佐野日本大学中等教育学校 の過去問分析

佐野日本大学中等教育学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

佐野日本大学中等教育学校 過去問分析(2011〜2026 年度・回の表記なし・7 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 栃木県佐野市石塚町
男女 共学
旧称 佐野日本大学中学校(2010 年に中等教育学校へ改組)
入試回と日程・科目 第 1 回 2026 年 11 月 23 日午前(2 月ではなく 11 月の実施です)— 一般 4 科(国語・算数・理科・社会)/一般 2 科(国語・算数)/一般 3 科(2 科+英語資格試験の評価による書類審査。ケンブリッジ英検スコア 120 以上または実用英検スコア 1700 以上が出願資格)
試験時間・配点 国語 50 分・100 点、算数 50 分・100 点、理科と社会はあわせて 50 分・各 50 点。4 科は 300 点満点、2 科は 200 点満点、3 科は 2 科に英語資格 100 点を加えた 300 点満点
当日の時間割(4 科) 国語 9:15-10:05 → 算数 10:20-11:10 → 理科・社会 11:25-12:15 → 面接 12:35〜
面接 第 1 回(一般 4 科)は試験の後 12 時 35 分から面接があります。第 1 回(一般 2 科)は受験生のみ 5 分の面接です

上の表は 2027 年度入試の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 算数だけが「同じ種類の問題が同じ場所に出る」作りで、理科・社会・国語は枠は決まっているが中身を毎年組み直す作りです。科目ごとに過去問の使い方を変えたほうがよい学校です。
  2. 算数は精読した 3 年(2022・2023・2026)が 5 大問・小問 28〜29 で、大問 1 が□にあてはまる数を答える計算 10 問、大問 2 が計算 5〜6 問、大問 3 が一行題(数行で終わる短い文章題)5 問という並びから動いていません。50 分のうち前半 15〜16 問が計算処理です。
  3. 社会は大問 1 がその年の周年・話題を入口にした分野横断、大問 4 が公民、残りが歴史の通史 1 題と地理 1 題という配置が精読した 3 年で崩れていません。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1・大問 2 の計算 15〜16 問を、時間を計って解きます。15 分で抜けられるかどうかが 50 分の設計を決めます。
  2. 社会の通史を「農業の歴史」「税の歴史」のようにテーマで縦に切って言えるようにします。
  3. 理科の記述を「理由・方法・結果」の 3 点セットで 1〜2 文にまとめる練習をします。

今週やる 1 つ

  1. 算数の最後の大問(その場で示されたルールを読んで考える問題)を、精読した年のぶん通して解き、初見のルールを小さい数で試す手順が出てくるか確かめます。

注意

  1. 国語は 2018 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いた国語の話は 2011・2013・2017 年度のものです(→ 13 節)。

4. 資料の状況

転写=過去問の紙面を文字データに起こしたものです。以下、精読した年(設問文まで読んだ年)・構成だけ数えた年(大問の並びと単元だけを確認した年)・資料のある年(冊子が手元にある年)の 3 つを分けて書きます。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2022・2023・2026) 2 年(2017・2018) 7 年(2011・2013・2017・2018・2022・2023・2026) 高。数式は転写されており、大問構成と題材の読み取りに支障はない
理科 3 年(2022・2023・2026) 4 年(2011・2013・2017・2018) 同じ 7 年 高。図は文章による説明に置き換えられているので、図そのものの細部は分からない
社会 3 年(2022・2023・2026) 4 年(2011・2013・2017・2018) 同じ 7 年 高。写真・グラフ・地図は文章による説明に置き換えられている
国語 3 年(2011・2013・2017)。本文・設問文まで なし 3 年 高。ただし 2018 年度以降の問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)

5. 一番大きな結論

算数だけが「同じ場所に同じ種類の問題が来る」作りで、理科・社会・国語は「枠は決まっているが中身は毎年組み直す」作りです。 この差がこの学校のいちばん大きな特徴で、科目ごとに過去問の使い方を変えたほうがよいです。

算数は、精読した 3 年(2022・2023・2026)が 5 大問・小問 28〜29 で、大問 1 が□にあてはまる数を答える計算 10 問、大問 2 が計算 5〜6 問、大問 3 が一行題 5 問という並びから動いていません。つまり 50 分のうち前半 15〜16 問が計算処理で、ここを何分で抜けるかが答案全体の形を決めます。最後の大問(2022 は大問 4、2023・2026 は大問 5)にはその場で示されたルールを読んで考える問題が置かれ、これは精読した 3 年と構成だけ数えた 2 年(2017・2018・2022・2023・2026)のすべてで確認できました。同じ種類の問題が同じ場所に出るのであって、同じ問題が出るわけではありません(精読した 3 年に、数値まで一致する問題は 1 問もありませんでした)。

社会も枠は固まっています。2017 年度以降の 5 年(2017・2018・2022・2023・2026)はすべて 4 大問・24〜25 小問で、大問 1 がその年の周年・話題を入口にした分野横断、大問 4 が公民、残りが歴史の通史 1 題と地理 1 題という配置が精読した 3 年で崩れていません。ただし中の題材は毎年組み直されます。

理科は位置と分野の結びつきが弱く、精読した 3 年で同じ位置に同じ分野が来た例がありません。国語は大問 1 の漢字 10 問(設問文が 3 年とも同文)と、語句知識の大問、説明文・小説・詩歌の 3 本立てという構成が精読した 3 年で共通しています。

したがって過去問の使い方は、算数は「同じ座席(問題の置き場所)を縦に」・社会は「大問の役割ごとに縦に」・理科と国語は「年度通しで時間を計る」 の組み合わせになります。「出る問題を覚える」使い方はこの学校では効きにくいです。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に。

各項目の根拠(年度と設問文)は 8 節の科目別を参照してください。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 と大問 2 の計算 15〜16 問を時間を計って — 精読した 3 年で小問 28〜29 のうち 15〜16 問が計算・逆算(□にあてはまる数を求める計算)・単位・割合の基本処理です。ここを 15 分で抜けられるかどうかが 50 分の設計を決めます。分数と小数の混じった四則、逆算(□−3.14=1.96、10/□÷5/6=4/7)、比を最も簡単な整数の比に、割合(80 円の 125%)が繰り返し出ます。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数・くくり出しの計算 — 精読した 3 年と構成だけ数えた 2 年のすべてに「そのまま計算すると大変だが、分配法則や約分でまとめると軽くなる」式が 1〜2 問あります。2023「3.6 × 7.3 − 2.1 × 3.6 + 4.8 × 3.6」、2026「2 10/11 × 0.625 + 0.75 × 32/11」、2017「3.14 × 15 + 3.14 × 11 − 3.14 × 6」。式を見て手を止めて工夫を探す練習をしておきます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・一行題の網羅(大問 3) — 精読した 3 年で速さ・平均と中央値・過不足算・消去算・食塩水・つるかめ算(個数を合計から逆算する解き方)・売買損益・数の性質が入れ替わりで出ます。5 問しかない枠に何が入るかは読めないので、基本レベルの一行題を単元を落とさず一巡しておきます。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 算数・その場のルールを読む問題(最後の大問) — 2 進法(2022)、ひらがなを数に直す表(2023)、5 人の発言から冊数を特定(2026)、約束記号(2018)、円になって抜けるゲーム(2017)。初見のルールを小さい数で試して規則を見つける手順を、資料のある 5 年ぶんで通しておきます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 社会・通史をテーマで縦に切る練習 — 大問 2 か大問 3 に、1 つのテーマで古代から現代までたどる問題が毎年 1 つあります。米づくり(2022)、国際交流と文化(2023)、農業(2026)。「農業の歴史」「税の歴史」「外国とのつきあいの歴史」をそれぞれ 7 つの時代で言えるようにしておくと、この枠がまるごと取れます。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会・雨温図とグラフの読み取り — 那覇の気温と降水量を選ぶ問題が 2023・2026 の両方にありました。ほかに輸入先の矢印図、輸出品の内訳グラフ、情報通信機器の普及グラフ、工業地帯の説明文の判別。グラフの形から地域や品目を言い当てる練習が直接効きます。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 理科・「理由・方法・結果」の記述と作図 — 記述は毎年 3〜4 問。「なぜか。簡単に答えなさい」(2023)、「理由も含め簡単に説明しなさい」(2026)、「どのように工夫して調べればよいか。結果もふくめて説明しなさい」(2023)。実験の手順を書くときは、何をするか+どうなるかまで書くことを手順として固めて練習します。作図は 2022 が電流計の針、2023 が 3 問(くきの断面の着色・針金の模様・溶解度のグラフ)、2026 が夕方の影で、解答用紙の図に描き込む形なので、フリーハンドで方向と長さを正しく描く練習が要ります。(確認: 〜2026 年度)/なお社会にも自分の考えを書く記述が 2022・2023 にありました(「あなたはどれがもっとも重要な権力であると考えるか」「三原則から 1 つ選び、どうしてそう思ったか」)。2026 には無かったものの、理由を 1 文で言い切る練習は理科・国語にも共通して効きます。(確認: 〜2023 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・語彙と慣用句の量、理由記述 — 精読した 3 年で語句知識の小問が 10〜20 問。使い方が正しいか○×(2011・2013)、語群から選んで形を直す(2017)、二字のくり返し語(2013)。「知っている」ではなく「正しい形で使える」水準まで持っていきます。記述は精読した 3 年で 6〜10 問、その大半が「なぜですか」です。字数指定は無いので、解答欄の大きさに合わせて 1〜2 文でまとめる練習を。指定語句つき(「生き方」「共感」「真剣」を使って)も出ます。(確認: 〜2017 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数

精読したのは 2022・2023・2026 年度の 3 年分(設問文まで全部)です。加えて 2017・2018 年度の 2 年分を単元の並びだけ数えました。

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2017 計算 6 問 □埋めの小問 6(最小公倍数・六角柱の辺の数・35%・単位・比・数列) 図形と一行題 4(半円の周・虫食い算・二等辺三角形の角・砂糖水) 展開図と体積・面積 3 速さ(修学旅行の班別研修・歩き→バス→タクシー→電車) 規則性(円になって 1 人ずつ抜けるゲーム)
2018 計算 4 問 □埋めの小問 4(割合・数列・点対称・約数の個数) 一行題 9(速さ・つるかめ算・分数・円・食塩水・角度・グラフ・仕事算・4 の累乗の一の位) 約束記号 { , } 3 平均(テスト結果のグラフ)
2022 □埋め 10(逆数・比・分数小数の四則・逆算) 計算 5(工夫の効く式) 一行題 5(白黒の正方形の面積比・速さ・平均・反比例の判別・長方形の面積) 規則性(○と×の 5 桁で 1〜31 を表す) 立体(1 辺 2cm の立方体 16 個の直方体・最短経路・針の貫通)
2023 □埋め 10(逆数・比・分数小数の四則・逆算) 計算 5(工夫の効く式) 一行題 5(3 でも 4 でも割り切れない数・割合・売買損益・つるかめ算・水そうの排水) 図形 5(面積比・展開図・正八角形の角・時計の面積・立体の体積) 規則性(ひらがなを数字に直す表・「さのにつほん」を数にする)
2026 □埋め 10(四則・逆算・割合・台形の面積・約数) □埋め 6(工夫の効く計算・単位換算・割合・速さ・円の面積) 一行題 5(中央値・過不足算・消去算・食塩水の割合・速さとグラフ) 図形 5(円の組合せ・平行四辺形と面積比・二等辺三角形の角・容器の水・展開図の体積) 論理(A〜E 5 人が借りた本の冊数を発言から特定)

座席の固定

頻出単元と周期

問い方の特徴(この学校の作り)

形式面の注意

8-2. 理科

精読したのは 2022・2023・2026 年度の 3 年分です。2022・2023・2026 はいずれも理科と社会が 1 冊にまとまった問題冊子で(表紙にその旨の記載を確認)、現在の募集要項でも理科と社会は合わせて 50 分・各 50 点です。

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5
2022 気象(日本付近の雲画像 4 枚を月に対応づける・佐野市の気温変化のグラフ・降水量) 太陽(影の観察・光の直進・南中) 実験器具と実験の注意点(○× 5 問) 電磁石(コイルで電流計を作る・作図あり) 種子の発芽と成長(ビニルポットの観察記録・指定語句つきの記述 3 問)
2023 電磁石(方位磁針の向き・針金が描く模様の作図) こん虫と川(かほさんとけんごさんの会話・カエルの成長・リトマス紙・川の断面・環境) 植物のつくりとはたらき(ホウセンカ・くきの断面の作図・蒸散の実験計画) 溶解度(食塩と焼きミョウバン・グラフ作図・濃度計算)
2026 メダカと遺伝(先生とさくら・ひかるの会話・メダカの発生順・A・B・O の記号で血液を決めるルール・光と影) 地学の総合(佐野市の 7 月の影の作図・土の粒と水のしみこみ・月の見え方・侵食地形) てこ(つり合いの規則性の説明・身の回りの道具の支点力点作用点) 水溶液の判別(水・塩酸・アンモニア水・食塩水・炭酸水の見分け方 4 問)

座席の固定

頻出単元と周期

資料のある年は 7 年(2011・2013・2017・2018・2022・2023・2026)で、うち精読したのは直近 3 年です。単元の出方は次のとおりです。

問い方の特徴(この学校の作り)

形式面の注意

8-3. 社会

精読したのは 2022・2023・2026 年度の 3 年分です。理科と合冊で、合わせて 50 分・各 50 点です。

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2022 廃藩置県 150 年(栃木・群馬・埼玉・茨城の 4 県を入口に、家光の参勤交代→内閣総理大臣→火山災害→渋沢栄一→稲荷山古墳の鉄剣→茨城の野菜) 資源・貿易・環境(原料の輸入先・製鉄所の立地・輸出品の移り変わり・貿易摩擦・情報通信機器の普及・四大公害病・SDGs) 米づくりの歴史(稲作の伝来→吉野ヶ里→租庸調→ご恩と奉公→刀狩→農地改革→FAO) 三権分立の図(国会・内閣・裁判所の関係・選挙・裁判所・「どの権力が最も重要か」)
2023 沖縄返還 50 年(ひろしとゆきえの調べ学習・那覇の雨温図・さんごの白化・さとうきび・促成栽培・台風の進路・琉球王国・在日米軍) 国際交流と文化の歴史(のぼりガマ→大宝律令→水墨画と雪舟→南蛮貿易→岩倉使節団→文明開化) 日本の農水産業(地図・根釧台地の酪農・和歌山のみかん・有明海の養殖・大陸棚・宮崎平野・地産地消) 法律と憲法(会話文・法律ができるまで・税・国連安保理・平和主義・三原則から 1 つ選んで理由)
2026 大阪・関西万博(1970 年万博→阪神工業地帯→工業地帯の説明文の判別→百舌鳥古市古墳群→緒方洪庵の適塾→渋沢栄一→サンパウロと姉妹都市) 農業の歴史(銅たく→租庸調→二毛作→秀吉の政策→年貢と五人組) 沖縄(会話文・那覇の位置・さとうきび・さんご礁の白化・首里城・エイサー・那覇の雨温図) キャッシュレスと情報(電子マネー・POS・AI・情報通信・メディアリテラシー)

座席の固定

頻出単元と周期・年をまたいで戻ってくる題材

精読した 3 年の中だけで、同じ題材が別の年に別の形で戻ってくる例が複数あります(両年の設問文を突き合わせて確認したものです)。

問い方の特徴(この学校の作り)

形式面の注意

8-4. 国語

国語は 2018 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いたのは 2011・2013・2017 年度に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。 精読した 3 年はいずれも設問文・本文まで揃っています。

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2011(5 大問 41 小問) 漢字(書き 5・読み 5)+否非不未無の熟語作り 日本語として正しいか○×(10 問) 説明文(石田雅彦『ロボットテクノロジーより日本を救え』・ヒューマノイド) 小説(篠田勝夫『高志と孝一』・目の見えない由里と高志) 俳句 5 句(季語・切れ字・表現技法)
2013(6 大問 51 小問) 漢字(書き 5・読み 5) 慣用句・語句の使い方○×(10 問) 同じ二字をくり返す言葉の穴埋め(10 問) 説明文(岡田吉美『新植物をつくりだす』・栽培植物の改良) 小説(梅田真理『夢色の風にふかれて』・かぜをひいたあゆみと女医) 説明文+短歌(小島ゆかり『短歌入門』・オノマトペ)
2017(6 大問 42 小問) 漢字(書き 5・読み 5) 漢字パズル(矢印の流れで熟語を作り、4 つの熟語で短文を作る) 語群から語を選び形を直して入れる(10 問) 説明文(富山和野『道は生きている』・道路と路面電車) 小説(はらだみずき『サッカーボーイズ 14 歳』・部内の人間関係に悩むキャプテン) 詩と文章(滝いく子『銀の糸』『愛するものへの家族の詩』・母と娘)

出典は本文末尾の表記を原本で 1 つずつ確認しました。

座席の固定

頻出単元と問い方の特徴

形式面の注意


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

資料のある年が飛び飛びなので周期は正確に出せません。「資料のある範囲でしばらく見えていない題材」として挙げます。

科目 題材 出題を確認した年 最終確認年度 状況
理科 地層・岩石・化石 2013・2018 2018 年度 大問として確認できたのは 2018 が最後。2026 は土の粒と水のしみこみで小問になった
理科 気象(雲・天気図) 2011・2022 2022 年度 大問として確認できたのは 2022 が最後
理科 電気回路(豆電球・乾電池) 2017・2018 2018 年度 電磁石は 2022・2023 に出ているが、回路そのものは資料のある範囲でしばらく空いている
理科 熱と状態変化・燃焼 2011・2013・2017・2018 2018 年度 2018 以降の精読した 3 年に無い
理科 人体・こん虫 2011(人体)・2017・2023(こん虫) 2023 年度 人体は資料のある範囲で 2011 だけ
算数 立体の体積・表面積を大問まるごと 2017・2022 2022 年度 2023・2026 は図形の詰め合わせの中の 1 問に縮んでいる
算数 速さを大問まるごと 2017 2017 年度 2022 以降は一行題やグラフの 1 問として出ている
算数 約束記号 2018 2018 年度 ルールを読む問題の一種として戻る候補
社会 世界地理を独立した設問で 2013・2017・2022 2022 年度 2023・2026 は姉妹都市・国連など話題の中の 1 問になっている
社会 地方自治 2013 2013 年度 資料のある範囲で 2013 のみ
社会 情報・メディア 2013・2022・2026 2026 年度 2026 は大問まるごと。しばらくは公民の主要枠として続きそうに見える
国語 俳句・短歌 2011(俳句)・2013(短歌) 2013 年度 2017 は詩。詩歌の枠自体は 3 年とも維持されている

10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ

やること この学校ならではの理由
小 4(土台) 分数・小数の四則と逆算を、速さより正確さ優先で。図形は角度と面積の基本。漢字は書きと読みを毎日。読書のあと「なぜそう思ったか」を 1 文で言う習慣 算数の半分が計算処理という構成なので、計算の土台がそのまま得点構造になる。時間計測はまだしなくてよい
小 5(幅) 週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」。平日の 15 分は算数の一行題を単元順に一巡する(速さ → 割合 → 食塩水 → つるかめ算 → 過不足算 → 平均 → 数の性質。つるかめ算・過不足算は受験用教材の単元)。週末の 60 分は社会と理科に充て、社会は歴史を時代順に一度通し、地理は雨温図とグラフに慣れる。理科は実験の手順を「何をして・どうなったか」の 2 文で書く練習 算数の大問 3、社会の通史の大問、理科の記述は、いずれも特定の単元を狙い撃ちできない広い枠。ここを埋める作業は小 5 が本体になる
小 6(仕上げ) 上の「今からやるなら」8 項目。過去問は 算数だけ大問 1・2 を年度をまたいで縦に(資料のある年をすべて集めて計算だけ 5 年ぶん連続で解く)、理科・社会・国語は年度通しで時間を計る。理社は 2 科合わせて 50 分で通す。ただし国語は 2018 年度以降の資料が無いので、通し練習は市販の過去問集で行う(→ 13 節) 算数は座席が固定なので縦の演習が効き、理科・社会・国語は毎年組み直されるので通し演習のほうが効く

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 の幅の作り方です。算数の一行題 5 問・社会の通史 1 題・理科の記述は、どれも「出る単元を絞れない」枠で、直前期に埋めるには広すぎます。逆に言えば、小 5 のうちに単元の抜けを作らなければ、小 6 では算数の計算速度と記述の書き方という手を動かす練習に時間を集中できます。過去問の年度が飛び飛びでしか手に入らない学校なので、「過去問を大量に回す」戦略は取りにくく、日々の教材で幅を作ってきたかどうかがそのまま出る構成になっています。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏・合格可能性はここでは扱いません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界

資料どうしの食い違い


佐野日本大学中等教育学校 のページ: 学校トップ / 偏差値 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 用語集 / 過去問の使い方


数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

佐野日本大学中等教育学校 のページ: 学校トップ / 偏差値(4 出所併記) / 過去問分析 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 校風・理念

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