、選択肢のどこがずれているかを言葉にします。論説を読んだあと小説を読む順にも慣れ、2026 大問 3 のように論説の枠組みで小説を語る設問に備えます。抜き出し(本文の言葉をそのまま探して答える形式)は 4 年で 1 問も無いので、その演習より線部の言い換えを口で言う練習を優先します。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週末 60 分] 理科・長い導入文を読み切って表から計算する — 2024 大問 1(先生との会話文から豆電球 5 個の回路、8 小問)、2024 大問 2(塩酸・水酸化ナトリウム水溶液とアルミニウムの反応量、8 小問)、2025 大問 2(チョークの加熱と塩酸の量的関係、7 小問)、2026 大問 1(ドローンのホバリングと台ばかりの示す値、7 小問)。1 大問 6〜8 問を 10 分で通す配分になるので、読みながら表に印をつける習慣を。量的関係(2024 大問 2・2025 大問 2)は「表 → 比例 → 過不足」の順で、桁の指定まで守って書きます。短い理由記述(2023 大問 1(5) 発芽の実験の結論を 20 字以内、2023 大問 4(6) オゾンが増え続けない理由を「酸素」を使って 20 字以内、2024 大問 3(6) 玄武岩が見られる理由を 20 字以内、2025 大問 3(7)「脚」であることの利点を 15 字以内)は 15〜20 字で言い切る練習が要ります。2026 は「簡単に説明しなさい」の形が 3 問で字数指定なし。作図(2025 大問 4(6)・2026 大問 4(6))は「どこにどう引くか」を言葉で説明できるところまで。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 社会・資料とグラフを根拠に書く記述と、地理・公民の入口 — 記述は年 2〜4 問。2024 大問 3 問 6(せきの図から機能を説明)、2025 大問 1 問 4(10 世紀の阿波国の戸籍の人口構成の表)、2025 大問 3 問 3(印西市だけ人口が増える理由)、2025 大問 4 問 4(1)(小学生の子がいる世帯の年収分布のグラフ)、2026 大問 2 問 8(1940 年の輸入割合のグラフに表題をつけ 50 字以内で変化を説明)、2026 大問 3 問 5(鹿島港と東京港の貨物取扱量の表)。これに 2024 大問 2 問 2(ペリー艦隊の航路の地図)と 2026 大問 4 問 2 を足した 4 年分を、「資料が示していること+理由」の 2 文で書きます。字数指定は付く年と付かない年があり、多くは解答らんの大きさが分量の指示です。地理は 2023 が修学旅行先の九州・長崎(断面図・軍艦島・雨温図)、2024 が日本の自然災害(台風の経路・冷害・輪中・南海トラフ)、2025 が県誕生 150 周年の千葉県(政令指定都市・しょうゆ・印西市の人口増・成田空港・鉄鋼・プロ野球球団)、2026 が茨城県鹿嶋市の調査(同緯度の 3 都市の気候・水産・施設園芸・鹿島港と東京港)で、都道府県別統計と雨温図の読みが 4 年とも入口になっています。公民は憲法の条文(第 12 条・第 14 条・第 26 条・第 69 条)を条文のまま読み、統計と結びつけます。(確認: 〜2026 年度)
  8. [週末 60 分] 算数・ルールを読んで規則を見つける大問 — 大問 5 に多く出ます。2023 大問 5(マス目に手順どおり〇と●を入れ、16 行 16 列・〇が 1000 個になる行列数)、2025 大問 5(マスに駒を置くルール・100 回目に置かれるマス・101〜200 で置かれないマス)、2026 大問 5(2 桁以上の整数への操作をくり返して 1 にする)、2024 大問 2(図の上を数が移動する操作で D〜H のどこに着くか)の 4 年分を、小さい場合で手を動かして表を作る → 周期や条件を言葉にする、の 2 手順で進めます。流水算(2023 大問 2・2026 大問 2)とニュートン算(2024 大問 5・2025 大問 2)も、条件が途中で変わる形まで通しておきます。図形の移動・立体の切断は 4 年で大問に来ていないぶん、単元演習で形を保ちます(→ 9 節)。(確認: 〜2026 年度)

8. 科目別の詳細

家でやることは 7 節、形式面の注意は 10 節、しばらく出ていない単元は 9 節にまとめてあります。この節はその根拠にあたる年度別の中身です。

8-1. 算数(50 分・100 点・大問 5・小問 16〜21・答えのみ・作図あり)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

年度 小問数 大問 1(小問集合) 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5
2023 16 計算/年齢算(A・B・C の年齢)/数の性質(校庭の周りに等間隔に木を植える)/食塩水(容器 A・B の移し替え) 流水算(川の地点 P・Q を上り下りする A 君と B 君・流れが 1.5 倍の日) 規則性(1 辺 10cm の正三角形 ABC の周を動く 3 点 P・Q・R の出会いと重なり・交点の角度) 立体(円錐の展開図をコンパスと定規で作図・側面を 1 周する最短の線・直径 AB で切った切り口) 規則性(マス目に手順どおり〇と●を入れる・4 行 4 列を作図・16 行 16 列・〇が 1000 個になる行列数)
2024 17 計算/食塩水(食塩を加えてから 10g 取り出す)/推理(1〜4 組の A・B・C・D の発言)/場合の数(2 人がけ・3 人がけの座席)/平面図形(円周を等分した点と面積比) 規則性(図の上を数が移動する操作・A に 111 を入れると D〜H のどこで終わるか) 円とおうぎ形(規則にしたがって円をかき加える・1 番目の図を作図・3 番目の灰色部分の面積・5 番目の白と灰の面積比) 時計算(長針 L・短針 S・6 を指す針の状態 X・Y・Z) ニュートン算(100kg の草が生える牧草地・牛と豚が食べる量・牛が放れた日数)
2025 17 逆算/食塩水(容器 A から B へ何 g 移すか)/立体(1cm の立方体 27 個)/速さ(P→Q→R を進む A・B)/平面図形(台形 ABCD の面積比) ニュートン算(遊園地の入場券に 200 人が並ぶ・販売開始後の増員) 推理・論理(月〜金の時間割づくり・条件を満たす並べ方) 速さ・図形の移動(円 A・B のまわりを動く円 P・Q・R・42 秒後の中心 Q を作図・角 RQB が 160° になる時刻) 数の性質(マスに駒を置くルール・1〜20 で置かれたマス・100 回目・101〜200 で置かれなかったマス)
2026 21 逆算/食塩水(容器 A・B の移し替え)/平均算(4 グループ 100 人)/図形の移動(二等辺三角形を回した角)/立体(直方体を切った立体の体積) 流水算(A・B 間 7.2km・上りでエンジン故障・上り 1 回下り 1 回の故障) 場合の数(横一列につながる正三角形の経路・会話文の空らんア〜クを埋める誘導形式・8 小問) 平面図形(作図 2 問・定規のみを用いて・円 O に内接する長方形/2 円の交点から円 P の中心) 数の性質(2 桁以上の整数への操作をくり返し 1 にする・2026 以上で 3 回で 1 になる数)

転写の分類(2009〜2026 の 17 年)では、大問数は 2009〜2019 が 5〜7 題、2020 年以降 7 年続けて 5 題です。小問は平均 15.8 で年による振れが小さく、図のつく小問が 54%、記述は 17 年を通して 0%。単元の比率は数の性質・規則性 21%・平面図形 19%・割合と文章題 16%・速さ 13%・立体図形 11%。

頻出単元と周期(精読した 4 年)

単元 出現 位置 傾向
計算・逆算 4/4 大問 1(1) 2023・2024 は分数と小数の混じった四則、2025・2026 は □ を求める逆算
食塩水の濃度 4/4 大問 1 の 2〜4 番目 2 容器の移し替えが 3 回(2023・2025・2026)、加えて取り出すが 1 回(2024)
規則性・数列 3/4 大問 2・3・5 2023 大問 3・大問 5、2024 大問 2。2025・2026 は「操作をくり返す」数の性質に置き換わった
数の性質(ルールをくり返す) 2/4 大問 5 2025 駒を置く、2026 整数への操作。2 年連続で大問 5 に置かれた
流水算 2/4 大問 2 2023・2026。どちらも大問 2 で、(3) が「流れの速さが変わる/故障する」変則条件
ニュートン算 2/4 大問 5(2024)・大問 2(2025) 牧草地と行列。転写の分類では 2024・2025 が 17 年で初出
平面図形(面積・面積比) 3/4 大問 1(5)・大問 3・大問 4 2024 は円と面積比、2025 は台形、2026 は作図
立体図形 3/4 大問 1・大問 4 2023 大問 4 が唯一の立体の大問。2025・2026 は大問 1 の小問
場合の数・推理 3/4 大問 1・大問 3・大問 3 2024 大問 1(3)(4)、2025 大問 3(時間割)、2026 大問 3(経路)
時計算 1/4 2024 大問 4 3 本の針という変則設定

問い方の型


8-2. 理科(40 分・100 点・4 大問・小問 23〜28)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

年度 小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2023 23 生物/種子の発芽(市川さんの実験・子葉の養分・仮説のもとになる事実・結論を 20 字以内) 地学/町の地質公園の火山灰と地層(粒の名前・厚さ 1.0m 以上の面積・次の噴火の時期) 物理/棒とおもりのつり合い(物体 A〜C の重さ・支点を動かす・物体 D の浮力) 化学・地学/空気の成分とオゾン層(気体検知管・DU からオゾンの厚さ・オゾンが増え続けない理由)
2024 28 物理/豆電球の回路(先生との会話文・つかない豆電球・2 番目に明るい豆電球・ばね状の導線の利点・8 小問) 化学/塩酸と水酸化ナトリウム水溶液とアルミニウム(発生する気体・器具 X・過不足の表・水を蒸発させたときの結晶・8 小問) 地学/A 川・B 川のれきと隆起(たい積の条件・地点ごとの粒・隆起速度・玄武岩が見られる理由) 生物/新型コロナウイルス(生物と細胞の大きさ・PCR 法・アルコールの作用・抗原検査の偽陰性・5 類移行後)
2025 27 物理・地学/水平に投げたボールの運動(時速 72km・鉛直方向の速さ)と台風・流し台の渦(1 時間 7.5 度) 化学/チョーク(石灰石)の加熱と塩酸(重さが変わらない 3 分間の理由・ガラス管を抜く理由・過不足の計算) 生物/ことわざの生き物と体の部位(昆虫の特徴・卵を産む恒温動物・五臓・「脚」の利点を 15 字以内) 地学/探査機の打ち上げとスイング・バイ(放す位置・秒速 12km・作図で速さを小さくする通り道)
2026 27 物理/ドローンのホバリングと台ばかり(プロペラ 1 つが支える力・高さを変えたときの示す値・前方に進むときの回転数・重心とおもり) 化学/濃縮還元ジュースと冷却(「濃縮」の意味・最も濃くなる操作・2.5 倍の濃縮液・川で冷やす方法 A〜C・凍らせたペットボトル) 生物/メダカ(オスの見分け・受精・品種改良の過程
外来種・食物連鎖・ジャイアントケルプ・遺伝子組み換え)
地学/琉球石灰岩と宮古島の地下ダム(石灰岩の性質・海水面の高度変化・受けている力の向き・作図で止水壁の位置)

転写の分類(2009〜2026 の 17 年・2013 と 2021 は資料無し)では、2009〜2018 は大問 4〜9 題と年によって大きく動き、2019 年以降は 4 題でそろっています。小問は平均 25.2、図のつく小問が 60%。単元の比率は上位 5 つ(生態系 7%・気体の性質 7%・地層 6%・人体 6%・溶解度 5%)を合わせても 3 割ほどで、分野の偏りがきわめて小さい科目です。

頻出単元と周期(精読した 4 年)

問い方の型


8-3. 社会(40 分・100 点・4 大問・小問 27〜29)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

年度 小問数 大問 1(前近代の歴史) 大問 2(近現代の歴史) 大問 3(地理) 大問 4(公民)
2023 29 日中国交正常化 50 年から倭の五王・遣唐使・日宋貿易・日明貿易・小判の重さ・外国船打払令(10 問) 外務省の文章 A〜E から領土・不平等条約の改正交渉・年表の時期判定・絵の読み取り(5 問) 修学旅行先の長崎と九州地方(断面図・干拓地・農業の南北差・地熱・軍艦島・福岡と仙台の雨温図)(8 問) 多数決と選挙(憲法改正の国民投票のグラフから記述・平等の事例・地方自治・X と Y の意見)(6 問)
2024 29 中学 1 年生の市川さんと船橋先生の会話(7 世紀・律令の税・平安の並べかえ・鎌倉と室町・江戸の貨幣・儒学者の提案)(8 問) 班別発表(ペリー艦隊の航路の地図から記述・満州事変・1960 年代)(6 問) 日本の自然災害(台風の月別経路・1993 年と 2003 年の冷害・輪中の写真
南海トラフ・洪水と地震と津波の分布・せきの図から記述)(7 問)
中学 3 年生の公民の夏休み課題(国際協力の会話から記述・世界の同じ状況・憲法第 69 条・地方自治・憲法第 12 条)(8 問)
2025 27 日本における仏教の広がり(空らん①〜⑥・4 世紀末の朝鮮半島の地図・寺院の説明
10 世紀の阿波国の戸籍の表から記述・一向一揆・江戸の政策の並べかえ)(6 問)
日本の民主主義(条約改正・自由民権運動の資料 1・2 から記述・大正の社会運動
「元始、女性は実に太陽であった」・満州事変・高度経済成長)(8 問)
県誕生 150 周年の千葉県(政令指定都市・しょうゆの出荷・印西市の人口増から記述・成田空港・鉄鋼・プロ野球球団)(6 問) 給食費の無償化(法律の制定・無償化の効果・憲法第 26 条
世帯年収分布のグラフから記述・合計特殊出生率・市町村格差・財政)(7 問)
2026 28 教育の歴史①〜④(律令国家・平安初期の社会・荘園の武士・御成敗式目
寛政の改革・木戸孝允の日記・江戸と明治の教育の違いを記述)(8 問)
明治〜昭和の 6 つの内閣①〜⑥(人名・古い順・続きの文の対応・韓国併合
選挙制度・産業別生産額のグラフ・1940 年の輸入割合に表題をつけ 50 字以内)(8 問)
鹿嶋市の現地調査(同緯度帯 3 都市の気候・地震・青森と静岡と千葉の水産
施設園芸・鹿島港と東京港の貨物から記述・川崎と北九州・市の概略図)(7 問)
家族社会学の文章(結婚持続期間 15〜19 年の夫婦のグラフ・近代の家族と法の記述・国会議員・憲法第 14 条・本文の正誤)(5 問)

転写の分類(2009〜2026 の 18 年)では、大問は 3〜6 題で最も多いのが 4 題(2019 年以降は 3〜4 で、2022 年以降 5 年続けて 4 題)。小問は平均 33.0、図・表のつく小問が 41%。設問文の総字数は 4 科で最も多く、単元の比率は歴史(近現代)23%・歴史(古代〜中世)15%・公民(憲法・政治)14%・地理(産業)11%・地理(社会・環境・世界)10% で、歴史が 4 割弱を占めます。

頻出単元と周期(精読した 4 年)

区画 4 年の中身 傾向
大問 1 対外関係史(2023)・古代〜近世通史(2024)・仏教史(2025)・教育史(2026) 飛鳥・奈良から江戸までを 1 本の柱で貫く形が 4 年とも。柱はテーマ史(対外関係・宗教・教育)か通史の会話
大問 2 領土と条約改正(2023)・ペリー〜1960 年代(2024)・民主主義(2025)・6 つの内閣(2026) 幕末から戦後までが 4 年とも。並べかえと年表の時期判定が毎年
大問 3 九州・長崎(2023)・自然災害(2024)・千葉県(2025)・鹿嶋市(2026) 地域を 1 つ選ぶ年(2023・2025・2026)とテーマを選ぶ年(2024)。雨温図・統計表・地図が毎年
大問 4 選挙と多数決(2023)・国際協力と国会(2024)・給食費無償化と財政(2025)・家族と人権(2026) 今議論されていることを憲法と統計で説明させる。憲法の条文(第 12 条・第 26 条・第 14 条・第 69 条)が毎年どこかに入る

問い方の型


8-4. 国語(50 分・100 点・大問 3〜4・小問 19〜22・最後が漢字)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

年度 小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2023 20 論説/佐藤喜和『となりのヒグマ』(市街地に出るヒグマ・人口縮小社会の野生動物管理・70 字以内の記述)(6 問) 小説/大島真寿美【文章Ⅰ】【文章Ⅱ】(漫画好きを隠す牧子と克子・60 字以内・90 字以内の記述・生徒の発言ア〜オ)(6 問) 漢字の書き取り 8 問(浅学・遺志・金科玉条・年の功・景勝・徒競走・階級・講演)
2024 19 論説/江原由美子・山田昌弘『ジェンダーの社会学』【文章Ⅰ】(「女になる」・言語の非対称性・80 字以内)(4 問) 聞き書き/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ【文章Ⅱ】(褒章を身につける・戦地にいた娘たち)(2 問) 小説/浅田次郎『流人道中記』(乙次郎と玄蕃・70 字以内・生徒の発言ア〜オ)(5 問) 漢字の書き取り 8 問(祭典・伝承・懐中電灯・晴耕雨読・創刊・座右・乳歯。うち 1 問はもとのカタカナが転写に残っていない)
2025 19 論説/中屋敷均『わからない世界と向き合うために』(バンジージャンプとナゴール・覚悟・100 字以上 120 字以内+自分の考えを 200 字以内)(6 問) 随筆/森田真生「かぞえる」全文(息子が数をかぞえる・70 字以内・慣用表現の空らん X・Y)(5 問) 漢字の書き取り 8 問(副賞・余興・宿敵・神聖・砂糖・氷山の一角・易しい・異にする)
2026 22 論説/竹端寛『能力主義をケアでほぐす』(業績評価主義・契約関係・40 字以内・100 字以上 120 字以内)(5 問) 小説/伊吹有喜『雲を紡ぐ』(広志と真紀の夫婦・100 字以内の心情説明・古歌の引用)(5 問) 大問 1・2 を読んだ生徒の発言ア〜オの正誤(5 問) 漢字の書き取り 7 問(異同・果報・演奏・給付・物種・衛生・円熟)

転写の分類(2009〜2026 の 14 年)では、大問は 3〜4 題(最も多いのが 3 題)、小問は平均 20.8 で振れが小さく(2023〜2026 は 19〜22)、図のつく小問は 0%。本文の総字数は 4 科で最も多く、A4 に直して 30 頁ほど。設問の内訳は記号選択 38%・漢字 36%・記述 14%・空欄補充と抜き出し 5%。位置別に見ると、資料のある 14 年のうち 13 年で最後の大問が漢字です(2016・2017 は同音異義語、それ以外は書き取り)。

頻出と周期(精読した 4 年)

問い方の型


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の分類(2009〜2026)で大問の主要単元として数えたものです。精読していない年(2009〜2022)の細部は保証しません。年度の特定は転写の分類によるので、「その年に確かにその単元の大問があった」という程度に読んでください。最終確認年度は、その単元を大問として最後に確認できた年度です。

科目 単元 大問で出た年(転写の分類) 最終確認年度 状況
算数 図形の移動(回転・転がり) 2010・2011・2012・2014・2017・2018・2021・2022 2022 年度 8 回と最も多い単元のひとつですが、2022 を最後に 4 年間大問として無し。2026 大問 1(4) に二等辺三角形を回した角の小問が出たのみ。戻る候補の筆頭
算数 立体の切断・展開図 2009・2010・2015・2019・2023 2023 年度 2023 大問 4(円錐の展開図と最短の線)以来 3 年なし。4〜6 年周期で回ってきている
算数 水量(水そう・容器) 2018 2018 年度 8 年なし。転写の分類では 17 年で 1 回だけ
算数 影(光源と物体) 2012・2017 2017 年度 5 年周期で 2 回。2017 以来 9 年なし
算数 約束記号 2020 2020 年度 6 年なし。2026 大問 5 の「操作をくり返す」は近い発想
算数 通過算 2021 2021 年度 5 年なし。速さ系は 2025 大問 1(4) の小問と 2023・2026 の流水算に集まっている
算数 縮尺・資料の読み 2010・2011 2011 年度 15 年前後なし
理科 2012・2014・2017・2018 2018 年度 4 回出て 2018 以来 8 年なし。物理の大問は 2023 てこ→2024 電気→2025 物体の運動→2026 てこ と回っており、光が最も長く空いている
理科 ばね 2010・2015・2016・2018 2018 年度 2018 以来 8 年なし。てこ・つり合いは 2023・2026 に出ているのでばねだけが空いている
理科 燃焼 2010・2011・2012・2014 2014 年度 12 年なし。化学の大問は 2023 気体→2024 金属と水溶液→2025 中和→2026 濃度・状態変化 と回っている
理科 2010・2019 2019 年度 7 年なし。地学の大問は 2023 地層→2024 流水→2025 天体(探査機)→2026 地層
理科 気体の性質(大問として) 2011・2017・2019・2020 2020 年度 2020 以来 6 年なし。2023 大問 4・2025 大問 2 には小問として入っている
理科 溶解度・再結晶 2015・2017・2018・2022 2022 年度 2022 以来 4 年なし。2026 大問 2(7) に凍らせたジュースの濃さとして小問で登場
理科 植物のつくりとはたらき 2012・2014・2018・2022 2022 年度 2022 以来 4 年なし。生物の大問は 2023 種子→2024 人体→2025 動物の分類→2026 メダカ・生態系 と動物寄りが続く
社会 地形図の読図 2022 2022 年度 4 年なし。2024 大問 3 問 6(せきの図)・2026 大問 3 問 7(鹿嶋市の概略図)のように図の読みは小問で出ている
社会 日本国憲法を大問の柱に 2011・2014・2019・2020 2020 年度 公民の大問は 2023 選挙制度→2024 三権分立→2025 財政・税→2026 人権・多様性 と回り、憲法そのものを柱にした年は 2020 以来 6 年なし(条文の空らんは 2024 大問 4 問 6 の第 12 条など毎年入る)
社会 世界地理 2014・2017 2017 年度 9 年なし。地理の大問は 2023 九州→2024 自然災害→2025 千葉県→2026 鹿嶋市と国内が続く
社会 都道府県の産業・貿易を大問の柱に 2010・2012・2020 2020 年度 2020 以来 6 年なし。2025 大問 3(千葉県)に成田空港・鉄鋼として入った
社会 時事(前年のできごと)を大問の柱に 2012 2012 年度 14 年なし。ただし大問の入口としては 2023(日中国交正常化 50 年)・2025(千葉県誕生 150 周年)のように「区切りの年」が使われる
国語 同音異義語を独立の大問に 2016・2017 2017 年度 9 年なし。2023〜2026 の漢字大問はすべて「カタカナを漢字に直す」形式
国語 空欄補充を独立の大問に 2015 2015 年度 11 年なし。2025 大問 2 問 1 の慣用表現の空らん(X・Y)のように小問では出る

10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ

何をするか この学校での重み
小 4(土台) 計算の正確さ(分数と小数の混じった四則・逆算)、図形(コンパスと定規で円・垂直二等分線・角の二等分線を引くこと)、読解(線部を自分の言葉で言い換える)、短い記述(理由を 1 文で)、漢字語彙の 5 本です。市川で最終的に効く入口は ①逆算 ②食塩水の考え方の前提になる割合 ③コンパス・定規の操作 ④四字熟語とことわざ。時間計測はまだしません 算数の大問 1 と国語の漢字大問は座席が決まっているので、小 4 の土台がそのまま点になる区画です。作図は「習ってから」では手が動かないので、早く触っておくほど楽になります
小 5(幅) 全分野をひととおり学び終える段です。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は計算・逆算と漢字(熟語・慣用句まで)、週末 60 分はその週の単元 1 つ。算数の単元は 8-1 節の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使い、流水算 → ニュートン算(受験用教材の単元) → 時計算(受験用教材の単元) → 規則性 → 場合の数 → 数の性質 → 推理 → 平面図形の面積比 → 立体の体積と切断 の順に置きます。理科は物理・化学・生物・地学を 4 分野とも均等に(8-2 節のとおり偏りが小さい科目です)。社会は前近代史・近現代史・地理・公民の 4 本を同じ重さで。国語は漢字を熟語・慣用句まで広げ、記述は「理由を 60 字で」まで ここが本体です。算数の大問 2〜5 と理科の 4 大問は毎年別の単元が来るので、ひととおり学び終えていないと座れない席が出ます。社会も 4 大問が 4 分野に固定されている以上、どれか 1 分野の穴がそのまま 7 問分の穴になります
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目です。夏以降の過去問は「年度通しで時間を計る」使い方と「同じ座席を縦に解く」使い方の両方が効きます。縦に解くのは算数の大問 1(4 年分 19 問)、国語の漢字大問(4 年分 31 問)、社会の正誤の組み合わせ(4 年分 25 問)。年度通しで計るのは理科(40 分で 4 大問 27 問)と社会(40 分で 4 大問 28 問) 算数 50 分で 5 大問 17 問、理科・社会は 40 分で 27〜29 問。1 問あたりの持ち時間が短いので、時間を計る演習の比重が高くなります

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 での全分野の一巡と、小 4 からの作図・漢字の積み上げです。市川は算数の大問 1 と国語の漢字大問という「毎年同じ席」が合わせて 12〜13 問あり、ここは早く始めた分だけ確実に固まります。一方、算数の大問 2〜5・理科の 4 大問・社会の 4 分野は毎年別の題材が来るので、小 5 で単元を一巡しておかないと当日「初めて見る席」が生まれます。小 6 からの追い上げで詰められるのは前者(決まった席)で、後者(全分野の一巡)は時間がかかります。したがって小 4 から始められるなら、小 4 は決まった席の土台(計算・作図・漢字)、小 5 は全分野の一巡、小 6 は時間を計る演習、という配分が無駄が少なくなります。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は見ていません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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