関東中学受験データasmon.ai/kanto — 265校・出所つき保存した学校

明治大学付属世田谷中学校の過去問分析

共学私立東京都世田谷区

重要結論

  1. 算数と社会は「同じ種類の問題が、毎年同じ出題位置(大問の番号と順番)に出る」学校です。理科は分野の枠だけが固定で、中身の位置は動きます。
  2. 算数は大問 1 が計算、大問 2 が□にあてはまる数の一行題(数行で終わる短い文章題)で、導入の一文まで精読した 3 年(2020・2022・2026)とも同じでした。社会は大問 1 が地理、大問 2 が公民、大問 3 が歴史の通史という並びが 3 年連続です。
  3. 社会の公民は 3 年とも「父と子の会話文」で始まり、3 年ともその年の直近の国政選挙が題材でした。

今週やること

  1. 2026 年度の算数の大問 1 を解いて、小数と分数が混ざった 3 段構えの式を工夫して計算できるか確かめます(例: 1.034×7.3 + 4.71×0.37 − 0.334×7.3 + 2.29×0.37)。
  2. 算数の大問 1(計算)と大問 2(□にあてはまる数)を、3 年分続けて年度を変えて続けて解きます。ここだけで全体の 4 割強です。
  3. 社会の歴史を「通史の空欄補充」で仕上げます。大問 3 は 3 年とも、1 本の文章に 10 個の空欄があり、語群から選ぶところから始まります。

分析年度: 2018〜2026 年度
入試回: 午前入試の 1 冊
資料の範囲: 算数/理科/社会 5 年分+国語 1 年分
制約: 算数は精読した 3 年とも全問が答えのみで、部分点が期待できません。国語は 2020 年度の 1 冊しか資料がありません(→ 13 節)。

詳しい根拠を見る
  1. 1. この学校の基本情報
  2. 2. このページでわかること
  3. 3. まず結論だけ(10 行)
  4. 4. 資料の状況
  5. 5. 一番大きな結論
  6. 6. この学校らしさが出る場所
  7. 7. 今からやるなら
  8. 8. 科目別の詳細
  9. 9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)
  10. 10. 形式面の注意
  11. 11. 学年別ロードマップ(小 4 から始めるなら)
  12. 12. この学校と出題構造が近い学校
  13. 13. 資料の限界

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

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項目 内容
所在地 東京都世田谷区
男女 共学(2026 年度の改称と同時に共学化しました。それまでは男子校です)
旧称 日本学園中学校・高等学校(2025 年度まで)
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前 — 4 科(男子約 30 名・女子約 30 名)/第 2 回 2 月 2 日午後 — 2 科・算数と理科(男女合計 20 名)/第 3 回 2 月 4 日午前 — 4 科(男子約 20 名・女子約 20 名)
試験時間・配点 第 1 回・第 3 回は国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科 30 分 50 点・社会 30 分 50 点。第 2 回は算数 50 分・理科 50 分で各 100 点

上の表は 2027 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。

過去問の表紙が「日本学園」でも、同じ学校の問題です。 この学校は 2026 年度から明治大学付属世田谷中学校になりました。それ以前は日本学園中学校(男子校)で、法人・所在地・沿革はそのままつながっています。手元の転写(過去問の紙面を文字データに起こしたもの)でも、表紙・解答用紙の校名は次のように分かれていました。

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年度 冊子の表紙・解答用紙にある校名
2018・2019・2020・2022 日本学園中学校
2026 明治大学付属世田谷中学校

表紙が「日本学園」なのは、その年の正しい姿です。別の学校の問題が混ざっているわけではないので、市販の過去問集や塾の教材で「日本学園」の表紙を見ても、同じ学校の問題として扱ってかまいません。2026 年度の冊子だけは表紙が新しい校名になっており、理科の 2026 年度は本文(大問 4 の冒頭)に「明治大学付属世田谷高等学校」という表記も出てきます。

改称と共学化が問題の中身をどう変えたか(あるいは変えなかったか)は、この分析の対象外です。ここで書くのは、転写された問題冊子から読み取れることだけです(→ 13 節)。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値 / 募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

「3. まず結論だけ(10 行)」を開く(上の要約と同じ内容です)

結論

  1. 算数と社会は「同じ種類の問題が、毎年同じ出題位置(大問の番号と順番)に出る」学校です。理科は分野の枠だけが固定で、中身の位置は動きます。
  2. 算数は大問 1 が計算、大問 2 が□にあてはまる数の一行題(数行で終わる短い文章題)で、導入の一文まで精読した 3 年(2020・2022・2026)とも同じでした。社会は大問 1 が地理、大問 2 が公民、大問 3 が歴史の通史という並びが 3 年連続です。
  3. 社会の公民は 3 年とも「父と子の会話文」で始まり、3 年ともその年の直近の国政選挙が題材でした。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1(計算)と大問 2(□にあてはまる数)を、3 年分続けて年度を変えて続けて解きます。ここだけで全体の 4 割強です。
  2. 社会の歴史を「通史の空欄補充」で仕上げます。大問 3 は 3 年とも、1 本の文章に 10 個の空欄があり、語群から選ぶところから始まります。
  3. 理科は 4 分野を均等に仕上げます。大問 1 の中身が年で動くので、力学だけ・地学だけを厚くする作戦は取れません。

今週やる 1 つ

  1. 2026 年度の算数の大問 1 を解いて、小数と分数が混ざった 3 段構えの式を工夫して計算できるか確かめます(例: 1.034×7.3 + 4.71×0.37 − 0.334×7.3 + 2.29×0.37)。

注意

  1. 算数は精読した 3 年とも全問が答えのみで、部分点が期待できません。国語は 2020 年度の 1 冊しか資料がありません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

この節では、年の数え方を 精読した年/構成だけ数えた年/資料のある年 の 3 つに分けて使います。精読した年は原本の設問文まで読んだ年、構成だけ数えた年は大問の並びなど外形だけを見た年、資料のある年は冊子が手元にある年です。以降の本文もこの 3 語で書いています。

  • 算数・理科・社会 — 精読した年 3(2020・2022・2026 年度)/構成だけ数えた年 2(2018・2019 年度)/資料のある年 5(2018・2019・2020・2022・2026 年度)。本文の断定は、精読した 3 年に基づいています。
  • 国語 — 精読した年 1(2020 年度)/構成だけ数えた年 0/資料のある年 1。
  • 収録冊子の校名は全校・全冊で照合済みです(別校の冊子が混じっていた場合はこの節に明記しています)。この学校では混入はありませんでした。表紙が旧称の「日本学園中学校」になっている年があるのは改称前の正常な状態です(→ 1 節)。
  • 2021・2023・2024・2025 年度の資料そのものがありません。したがって「2022 年度と 2026 年度の間で、いつ何が変わったか」はこの分析では追えません。2026 年度に見える違いが、その年に起きたことなのか、その前の 3 年のどこかで起きたことなのかは区別できません。
  • 国語は 2020 年度以外の問題文が資料に無く(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)、ここに書いた国語の話は 2020 年度に限ったものです。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。
  • 回: 過去問データベースは 1 校 1 年 1 科目につき 1 冊しか載せていません。回の表記が冊子に残っているのは 2 か所だけで、2018 年度社会の解答用紙に「日本学園中学校 入学試験問題 社会解答用紙(2 月 1 日 午前)」、2019 年度理科に「午前」とありました。ここで扱うのは午前の回の 1 冊分です。他の回の問題は資料に含まれていません。
  • 小問数の年ごとの比較には注意が必要です。たとえば社会は、語群から 10 個の空欄を埋める問題を、2020 年度の冊子では 1 問、2022 年度の冊子では 10 問と数えています。同じ作りの問題なのに数え方が違うので、「小問数が 20 → 38 に増えた」という見え方は実態ではありません。
  • 転写そのものの確度は、2020 年度・2026 年度の理科と社会、2020 年度の算数・国語が高く、2022 年度と 2026 年度の算数は低めと記録されています。算数の細かい数字(小問数など)は 1〜2 問のずれがありうると考えてください。

5. 一番大きな結論

算数と社会は「同じ種類の問題が、毎年同じ場所に出る」学校です。理科は分野の枠だけが固定で、中身の位置は動きます。

  • 算数は大問 6 が 3 年連続(2020・2022・2026)です。そのうち大問 1 と大問 2 は、導入の一文まで 3 年とも同じでした。大問 1 が「次の計算をしなさい。」、大問 2 が「次の□にあてはまる数を答えなさい。」の一行題です。大問 3 以降は毎年入れ替わります。
  • 社会は、大問 1 = 地理 / 大問 2 = 公民 / 大問 3 = 歴史の通史という並びが 3 年連続です。しかも大問 2 は 3 年とも「父と子の会話文」で始まり、3 年ともその年の直近の国政選挙が話題です(2020 年度=2019 年参院選、2022 年度=2021 年 10 月衆院選、2026 年度=2025 年 7 月参院選と 10 月の新内閣)。大問 3 も 3 年とも、問 1 が「語群から選ぶ 10 個の空欄補充」、問 2 が「[ A ]〜[ D ] に言葉や数字を書く」で始まります。
  • 理科は大問 4 が 3 年連続で、大問 2 = 物質・水溶液、大問 3 = 生物、大問 4 = 地学という並びも 3 年とも同じでした。動くのは大問 1 で、2020・2022 年度はてこのつり合い、2026 年度は「沈む速さの違いで鉱物をより分ける装置」でした。
  • 国語は 2020 年度の 1 冊だけが精読した年です。その 1 冊は「漢字 10 問 → 物語文 → 説明文」の 3 大問でした。

過去問の使い方は、科目ごとに変えるのが合理的です。算数は大問 1・2 を同じ出題位置ごとに年度を変えて続けて解きます(3 年分の大問 2 を続けて解く、など)。社会は大問ごとに読み方を身につけます(会話文の公民、通史の空欄補充、地図と統計の地理)。理科は 4 分野を穴なく仕上げます。年度を通して時間を計るのは、この 3 つの後で構いません。

そして、この学校には逐語で同じ設問が実際に再出した例があります。社会 2020 年度の大問 2 問 4 と、2022 年度の大問 2 問 6 で、選択肢の一文が完全に一致していました。

ア. 衆議院で可決された法律案が参議院で否決された場合、衆議院で出席議員の 3 分の 2 以上の賛成で再可決すれば、その法律案は成立する

2020 年度は「正しいものを選べ」、2022 年度は「まちがっているものを選べ」と問い方が反転しています。選択肢の文そのものが在庫として使い回されているとみてよく、公民の選択肢は「読んだことがある文」として蓄積する価値があります。

算数にも同じことがあります。「次のように、あるきまりにしたがって数が並んでいます。」という導入の一文が、2020 年度の大問 5 と 2026 年度の大問 4 で完全に一致していました。ただし並んでいる数列は別物(2020 年度は 1,1,2,1,2,3,… の群数列、2026 年度は分数の列)なので、これは答えが同じという意味ではなく、同じ作りの問題が繰り返されているという意味です。


6. この学校らしさが出る場所

  • 社会の公民が、毎年「父と子の会話」で始まります。 3 年ともです。2026 年度は「この会話は 2025 年 8 月下旬のものである」とわざわざ断ってから始まり、その 2 か月後(2025 年 10 月)に成立した内閣まで問います。入試直前期のニュースを、会話の形で拾ってくるのがこの学校の公民です。
  • 理科の題材が、実在の場所や学校そのものに寄ります。 2026 年度の大問 1 は佐渡の鉱山で行われていた「ねこ流し」(水に流して重い鉱物を選り分ける工程)を装置として再現させ、大問 4 は「明治大学付属世田谷高等学校では 2025 年に新校舎が建設されました」という一文から始まって、敷地のボーリング調査の結果と関東ローム層を読ませます。学校の足元の地面が問題になるのは、この学校の色だと言ってよさそうです。
  • 社会の地理が「線」で日本を切ります。2026 年度は列島を横切る 4 本の線を引き、線上の地名 → 地形断面図 → その県の産業 → 都市の雨温図 → 地形図の読図、と 1 本の線から 15 問を出しています。地図を上から見るだけでなく、横から見る視点が要ります。
  • 算数は素直です。答え方の指定でひねることをせず、全問が答えのみでした。そのぶん計算量と処理の速さで差がつく作りに見えます。
  • 歴史は 3 年とも、原始から近現代までを 1 本の文章で通します。2026 年度は工場で働いた女性の回想記や職業紹介所のデータなど、働く人の側から近代を見る素材が入っていました。

7. 今からやるなら

想定は受験学年(小 6)の過去問演習期です。小 5 以前の方は、11 節の学年別ロードマップを先に読んでください。根拠は 8 節の科目別を参照してください。

  1. [毎日 10 分] 算数の大問 1(計算)を 3 年分、続けて解く。 2020 年度は 6 問、2022 年度は 6 問、2026 年度は 3 問。2026 年度は問題数が減ったぶん 1 問が長く、小数と分数が混ざった 3 段構えの式(例: 1.034×7.3 + 4.71×0.37 − 0.334×7.3 + 2.29×0.37)になっています。工夫して計算する力がそのまま点になる位置です。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数の大問 2(□にあてはまる数)を 3 年分、年度を変えて続けて解く。 精読した 3 年に共通して出ていたのは、割合・比、食塩水の濃度、角度(折り返し・図形)です。加えて、つるかめ算(個数を合計から逆算・2020・2022)、売買損益(もうけと定価の計算)・仕事算(全体を 1 として日数を出す)・通過算(列車が通り過ぎる時間・以上 2026)、数の性質(2020・2026)。これらはいずれも受験用教材の単元です。ここは 6 問前後で全体の 3 割弱を占めるので、同じ時間で点になりやすい場所です。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数の規則性と立体図形を、それぞれ 3 年分。規則性は 3 年とも 1 大問あります(2020 年度は大問 5、2022 年度は大問 5、2026 年度は大問 4)。数の並び(群数列・分数列)とタイルの並べ方の 2 通りで、「はじめから数えて◯番目」「◯より大きい数はいくつ」という問い方が繰り返されます。立体図形も 3 年とも出ています(2020 年度は円柱のくりぬきと 5 等分の表面積、2022 年度は積み上げた立方体の体積と表面積、2026 年度は立方体の切断)。最後の大問が立体だった年が 2 年続いている(2022・2026)ので、時間切れで落とさない練習を。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週 1 回] 社会の歴史を「通史の空欄補充」で仕上げる。大問 3 は 3 年とも、1 本の文章に 10 個の空欄があり語群から選ぶところから始まります。原始から昭和までを 1 本で通すので、時代のつまみ食いが効きません。語群があるぶん、書けなくても選べる状態まで持っていけば得点になります。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 社会の公民は「直近 1 年の国政ニュース」から。3 年とも大問 2 は父と子の会話で、直前の国政選挙が題材です。2026 年度は 2025 年 7 月の参院選の議席表を読ませ、2025 年 10 月に成立した内閣の連立相手まで問うています。入試の 3〜4 か月前のニュースが入る前提で準備してください。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週末 60 分] 社会の地理は地図・断面図・雨温図。2026 年度は日本列島を横切る 4 本の線を引き、線上の地名を選ばせ、地形断面図を選ばせ、地形図の読図まで続きます。2022 年度は空中写真から撮影方向を当てる問題。平面の地図を立体として想像する練習が要ります。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 理科は 4 分野を均等に、表から数値を読む練習を添えて。位置がはっきりしているのは大問 2(物質・水溶液)、大問 3(生物)、大問 4(地学)の 3 つで、大問 1 は年によって変わるので、力学だけ・地学だけを厚くする作戦は取れません。表から数値を読んで計算する問題も毎年あります(2020 年度は溶解度の表、2022 年度は棒とおもりのつり合い、2026 年度は物体の重さと大きさの表・気体の発生量の表)。理科の中に算数があるということです。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語は漢字 10 問を落とさないこと(2020 年度は読み 5 問・書き 5 問)。読解は、接続語の空欄補充・語句の意味・記号選択が主軸で、60 字程度の記述が長文ごとに 1 問。ただし国語は精読した年が 1 年しかないので、市販の過去問集で直近の形式を必ず確認してください。(確認: 〜2020 年度)

8. 科目別の詳細

8-0. 科目横断の要点

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科目 形式の固定度 中身の性格 過去問で取り組む練習
算数 高い。大問 6・小問 20〜24 が 3 年連続。大問 1(計算)と大問 2(一行題)は導入文まで同じ 精読した 3 年とも全問が答えのみ。記号選択も記述もゼロ。図は 3〜4 割の小問につく 大問 1・2 3 年分を年度を変えて続けて解く。計算・割合・食塩水・角度・規則性・立体
理科 中くらい。大問 4 と「大問 2 化学 / 大問 3 生物 / 大問 4 地学」は 3 年連続。大問 1 の中身は動く 記号選択と短答(語句や数値を短く答える形式)が中心で、説明を書かせるのは年に 0〜1 問。図・表を読む問題が 6 割前後 4 分野を均等に。表やグラフから数値を読んで計算する練習
社会 高い。大問 3(地理・公民・歴史)が 3 年連続。公民は会話文、歴史は通史の空欄補充で始まる 精読した 3 年とも記述ゼロ。記号選択と短答の半々 歴史の通史用語(語群から選べる状態に)。直近 1 年の国政ニュース。地図・断面図・雨温図
国語 2020 年度の 1 冊のみ。漢字 10 問 → 物語文 → 説明文 記号選択が主軸(48%)。60 字程度の記述が 2 問 漢字の読み書き 10 問の取りこぼしゼロ。接続語と語句の意味。60 字の説明

8-1. 算数(大問 6・小問 20〜24・全問が答えのみ)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

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年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2020 計算 6 問 □にあてはまる数 6 問
(比・数の性質・割合・つるかめ算・食塩水・折り返しの角度)
円柱のくりぬきと 5 等分の表面積 台形の中の面積比 群数列(1,1,2,1,2,3,…) 速さとグラフ(兄・弟・路線バス)
2022 計算 6 問 □にあてはまる数 6 問
(比・増減の割合・3 種の硬貨のつるかめ算・食塩水・折り紙の角度・おうぎ柱のくりぬき)
分配算(差や倍から一人分を出す・えんぴつを 4 人で) 池の周りの旅人算(出会いと追いこし) 3 色タイルの規則性 積み上げた立方体の体積と表面積
2026 計算 3 問 □にあてはまる数 6 問
(分数と整数・売買損益・仕事算・食塩水・通過算・正方形と長方形の面積)
場合の数(最短経路) 分数の数列 角度/おうぎ形を組んだ図形の回転 立方体の切断

固定されている場所

  • 大問 1 = 計算、大問 2 = 一行題が 3 年連続です。導入の一文(「次の計算をしなさい。」「次の□にあてはまる数を答えなさい。」)まで同じでした。
  • 大問 2 は 3 年とも 6 問。食塩水の濃度は 3 年連続でこの中に入っています。割合・比も 3 年連続です。
  • 規則性が 3 年とも 1 大問あります(位置は大問 5・5・4)。「はじめから数えて◯番目の数は何ですか」という問い方が 2020・2026 年度で共通です。
  • 立体図形が 3 年とも登場します。2022・2026 年度は最後の大問でした。

毎年作り直される場所

  • 大問 3 以降の並びは固定されていません。2020 年度は 立体 → 平面 → 規則性 → 速さ、2022 年度は 分配算 → 速さ → 規則性 → 立体、2026 年度は 場合の数 → 規則性 → 角度 → 立体。大問 3 と大問 4 に何が来るかは、この資料からは見通せません。
  • 場合の数は 2026 年度に大問として現れました(2020・2022 年度は大問になっていません)。

問い方の特徴

  • 設問文は短く、条件がそのまま書かれています。ひっかけの表現や、答え方の凝った指定は見当たりませんでした(答え方の全体像は 10 節)。
  • 図がつくのは小問の 3〜4 割です。図がある問題は、図の中の長さや角度が与えられていて、そこから直接計算に入る作りです。
  • 2026 年度の大問 5 は (1) 角度、(2)-① おうぎ形の弧を 5 つ組んだ図形の周りの長さ、(2)-② その図形が円の周りを転がる、という枝分かれのある作りでした。転写でも数え方が揺れており、実際の設問番号は市販の過去問集で確認してください。

8-2. 理科(大問 4・小問 19〜21・説明を書くのは年 0〜1 問)

年度×大問の題材表

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年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2020 てこのつり合い(棒を組んだ装置・5 問) 水溶液の判別+溶解度の表 種子の発芽(条件をそろえる実験 1〜5) 太陽系と明けの明星(ハヤブサ 2 の小惑星も)
2022 100cm の棒と 2 種類の糸のつり合い・浮力 白い粉末 4 種の判別(実験 1〜4) 単子葉と双子葉(くきの断面・気孔) 透明半球で太陽の動きを記録する
2026 ねこ流し(沈む速さの違いで鉱物を選別する装置) 5 つの水溶液の判別+亜鉛と気体の発生量 心臓のつくりと血液 学校敷地のボーリング調査と関東ローム層

固定されている場所

  • 大問 4 が 3 年連続で、大問 2 = 物質・水溶液、大問 3 = 生物、大問 4 = 地学という並びも 3 年とも同じです。
  • 大問 2 は 3 年とも「見た目で区別できないものを、実験で見分ける」問題から入ります(2020 年度は 5 つの溶液、2022 年度は 4 種の白い粉末、2026 年度は 5 つの無色透明の溶液)。この形は 3 年連続で、準備の価値が高い場所です。
  • 生物(大問 3)は種子・植物のつくり・人体と回っているので、この 3 つを均等に仕上げておくとよい場所です。

動く場所

  • 大問 1 が動きます。2020・2022 年度はてこ・つり合い(+浮力)でしたが、2026 年度は「ねこ流し」という選別装置の話で、力のつり合いというより、沈む速さと密度の読み取り・装置の欠点を指摘する問題になっていました。
  • 大問 4 の地学は、天体(2020・2022)と地層(2026)で入れ替わります。

問い方の特徴

  • 説明を書かせるときは、2026 年度の「図 3 の結果にはねこ流しの装置として問題があります。問題点を簡単に説明しなさい」のように、装置や実験の欠点を指摘させる方向です。
  • 図・表がつく小問が 6 割前後です。表から数値を読んで計算する問題が毎年あります。
  • 実験の条件をそろえる問題が 2020 年度(発芽の実験 1〜5 のどれとどれを比べるか)に 3 問続けて出ています。
  • 2026 年度は選択肢が 5 問続く場面もあり(大問 4 が 6 問中 5 問選択)、年によって記号選択の比重が大きく振れます。

8-3. 社会(大問 3・地理/公民/歴史・精読した 3 年とも記述ゼロ)

年度×大問の題材表

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年度 大問 1(地理) 大問 2(公民) 大問 3(歴史)
2020 東京五輪から都道府県の同定
(表・地図・宗教施設・北陸の交通・訪日客対策)
父と子の会話:2019 年参院選
(憲法改正手続き・一票の格差・国会の種類)
天皇に関わる通史
(空欄 10・[ A ]〜[ D ]・大山古墳・平安京・尊王攘夷・大正)
2022 五輪と 8 県(空中写真の撮影方向・雨温図)
+河口部の地形(輪中・四日市・空港・港)
父と子の会話:憲法第 41 条と 2021 年 10 月衆院選
(衆参の比較・衆議院の優越)
原始から近代までの時代区分
(空欄 10・[ A ]〜[ D ]・魏志倭人伝・岩宿・岩倉使節団)
2026 列島を横切る 4 本の線
(線上の地名・地形断面図・石灰石・施設園芸・6 次産業・雨温図・地形図の読図・防災)
父と子の会話:2025 年 7 月参院選の議席表
・2025 年 10 月成立の内閣・選挙権年齢
通史
(空欄 10・[ A ]〜[ C ]・平将門・鎌倉室町・井原西鶴・民撰議院設立の建白書・工場で働いた女性)

固定されている場所

  • 地理 → 公民 → 歴史の並びが 3 年連続です。 大問数 3 も 3 年連続です。
  • 公民は 3 年とも父と子の会話文で、しかも 3 年とも直近の国政選挙が題材です。
  • 歴史は 3 年とも、問 1 が「語群から選ぶ 10 個の空欄補充」、問 2 が「[ A ]〜[ D ](2026 年度は [ C ] まで)に言葉や数字を書く」で始まり、そのあと下線部について 6〜8 問が続きます。
  • 大問 1 の地理は 3 年とも「都道府県・地域を同定する」問題から始まります。

使い回しの実例

5 節のとおり、2020 年度の大問 2 問 4 と 2022 年度の大問 2 問 6 で、選択肢の一文が完全に一致していました(衆議院で可決された法律案の再可決)。問い方は「正しいものを選べ」→「まちがっているものを選べ」と反転しています。公民の選択肢は、正誤どちらで問われても答えられるように、文単位で覚えておく価値があります。

問い方の特徴

  • 「正しいもの」「まちがっているもの」「当てはまらないもの」を選ぶ問題が毎年あります。否定形の指示を読み飛ばさない練習を。
  • 出来事を古い順に並べる問題が 3 年とも入っています(2020 年度は「3 番目になるもの」、2022 年度は「正しい順に並んでいるもの」、2026 年度は「起こった順に番号で並べる」)。
  • 2026 年度の地理は、1 本の線に紐づけて 15 問を出す作りでした。前半でつまずくと後半まで連鎖する構成なので、地図の初動が大切です。
  • 資料の読み取りが年々増えている印象があります。2026 年度は職業紹介所の求人数・求職者数・就職者数のデータを読ませる問題が入っていました(ただし精読したのは 3 年分なので、傾向として断定はできません)。

8-4. 国語(2020 年度の 1 冊のみ・大問 3・小問 29)

国語は 2020 年度以外の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いたのは 2020 年度に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。1 年分では「毎年こうだ」とは言えません。

2020 年度の構成

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大問 内容 小問数
【一】 漢字(読み 5 問・書き取り 5 問) 10
【二】 物語文 — 福田隆弘『熱風』(聴覚障がいのある「ぼく」と、病気で頭髪を失った中山が、テニスを通じて向き合う場面) 9
【三】 説明文 — 橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』(人と人との「距離」と敬語) 10

出典は、いずれも本文の末尾に「(福田隆弘『熱風』より)」「(橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』より)」と印刷されているのを原本で確認しました。

問い方

  • 記号選択が 48%、短答が 41%、記述が 10%(3 問)でした。
  • 2 つの長文とも、問一が「A 〜 D に入ることばを選ぶ」(接続語)、問二が「――線部の文章中での意味を選ぶ」(語句の意味)で始まります。読解に入る前に語彙で点が動く構成です。
  • 記述は 3 問。「六十字程度で説明しなさい」が 2 問(物語文で「俺はテニスに救われた」の内容説明、説明文で「その楽器に『丁寧』の文字が書いてあった」理由)と、筆者の考え方にしたがって、与えられた文を敬語に書き換える問題が 1 問。最後の書き換えは、読解というより敬語の運用を試す問題でした。
  • 抜き出しが各長文に 1 問。表現技法(「子どもみたいに泣き続けていた」の技法)と、本文全体の特徴を選ぶ問題も入っています。

9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読したのは 2020・2022・2026 年度の 3 年分だけなので、ここは「3 年の中で最近顔を出していない」という程度の話です。断定ではありません。

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単元 最終確認年度 状況
算数の速さの大問 2022 2020 年度は速さとグラフ(兄と弟と路線バス)、2022 年度は池の周りを反対向きに回る旅人算で大問がありましたが、2026 年度は大問から消え、通過算が大問 2 の小問に 1 問入っただけでした。ダイヤグラムを含めて戻ってくる可能性を見ておく枠です
算数の平面図形の求積・面積比の大問 2020 2020 年度は大問 4(台形と平行四辺形の面積比)でしたが、2022・2026 年度は大問 2 の小問に 1 問ずつでした
理科のてこ・つり合い(ばね・浮力を含む) 2022 2020・2022 年度は 2 年続けて大問 1 でしたが、2026 年度は出ていません。この学校で最も繰り返されていた単元が直近で欠けているので、警戒枠の筆頭です。浮力は 2022 年度の大問 1 に 2 問ありました
理科の天体 2022 2020 年度は太陽系と明けの明星、2022 年度は透明半球と太陽の道すじ。2026 年度の地学は地層でした。地学の枠(大問 4)は 3 年とも固定なので、天体か地層かのどちらかが来ると考えるのが自然です
理科の電気回路・気象 精読した 3 年では大問になし 一度も大問になっていません。4 分野を均等に仕上げる理由がここにあります
社会の憲法そのもの 2020 2020 年度の大問 2 は日本国憲法の改正手続きを正面から問いましたが、2022・2026 年度は国会・選挙のしくみが中心でした

10. 形式面の注意

算数

  • 精読した 3 年とも全問が答えのみでした(2020 年度 24 問、2022 年度 22 問、2026 年度 20 問がすべて短答)。記号選択も、式や考え方を書かせる欄も見当たりませんでした。部分点が期待できない前提で、検算の時間を組み込んでください。
  • 円周率は「円周率は 3.14 とします」と冊子に明記されています(2020・2022 年度で確認)。2026 年度の転写にはこの一文が見当たりませんが、おうぎ形の問題があるので、転写の読み落としの可能性があります。
  • 作図はありません。単位は問題文で毎回指定されます(「毎分何 m ですか」「何 cm3 ですか」)。
  • 小問数は 24 → 22 → 20 と減っています。とくに大問 1 の計算が 6 問 → 6 問 → 3 問。1 問あたりの重みが増しているということです。

理科

  • 説明を書かせる問題は年に 0〜1 問です(2020 年度 0 問、2022 年度 1 問「気孔のはたらきを 2 つ書きなさい」、2026 年度 1 問「問題点を簡単に説明しなさい」)。字数指定はありません。
  • 2022 年度に、解答用紙に印刷された図へ書き込む問題が 2 問ありました(くきの断面で赤く染まる部分をぬりつぶす/春分の日の太陽の道すじを書き込む)。白紙から図を描かせるのではなく、印刷された図への書き込みです。2020・2026 年度にはありません。
  • 漢字指定があります(2026 年度「漢字 2 文字で」「漢字 3 文字で」)。
  • 記号選択の比率は年で動きます(2020 年度 40%、2022 年度 10%、2026 年度 57%)。

社会

  • 精読した 3 年とも、説明を書かせる問題はゼロでした。記号選択と短答の半々です。
  • 文字数・文字種の指定があります(2026 年度「漢字 5 字で答えなさい」「A と B は漢字で答えること」)。
  • 2026 年度から選択肢の答え方が変わっています。 2020・2022 年度は「ア・イ・ウ…」から選んで「記号で答えなさい」、2026 年度は「1・2・3・4」から選んで「番号で答えなさい」。解答欄の書き方が変わるので、古い年度で練習するときは意識しておくとよい点です。

国語(2020 年度の 1 冊のみ)

  • 記述は 3 問。うち 2 問が「六十字程度で」と字数指定つき、1 問は敬語を使った文への書き換えでした。記号選択が 48%、短答が 41% です。

募集要項の数字(2027 年度)

  • 第 1 回(2 月 1 日午前)と第 3 回(2 月 4 日午前)が 4 科で、国語・算数が各 50 分 100 点、理科・社会が各 30 分 50 点。
  • 第 2 回(2 月 2 日午後)は算数・理科の 2 科で、各 50 分 100 点。理科の時間と配点が第 1 回の 2 倍近くになる回です。過去問資料は午前の 4 科の冊子だけなので、この回の分量や作りは過去問からは分かりません。

11. 学年別ロードマップ(小 4 から始めるなら)

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段 やること この学校ならではの点
小 4(土台) 計算の正確さ・平面図形の基本・漢字語彙・短い記述の 5 本。時間を計るのはまだ不要 算数の大問 1・2 が全体の 4 割強を占めるので、計算の精度がそのまま最終的な持ち点になる。小数と分数の混じった式を、途中式を書いて解く癖をここでつける
小 5(幅) 1 週間の形は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本にする。平日 15 分は計算と一行題(つるかめ算・売買損益・仕事算・通過算・旅人算などは受験用教材の単元)、週末 60 分は 8 節の題材表を上から順に一巡する時間に当てる。算数は 計算 → 割合・比 → 食塩水 → 角度・平面図形 → 規則性 → 立体 の順(8 節の大問の並びのとおり)。社会は歴史の通史を 1 本で通す練習を早めに。理科は 4 分野を一巡 算数の大問 3〜6 は毎年入れ替わるので、穴のある単元をつくらないことが直接効く。理科も大問 1 が動くため 4 分野均等が要る。社会は語群つきの空欄補充が中心なので、「書ける」より先に「選べる」状態を広く作るのが効率的。ただし国語は 2021 年度以降の資料が無いので、この段の国語は市販の過去問集で形式を確かめながら進める(→ 13 節)
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降は大問 1・2 を年度を横断して年度を変えて続けて解くのと、1 年分を、時間を計って解くのを併用 大問 1・2 の並びが動かないので、同じ大問を、年度を変えて解く練習の効果が出やすい。公民と時事は直前期(11 月〜1 月)に、その年のニュースで上乗せする

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 での全分野の一巡と、小 4 からの計算の精度です。算数は精読した 3 年とも全問が答えのみで、部分点がありません。つまり途中まで合っていても 0 点という構造で、計算間違いの重みが他校より大きくなります。一方、大問 1・2 の並びが動かないので、直前期に「この位置はこう来る」と決めて対策する余地は大きく、小 6 で時間をかける価値も大きい学校です。社会の歴史は通史 1 本なので、小 5 のうちに時代の順番を体に入れておくと、小 6 で語句の補充に集中できます。


12. この学校と出題構造が近い学校

観点は「過去問演習が重なるか」だけです。難易度・偏差値帯・通学圏・入試日程の有利不利は扱いません(男女と日程の注記だけ、そのまま載せます)。「同じ問題が出る」という意味でもありません。

  • 目白研心中学校(東京都) — 社会がとくに近く、理科・算数も近い。共学/2027 年度は 2/1・2/2・2/4 の同じ時間帯に重なる回あり。
  • 西武台新座中学校(埼玉県) — 算数と社会が近い。共学。
  • 駒沢学園女子中学校(東京都) — 算数の近さが最も高く、大問の並びと計算・一行題の比重が近い。女子校/2027 年度は 2/1・2/2 に重なる回あり。

使い方の目安です。算数の過去問を増やしたいなら駒沢学園女子・西武台新座、理科なら大妻嵐山・品川翔英、社会なら目白研心・足立学園・東海大付属高輪台。国語はこの学校の資料が 1 年分しかないため、比較そのものができていません(出題構造が近い学校のページの国語欄が空なのはそのためです)。

8 校の一覧・記述量・注意は 出題構造が近い学校のページ へ。

  • この学校の第 2 回は算数・理科の 2 科という珍しい組み合わせです。併願先が 4 科目校の場合、国語・社会は本校の第 2 回の準備とは別に立てる必要があります。
  • 近さは、大問数・小問数・記述と記号選択の比率・図表の比率・同じ位置に同じ単元が来るか・設問文の使い回しの距離と、単元の分布の似方を合成した自動集計です。

13. 資料の限界

  • 入試回は 1 冊だけです。 過去問データベースは 1 校 1 年 1 科目につき 1 冊しか載せておらず、ここで扱ったのは午前の回の冊子です。2027 年度でいえば第 2 回(2 月 2 日午後・算数と理科の 2 科)の問題は、この分析では一切扱えていません。2 科の回を受ける予定の方は、市販の過去問集で必ず別に確認してください。
  • 年度に穴があります。 算数・理科・社会は資料のある年が 5(2018・2019・2020・2022・2026 年度)、国語は 1(2020 年度)です。2021・2023・2024・2025 年度の資料がありません。原本の設問文まで精読した年は 2020・2022・2026 年度の 3 年分です。「3 年連続」と書いたものは、この 3 冊で確認したという意味であって、間の年も同じだったという保証ではありません。
  • 国語は 2020 年度以外の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。国語の記述量・長文の傾向は、この分析からは分かりません。
  • 転写の読み落としの可能性があります。とくに 2022・2026 年度の算数は転写の確度が低めと記録されており、小問の数え方(枝分かれした設問をどう数えるか)にずれがあります。2026 年度の算数で「円周率は 3.14 とします」の一文が見当たらないのも、読み落としの可能性があります。
  • 改称と共学化の影響は、この分析では測れません。2026 年度の 1 冊しか新しい校名の資料がなく、その 1 冊と 2022 年度の間には 3 年の空白があります。2026 年度に見える違い(算数の計算が 3 問に減った、社会の選択肢が番号になった、理科の記号選択が増えた)が、改称にともなう変更なのか、それ以前から進んでいた変化なのかは区別できません。「変わった」と読むより、「2026 年度の 1 冊はこうだった」と読むのが安全です。
  • 難易度・偏差値・合格可能性・学校の理念や方針・入試結果は、このページでは扱っていません。
  • 「毎年」「3 年連続」は、原本で 3 年ぶんの反復を確認したものだけに使いました。「〜のように見える」と書いた箇所は題材からの推測で、出題意図を裏づける資料はありません。

資料の中の食い違い(気づいた点)

  • 2020 年度の算数の大問 4 を、8 節の題材表では「台形の中の面積比」、9 節では「台形と平行四辺形の面積比」と書いています。同じ大問を指していますが、資料側の書き方が 2 通りあり、どちらの図形が使われていたかまでは転写からは決められませんでした。

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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。ページ生成日: 2026-10-14。

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