品川女子学院中等部 算数の出題傾向|14 年分の過去問(2023 年度に 4 大問へ)
品川女子学院中等部の算数(第 1 回・50 分)を、問題文の資料がある 14 年分(2010・2012・2014〜2025 年度)すべて読みました。学校別のページでは最新の 3 年(2023〜2025)だけを見ていましたが、この記事では 14 年を同じ物差しで並べ、とくに 2023 年度の構成の切り替わりの前と後 を比べています。
先に結論(5 つ)
- 2023 年度に、6 大問から 4 大問 20 小問に変わりました。 2010〜2022 年度は資料のある 11 年すべてが 6 大問(小問 16〜22)で、2023〜2025 年度は 3 年続けて「大問 1 =計算 4 問、大問 2 =一行問題 10 問、大問 3・大問 4 = 3 問ずつ」です。
- 計算と一行問題が、小問数に占める割合は増えました。 計算と一行問題の小問は、2010〜2014 年度が 16 問中 8 問、2015〜2022 年度が 16〜22 問中 11 問、2023〜2025 年度が 20 問中 14 問です。配点の割合を示したものではありません(配点は問題用紙に印刷されていません)。じっくり解く大問は 4 題 → 3 題 → 2 題と減っています。
- 大問 1 が計算で始まる作りは 14 年すべて同じです。 2022 年度までは「四則計算・逆算」の 2 問、2023 年度からはそこに「工夫して計算」と「筆算の空欄うめ」が加わって 4 問になりました。
- 途中の計算や考えた過程を書かせる指示は、14 年すべての年にあります。 計算の大問 1 に加えて、後半の大問にも毎年 2 つ以上付きます。文で答える記述は 14 年で 2 問だけです(2010 年度の大問 6、2021 年度の大問 6)。
- 題材は毎年作り直されますが、同じ作りの問題は年をまたいで戻ってきます。 平行四辺形と線分の交点の比(2017 → 2025)、2 つの食塩水を同じ量ずつ取り替える(2010 → 2025)、素数を問題文で定義してから考えさせる(2010 → 2023 → 2025)などです。同じ設問文・同じ数値の使い回しは、14 年の中で見つかりませんでした。
この記事で読んだもの・数え方
- 対象: 4 科で受ける第 1 回の算数。14 年すべてで、問題用紙の画像(表紙か 1 ページ目)に「第 1 回」「算数」と印刷されているのを確かめました。表紙が資料に入っている年(2014・2016・2022・2023・2024・2025)では、試験時間が「9:50〜10:40」、注意書きに「円周率は 3.14 とする。」と印刷されています。小問の数などは、問題用紙の画像から起こした書き起こしで数えています。
- 2011・2013 年度は解答だけがあり、問題文の資料がありません。表では「資料なし」としています。
- 小問の数え方: 問題用紙の「(1)」「(2)」を 1 問として数えています。会話文の空欄が「(ア)〜(オ)」と並ぶ年(2021 年度の大問 5)は、答える欄の数で数えています。
- 記述: 「説明しなさい」「文で答えなさい」のように、文で答える問だけを数えています。式や考えた過程を書かせる指示は、記述とは別に「過程を書く」として数えています。
- 一行問題: 数行で終わる短い文章題を、□ に答えの数だけを書く形で 5〜10 問並べた大問のことです。
- 配点は問題用紙にも解答用紙にも印刷されていません。どの問が何点かはわかりません(2027 年度募集要項(予定・抜粋) では算数 50 分・100 点)。
14 年の外形
1 年を 1 行にした表です。「後半の大問」は計算と一行問題を除いた大問で、「過程を書く」は「途中の計算や考えた過程をかきなさい」の指示がある大問(計算の大問 1 を除く)です。「図のある小問」は、図・グラフ・表がついている小問の割合です。
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| 年度 | 大問 | 小問 | 計算 | 一行問題 | 後半の大問(題数・小問) | 過程を書く指示がある大問(計算以外) | 文で答える記述 | 作図・書きこみ | 図のある小問 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | 6 | 16 | 2 | 6 | 4 題・8 問 | 大問 3・4・5 | 1 | 0 | 56% |
| 2011 | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし |
| 2012 | 6 | 16 | 2 | 6 | 4 題・8 問 | 大問 3・4・5・6 | 0 | 0 | 38% |
| 2013 | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし | 資料なし |
| 2014 | 6 | 16 | 2 | 6 | 4 題・8 問 | 大問 3・4・5・6 | 0 | 0 | 63% |
| 2015 | 6 | 16 | 2 | 9(5+4) | 3 題・5 問 | 大問 5・6 | 0 | 2(あみだくじ) | 31% |
| 2016 | 6 | 17 | 2 | 9(5+4) | 3 題・6 問 | 大問 4・5・6 | 0 | 0 | 59% |
| 2017 | 6 | 18 | 2 | 9(5+4) | 3 題・7 問 | 大問 4・5 | 0 | 1(解答用紙の表をうめる) | 50% |
| 2018 | 6 | 17 | 2 | 9(5+4) | 3 題・6 問 | 大問 4・5・6 | 0 | 0 | 47% |
| 2019 | 6 | 18 | 2 | 9(5+4) | 3 題・7 問 | 大問 4・5・6 | 0 | 0 | 39% |
| 2020 | 6 | 19 | 2 | 9(5+4) | 3 題・8 問 | 大問 4・5・6 | 0 | 1(道順をかく) | 42% |
| 2021 | 6 | 22 | 2 | 9(5+4) | 3 題・11 問 | 大問 4・6 | 1 | 2(マスに●をかく) | 18% |
| 2022 | 6 | 18 | 2 | 9(5+4) | 3 題・7 問 | 大問 4・5・6 | 0 | 0 | 72% |
| 2023 | 4 | 20 | 4 | 10 | 2 題・6 問 | 大問 3・4 | 0 | 0 | 25% |
| 2024 | 4 | 20 | 4 | 10 | 2 題・6 問 | 大問 3・4 | 0 | 0 | 50% |
| 2025 | 4 | 20 | 4 | 10 | 2 題・6 問 | 大問 3・4 | 0 | 0 | 35% |
- 2011・2013 年度は解答だけが残っていて、解答の並びはどちらも大問 6 つ、大問 2 の答えは 6 個です。問題文がないので、大問の作りと題材は確かめていません。解答には回の表記がなく、第 1 回の解答かどうかも確かめられていません。
- 2015〜2022 年度の一行問題は、大問 2(5 問)と大問 3(4 問)の 2 つに分かれていて、どちらも「次の □ にあてはまる数を答えなさい。」で始まります。
- 「図のある小問」は、問題文を文字に起こした資料に図・グラフ・表の記録がある小問の割合です。年ごとの上下は大きく、決まった傾向は読み取れません。
- 選択肢から選ぶ問題は 14 年で 1 問もありません。答えはすべて数・語句・図を自分で書く形です(2010 年度の大問 2 (6) だけは、図の部屋の番号を答える問題です)。
変わらない所
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| 何が | 期間 | 中身 |
|---|---|---|
| 大問 1 が計算 | 2010〜2025(資料のある 14 年すべて) | 1 問目は四則計算、2 問目は □ を求める逆算。この 2 問の並びは 14 年同じです |
| 大問 1 に途中の計算を書かせる | 2010〜2025(14 年すべて) | 2010・2012 は「途中の式もかきなさい」、2014 は「と中の計算もかきなさい」、2015〜2022 は「途中の計算もかきなさい」、2023〜2025 は「(1), (2) は計算の過程もかきなさい」 |
| 大問 2 が一行問題 | 2010〜2025(14 年すべて) | 「次の □ にあてはまる数を答えなさい。」で始まる短い文章題の束。2010 は「(6) についてはあてはまる記号を」、2022 は「数や番号を」と少しだけ言い方が違います |
| 後半の大問に過程を書かせる | 2010〜2025(14 年すべて) | 計算以外の大問の 2 つ以上に、毎年この指示があります |
| 選択肢から選ぶ問題がない | 2010〜2025(14 年すべて) | 答えはすべて自分で数・語句を書く形です |
| 速さが出る | 2010〜2025(14 年すべて) | 一行問題か大問のどちらかに、毎年 1 問以上あります |
| 試験時間 50 分・円周率 3.14 | 表紙のある 6 年(2014・2016・2022〜2025) | 表紙に「9:50〜10:40」「円周率は 3.14 とする。」 |
変わる所と変化点
構成の変化点は 2 つあります。2015 年度(小さい変化)と 2023 年度(大きい変化) です。
2015 年度の変化(一行問題が 6 問から 9 問へ)
前後の 2 期間を並べた表です。
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| 2010〜2014 年度 | 2015〜2022 年度 | |
|---|---|---|
| 大問 1(計算) | 2 問 | 2 問 |
| 一行問題 | 大問 2 の 6 問 | 大問 2 の 5 問+大問 3 の 4 問= 9 問 |
| 後半の大問 | 大問 3〜6 の 4 題・各 2 問 | 大問 4〜6 の 3 題・1〜5 問 |
| 小問の合計 | 16 問(3 年とも) | 16〜22 問 |
| 過程を書く指示 | 小問の文末(2010「考え方もかきなさい」、2012・2014「考えた過程もかきなさい」) | 大問の頭(「解答用紙に途中の計算や考えた過程をかきなさい」) |
2015 年度からの 8 年間は、大問の数(6)は同じまま、大問 3 が一行問題の束になり、じっくり解く大問が 4 題から 3 題に減りました。そのかわり後半の大問の小問は年によって 1〜5 問と幅が出て、2021 年度は大問 5(会話文 5 問)と大問 6(円周率の実験 4 問)で小問が 22 問まで増えています。
2023 年度の変化(6 大問から 4 大問へ)
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| 2015〜2022 年度 | 2023〜2025 年度 | |
|---|---|---|
| 大問の数 | 6 | 4 |
| 小問の数 | 16〜22(年でばらつく) | 20(3 年とも) |
| 大問 1(計算) | 2 問(四則計算・逆算) | 4 問(四則計算・逆算・工夫して計算・筆算の空欄うめ) |
| 一行問題 | 大問 2・大問 3 の 2 つに分けて 9 問 | 大問 2 の 1 つにまとめて 10 問 |
| 後半の大問 | 3 題・小問 1〜5 問 | 2 題・3 問ずつ |
| 計算と一行問題が小問に占める割合 | 11/16〜11/22(50〜69%) | 14/20(70%) |
| 大問 1 の過程の指示 | (1)(2) の両方 | (1)(2) だけ。(3)(4) は答えだけ |
| 作図・書きこみ | 2015・2017・2020・2021 年度にあり | 3 年ともなし |
| 文で答える記述 | 2021 年度に 1 問 | 3 年ともなし |
切り替わりの前後で読み取れることを、もう少し細かく書きます。
- 計算の大問が 2 問から 4 問に増えた分は、新しい種類の計算です。 (3) は 2023 年度が 1.57 のくくり出し(1.57×24+53×1.57+1.57×23)、2024 年度が 4 をくくり出してから ×1.16、2025 年度が 1/(1×2)+1/(2×3)+1/(3×4)+1/(4×5)。(4) は 3 年とも筆算の空欄に数字を入れる問題で、2023・2025 年度は「□ に 0 から 9 までのいずれかの数字を入れて」という同じ書き出し、2024 年度は A〜E の文字が入った覆面算です。2022 年度以前の大問 1 にはこの 2 種類はありません。一行問題の中には、工夫して計算する問題や数字を絞りこむ問題が前からあります(2015 年度の大問 2 (3)(約束記号の和)、2017 年度の大問 3 (1)(1/5 ずつ増える分数の和)、2019 年度の大問 3 (3)(電卓の打ちまちがいを積から見つける))。
- 一行問題は 9 問から 10 問へ 1 問増え、1 つの大問にまとまりました。 中身の幅は前と同じで、割合・速さ・数の性質・場合の数・角度・平面図形・立体が混ざります。2023 年度の大問 2 は単位換算(L・mL・dL)、ツルとカメ、平均といった文章題が前半に並びます。
- じっくり解く大問は 2 題・3 問ずつに固定されました。 2015〜2022 年度は 1 問だけの大問(2015 年度の大問 5、2017 年度の大問 6)から 5 問の大問(2021 年度の大問 5)まで幅がありましたが、2023 年度からは 3 年とも「(1)(2) で求めたものを使って (3) を聞く」3 問の大問 2 つです。
- 速さの大問がなくなりました。 速さを大問で扱ったのは 2010・2012・2014・2015・2016・2017・2022 年度の 7 年(うちグラフつきが 2010・2014・2016・2022 年度の 4 年)で、2023 年度からの 3 年は速さが一行問題(2023 年度 (9)・2024 年度 (3)・2025 年度 (8))にしか出ていません。3 年分だけなので、この先も大問に戻らないかどうかはわかりません。
- 作図と、文で答える記述がなくなりました。 2015 年度のあみだくじ(横線をかく)、2020 年度の道順(図になぞる)、2021 年度の●をマスにかく問題と「円周率とはどのような数か、直径という言葉を用いて文で答える」問題は、2023 年度以降には見当たりません。かわりに、後半の大問の後ろの小問で過程を書かせる形は続いています。
- 会話文の大問は切り替わりをまたいで続いています。 2021 年度の大問 5(太郎君と花子さん)、2024 年度の大問 4(A さんと B さん)、2025 年度の大問 4(調理実習の A さんと B さん)です。
2023 年度以降の 3 年を、大問ごとに並べて見る
切り替わり後の 3 年を、大問の枠ごとに横に並べた表です。右の列が「3 年で同じ所」です。
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| 大問 | 2023 | 2024 | 2025 | 3 年で同じ所 |
|---|---|---|---|---|
| 1 (1) | 四則計算(分数・小数) | 四則計算(分数) | 四則計算(分数・小数) | 3 年とも過程を書く |
| 1 (2) | 逆算 | 逆算 | 逆算 | 3 年とも過程を書く |
| 1 (3) | 1.57 のくくり出し | 4 のくくり出しと ×1.16 | 1/(1×2)+… の和 | 3 年とも「工夫すると早い計算」 |
| 1 (4) | 3 けた×2 けたの筆算の空欄 | 覆面算(1AB×1AB) | 3 けた×2 けたの筆算の空欄 | 3 年とも筆算の数当て |
| 2 | 10 問 | 10 問 | 10 問 | 場合の数・速さ・数の性質・割合が 3 年とも入る |
| 3 | 立体(角を切り取った立体)3 問 | 規則性(分数カード)3 問 | 平面図形(線分の比)3 問 | 3 問。過程は 2023 が大問全体、2024 が (3)、2025 が (2) |
| 4 | 数の性質(素数)3 問 | 平面図形(会話文)3 問 | 割合(会話文の塩分濃度)3 問 | 3 問。過程は 2023 が (3)、2024・2025 が (2)(3) |
大問 2 の 10 問の中身を単元で数えると、3 年とも入っているのは次の 4 つです。
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| 単元 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|
| 場合の数 | (8) 5 回対戦の勝ち負け | (8) 立方体の辺の道順 | (6) L 字の道の最短経路 |
| 速さ | (9) いつもより速く歩く | (3) 徒歩と自転車 | (8) 円形コースの追い抜き |
| 数の性質 | (6) 積と和・(7) 約数が奇数個 | (4) 最大公約数で割った余り | (3) 双子素数 |
| 割合・比 | (5) おこづかいの残り | (1) 3 つの数の比・(5) 利益 | (1) 帯分数・(2) 為替・(7) 女子 55% |
角度は 2023 (4)・2025 (9) の 2 年、円・おうぎ形と回転体は 2024 (10)・2025 (10) の 2 年、規則性は 2025 (5) の 1 年です。大問 3・大問 4 の題材は 3 年とも重なっていません。
問い方の実例(毎年のように出る 5 つ)
設問文は要約です。
1. 計算 2 問に途中の計算を書かせる
- 要約: 「□ にあてはまる数を答え、途中の計算もかく」(四則計算 1 問・逆算 1 問)
- 出た年: 2010・2012・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2024・2025(14 年すべて)
- 2023〜2025 年度の大問 1 では、(1)(2) に途中の過程を書く指示があり、(3)(4) には指示がありません。3 年の解答用紙(問題用紙で確認)では、(1)(2) に「式」と書かれた大きな枠があり、(3)(4) は答えを書く欄だけです。
2. 次の □ にあてはまる数を答える一行問題の束
- 要約: 「次の □ にあてはまる数を答えなさい」で 5〜10 問
- 出た年: 14 年すべて(2010〜2014 年度は 6 問、2015〜2022 年度は 5 問+4 問、2023〜2025 年度は 10 問)
- 単位まで □ の外に印刷されている問題が多く、□ には数だけを書きます。2018 年度の大問 3 は「数または語句」で、(3) は方角を語句で答える問題でした。
3. 解答用紙に途中の計算や考えた過程をかく
- 要約: 「解答用紙に途中の計算や考えた過程をかきなさい」(大問の頭)
- 出た年: 2015〜2025 年度の 11 年。2010・2012・2014 年度は小問の文末に「考え方もかきなさい」(2010)「考えた過程もかきなさい」(2012・2014)の形で出ています。
- 2023〜2025 年度は、2023 年度が大問 3 全体と大問 4 (3)、2024 年度が大問 3 (3) と大問 4 (2)(3)、2025 年度が大問 3 (2) と大問 4 (2)(3) でした。後半の大問の、後ろの小問に付くことが多いです。
4. 素数を問題文で定義してから考えさせる
- 要約: 「1 とその数自身のほかに約数がない数を素数という」で始まる
- 出た年: 2010 年度の大問 6(1〜100 の素数を倍数を消して探す)、2023 年度の大問 4(逆に並べても素数になる 2 けたの素数)、2025 年度の大問 2 (3)(双子素数)
- どの年も、素数の意味を知っている前提にせず、問題文の中で言葉を定義しています。2023 年度は「エマープ」、2025 年度は「双子素数」という言葉も、問題文の中で説明してから使います。
5. 会話文の空欄をうめながら考えを進める
- 要約: 「2 人の会話を読み、(ア)〜(オ) にあてはまる数を答える」
- 出た年: 2021 年度の大問 5、2024 年度の大問 4、2025 年度の大問 4
- 2021 年度は●の並べ方で数を表す決まりを、2024 年度は正方形の中の正方形の面積から辺の長さを出す方法を、2025 年度は 2 人のスープを 100 g ずつ交換して水を足す場面を、会話で追います。設問が「次に何を計算するか」を直接は教えず、会話の流れが手がかりになっています。
ほかに、14 年のうち 3 年度に出ている問い方として「円周率そのものを考えさせる」があります。2010 年度の大問 2 (1)(円の面積は直径×直径×□)、2020 年度の大問 2 (5)(円周率をまちがえて計算した値から逆にたどる)、2021 年度の大問 6(円周率とは何かを文で答え、硬貨と玉の実験から求める)です。2010 年度と 2021 年度は、どちらも円と、それがぴったり入る正方形の面積の関係(円周率÷4)を使う作りです。
繰り返し出る題材・単元
「年度数」は、資料のある 14 年のうち何年度に出たかです(同じ年に 2 問出ても 1 と数えます)。
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| 題材・単元 | 年度数 | 出た年(大問・小問) |
|---|---|---|
| 速さ(一行問題か大問) | 14 | 毎年。大問として扱ったのは 2010・2012・2014・2015・2016・2017・2022 |
| 速さとグラフ | 4 | 2010 大問 5・2014 大問 4・2016 大問 4・2022 大問 4 |
| 規則性・数の並び | 11 | 2012 大問 5・2015 大問 3 (3)・2016 大問 2 (5)/3 (4)/大問 6・2017 大問 3 (1)・2018 大問 4・2019 大問 5・2020 大問 2 (2)/大問 6・2021 大問 3 (3)・2022 大問 2 (5)・2024 大問 3・2025 大問 2 (5) |
| 群に分けて並ぶ数(1,2,1,2,3… や 1/1,1/2,2/2…) | 4 | 2015 大問 3 (3)・2020 大問 2 (2)・2024 大問 3・2025 大問 2 (5) |
| 場合の数 | 11 | 2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2023・2024・2025 |
| 道順(最短の道・辺をたどる) | 5 | 2017 大問 3 (4)・2019 大問 3 (1)・2020 大問 5・2024 大問 2 (8)・2025 大問 2 (6) |
| 角度 | 10 | 2010・2012・2014・2015・2016・2019・2021・2022・2023・2025(いずれも一行問題) |
| 紙の折り返しの角 | 2 | 2010 大問 2 (5)・2022 大問 3 (4) |
| 円・おうぎ形の面積 | 7 | 2012 大問 2 (4)・2016 大問 3 (3)・2018 大問 2 (3)・2019 大問 2 (4)・2020 大問 2 (5)・2022 大問 3 (3)・2024 大問 2 (10) |
| 円周率そのもの | 3 | 2010 大問 2 (1)・2020 大問 2 (5)・2021 大問 6 |
| 数の性質(倍数・約数・余り・素数) | 8 | 2010・2015・2017・2018・2019・2023・2024・2025 |
| 素数(問題文で定義) | 3 | 2010 大問 6・2023 大問 4・2025 大問 2 (3) |
| 推理(条件から決める) | 7 | 2010 大問 2 (6)・2012 大問 2 (5)・2014 大問 6・2017 大問 6・2018 大問 3 (3)/大問 6・2021 大問 5・2022 大問 2 (3)/大問 6 |
| バスの乗客 | 2 | 2012 大問 2 (5)・2018 大問 6 |
| つるかめ算と、その仲間の個数の組み合わせ | 6 | 2012 大問 2 (6)・2015 大問 3 (1)・2017 大問 2 (1)・2022 大問 2 (1)・2023 大問 2 (2)・2024 大問 2 (6) |
| 売買損益 | 5 | 2015 大問 6・2016 大問 2 (3)・2017 大問 2 (4)・2021 大問 4・2024 大問 2 (5) |
| 食塩水・濃度 | 3 | 2010 大問 4・2020 大問 2 (1)・2025 大問 4 |
| 容器の水(傾ける・置き方を変える) | 4 | 2012 大問 6・2016 大問 3 (1)・2018 大問 5・2019 大問 2 (3) |
| 立体の切断・切り取り | 4 | 2012 大問 6・2017 大問 3 (2)・2022 大問 5・2023 大問 3 |
| 回転体 | 2 | 2015 大問 3 (2)・2025 大問 2 (10) |
| グラフ・表の読み取り | 5 | 2012 大問 3・2014 大問 3(円グラフ)・2018 大問 6(乗降の表)・2022 大問 6(表)・2024 大問 2 (9)(円グラフと帯グラフ) |
| 約束記号 | 3 | 2015 大問 2 (3)・2018 大問 2 (4)・2019 大問 6 |
| 本を読んだページ数 | 2 | 2019 大問 4・2021 大問 3 (2) |
| 為替(外国のお金) | 2 | 2014 大問 2 (1)・2025 大問 2 (2) |
| 平行四辺形と線分の交点の比 | 2 | 2017 大問 4・2025 大問 3 |
| 会話文 | 3 | 2021 大問 5・2024 大問 4・2025 大問 4 |
同じ作りの問題(使い回しではないもの)
同じ設問文・同じ数値の組み合わせで出た問題は、14 年の問題文をすべて突き合わせても見つかりませんでした。次の組は、場面や解き方の筋道がよく似ていますが、数値や図が違う「同じ作りの問題」です。
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| 組 | 似ている所 | 違う所 |
|---|---|---|
| 2010 大問 4 と 2025 大問 4 | 2 つの食塩水(スープ)から同じ量を取り出して交換し、濃さを求める | 2010 年度はビンの食塩水、2025 年度は会話文のスープで、交換のあとに水を足す |
| 2017 大問 4 と 2025 大問 3 | 平行四辺形に辺の分け点をとり、対角線や線分との交点で分けられる比を求める | 分け方の比と求める線分が違う。どちらも 3 問で、2017 年度は (3) で面積の比、2025 年度は (3) で 3 つに分けた比を聞く |
| 2010 大問 6・2023 大問 4・2025 大問 2 (3) | 素数を問題文で定義してから、素数の並びを調べさせる | 倍数を消す方法・逆に並べる素数・双子素数と、調べる性質が違う |
| 2014 大問 2 (1) と 2025 大問 2 (2) | 2 つの外国のお金の円との交換比から、外国どうしの交換を求める | ニュージーランドドルとユーロ、ドルとユーロ |
| 2019 大問 4 と 2021 大問 3 (2) | 1 日目に「全体の □ 分の 1 より □ ページ少なく」読み、2 日目に残りの何分のいくつかを読む | 分数とページ数が違う。2019 年度は大問、2021 年度は一行問題 |
| 2012 大問 2 (5) と 2018 大問 6 | 停留所ごとの乗り降りから、乗っていた人数を決める | 2018 年度は表から読み取る大問 |
| 2015 大問 3 (3) と 2020 大問 2 (2) | 1 から順に数をくり返す並びで、ある数が何番目かを求める | 並びの決まりが違う(1,2,1,2,3,2,1… と 1,1,2,1,2,3…) |
| 2019 大問 3 (1)・2024 大問 2 (8) | 立体の辺にそって進む道順の数 | 立体の形と条件(最短・通る辺が 3 本)が違う |
家でやること
ここに書く年度と大問の番号は原本で読んだものです。使う順番や組み合わせは目安で、効果は確かめていません。
ここで挙げる年度と大問番号は、すべて第 1 回の問題です(大問ごとの題材は、末尾の「年度 × 大問の表」で引けます)。どれも、手元にその年度の問題と解答があることが前提です。2023 年度以降と 2022 年度以前で大問の数が違うので、2022 年度以前は「1 年分を通して解く」より「大問ごとに切り出して使う」ほうが合う資料です。単元の練習に使った年度は、あとで 1 年分を初めて解く練習には使いにくくなります。通して解くために取っておきたい年度がある場合は、単元の練習には別の年度を選びます。
単元を学んだあと
- 計算: 14 年すべての大問 1 に「四則計算・逆算」があり、途中の計算を書く指示が付きます。途中の式を書く練習には、どの年度の大問 1 (1)(2) も使えます。
- 一行問題: 大問 2 の一行問題は単元がまざっているので、学んだ単元の問だけを拾えます。たとえば単位換算は 2023 年度 大問 2 (1)、つるかめ算は 2023 年度 大問 2 (2) と 2017 年度 大問 2 (1)、平均は 2023 年度 大問 2 (3)、速さの単位は 2016 年度 大問 2 (1)、三角定規の角は 2012 年度 大問 2 (3) です。
- 円周率: 円を学んだあと、2010 年度 大問 2 (1)(円の面積は直径×直径×□)と 2021 年度 大問 6 (1)(2)(円周率とは何か、硬貨で実験する)を並べると、円周率が「直径に対する円周の割合」であることを、2 つの問いの言い方で確かめられます。
似た問いを比べたいとき
上の「繰り返し出る題材」の表から、同じ単元の問いを年度をまたいで比べられる組を挙げます。
- 数の並び: 2015 年度 大問 3 (3)・2020 年度 大問 2 (2)・2025 年度 大問 2 (5)・2024 年度 大問 3
- 道順: 2017 年度 大問 3 (4)・2025 年度 大問 2 (6)・2019 年度 大問 3 (1)・2024 年度 大問 2 (8)・2020 年度 大問 5
- 素数: 2010 年度 大問 6・2025 年度 大問 2 (3)・2023 年度 大問 4
- 食塩水: 2020 年度 大問 2 (1)・2010 年度 大問 4・2025 年度 大問 4
- 平行四辺形の比: 2017 年度 大問 4・2025 年度 大問 3
- 速さとグラフ: 2014 年度 大問 4・2016 年度 大問 4・2022 年度 大問 4・2010 年度 大問 5
- 容器の水: 2016 年度 大問 3 (1)・2019 年度 大問 2 (3)・2018 年度 大問 5・2012 年度 大問 6
- 会話文の大問: 2021 年度 大問 5・2024 年度 大問 4・2025 年度 大問 4
上の一覧は、同じ単元の問いを比べるための組です。すべてが短い一行問題から始まるわけではありません。例えば素数は 2010 年度の大問 6 から始まり、平行四辺形の比はどちらも後半の大問です。難しさの順に並べたものでもありません。後半の大問には「解答用紙に途中の計算や考えた過程をかきなさい」の指示が付く小問があるので、式と一言の説明(「A の食塩の重さ」など)をどう書いたかも、年度をまたいで見比べられます。
2023 年度から大問 1 に加わった (3)(工夫して計算)と (4)(筆算の空欄うめ)も、3 年分を並べられます。(3) は 2023・2024・2025 年度、(4) は 2023・2025 年度(同じ書き出し)と 2024 年度(覆面算)です。
1 年分を通して形式を確かめたいとき
いまの 4 大問の形で 1 年分を通して見られるのは、2023〜2025 年度の 3 年分です。時間を計る場合は 50 分を取り、大問 1・2 と大問 3・4 にそれぞれ何分かかったかを記録します。各問に同じ時間を配る必要はありません。
2015〜2022 年度の一行問題(大問 2 と大問 3、各年 9 問)は、2023 年度以降の大問 2(10 問)と同じく「次の □ にあてはまる数を答えなさい。」で始まる束です。2015〜2022 年度の後半の大問(大問 4〜6)も、多くに過程を書かせる指示が付きます。ただし大問の数と小問の数が違うので、2022 年度以前を 1 年分そのまま解いても、2023 年度以降と同じ形にはなりません。
年度 × 大問の表(資料のある 14 年・78 題)
「分野」は大問の中心になっている単元、「題材」はその大問で扱う場面を一言で書いたものです。一行問題を並べた大問は、題材を小問の順に「・」でつないでいます。「過程」は、その大問に「途中の計算や考えた過程をかきなさい」の指示が付く小問の番号です。「大問全体」は、指示が大問の頭にあって小問の指定がないものです。
2010〜2014 年度(6 大問・小問 16。一行問題は大問 2 の 6 問だけ)
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| 年度 | 大問 | 分野 | 題材(一言) | 小問 | 記述 | 過程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の式 |
| 2010 | 2 | 小問集合 | 円の面積=直径×直径×□・2〜6 のどれで割っても 1 余る数・2 人の出会い・長方形の中の三角形の面積・紙の折り返しの角・戸を 1 回ずつ通る道 | 6 | 0 | — |
| 2010 | 3 | 立体 | 円すいの展開図の中心角・半分に切った表面積 | 2 | 0 | (2) |
| 2010 | 4 | 割合 | 2 つのビンの食塩水を同じ量ずつ取り替える | 2 | 0 | (2) |
| 2010 | 5 | 速さとグラフ | プールの 200 m 競争(ターンで速さが変わる) | 2 | 0 | (2) |
| 2010 | 6 | 数の性質 | 1〜100 の素数を倍数を消して探す | 2 | 1 | — |
| 2011 | — | 資料なし | 解答だけがある(大問 6) | 数えられない | 数えられない | 数えられない |
| 2012 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の式 |
| 2012 | 2 | 小問集合 | 池の周りの植木・アイス 3 種の値段・三角定規の角・5 つの円の斜線部・バスの乗客の最多と最少・折り紙教室の人数 | 6 | 0 | — |
| 2012 | 3 | 資料の読み取り | 20 人のテスト結果のグラフ・平均から 1 位の点数 | 2 | 0 | (2) |
| 2012 | 4 | 速さ | 平らな道と坂道の往復 | 2 | 0 | (2) |
| 2012 | 5 | 規則性 | 7 個の電球の点灯 | 2 | 0 | (2) |
| 2012 | 6 | 立体 | ななめに切った容器の水を横に倒す | 2 | 0 | (2) |
| 2013 | — | 資料なし | 解答だけがある(大問 6) | 数えられない | 数えられない | 数えられない |
| 2014 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2014 | 2 | 小問集合 | ニュージーランドドルからユーロへの両替・+と-の見間違い・1 周 2 km のコースでの追いつきと出会い・円が通る部分の面積・番号のちがう箱とボール・角度 | 6 | 0 | — |
| 2014 | 3 | 資料の読み取り | 先生の人数の円グラフ | 2 | 0 | (2) |
| 2014 | 4 | 速さとグラフ | 忘れ物をした姉と妹の間の距離 | 2 | 0 | (2) |
| 2014 | 5 | 相似 | 電灯と板がつくる影 | 2 | 0 | (2) |
| 2014 | 6 | 推理 | 選挙で必ず当選できる票数 | 2 | 0 | (2) |
2015〜2022 年度(6 大問・小問 16〜22。一行問題が大問 2 と大問 3 の 9 問に)
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| 年度 | 大問 | 分野 | 題材(一言) | 小問 | 記述 | 過程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2015 | 2 | 小問集合 | お釣りが同じになる値段・等しい長さの辺と角・約束記号・池の周りで 1 周差・正六角形の中の正六角形 | 5 | 0 | — |
| 2015 | 3 | 小問集合 | 金貨と銀貨の袋・台形の回転体・1,2,1,2,3,2,1… の並び・1〜50 の積が 6 で割れる回数 | 4 | 0 | — |
| 2015 | 4 | 場合の数 | もっとも少ない横線であみだくじを作る(作図) | 2 | 0 | — |
| 2015 | 5 | 速さ | キリンとゾウの往復競走 | 1 | 0 | 大問全体(1 問) |
| 2015 | 6 | 売買損益 | 値引きして売りつくす | 2 | 0 | (1)(2) |
| 2016 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2016 | 2 | 小問集合 | 秒速から km へ・角度・利益が出る本数・カードで作る整数・300,299,297… の並び | 5 | 0 | — |
| 2016 | 3 | 小問集合 | 置き方を変えた密閉容器の水面・池に立てた 3 本の棒・正方形と半円・冊子のページ番号 | 4 | 0 | — |
| 2016 | 4 | 速さとグラフ | 3 つの町を行き来する 2 人 | 2 | 0 | (1)(2) |
| 2016 | 5 | 図形の移動 | 長方形が直角三角形を通りぬける重なり | 2 | 0 | (2) |
| 2016 | 6 | 規則性 | 三角形・正方形・五角形の頂点を回る 3 人 | 2 | 0 | (1)(2) |
| 2017 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2017 | 2 | 小問集合 | リンゴとみかん・姉妹の出会い・時計の長針と短針・売買損益・バスと電車の同時発車 | 5 | 0 | — |
| 2017 | 3 | 小問集合 | 分数の等差数列の和・立方体を 2 回切った体積・3 つの円の周りを転がる円・往復の道順 | 4 | 0 | — |
| 2017 | 4 | 平面図形 | 平行四辺形と対角線の交点の比・面積の比 | 3 | 0 | 大問全体 |
| 2017 | 5 | 速さ | 4 つの信号機と車 | 3 | 0 | 大問全体 |
| 2017 | 6 | 推理 | 4 人のペットの種類と名前(解答用紙の表をうめる) | 1 | 0 | — |
| 2018 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2018 | 2 | 小問集合 | 流水算・果物の配り方・7 つの円の斜線部・約束記号・倍数の条件 | 5 | 0 | — |
| 2018 | 3 | 小問集合 | 荷物の分担・プレゼント代の精算・方角(語句で答える)・長方形の中の長さ | 4 | 0 | — |
| 2018 | 4 | 規則性 | 長方形の紙を重ねたときの周の長さ | 2 | 0 | 大問全体 |
| 2018 | 5 | 立体 | 円柱の容器を傾けて水をこぼす | 2 | 0 | 大問全体 |
| 2018 | 6 | 推理 | バスの乗り降りの集計表 | 2 | 0 | 大問全体 |
| 2019 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2019 | 2 | 小問集合 | 正五角形の角・3 けたの 31 の倍数・2 つの円柱容器の水・正方形と半円とおうぎ形・あめとガム | 5 | 0 | — |
| 2019 | 3 | 小問集合 | 立体の辺をたどる最短の道・3 匹のかけっこ・電卓の打ちまちがい・4 人の得点 | 4 | 0 | — |
| 2019 | 4 | 割合 | 小説を 2 日で読んだページ数 | 2 | 0 | (1)(2) |
| 2019 | 5 | 規則性 | 正六角形のタイルの層 | 3 | 0 | (2)(3) |
| 2019 | 6 | 数の性質 | 連続する 10 個の整数の中の 3 の倍数の和 | 2 | 0 | (1)(2) |
| 2020 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2020 | 2 | 小問集合 | 食塩水に水を加える・1,1,2,1,2,3… の並び・イチゴの個数の比・さいころの裏の目の積・まちがえた円周率 | 5 | 0 | — |
| 2020 | 3 | 小問集合 | 草むしりの仕事算・ウサギとカメ・三角柱の表面の最短の線・クッキーの袋分け | 4 | 0 | — |
| 2020 | 4 | 割合 | 3 つの袋のコインの移動を逆にたどる | 2 | 0 | (1)(2) |
| 2020 | 5 | 場合の数 | 格子の道を曲がる回数で数える((2) は道順をかく) | 3 | 0 | (1)(3) |
| 2020 | 6 | 規則性 | 20 枚の札の並べかえ | 3 | 0 | (2)(3) |
| 2021 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2021 | 2 | 小問集合 | シュークリームの過不足・牛と羊・果物 3 個の組み合わせ・忘れ物で 16 分・展開図の立体の体積 | 5 | 0 | — |
| 2021 | 3 | 小問集合 | 約分すると 5/21 になる分数・本のページ数・〇と●の並び・正九角形の角 | 4 | 0 | — |
| 2021 | 4 | 売買損益 | 売れ残りを値引きして売る | 2 | 0 | (1)(2) |
| 2021 | 5 | 推理 | 会話文:マスの●で数を表す(●をかく 2 問) | 5 | 0 | — |
| 2021 | 6 | 円 | 円周率とは何か・硬貨と玉で円周率を実験する | 4 | 1 | (2)(4) |
| 2022 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算 | 2 | 0 | 途中の計算 |
| 2022 | 2 | 小問集合 | 110 円と 130 円でちょうど 1000 円・タイマーの針の角・列の間の人数・部活動の割合・正三角形のうずまき | 5 | 0 | — |
| 2022 | 3 | 小問集合 | さいころを転がす・池の周りで 2 回目に出会う・方眼の中のおうぎ形・折り返しの角 | 4 | 0 | — |
| 2022 | 4 | 速さとグラフ | 自転車と休けい | 2 | 0 | 大問全体 |
| 2022 | 5 | 立体 | 立方体の切断(切り口の名前・体積・表面積の差) | 3 | 0 | (2)(3) |
| 2022 | 6 | 推理 | クラス替えの人数の表 | 2 | 0 | (2) |
2023〜2025 年度(4 大問・小問 20)
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| 年度 | 大問 | 分野 | 題材(一言) | 小問 | 記述 | 過程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算・1.57 をくくり出す・かけ算の筆算の空欄うめ | 4 | 0 | (1)(2) |
| 2023 | 2 | 一行問題 | L・mL・dL・ツルとカメ・2 科目の平均・角度・おこづかいの残り・積と和・約数が奇数個の数・5 回対戦の勝ち負け・歩く速さと時間・2 人の所持金 | 10 | 0 | — |
| 2023 | 3 | 立体 | 立方体の 8 つの角を小さな立方体で切り取る(体積・表面積・辺の長さの合計) | 3 | 0 | 大問全体 |
| 2023 | 4 | 数の性質 | 逆に並べても素数になる 2 けたの素数 | 3 | 0 | (3) |
| 2024 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算・4 をくくり出して ×1.16・アルファベットの覆面算 | 4 | 0 | (1)(2) |
| 2024 | 2 | 一行問題 | 3 つの数の比・色紙の過不足・徒歩と自転車・最大公約数で割った余り・利益・コインの表裏の得点・3 人の所持金・立方体の辺を 3 本たどる道順・円グラフと帯グラフ・半円と正三角形 | 10 | 0 | — |
| 2024 | 3 | 規則性 | 分数のカードを段に並べる | 3 | 0 | (3) |
| 2024 | 4 | 平面図形 | 会話文:大きな正方形の中の正方形と直角三角形 | 3 | 0 | (2)(3) |
| 2025 | 1 | 計算 | 四則計算・逆算・1/(1×2)+1/(2×3)+… の和・かけ算の筆算の空欄うめ | 4 | 0 | (1)(2) |
| 2025 | 2 | 一行問題 | 帯分数=1/□・ドルとユーロ・双子素数・6 で割って四捨五入・分数の並び・L 字の道の最短経路・女子が全体の 55%・円形コースの追い抜き・角度・回転体の表面積 | 10 | 0 | — |
| 2025 | 3 | 平面図形 | 平行四辺形の中の線分の比 | 3 | 0 | (2) |
| 2025 | 4 | 割合 | 会話文:調理実習のスープの塩分濃度 | 3 | 0 | (2)(3) |
- 2010・2012・2014 年度は、指示が大問の頭ではなく小問の文末(2010「考え方もかきなさい」、2012・2014「考えた過程もかきなさい」)に付いています。2015 年度からは、大問の頭に「解答用紙に途中の計算や考えた過程をかきなさい。」と書く形になりました。
資料の限界
- 資料のない年: 2011・2013 年度は問題文の資料がなく、解答だけがあります。この 2 年は大問の題材も小問の作りもわかりません。2026 年度の第 1 回・第 2 回の算数の問題は学校の 入試問題と解答用紙 の頁で公開されていますが(2026-10-06 確認)、この記事では数えていません。同じ頁に載っている 2025 年度以前の資料は解答用紙が中心で、2010〜2025 年度の問題文は市販の過去問集などで手に入れる必要があります。
- 回について: この記事で読んだのは、14 年すべて問題用紙に「第 1 回」と印刷された問題です(画像で確認)。資料には 1 年につき 1 冊しか収録されていないので、第 2 回(2 月 2 日午前)、第 1 回の算数 1 教科入試(2 月 1 日午後・60 分)、2 月 4 日の 4 科目表現力・総合の入試の算数は読めていません。4 科の第 1 回として読んだ結果で、ほかの回の作りはこの記事からはわかりません。
- 配点: 問題用紙にも解答用紙にも配点は印刷されていません。「割合」はすべて小問の数で数えたもので、配点の割合ではありません。
- 試験時間と円周率: 表紙が資料に入っている 6 年(2014・2016・2022・2023・2024・2025)で、「9:50〜10:40」「円周率は 3.14 とする。」を確かめました。ほかの 8 年は表紙が資料になく、確かめられていません。
- 図: 図・グラフは、書き起こしの中の文字の説明で読んでいます。図の細かい寸法や目もりは、図の説明に書かれていない分は確かめていません。「図のある小問」の割合も、その説明にもとづく数字です。
- 題材の一言: 大問の題材は、問題文から読み取って一言にまとめたものです。単元の分け方(たとえば「割合」と「規則性」のどちらに入れるか)は、大問の中心になっている問いで決めています。
- 傾向の見方: 「2023 年度から速さの大問がない」「作図がない」などは 3 年分での話です。2023 年度以降の 4 大問の作りが何年続くかは、資料からはわかりません。
次に使う道具 — この学校を 保存 しておくと、マイページと比較で使えます、科目と試験時間を並べて見るなら 比較。
この学校の深掘り記事: 品川女子学院中等部 国語の出題傾向|2010〜2018 年度の過去問/品川女子学院中等部の入試 2027(予定)|4 つの回・英検加点・2024〜2026 年度の結果/品川女子学院中等部 理科の出題傾向|14 年分の過去問(分野の配置と問い方を比較)/品川女子学院中等部 社会の出題傾向|16 年分の過去問(雨温図は 9 年連続)
数字はすべて過去問の書き起こしと学校の資料から数えたものです。合格可能性・お子さんとの相性・学校の優劣は扱いません(→ 資料の限界・方法論)。更新 2026-10-13。