関東学院六浦中学校 の過去問分析

関東学院六浦中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

関東学院六浦中学校 過去問分析(2011〜2025 年度・回の表記がある冊子は A-1 日程・4 科目)

更新 2026-08-20。


① この学校の基本情報

項目 内容
所在地 神奈川県横浜市金沢区
男女 共学
旧称 横浜バプテスト神学校(1884)/東京中学院(1895)/中学関東学院(1919)/関東学院中学部(1927)/六浦教室(1949、関東学院中学部の分校)

同じ学校法人の関東学院中学校(横浜市南区・三春台)とは別の学校です。このページは関東学院六浦中学校(横浜市金沢区)の入試問題だけを扱います。

入試回(2025 年度実施分。2027 年度の募集要項は公式サイトで「準備中」のため未公表)

日程 科目 試験時間 配点 志願者・合格者(2025 年度)
A-1 日程 2025 年 2 月 1 日午前 4 科または 2 科 記載なし 記載なし 志願者 126 名・合格 56 名
A-2 日程 2025 年 2 月 1 日午後 2 科 記載なし 記載なし 志願者 198 名・合格 74 名
B-1 日程 2025 年 2 月 2 日午前 4 科または 2 科 記載なし 記載なし 志願者 177 名・合格 55 名
B-2 日程 2025 年 2 月 2 日午後 2 科 記載なし 記載なし 志願者 159 名・合格 32 名
英語型 2025 年 2 月 1 日午後 英語型 記載なし 記載なし 志願者 8 名・合格 2 名
自己アピール型 2025 年 2 月 3 日午後 自己アピール型 記載なし 記載なし 志願者 20 名・合格 6 名
C 日程 2025 年 2 月 4 日午前 2 科 記載なし 記載なし 志願者 145 名・合格 27 名
帰国Ⅰ期 2024 年 12 月 14 日 科目の記載なし 記載なし 記載なし 志願者 3 名・合格 2 名
帰国Ⅱ期 2025 年 1 月 25 日 科目の記載なし 記載なし 記載なし 志願者 2 名・合格 1 名

試験時間・配点は、2025 年度の入試結果表からは日程・区分名・志願者数・合格者数しか確認できませんでした。2027 年度の募集要項は公式サイトで「準備中」のため未公表です。最新の情報は公式サイトの募集要項で確認してください。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。

② このページでわかること

このページでは、関東学院六浦中学校の過去問にどんな問題が出るか家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値 / 募集要項・入試結果)。

用語は用語集へ、過去問の一般的な使い方はこちらにまとめています。

③ まず結論だけ(10 行)

家でやること 3 つ: 1. 算数の計算 8 問を、時間を計って毎日。 2. 国語の漢字・語句を毎日。全体の 4〜5 割を占めます。 3. 社会の時事(前年 1 年間のニュース)を、地理・歴史・公民のどこにつながるか押さえる。

今週やる 1 つ: 算数の一行問題 8 問を「比→割合系→速さ系→図形」の順に、時間を計らず 1 回解いてみる。

注意: 2018〜2024 の 7 年ぶんの資料がどの科目にも無く、この間に形式が変わっている可能性があります。本文は「読んだ年に限れば」という条件つきで読んでください。

④ 資料の状況

科目 資料のある年度 年数 精読した年(設問文まで読んだ) 備考
算数 2010・2012〜2017・2025 8 2016・2017・2025 2018〜2024 の 7 年ぶんが無い
理科 2012〜2017・2025 7 2016・2017・2025 同上
社会 2010・2013〜2017・2025 7 2016・2017・2025 同上
国語 2010・2011・2014・2015 4 2011・2014・2015 2016 年度以降の問題文が資料に無い

このレポートで「構成だけ数えた年」(設問文までは読まず、大問数・小問数だけを数えた年)はありません。上の表の「資料のある年度」のうち「精読した年」以外は、資料そのものはあっても今回は読んでいません。

収録冊子の校名は全校・全冊で照合済みです(別校の冊子が混じっていた場合はこの節に明記しています。この学校での確認結果は⑬にまとめました)。

⑤ 一番大きな結論

4 科目で性格がはっきり違います。同じ学校の中で、固定された科目と毎年作り直される科目が同居しています(各科目で最優先にやることは⑦にまとめました)。

科目 形式の固定度 何が固定か 何が毎年変わるか 中身の性格
算数 高い(大問 5・小問 22〜23 問が 3 年とも) 並びが固定。計算 8 問→□にあてはまる数 8 問→2 小問ずつの大問 3 つ 後半 3 大問の単元。最後の大問が図形であることは 3 年とも同じ 前半 16 問が計算と一行問題。後半 3 大問が図形・規則性・思考の問題
国語 高い(読んだ 3 年で並びが同じ) 並びが固定。漢字の読み 5 問→漢字の書き取り 5 問→語句の知識 2〜3 大問→説明文の読解→小説の読解 読解の文章と設問 漢字・語句が全体の 4〜5 割。読解は説明文 1 題+小説 1 題
理科 中(大問 4 つは固定、位置は自由) 大問 4 つ・分野の配分が固定。生物と地学(気象・環境を含む)は 3 年とも 1 大問ずつ 位置と単元の対応。大問 1 が化学の年も物理の年もある 会話・観察日記・ニュースの形で出る。説明を書かせる
社会 低い(大問数も並びも毎年変わる) 素材の作り方が固定。前年のニュースを入口にし、地理・歴史・公民を 1 つの長文に混ぜる 大問の数(3→2→4)も小問数(35→27→30)も並びも毎年変わる 前年のニュースが入口。地理・歴史・公民が混ざる

過去問の使い方は「時間の使い方を身につける」と「単元をひととおり仕上げる」の 2 つに近く、「出る問題を覚える」には向きません。読んだ 3 年(算数)で、設問も数値も図も丸ごと同じという問題は 1 問も見つかりませんでした。ただし問い方だけは繰り返されます(算数の「円錐の展開図の表面積」「かいた線の長さの和」など)ので、同じ座席(同じ種類の問題が来る場所)の問題を年度をまたいで縦に解くやり方は効きます。

もう 1 つ、4 科目に共通して「自分の考えや自分にできることを書かせる問題」が入ります(社会は読んだ 3 年とも 1 問ずつ、理科は 2016 年度、算数は「考え方や途中の式も書きなさい」が 3 年とも)。答えを 1 つ書いて終わりにしない練習が要ります。

⑥ この学校らしさが出る場所

⑦ 今からやるなら

想定学年: 受験学年(小 6)の過去問演習期です。小 5 以前の読み方は⑪学年別ロードマップにまとめました。項目は 8 つで、根拠となる具体は⑧科目別の詳細にもあります。

  1. [毎日 10 分] 算数の計算 8 問を、時間を計って毎日解きます。3 年とも大問の先頭に必ず 8 問あります。整数の加減→工夫のいるかけ算→分数の加減→大きな数のわり算(69552 ÷ 189・44929 ÷ 251 のような 3 けたで割る筆算)→小数のかけ算→小数の乗除混合→かっこが三重の四則→分数の分配法則、という並びが 2016・2017 でほぼ同じでした。最後の 1 問は 3 年とも「工夫すると速い」形です(2025 は 0.4×20.25 − 3×2.025 + 50×0.2025)。(確認: 〜2025 年度)
  2. [週末 60 分] 算数の一行問題 8 問を「比→割合系→速さ系→図形」の順に単元ごとに固めます。3 年とも入るのは比の穴うめ(毎年 1 問目)と食塩水の濃度です。ほかに売買損益・平均算・仕事算・和差算・過不足算・年齢算・速さ・通過算・流水算が回っています。円錐の展開図の表面積は 2016・2017 の両方でこのセットの最後に置かれていました。母線と中心角のどちらを与えられても解けるようにしておきます。(確認: 〜2025 年度)
  3. [週 1 回] 社会の時事を確認します。3 年とも大問の導入文が前年の出来事で始まります(2015 年の国連事務総長/2016 年のリオ五輪と山の日/2024 年の首相交代・新紙幣・元日の地震)。受験する年の前年 1 年間のニュースを、地理・歴史・公民のどこにつながるかまで押さえます。(確認: 〜2025 年度)
  4. [毎日 10 分] 国語の漢字と語句、そして短い記述を仕上げます。読んだ 3 年とも、漢字の読み 5 問+書き取り 5 問+語句の知識 10 問前後が固定で、全体の 4〜5 割を占めます。慣用句・ことわざ・対義語・副詞の使い分け・擬態語まで含めて広く覚え、複数の語句を組み合わせて答える形にも慣れておきます。記述は読んだ 3 年の上限が 30 字で、「本文のことばを使って」「『〜から。』につなげるように」という条件が付くので、条件を先に確認してから書きます。(確認: 〜2015 年度)
  5. [週末 60 分] 理科の 4 分野を落とさず一巡します。生物と地学は 3 年とも 1 大問ずつです。化学(気体・水よう液)も 3 年とも入ります。物理は 2017・2025 に電気とふりこで出ました。捨て分野を作らないのがこの学校では有効です。(確認: 〜2025 年度)
  6. [週末 60 分] 理由や自分の考えを 1〜2 文で書く練習をします。社会は読んだ 3 年で 2〜4 問、理科は 1〜7 問、字数指定は無く解答欄に収める形です。「理由を答えなさい」「簡単に説明しなさい」に即答できるようにします。さらに社会は読んだ 3 年とも 1 問ずつ「自分ならどうするか」を書かせる問題があります(「南北問題を解決させるには何が必要だと考えますか。自分の意見を述べなさい」/「被災地の人々のために私たちができることを 1 つあげなさい」/「家庭において地震の備えとしてどのようなことが必要ですか。1 つ答えなさい」)。理科にも 2016 年度に同じ形(「化石燃料を使う割合を減らすために、あなた自身はどのようなことができますか」)がありました。正解が 1 つでない問いに、理由をつけて 1 つ答える訓練が要ります。(確認: 〜2025 年度)
  7. [週末 60 分] 算数の最後の大問(図形)に備えます。「考え方や途中の式も書きなさい」が 3 年とも登場し(2016 は 3 問、2017 は 2 問、2025 は 2 問)、最後の大問の (2) には 3 年とも付いていました。式を消さずに残す癖をつけます。あわせて、動く点の通り道をかく作図が 2016・2017 の大問 5(1) にありました(円が転がる場合と多角形が転がる場合の両方で練習しておきます)。2025 には無かったので毎年とは言い切れませんが、練習しておくと最後の大問がまるごと取れます。(確認: 記述は〜2025 年度・作図は〜2017 年度)
  8. [週 1 回] 社会の「まちがっているものを 1 つ選べ」に備えます。2017・2025 に複数出ました。選択肢を 1 つずつ真偽判定する読み方を練習します。(確認: 〜2025 年度)

⑧ 科目別の詳細

算数(読んだ年: 2016・2017・2025 年度)

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問数/小問数
2016 計算 8 問 □にあてはまる数 8 問(比・売買・平均・食塩水
・通過算・仕事算・過不足算・円錐の展開図)
流水算(川を往復する船) 規則性(カレンダーに十字の枠を置く) 図形の移動(おうぎ形の周りを円が転がる・作図あり) 5 / 22
2017 計算 8 問 □にあてはまる数 8 問(比・食塩水・平均・売買
・速さ・仕事算・年齢算・円錐の展開図)
和差算(標高と気温の関係) 規則性(碁石を三角形に並べる) 図形の移動(長方形が直線上を転がる・作図あり) 5 / 22
2025 聞き取り問題(放送を聞いて定価・値下げ後の価格・利益を出す 3 問) 計算 8 問 □にあてはまる数 8 問(比・数の性質・和差算・縮尺
・正十二角形の対角線・食塩水・単位あたりの重さ・三角形の面積)
数の性質(各位の和が 9 になる整数) 円とおうぎ形(正三角形の各辺に半円をつけた図形) 5 / 23

座席(同じ場所に同じ種類の問題が来る)

読んだ 3 年とも、冊子の骨組みは「計算 8 問→□にあてはまる数 8 問→大問 2 問ずつの大問が 3 つ」で、大問 5 つ・小問 22〜23 問です。この形は 3 年とも変わりません。

同じ問い方が繰り返される場所(原本で両年を確認)

形式面の注意

形式面の注意は⑩にまとめました。

頻出単元と回数(読んだ 3 年)

復活警戒

復活警戒は⑨「しばらく出ていない単元」にまとめました。

今からやるなら(算数の補足)

全体の優先順は⑦にまとめました。ここでは算数に特有の補足だけ挙げます。

  1. 一行問題 8 問は「比→割合系→速さ系→図形」の順に一巡すると効率的です。食塩水と比は毎年出る前提で。
  2. 円錐の展開図から表面積を出す手順は、母線と中心角のどちらを与えられても解けるようにしておきます。
  3. 点の通り道をかく作図は、円が転がる場合と多角形が転がる場合の両方で練習しておきます。

理科(読んだ年: 2016・2017・2025 年度)

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問数/小問数
2016 気体の発生(固体ア〜カと液体①〜⑥の組み合わせ) こん虫の食べ物(モンシロチョウ・カイコガ) 流水のはたらき(つぶの大きさと運ぱん・たい積のグラフ/水害を防ぐには) エネルギー(各国の化石燃料の割合の棒グラフ) 4 / 17
2017 ふりこ(おもりと糸の組み合わせと 1 往復の時間・くぎで糸が引っかかる) 植物のつくり(ホウセンカの水の通り道・ふくろに水てき) 水よう液の性質(ムラサキキャベツのアントシアニン・中華麺) 発電(メガソーラーを見た親子の会話・パネルの角度) 4 / 23
2025 電気回路(豆電球の明暗・電圧と電流のグラフ) 気体の性質(「私は何の気体でしょうか?」の質問ゲーム) 動物の誕生(メダカの観察日記・ふ化とえさ) 気象(ニュース番組の解説・猛暑日・台風の衛星画像) 4 / 17

座席(同じ場所に同じ種類の問題が来る)

問い方の特徴

形式面の注意(理科の補足)

共通の注意は⑩にまとめました。ここでは理科に特有の補足だけ挙げます。

頻出単元と回数(読んだ 3 年)

復活警戒

復活警戒は⑨「しばらく出ていない単元」にまとめました。

今からやるなら(理科の補足)

全体の優先順は⑦にまとめました。ここでは理科に特有の補足だけ挙げます。

  1. グラフ・表・画像から必要な数値を読む練習をします(電圧と電流、つぶの大きさと運ぱん、衛星画像など)。
  2. 「すべて選びなさい」に備えて、選択肢を 1 つずつ判定する読み方を練習します。
  3. 実験の安全と器具の扱いも 1 問出る前提で確認しておきます。

社会(読んだ年: 2016・2017・2025 年度)

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問数/小問数
2016 都道府県あて(10 の説明文を地図の記号と結ぶ) 信長・秀吉・家康の長文(空欄 15 か所) 国際連合(国連の機関・南北問題) 3 / 35
2017 太郎君の九州旅行記(21 問。地理・歴史・公害・戦争が旅程の順に混ざる) リオ五輪とパラリンピック(時差・基本的人権・米大統領・内閣) 2 / 27
2025 日米の行政トップ交代(三権分立・内閣の仕事・国連常任理事国) 新紙幣(渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎から江戸の貨幣・聖徳太子まで) 能登の地震(震度・伝統工芸・避難生活・家庭の備え) 領土をめぐる争い(領海の図・最北端と最南端・尖閣諸島) 4 / 30

座席(同じ場所に同じ種類の問題が来る)

社会だけは、大問の数も並びも毎年作り直されています。読んだ 3 年で大問は 3→2→4、小問は 35→27→30 でした。「大問 2 は歴史」といった位置の固定は、読んだ 3 年では成り立ちません。位置を頼りにした対策はできません。

代わりに固定されているのは素材の作り方のほうで、次の 2 つが 3 年とも共通します。

  1. 地理・歴史・公民が 1 つの長文の中で混ざります。2017 の九州旅行記がその極端な例で、1 つの大問 21 問の中に西南戦争・ザビエル・シラス台地・水俣病・原爆・島原の乱・吉野ヶ里・藤原氏・元寇・IC 工場が旅程の順に並びます。2025 の新紙幣の大問も、明治の使節団→北里柴三郎→江戸の金貨銀貨→足尾銅山→聖徳太子→元号と、時代をまたいで進みます。分野別に区切って解く発想では追いつきません。
  2. その年の前年に起きた出来事が入口になっています。2016 は「2015 年 9 月現在の国連事務総長」、2017 は「昨年の夏のリオ五輪」「昨年から祝日になった 8 月 11 日(山の日)」、2025 は「昨年(2024 年)の日米の行政トップ交代」「昨年 7 月 3 日発行の新紙幣」「昨年 1 月 1 日の地震」です。3 年とも、大問の導入文が前年のニュースで始まります。

問い方の特徴

形式面の注意(社会の補足)

「漢字 4 字で」等の指定と字数指定の記述の有無は⑩にまとめました。ここでは補足だけ挙げます。

頻出テーマと回数(読んだ 3 年)

復活警戒

復活警戒は⑨「しばらく出ていない単元」にまとめました。

今からやるなら(社会の補足)

全体の優先順は⑦にまとめました。ここでは社会に特有の補足だけ挙げます。

  1. 都道府県を、農産物・地形・伝統工芸・災害とセットで覚えます。
  2. 漢字指定(漢字 4 字・カタカナ 3 字)で書けるように、用語を漢字で書く練習をします。

国語(読んだ年: 2011・2014・2015 年度)

国語は 2016 年度以降の問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)。ここに書いたのは 2011〜2015 年度に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3〜5(知識) 読解 1(説明文・随筆) 読解 2(小説) 大問数/小問数
2011 漢字の読み 5 問 漢字の書き取り 5 問 大問 3 同音の言葉を漢字に直す/大問 4 ことわざの穴うめ+意味/大問 5 擬態語(さんさん・こうこう) 大問 6 里山と自然(日高敏隆『セミたちと温暖化』「里山物語」より)9 問 大問 7 『ボーイズ・ビー』(桂 望実)11 問 7 / 45
2014 漢字の読み 5 問 漢字の書き取り 5 問 大問 3 対義語/大問 4 慣用句と同じ意味の熟語/大問 5 体の部位の漢字が共通して入る慣用句 大問 6 ダシと「飽きない料理」(伏木亨『おいしさを科学する』ちくまプリマー新書)8 問 大問 7 『季節風 夏』「僕たちのミシシッピ・リバー」(重松清・文春文庫)11 問 7 / 34
2015 漢字の読み 5 問 漢字の書き取り 5 問 大問 3 慣用句と関係の深い熟語/大問 4 副詞の使い分け(あいにく・あたかも・あえて) 大問 5「世界商品」とは(川北稔『砂糖の世界史』岩波ジュニア新書)7 問 大問 6『サマータイム』(新潮文庫)8 問 6 / 35

座席(同じ場所に同じ種類の問題が来る)

国語は 4 科目のうち、位置の固定がいちばん強いです。読んだ 3 年とも、次の順で並びます。

  1. 大問 1 =漢字の読み 5 問(3 年とも 5 問ちょうど)
  2. 大問 2 =漢字の書き取り 5 問(3 年とも 5 問ちょうど。「送り仮名がある場合はひらがなで書きなさい」という但し書きも 2011・2015 に同じ形で付きます)
  3. 知識の小問群が 2〜3 大問(慣用句・ことわざ・対義語・語句の使い分け・擬態語)
  4. 説明文または随筆の読解
  5. 小説の読解(最後の大問)

小問全体に占める知識の割合が大きく、読んだ 3 年では漢字と語句だけで 20 問前後(全体の 4〜5 割)を占めます。読解 2 題は合わせて 15〜20 問です。

問い方の特徴

形式面の注意(国語の補足)

(「本文のことばを使って」の条件についての注意は⑦・⑩にもあるので、ここでは重複を省きました。)

頻出と回数(読んだ 3 年)

復活警戒

資料が 2015 年度までしか無いため、警戒枠は作れません(⑨参照)。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。

今からやるなら(国語の補足)

全体の優先順は⑦にまとめました。ここでは国語に特有の補足だけ挙げます。

  1. 漢字の読み・書きを毎日 10 問。送り仮名の付け方まで練習します。
  2. 説明文と小説を半々で読みます。どちらかに偏らせません。
  3. 指定字数(10・15・20・30 字)に合わせてぬき出す・まとめる練習をします。

⑨ しばらく出ていない単元(復活の警戒)

この学校については、周期にもとづく「そろそろ出る」の予測をしません。理由は資料の年が飛び飛びで、2018〜2024 の 7 年ぶんがどの科目にも無いためです。「何年出ていないから次に出る」という数え方が成り立ちません。

そのうえで、読んだ年に一度でも出ていて、直近の 2025 年度には出ていない題材を「見ておく価値のあるもの」として挙げます。

科目 題材 出た年 最終確認年度
算数 図形の移動(点の通り道をかく作図) 2016・2017 2017
算数 流水算 2016 2016
算数 通過算 2016 2016
算数 仕事算 2016・2017 2017
算数 規則性(カレンダー・碁石) 2016・2017 2017
理科 流水のはたらき 2016 2016
理科 植物のつくり 2017 2017
理科 ふりこ 2017 2017
理科 水よう液と指示薬 2016・2017 2017
理科 こん虫(食べ物) 2016 2016
社会 都道府県あて(10 問まとめての大問) 2016 2016
社会 戦国から江戸の長文 2016 2016
社会 時差の計算 2017 2017
社会 産業と農産物の結びつけ 2017 2017

⑩ 形式面の注意

⑪ 学年別ロードマップ

小 4(土台)

小 5(幅)

週の器は「平日 15 分×5+週末 60 分」を基本形にします。この学校の既存の指示(下記の単元一巡)をこの器に割り付けます。

小 6(仕上げ)

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか

差がつくのは小 5 での全分野の一巡と、小 4 からの計算・漢字の積み上げです。この学校は「同じ問題が出るから覚えれば取れる」種類ではなく、算数の前半 16 問と国語の知識 20 問前後という取りこぼしを許さない基礎の総量が大きいです。ここは短期で作れません。逆に、後半の思考問題は 2 小問ずつと少ないので、小 6 の直前だけで無理に難しい問題に手を広げるより、基礎の速さと正確さを小 5 までに作っておくほうが、この学校の形には合っています。

⑫ この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は扱いません。

もっとも近いのは神田女学園中学校(東京都)です。算数・理科・社会の 3 科目とも近く、この一覧全体でもっとも近い部類です(女子校のため男子には使えません)。次に近いのは捜真女学校中学部(神奈川県)で、算数の作りがとくに近く、同じ神奈川県です(理科・社会はやや離れ、こちらも女子校です)。3 番目は跡見学園中学校(東京都)で、算数と理科が近い一方、社会はやや離れます(女子校)。

8 校の一覧・記述量・注意は併願候補ページへ。

国語はどの学校とも比べられていません(この学校の国語が 2016 年度以降の資料を持たないため)。国語の転用については何も言えません。

8 校を通すと、算数と理科は近い学校が多く、社会は近い学校が少ないです。社会の「前年のニュースを入口にして分野をまたぐ」作りが、この学校に特有だからだと考えられます。社会だけは、この学校の過去問そのものを使うしかありません。

この学校は A-2・B-2・C 日程が2 科目の入試です。併願先が 4 科目校の場合、理社は本校の準備とは別に立てる必要があります。

⑬ 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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