関東中学受験データasmon.ai/kanto — 265校・出所つき保存した学校

2027 年度の 2 月 1 日、受けられる学校と午前・午後の組み方

6 年生の秋は、志望校の入試日を並べて、2 月 1 日から 5 日までと 1 月に、どの学校のどの回を受けるかを決める時期です。この記事が答える問いは一つです。2027 年度の 2 月 1 日には、どの学校を受けられるのか。午前と午後をどう組めるのか。

立場を先に書きます。2 月 1 日の組み方は、学校の名前だけでは決まりません。同じ学校でも、午前と午後に別の回を置き、科目の数も、試験時間も、合格発表の日も回ごとに違います。だから、候補の学校ごとに「時間帯・科目の型・試験時間・発表の日」の 4 つの欄を横に並べてから、午前と午後に入れる回を選びます。

例を一つ挙げます。田園調布学園中等部の 2027 年度の 2 月 1 日には、回が 2 つあります。午前の第 1 回は 4 科(国語・算数は各 50 分、理科・社会は各 40 分)、午後入試は算数 1 科(60 分)です。発表はどちらも 2 月 1 日です。同じ学校の午前と午後で、受ける科目の数も、1 科目にかける時間も違います。午前に別の学校を受けて、午後にこの学校の算数 1 科の回だけを受ける組み方もできますし、午前にこの学校を受けて、午後は別の学校に回すこともできます。こうした回の並びを、学校ごとの表から拾っていきます。

2 月 1 日に回がある学校の全体

2027 年度の募集要項で試験日を確かめた関東の 215 校(対象 265 校中)のうち、2027 年 2 月 1 日に一般の回がある学校は 152 校です。午前に回がある学校は 139 校、午後に回がある学校は 109 校で、両方に回を置く学校が 103 校あります。

2 月 1 日に回がある 152 校を学校の種類で分けると、男子校が 18 校、女子校が 59 校、共学校が 74 校、別学校が 1 校です。2 月 1 日に置かれた回は合わせて 331 あります。科目の選び方ごとに回を分ける学校があるので、回の数は校数より多くなります。組み方を比べるときは、校数で見てください。

2 月 2 日から先は、選べる学校が日を追って減ります。

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日 一般の回がある学校 午前に回がある学校 午後に回がある学校
2 月 1 日 152 校 139 校 109 校
2 月 2 日 131 校 101 校 81 校
2 月 3 日 87 校 50 校 38 校
2 月 4 日 74 校 54 校 20 校
2 月 5 日 48 校 35 校 9 校

2 月 2 日も 131 校に回があり、午後も 81 校です。2 月 3 日で 87 校になり、2 月 4 日の午後は 20 校、2 月 5 日の午後は 9 校です。2 月 1 日に入れきれなかった候補は 2 月 2 日に置けることが多く、2 月 3 日より後に受けたい学校があるなら、その回の日と時間帯を先に確かめておきます。

ここからは、2 月 1 日の回の表から拾った「型」を、学校の名前つきで見ていきます。

型 1: 同じ学校が、午前に 4 科、午後に 2 科か 1 科の回を置く

午前と午後の両方に回を置く 103 校の回の表には、「午前に 4 科、午後に科目を絞った回」という並びがあります。午後の回は、算数 1 科、国語・算数の 2 科、算数ともう 1 科目を選ぶ形などに分かれます。次の表は、2027 年度の要項の回の表からそのまま写した例です。

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学校 午前の回(科目と試験時間) 午後の回(科目と試験時間) 発表(午前/午後)
田園調布学園中等部 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 40 分) 午後入試: 算数 1 科(60 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
品川女子学院中等部 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・社理 合わせて 60 分) 算数 1 教科(60 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
日本女子大学附属中学校 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 30 分) 第 2 回: 算数 1 科(60 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
世田谷学園中学校 1 次: 4 科(国語 50 分・算数 60 分・理社 各 30 分) 算数特選: 算数 1 科(60 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
普連土学園中学校 4 科(国算 各 60 分・理社 各 30 分) 算数(50 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
山脇学園中学校 一般 A: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 30 分) 国語 1 科・算数 1 科(各 60 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
光塩女子学院中等科 4 科型(国算 各 50 分・理社 各 30 分) 総合型(60 分)・算数 1 科型(60 分) 2 月 1 日/総合型 2 月 2 日・算数 2 月 1 日
東京都市大学付属中学校 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 40 分) 第 2 回: 算数+国語または理科(各 50 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
東京農業大学第一高等学校中等部 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 40 分) 第 2 回: 算数+理科または国語(各 40 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
国学院大学久我山中学校 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 40 分) ST 第 1 回: 国語 50 分・算数 60 分 2 月 1 日/2 月 1 日
晃華学園中学校 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 25 分) 第 2 回: 国算(各 40 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
獨協中学校 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 40 分) 第 2 回: 国算(各 40 分) 2 月 1 日/2 月 1 日
広尾学園中学校 第 1 回: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 30 分) 第 2 回: 4 科(午前と同じ時間配分) 2 月 2 日/2 月 2 日
女子聖学院中学校 第 1 回: 国算(各 50 分) 第 1 回午後: 4 科(国算 各 50 分・理社 各 30 分) 2 月 1 日/2 月 1 日

この表から読めることを 3 つ書きます。

1 つ目は、表の午後の 1 科の回は、普連土学園を除いて 60 分だということです。田園調布学園・品川女子学院・日本女子大学附属・世田谷学園・山脇学園・光塩女子学院の午後の 1 科の回は、どれも 60 分です。午前の 4 科で算数に使う時間(田園調布学園・品川女子学院・日本女子大学附属・山脇学園は 50 分)より長くなります。普連土学園の午後の算数は 50 分で、午前の算数(60 分)より短くなります。同じ「算数 1 科」でも、学校によって長さが違います。

2 つ目は、午後の 2 科の回は、1 科目が午前より短いことがあることです。晃華学園と獨協の午後の国算は各 40 分で、午前の国算(各 50 分)より短くなっています。東京農業大学第一の午後も各 40 分です。午前に 4 科を受けたあとの午後に、どのくらいの長さの試験が続くかは、回ごとの試験時間を見ないとわかりません。

3 つ目は、午前と午後の並びが逆の学校や、午後も 4 科の学校があることです。女子聖学院は午前が国算、午後が 4 科です。広尾学園は午前も午後も 4 科で、時間配分も同じです。午後は科目が少ない、と決めてかからずに、候補の学校の午後の回を 1 行ずつ確かめます。

受験料も回ごとに違います。午後の 1 科・2 科の回は、午前の回より受験料が低い学校があります。田園調布学園の午後入試は 10,000 円(第 1 回は 22,000 円)、世田谷学園の算数特選は 10,000 円(1 次は 24,000 円)、獨協の第 2 回は 10,000 円(第 1 回は 25,000 円)、品川女子学院の算数 1 教科は 15,000 円(第 1 回は 25,000 円)です。山脇学園は、午後の国語 1 科が 15,000 円、算数 1 科が 25,000 円で、同じ午後でも科目によって違います。

型 2: 2 月 1 日の回が午後だけの学校

午後だけに回を置く学校は 6 校です。2 月 1 日の回の表で、回が午後だけになっている学校には、次の例があります。

午前に別の学校を受け、午後にこうした学校の回を入れる組み方ができます。神奈川大学附属の第 1 回のように、出願の締切が試験と同じ 2 月 1 日になっている回もあります。

一方、午前と午後の両方に回を置く 103 校に比べると、午後だけの学校は少数です。2 月 1 日の午後を組むときは、「午後に入試をする学校」を探すよりも、「候補の学校が午後にも回を持っているか」を型 1 の表のように要項で確かめるほうが早く進みます。

型 3: 同じ 4 科でも、試験時間の配分は学校ごとに違う

午前だけに回を置く学校は 36 校です。午前の回を 1 つ選ぶときに見るのは、科目の数と、それぞれにかける時間です。同じ「4 科」でも、国語・算数と理科・社会にかける時間の配分は学校ごとに違います。次の表は、2 月 1 日の 4 科の回の例です。

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学校 回 国語・算数 理科・社会 発表
早稲田実業学校中等部 中等部入試 各 60 分 各 30 分 2 月 3 日
桜蔭中学校 一般 各 50 分 各 30 分 2 月 2 日
フェリス女学院中学校 一般 各 50 分 各 30 分 2 月 1 日
海城中学校 一般入試① 各 50 分 各 45 分 2 月 2 日
攻玉社中学校 第 1 回 各 50 分 各 40 分 2 月 1 日
法政大学中学校 第 1 回 各 50 分 各 35 分 2 月 1 日
中央大学附属横浜中学校 第 1 回 各 50 分 各 35 分 2 月 1 日
早稲田大学高等学院中学部 一般 各 50 分 各 40 分 2 月 3 日
鷗友学園女子中学校 第 1 回 各 45 分 各 45 分 2 月 2 日
東洋英和女学院中学部 A 日程 各 45 分 各 30 分 2 月 1 日
頌栄女子学院中学校 第 1 回入試 各 40 分 各 40 分 2 月 1 日

国語・算数は、60 分(早稲田実業)、50 分(表の多くの学校)、45 分(鷗友学園女子・東洋英和女学院)、40 分(頌栄女子学院)に分かれます。理科・社会は 30 分から 45 分です。鷗友学園女子と頌栄女子学院は、4 科とも同じ長さです。

午前の試験時間が長い学校を受けると、午後の回へ移る時間が短くなります。午前の学校から午後の学校まで移れるかは、午前の試験時間と、午後の回の集合時刻(要項にある)の両方で確かめます。

午前の回も 4 科とは限りません。共立女子中学校の 2 月 1 日の回は午前の国算(各 45 分)です。実践女子学園・十文字・日本大学中学校のように、午前に 4 科(または 2 科との選択)の回を置き、同じ日に適性検査型や英語資格の回を別に置く学校もあります。

型 4: 発表の日は「2 月 1 日」「2 月 2 日」「2 月 3 日」に分かれる

2 月 1 日の結果を見てから 2 月 2 日以降の回を決めるなら、発表の日を表に書き込んでおく必要があります。回の表の発表の欄は、次のように分かれます。

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発表の日 2 月 1 日の回の例
2 月 1 日(試験と同じ日) フェリス女学院・桐朋・東洋英和女学院・攻玉社・法政大学・中央大学附属横浜・頌栄女子学院・田園調布学園・品川女子学院・世田谷学園・山脇学園 など
2 月 2 日(翌日) 雙葉・桜蔭・海城・鷗友学園女子・渋谷教育学園渋谷・早稲田・学習院女子・中央大学附属・広尾学園(第 1 回・第 2 回とも)
2 月 3 日 早稲田実業学校中等部・早稲田大学高等学院中学部

この表の「2 月 2 日」「2 月 3 日」の学校を 2 月 1 日に受けると、2 月 2 日の回はその結果を見ないまま受けることになります。2 月 2 日の回の出願をいつまでにするか、2 月 1 日の結果を待つかどうかは、組み方の中で先に決めておきます。発表の時刻は要項で確かめてください。

同じ学校の中で、回によって発表の日が分かれることもあります。

雙葉中学校の 2 月 1 日の回は、時間帯が「午前(筆記)・午後(面接)」です。立教女学院中学校の一般生の回は「終日」です。こうした学校を 2 月 1 日に受けるなら、その日の午後に別の学校の回を入れる前に、面接や試験の時刻を要項で確かめます。

型 5: 4 科・2 科のほかの形の回も、2 月 1 日に置かれている

2 月 1 日の回の表には、国語・算数・理科・社会の組み合わせでない回も並んでいます。回の形が違えば、準備も、その日の時間の使い方も違います。候補に入れるなら、同じ学校の回でも別の行に書き出します。

同じ学校の中で、教科の回と適性検査型の回を午前と午後に分ける学校もあります。江戸川女子中学校は、午前に 4 科、午後に基礎学力型(国算 各 45 分)と適性検査型(各 45 分)の回を置いています。型 4 で見たとおり、この学校の適性検査型の発表は 2 月 2 日で、教科の回(2 月 1 日)と日が違います。

2027 年度に 2 月 1 日の回を動かした学校

2027 年度の募集要項を前年と比べた 161 校のうち、要項の原文で確かめた変更点がある学校は 47 校でした。そのうち、曜日の巡りでずれただけのものを除いて、試験日か午前・午後を動かした学校は 17 校です。2 月 1 日の回にかかわる動きがあったのは、次の 6 校です。6 校とも、2027 年度は 2 月 1 日に午前と午後の両方の回を置いています。

この中に候補の学校があるなら、去年の日程表や塾の資料の日付をそのまま使わず、2027 年度の要項で日と時間帯を確かめてください。

1 月の回と、都県ごとの最初の回

1 月に入試がある学校も、通う候補として日程に並べておくと、2 月の組み方が決めやすくなります。最初の一般の回がいつかは、都県ではっきり分かれます。

東京都で試験日を確かめた 124 校のうち、117 校は最初の一般の回が 2 月 1 日、5 校が 2 月 2 日、2 校が 2 月 3 日です。神奈川県の 37 校のうち、35 校が 2 月 1 日、2 校が 2 月 2 日です。

埼玉県で 2027 年度の要項を確かめた 25 校は、すべて最初の一般の回が 1 月です。 埼玉の対象 27 校のうち、まだ 2027 年度の要項を確かめていない 2 校(東京農業大学第三高等学校附属中学校・西武台新座中学校)も、2026 年度の要項では最初の回が 1 月でした。千葉県は、確かめた 19 校のうち 13 校が 12 月以前に、6 校が 1 月に最初の一般の回を置いています。茨城県は 8 校のうち 6 校が 12 月以前、2 校が 1 月です。

東京・神奈川の学校は 2 月 1 日から、埼玉の学校は 1 月から、千葉・茨城の学校は 12 月以前か 1 月から始まります。1 月の回を並べるときは、2 月とは別の表をつくり、候補の学校の日付と時間帯を書き込みます。

決めるための順番

ここまでの型を、出願先を絞る順番に置き直します。

  1. 候補の学校ごとに、2 月 1 日の回を 1 行ずつ書き出す。 欄は「時間帯・科目の型・試験時間・発表の日」の 4 つです。型 1 の表のように、同じ学校が午前と午後に別の回を置いていれば、別の行にします。
  2. 2 月 1 日の午前の回を決める。 午前に回がある学校は 139 校で、2 月 1 日から 5 日までの中でいちばん多い枠です。4 科の回なら、型 3 の表のように時間配分も書き込みます。
  3. 2 月 1 日の午後の回を決める。 午後に回がある学校は 109 校です。候補の学校が午後にも回を持っているか、午後の回が 1 科か 2 科か 4 科か、何分かを見ます。午前の会場から午後の会場まで移れるかも、このときに地図で確かめます。
  4. 発表の日を書き込み、2 月 2 日の回を決める。 2 月 1 日の回の発表が 2 月 2 日や 2 月 3 日なら、2 月 2 日の回は結果を見ないまま受けることになります。2 月 2 日は 131 校に回があり、午後も 81 校です。
  5. 2 月 3 日から 5 日を決める。 回がある学校は 87 校・74 校・48 校と減り、午後の回は 2 月 5 日に 9 校です。受けたい学校の回が残っているかを先に確かめます。
  6. 1 月の回を並べる。 埼玉・千葉などの学校は最初の一般の回が 1 月(千葉や茨城では 12 月以前も)です。通う候補として 1 月にも並べるかを決めます。
  7. 日程を動かした学校を見直す。 2 月 1 日にかかわる 6 校が候補に入っているなら、2027 年度の要項の日付で組み直します。

最後に、組んだ表の同じ日・同じ時間帯に二つ以上の回が並んでいないか、出願の締切と入学手続きの締切が要項どおりに並んでいるかを確かめます。入学手続きの締切は、学校ごとに要項で確かめてください。

数え方と出典

次に使う道具 — 候補の学校の回を同じ帯で見るなら 日程カレンダー、科目と試験時間を並べて見るなら 比較。

この特集で使った一覧 — 2027 年度入試の変更点(新設・日程・定員・科目) / 入学手続きの締切・延納・学外の試験会場——1 月に入試がある学校


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数字は各校の募集要項・入試結果・過去問の書き起こしから数えたものです。合格可能性・学校の優劣は扱いません(→ 資料の限界・方法論)。更新 2026-10-13。