明治大学付属明治中学校 の過去問分析

明治大学付属明治中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

明治大学付属明治中学校 過去問分析(2009〜2026 年度・最大 17 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都調布市
男女 共学(2008 年 4 月に調布への移転と同時に共学化しました。それ以前は男子校です)
旧称 明治中学校(旧制・1912 年開校)
入試回と日程・科目 第 1 回 2026 年 2 月 2 日 — 4 科(募集は男子約 45 名・女子約 45 名の合計)/第 2 回 2026 年 2 月 3 日 — 4 科(募集は男子約 30 名・女子約 30 名の合計)
試験時間・配点 国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科 40 分 75 点・社会 40 分 75 点。両回とも同じです
面接 募集要項に面接の記載はありません

上の表は 2026 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 同じ問題が使い回される学校ではなく、同じ種類の問題が同じ場所に出る学校です。精読した 3 年(2024・2025・2026)とも、算数は大問 5 題・小問 13〜15 問、理科は大問 7 題・小問 35〜37 問、社会は大問 3 題で動きません。
  2. 算数は大問 1 が小問集合 5 問、大問 5 がニュートン算で 3 年連続。理科は大問 2 が化学、大問 4 が生物、大問 6 が物理で 3 年とも動きません。社会は大問 1 が地理、大問 2 が歴史、大問 3 が公民と時事の順で 3 年連続です。
  3. 国語は資料のある 2015〜2022 年度が大問 2 題(8000 字級の論説 1 本+漢字の書き取り 10 問)です。

家でやること 3 つ

  1. 算数のニュートン算を 2024・2025・2026 の 3 年分続けて解きます。この 1 単元だけで算数の 5 分の 1 に当たる大問が取れる可能性があります。
  2. 理科の量的関係の計算を、塩酸と金属(2026)・中和(2025)・浮力(2024・2026)の 3 系統で固めます。
  3. 社会の地形図の読図を、断面図・新旧の比較・読み取りの正誤の 3 パターンで週 1 枚。3 年連続で大問 1 の締めに来ます。

今週やる 1 つ

  1. 算数の大問 1(小問集合 5 問)を 12 分で通せるか計ってみます。逆算 1・文章題 3・図形 1 の構成が 3 年とも同じです。

注意

  1. 国語は 2023 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いた国語の話は 2010〜2022 年度のものです(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並び・小問の数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 備考
算数 3 年(2024・2025・2026) 2009〜2023(大問数・小問数だけを自動集計で数えました) 16 年(2009〜2026) 全問が答えのみを書く形式です。図のある小問が 25% で、図そのものは転写に残らないため図の説明文からの推定を含みます
理科 3 年(2024・2025・2026) 2009〜2023(同上) 15 年(2009〜2026) 図・表・グラフが多く(図のある小問 61%)、転写の読み取り確度が低めの年が 15 年中 7 年あります(2024・2026 を含みます)
社会 3 年(2024・2025・2026) 2009〜2023(同上) 17 年(2009〜2026) 設問文が長く(1 年あたり約 6500 字)、選択肢の文言まで読めます。転写の読み取り確度が低めの年が 17 年中 8 年あります(2024 を含みます)
国語 3 年(2017・2019・2022) 2010〜2021 のうち資料のある年(同上) 9 年(2010〜2022) 2023 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。本文・設問とも読める年は読めます

5. 一番大きな結論

この学校は「同じ場所に同じ種類の問題が出る」学校です。 同じ問題そのものが使い回されるわけではありません(精読した年の設問文で、そのまま再登場した問題は見つかりませんでした)。動かないのは問題の並び、つまり座席(問題の置き場所)の方です。

したがって過去問の使い方は、①その座席に来る単元をあらかじめ仕上げておく(算数のニュートン算・食塩水、理科の量的関係と浮力、社会の地形図と統計)、②決まった問題数を決まった時間で処理する感覚を作る(理科 40 分 36 問、社会 40 分 35 問)の二つが中心になります。「出た問題を暗記する」使い方は効きませんが、「出る種類を先回りする」使い方は非常に効く学校です。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習期(夏以降)を前提に優先順を付けています。小 5 以前の方は、この節を「いつか通る道の一覧」として眺め、11 節の学年別ロードマップの該当段を見てください。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [週末 60 分] 算数のニュートン算を 3 年分続けて解く(2024・2025・2026) — 窓口・ゲート・レジが複数あり、途中で本数が変わり、答えを時刻で聞かれます。「窓口が複数・途中で本数が変わる・時刻で聞かれる」形に絞って 10 題。3 年分を続けて解くのが最短です。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数の大問 1(小問集合 5 問)を 12 分で通す訓練 — 逆算 1・文章題 3・図形 1 の構成が 3 年とも同じなので、セットを自作して毎日回せます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数の割合まわりの文章題 — 食塩水は「容器 3 つ・やりとりあり・逆算」まで(2 つの容器で止めません)。売買損益は「2 段階(初日/翌日、A 店/B 店)」の設定に慣れます。平行四辺形・三角形の辺上に点を取る面積比は、補助線なしで比だけで処理する練習を。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 理科の量的関係の計算 — 塩酸と金属(2026)・中和(2025)・浮力(2024・2026)の 3 系統で固めます。表から比例を読み、外挿・内挿する形が共通です。浮力は「1 cm³ あたりの重さ」「水面から何 cm 出るか」で答える形に慣れ、判別問題(水溶液 4 種・金属 4 種・気体)は実験結果の表からしらみつぶしに絞る手順で練習します。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 理科を 40 分 36 問で解く練習 — 1 問 1 分。計算の重い小問に印を付けて後回しにする手順を、過去問 1 年分で決めてしまいます。地学は 4 分野(気象・地層と火山・星と月・太陽)を薄く広く。年 1 題なので深追いは不要です。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会の地形図の読図と統計表の読み取り — 断面図・新旧の比較・読み取りの正誤の 3 パターンを週 1 枚。統計は農業・工業・人口の 3 分野で、都道府県や品目を当てる問題が毎年 3〜5 問あります。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 社会の「あなたはどう考えるか」記述 — 3 年連続で大問 3 の終盤にあります。資料を 1 文で引用 → 自分の立場 1 文 → 理由 1〜2 文、という書き方を先に用意しておくと、字数指定がなくても手が止まりません。あわせて「正しくないものを 1 つ選ぶ」形式の演習(4 つの文を全部判定する癖)と、前年 1 年間のニュースを選挙・国際・人権・災害の 4 つの引き出しに分けたメモを。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語の指示語と漢字 — 1 本の論説で 4〜9 か所の「それ」「これ」をまとめて言い換える練習を。精読した 3 年すべてに同じ形の設問がありました。漢字 10 問(熟語 7・訓読みの送りがな 3)は毎日です。配分が 3 年とも同じで、指示文も 8 年変わっていないので、ここは落とせません。週末には 8000 字級の評論を 20 分で読み切る練習、字数指定のない理由説明を 40〜60 字と見積もって書く訓練、本文全体を 70〜100 字でまとめる要約を週 1 本。(確認: 〜2022 年度)

8. 科目別の詳細

今からやること・しばらく出ていない単元・形式面の注意は、科目をまたいで 7 節・9 節・10 節にまとめてあります。ここでは題材と問い方だけを科目ごとに書きます。

8-0. 科目横断の要点

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数 非常に高い。大問 5・小問 13〜15・50 分。16 年通じて大問数が 5 で不変、小問数のばらつきも 5% 未満 割合と文章題への偏りが大きい(転写の分類で 48%)。ニュートン算・食塩水・売買損益が軸。全問が答えのみ ニュートン算を時刻で答える形まで。そして大問 1 の 5 問を 12 分で抜ける計算力
理科 非常に高い。大問 7・小問 35〜37・40 分。15 年通じて大問数が 7 で不変 4 分野を万遍なく。表・グラフから比例を読む計算が各分野に入る。説明を書かせる問題は精読した 3 年でゼロ 量的関係の計算(塩酸と金属、中和、浮力、体液の量)と、1 問 1 分の処理速度
社会 高い。大問 3・小問 34〜36・40 分。地理→歴史→公民の順が 3 年連続 地理は図表と地形図、歴史は 1 テーマの通史、公民は前年のニュースが入口。記述は年 1〜3 問だが自由記述 地形図の読図(3 年連続)と統計の読み取り、そして「あなたの考え」を 3〜5 文で書く手順
国語 高い(2015〜2022 の資料の範囲で)。大問 2・小問 20〜27・50 分 論説・随筆 1 本(物語文は資料の 9 年で大問の主軸に出ない)+漢字 10 問。指示語の内容説明と理由説明の記述が中心 指示語をまとめて言い換える練習と、8000 字を 20 分で読む速度

科目ごとに求められる力が違います。算数は「割合の文章題を式にする」、理科は「表から計算する」、社会は「図表を速く読む」、国語は「指示語を言い換えて書く」です。

8-1. 算数(50 分・100 点・大問 5・小問 13〜15・答えのみを書く形式)

年度×大問の題材表(2024〜2026・原本で確認)

年度 大問 1(小問集合 5 問) 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 小問数
2024 逆算/通過算/食塩水(A・B の入れ替え)/過不足・比/回転体 規則性(奇数を三角形に並べる) 消去算(お菓子 3 種の代金) 売買損益(仕入れ値と値下げ) ニュートン算(マイナンバーカード交付窓口) 15
2025 四則計算の逆算/規則性(分母 2025 の既約分数)/仕事算(排水管)/和差・分配算/平行四辺形の面積比 過不足・差集め算(記念カード配布) 食塩水の濃度(容器 3 つ) 流水算(船 2 そう・エンジン停止) ニュートン算(空港の保安検査ゲート) 13
2026 四則計算の逆算/仕事算(お茶の分配)/速さ(池の周りの出会いと追いこし)/平行四辺形の面積比/推理(選挙の当落) 売買損益(2 店に分けて売る) 食塩水の濃度(3 種の混合) 回転体(体積と表面積) ニュートン算(ドーナツショップのレジ待ち) 15

精読した 3 年とも 大問 5 題・小問 13〜15 問、そして大問 1 が小問集合 5 問という並びが動きません。自動集計で数えた 16 年分(2009〜2026)でも大問数は 5 で一定、小問数は平均 14.7(ばらつきは 5% 未満)でした。

頻出単元と周期(原本で確認した 3 年+転写の分類)

問い方

8-2. 理科(40 分・75 点・大問 7・小問 35〜37・記号選択と短答(語句や数値を短く答える形式)が半々)

年度×大問の題材表(2024〜2026・原本で確認)

前半の大問

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2024 火山の形とマグマ(地学) 4 種の水溶液の判別(化学) 4 種の金属の判別(化学) インゲンマメの発芽と乾燥重量(生物)
2025 塩酸と水酸化ナトリウムの中和(化学) 有機物と燃焼(化学) ウシガエルの筋肉と神経の伝わる速さ(生物+速さの計算) オオカナダモと BTB 溶液(生物)
2026 石灰石と塩酸・気体の発生(化学) アルミニウムと塩酸の量的関係(化学) 血液の成分とエネルギー(生物) やんばるの生態系と外来種(生物)

後半の大問

年度 大問 5 大問 6 大問 7 小問数
2024 腎臓と尿のもと(生物) 浮力・密度(物体 A〜C) 電熱線と水温上昇(物理) 35
2025 パリで見た北天の星空(地学) 回路とスイッチ(物理) プリズムと虹(物理) 37
2026 フーコーの光速測定(物理) 三角形の重心と浮力(物理) 皆既月食と土星(地学) 36

大問 7 題・小問 35〜37 問が 3 年とも動きません。自動集計で数えた 15 年分(2009〜2026)でも大問数は 7 で一定、小問数は平均 33.0 でした。

分野の並び(3 年で確認できた座席)

頻出単元と周期(原本で確認した 3 年+転写の分類)

問い方

8-3. 社会(40 分・75 点・大問 3・小問 34〜36・地理/歴史/公民の 3 本立て)

年度×大問の題材表(2024〜2026・原本で確認)

年度 大問 1(地理) 大問 2(歴史) 大問 3(公民・時事) 小問数
2024 日本の地理(正誤の組み合わせ 6 問+工業生産額・農産物出荷額・年齢別人口・店舗別販売額・逆さ地図・断面図) 日本の医学・医療の通史(弥生の出土品から戦後まで 13 問) 地方自治(市町村合併・知事と議会・LGBT 理解増進法・ふるさと納税・外国籍住民と選挙) 36
2025 日本の 11 の半島(名称・説明文との対応・日の出時刻・雨温図・漁港の水揚量・野菜の収穫量・地形図の断面) 落とし物の歴史(2023 年の統計から入り、聖武天皇・戦国の絵画・草津宿本陣・戦後まで 12 問) 2024 年の世界各地の選挙(台湾・アメリカ大統領選・グローバルサウス・円高ドル安・東京都の有権者・関東大震災の流言) 34
2026 47 都道府県(県民歌の歌詞から県を当てる 7 問+地方中心都市の統計・鉄道時間距離・SNS の地名・農業産出額・雨温図・地形図の新旧比較) 身体運動に関する史料 10 点(蹴鞠の絵巻・かわら版・1908 年ロンドン五輪の新聞記事・1964 年沖縄の聖火リレー) 被爆 80 年の高校生決議(戦後の経済・核をめぐる国際情勢・防衛費・参議院選挙・外国人政策・憲法第 14 条) 35

大問 3 題が 3 年とも動きません。しかも並び順が大問 1 =地理/大問 2 =歴史/大問 3 =公民と時事で 3 年連続そろっていました。自動集計で数えた 17 年分(2009〜2026)でも大問数はほぼ 3 で一定、小問数は平均 36.0 でした。

大問ごとの性格(3 年で確認)

頻出単元と周期(原本で確認した 3 年+転写の分類)

問い方

8-4. 国語(50 分・100 点・大問 2・小問 20〜27・長い論説 1 本+漢字 10 問)

先にお断り: 国語は 2023 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いたのは 2010〜2022 年度に限った話で、原本で精読したのは 2017・2019・2022 の 3 年です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。

年度×大問の題材表(2017・2019・2022・原本で確認)

年度 大問 1(読解) 大問 2 小問数
2017 論説・「話を聴いてもらう」ための言葉と身体(内田樹『転換期を生きるきみたちへ』)・小問 17 漢字の書き取り 10 問 27
2019 論説・新しい絵の見方と読書法(『随処師説』)・小問 10 漢字の書き取り 10 問 20
2022 論説・講演と話し言葉、日本語の変化・小問 14 漢字の書き取り 10 問 24

精読した 3 年とも大問 2 題(長い読解 1 本+漢字 10 問)でした。2015 年度以降は資料のある年すべてがこの 2 題構成です(2015・2016・2017・2019・2022)。それ以前(2010〜2014)は読解 2 本+漢字の 3 題構成の年もあります。

問い方(精読した 3 年で確認)


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

直近 3 年では大問の主役になっていませんが、それ以前には繰り返し出ていたものです。次に戻ってきてもおかしくないという意味で挙げます。年は転写の分類によるもので、最終確認年度はその単元が大問の主軸だったと確認できる最後の年です。

科目 単元 大問の主軸だった年(転写の分類) 最終確認年度 一言
算数 時計算 2015・2016 2016 2 年続けて出て以降 10 年離れています
算数 立体の切断 2016・2019 2019 回転体は 2024・2026 に出ており、立体そのものは切れていません
算数 水量とグラフ 2015 2015 割合と結びついた形なら復活しやすいところです
算数 点の移動・速さとグラフ 2009・2011・2014 2014 2026 に小問で速さが復帰しました
算数 場合の数 2014 2014 2026 は推理・論理が小問集合に入りました
算数 平均算 2022 2022 転写の分類で大問として見えるのはこの年までです
理科 ばね 2018・2022 2022 物理は 2 つの座席があるので入りやすいところです
理科 てこ・つり合い 2009・2016・2018 2018 2026 に小問(重心)で復帰しました
理科 ふりこ 2021・2023 2023 2025 は運動の計算として登場しました
理科 こん虫・動物の分類 2019・2022 2022 直近は小問で断続的に出ます
理科 2019 2019 光が 2 年連続なので、次の波の題材として
理科 地層・岩石 2020 2020 地学は年 1 つの座席の持ち回りで、2024 は火山の中の小問でした
理科 遺伝 2023 2023 生物 2 つの座席のうち 1 つに入りえます
社会 国際社会・国際協力 2010・2012・2014・2016・2022 2022 大問 3 の軸として最も回数が多く、直近は小問で登場します
社会 情報・メディアリテラシー 2011・2023 2023 2026 は小問で復帰しました
社会 日本国憲法を軸にした大問 2017・2018・2021 2021 2026 は第 14 条が小問で出ました
社会 三権分立 2019 2019
社会 経済・労働 2020 2020
社会 貿易・資源・エネルギー 2009 2009 地理の大問 1 の軸としては長く離れています
社会 交通・通信 2011 2011 2026 は小問で出ました
国語 読解 2 本立て 2010〜2014 2014 2015 年度以降は 1 本+漢字。資料は 2022 年度まで
国語 慣用句・空欄補充が独立した大問 2010・2011 2011

10. 形式面の注意

算数

理科

社会

国語

時間と問題数: 算数 50 分 / 13〜15 問、理科 40 分 / 35〜37 問、社会 40 分 / 34〜36 問、国語 50 分 / 20〜27 問。理科と社会は 1 問 1 分強で、算数と国語は 1 問にかけられる時間が長くなります。この非対称は 3 年とも変わりません。


11. 学年別ロードマップ

やること この学校ならではの点
小 4(土台) 計算の正確さ・図形の基礎・読解・短い記述・漢字語彙の 5 本。算数は分数と小数のまじった四則計算を、逆算(□ を求める形)まで含めて。国語は 3000 字程度の説明文を最後まで読み切る体力 時間計測はまだしません。ただし算数の逆算と漢字の書き取りは、この学校で 10 年以上続いている形なので、早く始めた分だけそのまま効きます
小 5(幅) 全分野をひととおり学び終えること。とくに割合まわり(食塩水・売買損益・仕事算・過不足・消去算・ニュートン算(受験用教材の単元))を一巡させます。理科は 4 分野を万遍なく、表とグラフから数値を読む問題に慣れます。社会は都道府県と地形図の基礎、統計の読み方 算数の出題が割合と文章題に大きく偏る(転写の分類で 48%)ので、小 5 で割合を一巡させておくと小 6 が楽になります。逆に立体図形や場合の数に時間をかけるのは、この学校向けとしては後回しでよいところです
小 6(仕上げ) 7 節の項目。夏以降は「同じ座席を縦に読む」やり方が有効です。算数の大問 5 だけを 3 年分、理科の大問 6 だけを 3 年分、社会の大問 1 の地形図だけを 3 年分、というように座席ごとにまとめて解きます。そのあとで年度通しの時間計測を 座席が動かない学校なので、縦読みの効率が非常に高くなります。年度通しは時間配分の確認用と割り切ってよいところです

小 5 の 1 週間の枠は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は算数の割合まわりを、食塩水 → 売買損益 → 仕事算 → 過不足 → 消去算 → ニュートン算の順に 1 単元ずつ。週末 60 分は理科の表とグラフの読み取りと、社会の都道府県・地形図の基礎に充てます。国語の説明文を最後まで読み切る練習は、平日の 15 分に混ぜます。ただし国語は 2023 年度以降の資料が無いので、直近の形式は市販の過去問集で確認してください(→ 13 節)。

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 の割合まわりを一巡させるところです。算数の大問 2〜5 は、3 年とも売買損益・食塩水・過不足・仕事算・ニュートン算という「割合と比の文章題」で占められていました。この一群を小 5 で一度通しておくと、小 6 では座席ごとの縦読みに時間を使えます。理科と社会は小 6 からでも間に合う作りですが、社会だけは前年 1 年間のニュースを引き出しに入れておく習慣を小 5 から持っておくと、公民の大問の入口で戸惑いません。


12. この学校と併願するなら(勉強が転用できるか、だけを見る)

観点は「同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら過去問演習が二重に効くか」だけです。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は見ていません。数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100・100 が最も近い)で、自動集計によるものです。同じ問題が出るという意味ではありません。

読み方: 算数(割合の文章題が主軸で全問が答えのみ)は横浜共立学園と明治大学付属中野が近く、文章題の演習を相互に回せます。理科(7 大問 36 問・計算多め)は明治大学付属中野が近く、社会(3 大問 35 問・図表多め)は日本大学藤沢が近くて、図表読み取りの演習が二重に効きます。国語は横浜共立学園が近いものの、この学校の国語は資料が 2022 年度までなので、比較の土台が他科目より弱い点に注意してください。

なお同じ系列の付属校(中野・八王子・世田谷)のうち、ここで近さが測れているのは中野だけです。系列が同じでも出題は別なので、他校の過去問を使うときはそれぞれの傾向を確認してください。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


明治大学付属明治中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 用語集 / 過去問の使い方


数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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