麴町学園女子中学校 の過去問分析

麴町学園女子中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

麴町学園女子中学校 過去問分析(2010〜2026 年度・第 1 回相当・最大 17 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都千代田区
男女 女子校
以前の校名 麹町女学校 → 麹町高等女学校
入試回と日程・科目 第 1 回一般: 2 月 1 日午前・2 科または 4 科の選択
英語: 2 月 1 日午前・英語+面接+国語と算数の基礎
特待: 2 月 2 日午後・2 科または 4 科の選択
英語資格: 2 月 2 日午後・英語資格+国語+算数(特待生 10 名枠)
試験時間・配点 第 1 回一般: 国語 45 分・100 点/算数 45 分・100 点/理科と社会はあわせて 50 分・計 50 点
英語: 英語 45 分・75 点/面接 10 分・25 点/国語と算数の基礎はあわせて 50 分・計 50 点
特待: 試験時間と配点は募集要項に記載がありません(A 特待は 180 点以上、B 特待は 160 点以上が基準です)
英語資格: 試験時間は募集要項に記載がありません。配点は英語資格 100 点・国語 100 点・算数 100 点
面接 英語の回にのみあります(10 分・25 点)

上の表は 2026 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。

このレポートが分析したのは第 1 回相当の問題だけです。英語・特待・英語資格の回については、この資料からは何も言えません(→ 4 節・13 節)。なお、このレポートの元になった資料には第 3 回一般(2 月 3 日午前)・第 4 回一般(2 月 6 日午前)の記載もあり、募集要項側と食い違っています(→ 13 節)。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)・一行問題(数行で終わる短い文章題)・逆算(□ にあてはまる数を求める計算)・短答(語句や数値を短く答える形式)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 同じ種類の問題が、毎年同じ場所に出ます。座席(問題の置き場所)が動かない学校です。算数は大問 1 が計算 5 問、大問 2 が一行問題 6 問、大問 3 が約束記号という並びで、この 3 大問だけで小問 20 のうち 13〜14 問を占めます。
  2. 理科は大問 2 題(身近な出来事から入る長い文章題+生物・化学・地学・物理を一巡する一問一答)、社会は大問 4 題(地理・歴史・政治と公民・現代のテーマ)という並びが続いています。
  3. 中身のほうは毎年入れ替わります。約束記号の定義、社会の大問 4 のテーマ、国語の前半に出る知識の顔ぶれは、毎年作り直されています。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 の計算 5 問(最後の 1 問は逆算)と大問 2 の一行問題 6 問を、年度をまたいで縦に解きます。ここだけで小問 20 のうち 55% です。
  2. 理科の大問 2(4 分野を一巡する一問一答)に出る基本用語を、一問一答で回します。難問がほとんど無いぶん、取りこぼしがそのまま失点になります。
  3. 社会の都道府県・伝統的工芸品・統計表と、政治と公民の用語を「一文の説明」の形で覚えます。

今週やる 1 つ

  1. 直近 3 年(2024・2025・2026)の算数の大問 3(約束記号)をまとめて解いて、「例で 1 回試す → 小さい数で規則を探す → 大きい数に当てはめる」の手順が手から出てくるか確かめます。

注意

  1. 理科と社会はあわせて 50 分(社会 32〜34 問・理科 17〜22 問)、国語は 45 分で 36〜49 問です。この学校で最も差がつきそうなのは時間配分なので、単元の演習とは別に時間を計る日を作ってください。
  2. 国語は 2024 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いた国語の話は 2018〜2023 年度のものです(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(転写の単元分類で大問ごとの主要単元だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2024・2025・2026) 14 年(2010〜2023) 17 年(2010〜2026) 転写の読み取り確度が低めの年が 17 年中 3 年(2024 を含む)
理科 3 年(2024・2025・2026) 13 年(2010〜2023。2011 は未収録) 16 年(2010〜2026。2011 を除く) 転写の読み取り確度が低めの年が多く、精読した 3 年でも 2025・2026 が該当します
社会 3 年(2024・2025・2026) 14 年(2010〜2023) 17 年(2010〜2026) 転写の読み取り確度が低めの年が 17 年中 4 年(2024・2025 を含む)
国語 3 年(2018・2019・2023) 4 年(2010・2014・2015・2016) 7 年(2010・2014・2015・2016・2018・2019・2023) 2023 年度で止まっています。2024 年度以降の問題文は著作権処理の関係で掲載されない年が多く、直近の形式は市販の過去問集で確認してください

5. 一番大きな結論

この学校は「同じ種類の問題が、毎年同じ場所に出る」学校です。 同じ問題そのものが再登場するわけではなく、数値や題材は毎年作り直されています。しかし、どの大問に何の単元が来るかは、科目によっては 10 年以上動いていません。

したがって過去問の使い方は、「出る問題を覚える」ではなく、次の二つに近くなります。一つは、出る場所が決まっている単元を先に完成させること。もう一つは、理科と社会あわせて 50 分・国語 45 分で 36〜49 問という短い時間に体を慣らすことです。単元の型を習得する使い方が主で、直前に効くのは「大問 1・2 の取りこぼしをゼロにする」ことです。

科目ごとに求められるものが違います。

科目 形式の固定度 中身の性格 最も時間をかける価値があること
算数 非常に高い。45 分・大問 5〜6・小問 20 が 3 年とも同じ。全問が答えだけを書く形式 大問 1・2 の計算と一行問題で 11 問。大問 3 の約束記号を挟み、大問 4 以降が文章題・図形 計算 5 問と一行問題 6 問を落とさないこと。ここが全体の 55%
理科 高い。大問 2 題の役割が 3 年とも同じ 大問 2 の一問一答で 4 分野を一巡。基本用語がほとんどで、難問はほぼ無い 4 分野の基本用語を取りこぼさないこと。説明を書く設問は毎年 1 問だけ
社会 高い。大問 4 題の分野が 3 年とも同じ 地理は都道府県と統計表、歴史は通史を 1 時代 1 問で駆け抜ける、公民は用語の説明文 1 問 45 秒で 32〜34 問を処理する速さ。用語は「一文の説明」で覚える
国語 高い(精読した年に限れば)。前半に知識 3〜4 題、後半に読解 2 題 知識は 7 種類から毎年選抜。読解は抜き出しと空欄補充型の記述が中心 前半の知識 20〜25 問を 10 分で片付け、読解 2 題に時間を残すこと

算数は「正確さ」、理科は「取りこぼしの無さ」、社会は「速さ」、国語は「指定どおりに切り出す力」。4 科目に共通するのは、難しい 1 問を取ることより、標準的な問題を全部取ることが効く作りだ、ということです。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。学年別の道筋は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の計算 5 問を 5 分以内・全問正解に。 3 年とも「整数の加減 → 四則混合 → 小数の乗除 → 分数と小数の混合 → 逆算」の順で、並びも難度も動いていません。逆算(□ が式の途中に入る形)は 3 年連続なので、逆算だけを 20 問セットにして反復します。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数・大問 2 の一行問題 6 問を単元別に潰す。 3 年に出た顔ぶれは、単位換算と縮尺/数の性質(公約数・公倍数・あまり)/割合と比/食塩水/速さ(旅人算・通過算)/つるかめ算/平均算/場合の数/角度/円の面積/水の深さです。(1) は単位換算か縮尺が 7 年連続なので、m/分↔km/時、kg↔g、地図の縮尺の 3 種は反射で答えられるところまで。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・大問 3 の約束記号と、大問 4 以降の文章題・図形 — 約束記号は 3 年分(2024・2025・2026)まとめて解きます。定義は毎年違いますが、手順は「例で 1 回試す → 小さい数で規則を探す → 大きい数に当てはめる」で共通です。一の位の周期(2026)、あまり(2025)、分数の定義(2024)を経験しておくと、初見の記号でも手が止まりにくくなります。大問 4 以降は、過不足算・差集め算(2025 大問 5・2026 大問 5 の 2 年連続。「1 人あたりの差 × 人数=全体の差」の図が描けること)、速さの 3 種(2024 はグラフ、2025 は通過算、2026 は旅人算)、仕事算・水量・規則性(2 問構成が多く、(1) が基本・(2) が一段だけひねる形。2025 大問 6・2026 大問 4・2026 大問 6)を通しておきます。しばらく出ていない単元(円とおうぎ形の求積・立体の体積・食塩水の大問・平均算・つるかめ算)は 1 年分ずつで足り、基本の解法の確認で済みます(→ 9 節)。(確認: 〜2026 年度)
  4. [毎日 10 分] 理科・4 分野の基本用語を一問一答で回す — 大問 2 は 11〜12 問で生物・化学・地学・物理を一巡し、内容は教科書の基本語です(発芽の 3 条件・二酸化炭素の性質・雲量と天気・冬の大三角・大気圧・気孔・けんび鏡の使い方・ふりこの等時性・電気を通すもの)。難問がほぼ無いので、取りこぼしが致命的になります。まずここを 100% にします。濃度の計算(2026 大問 2(10)(11))は算数の大問 2 でも 2 年連続で出ており、理科と算数の両方で効きます。人体(16 年で 8 回。消化管の名称・吸収の場所・心臓と血管・血液の成分を図で確認。2025 大問 1 は円グラフから成分を当てるところから始まります)と、こん虫・動物の分類(2025・2026 の 2 年連続で大問 1 の主題。冬越しの姿・メダカの雌雄・両生類の育ち方)も足します。「すべて選び」は 3 年とも複数あり、1 つでも取りこぼすと 0 点になるので、選択肢を 1 つずつ○×で判定する癖をつけます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [毎日 10 分] 社会・都道府県と統計表 — 3 年とも大問 1 に「位置を地図のア〜エから選ぶ」問題があり(2024 福岡、2026 熊本)、県庁所在地も出ます(2024 那覇・2025 金沢・2026 那覇)。県庁所在地と県名が違う県を優先します。伝統的工芸品と地域の産物は 3 年連続で、輪島塗(2025)・天童将棋駒(2026)・山形の伝統的工芸品(2024)・エイサー(2024)・ねぶた(2024)。都道府県別の一覧を一度作って眺めておきます。統計表とグラフは、いちごの収穫量(2026)・漁港別漁獲量(2024)・田畑の構成(2024)・雨温図(2026)。上位 3 県を覚えるより、表の中で 1 つだけ当てはまらない県を消す読み方を身につけます。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会・通史の一巡と、政治・公民の「一文の説明」 — 大問 2 は原始から昭和・戦後まで 9〜10 問で駆け抜ける形が 3 年とも同じで、1 時代 1 問です。深い知識より、抜けのない一巡が効きます。時代の並べかえ(2025・2026)に備えて、できごとの前後関係を意識します。政治・公民は、条例・リコール・軽減税率・地方交付税・唯一の立法機関・国務大臣・被選挙権と任期・ユニバーサルデザイン・産業の空洞化を「一文の説明」で覚えます。選択肢が説明文の正誤で作られるので、用語 → 意味の一方向だけでは足りません。選挙の仕組みは 3 年連続で大問 3 に入っている(統一地方選挙・衆議院選挙・都議会議員選挙)ので、投票年齢・被選挙権・任期・直接投票できない選挙(内閣総理大臣の指名)を表で整理します。前年のニュースは、地震 → ハザードマップ・海の名前、選挙 → 任期と有権者、国際大会 → 開催国と地図、というように社会の用語につなぎます。ニュースそのものを暗記するのではなく、「この出来事はどの単元の入口か」を家族で話しておくと効きます。(確認: 〜2026 年度)
  7. [毎日 10 分] 国語・漢字と前半の知識、読解の切り出し方 — 漢字の書き取り 5 問は 3 年とも大問 1 で、レベルは標準的な熟語(尊重・情報・提案・復元・鑑賞・故郷・補給)と訓読み(固まる・委ねる・効く)です。前半の知識は、漢字の読み・慣用句(体の部分)・類義語と対義語・送りがな・主語と述語・熟語の成り立ち・画数の 7 種類を、それぞれ 1 セットずつ練習します。どれが出るかは年ごとに変わりますが、範囲はこの中に収まっています。読解は、「〜こと。」「〜から。」につながる抜き出し(字数が指定されるので、本文から該当箇所を探して指定の字数に収まる形に切り出す訓練が必要です)、空欄補充型の記述(前後の文が答えの形を決めてくれるので、前後とつながる語尾で書くことに慣れます)、最後の○×判定(5 つの文すべてに○×を付けるので、読み終えた段階で「誰が・何を・どう思ったか」を整理しておきます。選択肢の一部だけが本文とずれている作りが多いです)の 3 つです。(確認: 〜2023 年度)
  8. [週末 60 分] 書く 1 問の練習と、時間だけを計る日 — 説明を書く設問は理科 1 問・社会 1 問だけで、3 年とも設問文が枠組みを指定してくれます(「2 語を使って」「2 点について」「2 つの立場から 30〜50 字」)。指示をそのまま解答の骨組みにする練習を、過去 3 年分でやっておきます。理科の説明はいずれも理由を 1〜2 文で、専門的な言い回しは要りません(塩酸と金属が反応するから/だ液がでんぷんを変化させるから/まわりに見つかりにくくなるから)。週 1 問でよいので続けます。時間の練習は科目ごとに分けます。理科と社会はあわせて 50 分(社会 32〜34 問・理科 17〜22 問)、国語は 45 分で 36〜49 問。この学校で最も差がつきそうなのは時間配分なので、単元の演習とは別に「時間だけを計る日」を作ります。(確認: 〜2026 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(45 分・100 点・大問 5〜6・小問 20・全問が答えだけを書く形式)

年度×大問の題材表(2024〜2026・原本で確認)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2026(6 題・20 問) 計算 5 問
整数の引き算 2 回/四則混合/小数の乗除/分数と小数の混合/(5) は逆算 20−(7+3×□)÷8=15
一行問題 6 問
分速 45m→時速 □km/28 と □ の最大公約数 14・最小公倍数 84/5 枚のカードで 2 けたの数/星型五角形の角度/13% と 8% の食塩水を混ぜる/妹を 12 分後に追いかける旅人算
約束記号(A○B=A を B 個かけたときの一の位。8○3・3○6・(9○2025)○(7○2026))3 問 規則性(マッチ棒で正方形を横につなぐ。5 個で何本・200 本で何個)2 問 過不足算+売買損益(消しゴムを 40 円で売ると 448 円の損、55 円だと利益。個数・仕入れ値)2 問 水量(直方体 2 つを組んだ階段状の容器。水の体積・面を変えて置いたときの水面の高さ)2 問
2025(6 題・20 問) 計算 5 問
整数/四則混合/小数の減除/帯分数の四則/(5) は逆算
一行問題 6 問
0.52kg=□g/つるかめ算(表 5 点・裏 2 点を 15 回)/25% 減の割合/直方体の容器に水を入れる/15cm×24cm の紙で正方形を作る(数の性質)/10% 食塩水 150g に水 100g
約束記号(A△B=A を B で割ったあまり。1905△120・912△(2025△311))2 問 速さ(長さ 60m の電車がトンネルを通過・すれ違い)3 問 過不足算(8 個ずつで 20 個余り、10 個ずつで 2 個余る)2 問 仕事算(A は 15 日、2 人だと 1 日で 3/20。B 単独の日数・途中から 2 人)2 問
2024(5 題・20 問) 計算 5 問
整数/四則混合/小数の乗除/分数の複雑な四則/(5) は逆算
一行問題 6 問
縮尺 1/25000 の地図上 8cm/5 で割ると 3 余り 8 で割ると 2 余る数/テストの平均算/所持金の割合/紙テープ 15 枚ののりしろ(規則性)/正方形に内接する円と斜線部分
約束記号(<A, B> を分数で定める。値の計算 2 問・<A,B>=1/84 を満たす A の個数)3 問 速さとグラフ(840m を往復する 2 人。グラフの (ア)・速さ・2 回目に出会う時刻)3 問 集合(国語 51%・算数 43%・どちらも好きでない 21%。ベン図の重なり・人数)3 問

精読した 3 年の共通点:

頻出単元と周期(転写の分類・2010〜2026 の 17 年で大問の主要単元として数えたもの)

単元グループ 大問で出た年 傾向
計算(四則・逆算) 2010〜2026 の 17 年すべて(大問 1) 17 年連続で先頭。5 問構成が近年は固定
単位換算・縮尺 2011・2013・2014・2017・2018・2020・2021・2022・2023・2024・2025・2026(大問 2) 直近 7 年連続で大問 2 の 1 問目
約束記号 2015・2017・2018・2019・2023・2024・2025・2026 17 年で 8 回、直近 3 年連続。位置は大問 3 が多い
速さ・速さとグラフ・流水算・通過算 2010・2011・2012・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2022・2024・2025 ほぼ毎年どこかに入る。2026 は大問 2(6) の旅人算に降りた
規則性・数列 2013・2014・2016・2021・2022・2026(2024 は大問 2(5) の紙テープ) 17 年で 6 回。2026 のマッチ棒は最も素直な形
数の性質・約数倍数 2010・2012・2016・2020(2024・2025・2026 は大問 2 の 1 問) 大問としては 2020 が最後。小問では 3 年連続
食塩水の濃度 2013・2015・2021(2025・2026 は大問 2 の 1 問) 大問は 2021 が最後。小問では 2 年連続
平面図形(角度・面積・円とおうぎ形) 2011・2012・2015・2016・2020(2024 大問 2(6) の円、2026 大問 2(4) の角度) 大問としては 2020 が最後。近年は大問 2 の 1 問に縮小
立体図形・水量 2011・2019・2021・2022・2026 2026 は階段状の容器の水量で復帰
仕事算 2012・2014・2025 2025 に 11 年ぶりに戻った
過不足算・差集め算 2025・2026 2 年連続。それ以前は大問として見当たらない
売買損益・割合 2015・2019・2022・2023(2026 は大問 5 の後半・2024 は大問 2(4)) 割合系は小問に多い
場合の数・集合・論理 2010・2023・2024(2026 は大問 2(3)) 2024 の集合は 3 問構成

問い方


8-2. 理科(社会とあわせて 50 分・計 50 点・大問 2・小問 17〜22)

年度×大問の題材表(2024〜2026・原本で確認)

年度 大問 1(長い文章を読む総合問題) 大問 2(4 分野を一巡する小問集合)
2026(22 問) ニホンアマガエルの体色(10 問)。
図かんの記述の空欄/おたまじゃくし/背景の色を変えた実験結果の予想と、体色を変える利点の説明/色素ほうの分布の選択/鳴のうと音の伝わり方/耳のつくり(ア〜カの順序)/共鳴の例
12 問。
けんび鏡の使い方・気孔・心臓と血管
雲量と天気・日の出と日の入り・星座早見ばん
ふりこ・コイルとクリップ・モーターの回転向き
食塩水の濃度 2 問・熱の伝わりやすさ
2025(19 問) ヒトのからだの成分と消化(7 問)。
円グラフの成分 A の判定/吸収の場所/消化管の名称/管の長さと体長の関係の予想/ゆで卵とごはんで味の変化が違う理由の説明/体温の記述の誤り/表から言葉の組み合わせ
12 問。
たい児の器官・メダカのしりびれ・成虫で冬眠するこん虫
最も軽い気体・水の体積が最小になる温度・BTB 溶液
大気圧・雲量と「晴れ」・冬の大三角
方位磁針と導線・コイルの巻き数・豆電球がつかない回路
2024(17 問) キャンプで見た川と、たき火(6 問)。
上流から下流への石の変化/流れが速い地点・川底の断面/燃焼に必要な語句/加熱時間と水温のグラフ/湿った木が燃えにくい理由の穴埋め
11 問。
発芽の 3 条件・へその緒
二酸化炭素の性質・塩酸をアルミや鉄の容器で保存しない理由・においのある水よう液
地震と火山の災害・風向・西に沈む三日月
ふりこ・電気を通すもの・ピンセット(てこ)

精読した 3 年の共通点:

頻出単元と周期(転写の分類・2010〜2026 の 16 年で大問の主要単元として数えたもの)

分野 大問で出た年 傾向
人体(消化・血液・呼吸) 2010・2012・2013・2015・2021・2022・2023・2025 16 年で 8 回と最多。2026 も大問 2 に心臓の小問
こん虫・動物の分類 2014・2017・2025・2026 直近 2 年連続で大問 1 の主題
気体の性質・燃焼 2010・2013・2015・2016・2017・2018・2020・2022 化学の常連。2024 は大問 1 に燃焼の小問、2025 は大問 2 に「最も軽い気体」
水溶液・溶解度・濃度 2012・2016・2020・2023・2026 2026 は大問 2 の濃度計算 2 問
熱と状態変化 2010・2013・2014(2024・2025・2026 は小問) 大問としては 2014 が最後だが、小問では 3 年連続
気象・天気 2010・2017・2019(2024・2025・2026 は小問) 大問は 2019 が最後。小問では 3 年連続で雲量・風向・大気圧
星・星座・太陽・月 2012・2015・2020(2024・2025・2026 は小問) 大問は 2020 が最後。小問では 3 年連続
地層・岩石・地震・火山・流水 2013・2014・2016・2018・2021・2024 2024 は大問 1 の主題(川の流れ)
電気回路・電磁石 2015・2016・2017(2024・2025・2026 は小問) 大問は 2017 が最後。小問では 3 年連続
ふりこ・ばね・てこ・滑車 2012・2018・2019(2024・2025 は小問) 大問は 2019 が最後
種子の発芽・植物 2019・2024(2026 は気孔の小問) 2024 は大問 2 の 1 問目

問い方


8-3. 社会(理科とあわせて 50 分・計 50 点・大問 4・小問 32〜34)

年度×大問の題材表(2024〜2026・原本で確認)

年度 大問 1(地理) 大問 2(歴史) 大問 3(政治・公民) 大問 4(現代のテーマ+説明を書く 1 問)
2026(34 問) 会話文「熊本のいきなり団子」から各地の産物へ(11 問)。
熊本県の位置・シラス台地・白神山地・いちごの収穫量の表・養殖業・リアス海岸
産業の記述の正誤・アイヌ・天童市の伝統的工芸品・那覇市・雨温図
税の歴史(9 問)。
2025 年 7 月の参議院選挙を入口に、卑弥呼 → 口分田 → 墾田永年私財法の天皇 → 中世の並べかえ → 安土桃山 → 松平定信 → 伊藤博文 → 朝鮮戦争 → 1960 年代の農村
デフリンピック(8 問)。
冬季五輪の開催国・ソビエト連邦の思想・都議会議員選挙の有権者・ユニバーサルデザイン
京都に移転した省庁・条例・日本国憲法の正式名称(漢字 5 字)・産業の空洞化
SNS(6 問)。
表現の自由・グローバル化・瓦版と識字・三種の神器・九州の災害
「発信する立場」と「受信する立場」から 30〜50 字の説明
2025(32 問) 能登半島地震(9 問)。
日本海・輪島塗・北海道の農産物・潮目・大陸棚
四日市ぜんそく・金沢市・リアス海岸・ハザードマップ
国民の祝日(10 問)。
大王 → 東大寺 → 大仏造立の目的 → 摂関政治 → 新嘗祭 → 本居宣長 → 原始の並べかえ → 日本国憲法 → 昭和のできごと
衆議院議員選挙の街頭演説の会話(7 問)。
直接投票できない選挙・唯一の立法機関・総務省・選挙と SNS
衆議院の被選挙権と任期の表・国務大臣・学校の模擬選挙で扱った 2024 年 7 月の選挙
ジェンダー・ギャップ(6 問)。
ジェンダーの例・冷戦・地図からニュージーランドとの違い・魏志倭人伝・紫式部
おもちゃの性別区分の影響と解消への効果を 2 点説明
2024(33 問) 訪日外客数と観光(10 問)。
北海道の田畑構成のグラフ・京浜工業地帯・地方名・福岡県の位置・沖縄のエイサー
漁港別漁獲量の表・森林面積の割合・山形の伝統的工芸品・地図記号・青森のねぶた
上毛カルタ(群馬県の郷土カルタ)(10 問)。
岩宿遺跡・古墳が多い理由・茂左衛門と徳川綱吉・新田義貞・建武の新政
御家人(漢字 3 字)・富岡製糸場と生糸・群馬出身の総理大臣
統一地方選挙(7 問)。
実施年の数字・政令指定都市・国会議員の任期・条例
軽減税率・地方交付税・リコール(カタカナ 4 字)
2011 年 4 月〜2012 年 3 月の年表(6 問)。
小笠原諸島・中尊寺・オーストラリア・原子力発電所・伊藤博文
「半導体」「円安」の 2 語からスマートフォン値上がりの理由を説明

精読した 3 年の共通点:

頻出単元と周期(転写の分類・2010〜2026 の 17 年で大問の主要単元として数えたもの)

分野 大問で出た年 傾向
都道府県・地域の同定 2010・2012(2 題)・2015・2016・2021・2022・2024・2025・2026 地理の中心。地図から位置を選ぶ・県庁所在地・伝統的工芸品
日本の地形・気候 2011・2018・2023・2025 リアス海岸は 2025・2026 と 2 年連続で出題
農業・畜産・水産業・工業 2011・2015・2016・2018(2024・2025・2026 は大問 1 の小問) 統計表・グラフから読ませる形
世界地理 2010・2011・2012・2013・2014(2 題)・2016 大問としては 2016 が最後。近年は大問 3・4 の小問として
原始・古代(〜奈良) 2010・2011・2012・2013・2015・2017・2020・2022・2025・2026 17 年で 10 回。近年は大問 2 の前半
鎌倉・室町・江戸 2012・2013・2014・2015・2016・2023・2024(大問 2 の中盤) 大問 2 の中盤に必ず入る
近代の戦争・大正昭和 2012・2013・2014・2016・2018・2019・2021・2024 17 年で 8 回
三権分立・国会・内閣・裁判所 2011・2012・2013・2015・2025 2025 は大問 3 の主題
日本国憲法・人権・多様性 2015・2021・2022・2025・2026 直近 5 年で 4 回。「人権・多様性」の枠が大問 4 に定着
選挙制度・地方自治 2016・2019・2024 2024 は統一地方選挙が大問 3 の主題
環境問題・防災・時事 2014・2020・2022・2023 2025 大問 1 のハザードマップ、2026 大問 4 の九州の災害
情報・メディア・国際社会 2021・2026 2026 は SNS と国際大会の 2 題
地形図の読図 2017・2019(2024 は地図記号の小問) 大問としては 2019 が最後

問い方


8-4. 国語(45 分・100 点・大問 5〜6・小問 36〜49)

国語は 2024 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いたのは 2018・2019・2023 年度を原本で精読した範囲に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。資料のある年は 2010・2014・2015・2016・2018・2019・2023 の 7 年です。

年度×大問の題材表(2018・2019・2023・原本で確認)

年度 前半(知識の小問群) 後半(読解 2 題)
2023(5 題・36 問) 大問 1 漢字の書き取り 5 問(尊重・情報・提案・固まる・委ねる)
大問 2 漢字の読み 5 問(雑木林・一目散・得意気・構える・辺り)
大問 3 慣用句 5 問(体の部分を表す漢字一字を入れる。「口が出る=赤字になる」など意味から逆算)
大問 4 説明文・11 問(斎藤孝『孤独のチカラ』。スナフキンと孤独)
大問 5 物語文・10 問(村田喜代子『エリザベスの友達』。九十七歳の初音さんと千里)
2019(6 題・49 問) 大問 1 漢字の書き取り 5 問
大問 2 類義語・対義語 5 問(示された漢字を組み合わせて作る)
大問 3 送りがなの誤りを 5 つ見つけて直す
大問 4 主語と述語を選ぶ 5 問
大問 5 説明文・14 問(森山卓郎『日本語の〈書き〉方』。音読みと訓読み、「表示」と「標示」)
大問 6 物語文・15 問(和菓子屋の中学 2 年生・風味)
2018(6 題・36 問) 大問 1 漢字の書き取り 5 問
大問 2 同じ画数の漢字を選ぶ 5 問
大問 3 熟語の成り立ちに合わせて熟語を作る 5 問(似た意味・反対の意味・打ち消し・修飾)
大問 4 主語と述語を選ぶ 5 問
大問 5 説明文・8 問(齋藤孝『からだ上手 こころ上手』。身体レベルでものを見る)
大問 6 物語文・8 問(お父さんとエンジと千恵)

精読した 3 年の共通点:

頻出単元と周期(転写の分類・2010〜2023 の 7 年)

単元 出た年 傾向
漢字の書き取り 2015・2016・2018・2019・2023(2010 は熟語の構成が先頭) 5 問構成で先頭に置かれるのが近年
漢字の読み 2010・2018・2023 書き取りとセットの年が多い
文法(品詞・主語述語・送りがな) 2015・2016・2018・2019 2019 は 2 題(送りがな・主語述語)。2023 は無し
語彙・慣用句・四字熟語・季語 2010・2014・2015・2016・2019・2023 7 年中 6 年。形は毎年変わる
熟語の構成 2010・2018 組み合わせて作らせる形
抜き出し 2014・2015・2016・2018・2019・2023 読解の中心。「〜こと。」「〜から。」につながる形が多い
記述(内容説明・理由説明) 2018・2019・2023 空欄補充型が中心

問い方

この学校の国語の出典(資料にある年)

年度 大問 著者 作品
2023 4 斎藤孝 孤独のチカラ
2023 5 村田喜代子 エリザベスの友達
2019 5 森山卓郎 日本語の〈書き〉方
2018 5 齋藤孝 からだ上手 こころ上手
2016 5 田中優子 グローバリゼーションの中の江戸
2016 6 井上靖 あすなろ物語
2015 5 松沢哲郎 想像するちから — チンパンジーが教えてくれた人間の心
2014 3 外山滋比古 少年記
2014 4 養老孟司 かけがえのないもの

いずれも「設問の関係上、表記を改めている」の断りつきです。説明文は言葉・からだ・こころ・自然と人間を扱った新書寄りの文章が続いており、物語文は家族や年長者との関係を描いたものが多くなっています。


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の単元分類(2010〜2026)で大問の主要単元として数えたものです。最終確認年度は、その単元を大問の主要単元として最後に確認できた年度で、2010〜2023 年度は転写の単元分類、2024〜2026 年度は原本での確認によります。構成だけ数えた年の細部は保証しません。

科目 単元 大問で出た年 最終確認年度 状況
算数 円とおうぎ形の求積 2011・2012・2016(2024 は大問 2 の 1 問) 2016 年度 大問としては 10 年なし。2024 に一行問題として顔を出した。戻るとしたら大問 4 以降の枠
算数 平面図形(角度・面積) 2011・2012・2015・2016・2020 2020 年度 大問としては 2020 が最後。2026 は大問 2 の角度 1 問
算数 立体図形の体積・表面積 2011・2019・2021・2022 2022 年度 2026 は水量として復帰。純粋な体積・表面積は 4 年なし
算数 食塩水の濃度 2013・2015・2021 2021 年度 大問は 5 年なし。2025・2026 は大問 2 の 1 問として 2 年連続
算数 つるかめ算・和差算 2013・2018 2018 年度 大問は 8 年なし。2025 は大問 2 の 1 問
算数 流水算 2018 2018 年度 大問 2 の一行問題としてなら近年も顔を出す
算数 平均算 2017 2017 年度 大問としては 2017 が最後。2024 は大問 2 の 1 問
算数 数の性質(約数・倍数)の大問 2010・2012・2016・2020 2020 年度 大問は 6 年なし。小問では 3 年連続
理科 気体の性質・燃焼 2010・2013・2015・2016・2017・2018・2020・2022 2022 年度 16 年で 8 回と多いのに、大問としては 4 年なし
理科 電気回路・電磁石 2015・2016・2017 2017 年度 大問は 9 年なし。小問では 3 年連続で出ており、大問に上がる余地がある
理科 ふりこ・ばね・てこ・滑車 2012・2018・2019 2019 年度 大問は 7 年なし。2026 は大問 2 にふりことコイルが入った
理科 星・星座・太陽・月 2012・2015・2020 2020 年度 大問は 6 年なし。小問では 3 年連続
理科 気象・天気 2010・2017・2019 2019 年度 大問は 2019 が最後。小問では雲量が 2025・2026 と 2 年連続
理科 溶解度・水溶液の判別 2012・2016・2020・2023 2023 年度 2026 は濃度の計算 2 問に縮んでいる
社会 世界地理を大問で 2010・2011・2012・2013・2014・2016 2016 年度 大問は 10 年なし。近年は大問 3・4 の小問(2025 のニュージーランド、2026 の冬季五輪開催国・ソビエト連邦)に降りている
社会 地形図の読図 2017・2019 2019 年度 大問は 7 年なし。2024 は地図記号 1 問のみ。地図の縮尺は算数の大問 2 でも出るので、両科目で効く
社会 文化史・美術史 2010・2014 2014 年度 大問は 12 年なし。2025 に新嘗祭・本居宣長の小問
社会 三権分立を大問の柱に 2011・2012・2013・2015・2025 2025 年度 2025 が最後。大問 3 は選挙・地方自治(2024)と 2 年ごとに入れ替わっている
社会 貿易・資源・エネルギー 大問としては見当たらない 2024 大問 4 の原子力発電所、2026 大問 3 の産業の空洞化と、小問では続いている
国語 主語と述語・送りがな 2018・2019 2019 年度 2023 は無し。前半の知識は毎年 1 題ずつ入れ替わるので戻り得る
国語 熟語の構成・画数・部首 2010・2018 2018 年度 2018 が最後
国語 四字熟語 2016 2016 年度 2016 が最後
国語 季語・短歌俳句 2010・2014・2015 2015 年度 転写の分類に見える範囲での話

国語は近年の資料が無いので何とも言えませんが、前半の知識の小問群は「毎年 1 題ずつ入れ替える」作りなので、過去に出た形はどれも戻り得ると考えておくのが安全です。


10. 形式面の注意

算数

理科

社会

国語


11. 学年別ロードマップ

何をするか この学校での重み
小 4(土台) 計算の正確さ(分数・小数・単位換算)、図形(角度と面積の基本)、読解(線部の言い換えを口で言う)、短い記述(理由を 1 文で)、漢字語彙の 5 本です。この学校で最終的に効く入口は「四則混合と逆算を速く正確に」「m/分↔km/時・kg↔g の単位換算」「都道府県と県庁所在地」 算数の大問 1・2 がそのまま将来の得点源になるので、計算の反復はここから効きます。時間計測はまだしません
小 5(幅) 週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は、算数の計算・逆算・単位換算と、理科の 4 分野の基本用語の一問一答、国語の前半の知識 7 種類を日替わりで回します。週末 60 分はその週の単元 1 つで、8-1 の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として次の順に進めます。割合 → 速さ(旅人算・通過算。旅人算=2 人が近づく・追いかけるときの時間や距離を求める・受験用教材の単元、通過算=列車が橋やトンネルを通る時間・受験用教材の単元) → 食塩水 → つるかめ算(2 種類のものの個数を合計から逆算する・受験用教材の単元) → 過不足算(配り方を変えたときの余り・不足から数を求める・受験用教材の単元) → 仕事算(何人・何台で分担したときの日数を求める・受験用教材の単元) → 規則性 → 水量 → 角度 → 円。理科は 4 分野の基本用語を一問一答で一巡し、実験装置の図を見て答える形にも慣れます。社会は都道府県・統計表・通史を薄く一巡。国語は前半の知識 7 種類を回し、抜き出しの字数指定に慣れます。ただし国語は 2024 年度以降の資料が無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください 出る単元の幅がはっきりしている学校なので、小 5 で全単元をひととおり学び終えたことが、そのまま入試範囲になります。難単元の深掘りより、抜けを作らないことが効きます
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目です。夏以降は過去問を「同じ場所を縦に」解く使い方が効きます(算数の大問 1 を 5 年分続けて、大問 2 を 5 年分続けて、大問 3 の約束記号を 3 年分続けて)。年度通しで時間を計る練習は、理科と社会あわせて 50 分・国語 45 分の配分を体に入れるために別枠で 同じ種類の問題が同じ場所に出る学校なので、ここに時間をかける価値があります。大問 1・2 の取りこぼしゼロと、理科・社会の時間配分の 2 点で仕上げます

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 小 4〜小 5 の計算の正確さと、小 5 で全単元をひととおり学び終えられたかどうかです。算数は全 20 問が答えだけを書く形式で、途中式による部分点が期待できないため、計算ミスがそのまま失点になります。小 4 のうちから「見直しの手順」を持っているかどうかが最後まで効きます。逆に、初見の長い設定文を読み解く力や、長文の記述力を早くから鍛える必要は、精読した年の範囲では見当たりません。理科・社会の 50 分と国語の 49 問は、速さの訓練であって難度の訓練ではないので、小 6 の秋以降からでも間に合います。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は見ていません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界

資料どうしの食い違い


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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