関東中学受験データasmon.ai/kanto — 265校・出所つき保存した学校

目白研心中学校の過去問分析

共学私立東京都新宿区

重要結論

  1. 算数は 6 つの大問が毎年同じ出題位置(大問の番号と順番)・同じ単元・同じ問い方で出て、数値と登場人物だけが変わります。
  2. 理科は 4 大問が物理→化学→生物→地学の順で並び、社会は地理→歴史→公民の 3 大問で、最後は国会・内閣・裁判所と憲法です。
  3. 国語は精読した 4 年では「漢字 10 問→説明文→物語文→知識」の 4 大問でした。

今週やること

  1. 2026 年度の算数の大問 2・3・4 を解いて、「(1) 基本量 →(2) 合わせる/出会う →(3) 途中で条件が変わる」の 3 段が手から出てくる状態か確かめます。
  2. 算数は同じ大問を、年度を変えて解きます(大問 3 の食塩水だけを 4 年分、大問 2 の仕事算だけを 4 年分、というやり方です)。
  3. 理科・社会は 2 科目を続けて 60 分で解き、45〜53 問を処理する時間配分を体に入れます。

分析年度: 2011〜2026 年度
入試回: 第 1 回相当
資料の範囲: 最大 11 年分
原本確認範囲(精読した年): 算数 4 年・理科 4 年・社会 4 年・国語 4 年
制約: 国語は 2024 年度以降の資料がありません。ここに書いた国語の話は 2023 年度までのもので、直近の形式は市販の過去問で確認してください(→ 13 節)。

詳しい根拠を見る
  1. 大問数の変化点
  2. 1. この学校の基本情報
  3. 2. このページでわかること
  4. 3. まず結論だけ(10 行)
  5. 4. 資料の状況
  6. 5. 一番大きな結論
  7. 6. この学校らしさが出る場所(過去問でしか掴めない題材の色)
  8. 7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)
  9. 8. 科目別の詳細
  10. 9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)
  11. 10. 形式面の注意
  12. 11. 学年別ロードマップ
  13. 12. この学校と出題構造が近い学校
  14. 13. 資料の限界

大問数の変化点

  • 社会: 3 題(2026 年度の、大問数を数えられた資料 1 冊のみ。最新の資料は 2026 年度)。前回の変化: 2023 → 2026 の間に 4 題 → 3 題(間の年は大問数を数えられていない)。変化の履歴: 2 回: 2023・2026(間隔 3)。前回の変化のときの分野の並び: 地理-地図・地形・気候|歴史-古代〜中世|歴史-近現代|公民-憲法・政治 → 地理-地図・地形・気候|歴史-近現代|公民-憲法・政治
  • 算数: 6 題(2019 年度から、大問数を数えられた資料 6 冊すべて・数えられなかった年 2021・2025。最新の資料は 2026 年度)。前回の変化: 2017 → 2019 の間に 7 題 → 6 題(間の年は大問数を数えられていない)。変化の履歴: 2 回: 2017・2019(間隔 2)。前回の変化のときの分野の並び: 計算|割合・文章題|速さ|割合・文章題|平面図形|平面図形|立体図形 → 計算|割合・文章題|割合・文章題|速さ|平面図形|立体図形

変化の間隔は過去の事実で、次の変化の時期を示すものではありません。全校の一覧は 出題の型の変化点。

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

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項目 内容
所在地 東京都新宿区
男女 共学(2009 年 4 月に共学化。それ以前は女子校)
旧称 目白女子商業学校(1944 年)、目白学園中学校・高等学校(1948 年)
入試回と日程・科目(2027 年度) 2 月 1 日午前 第 1 回(2 科・4 科)/2 月 1 日午前 適性検査(適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)/2 月 1 日午後 第 2 回(2 科・4 科)/2 月 2 日午前 第 3 回(2 科)/2 月 2 日午前 英語資格入試(国語または算数+英検の換算得点)/2 月 2 日午後 算理プレミア入試(算数・理科)/2 月 2 日午後 英語アドバンスト入試(英語プレゼンテーションと英語・日本語による質疑応答)/2 月 4 日午前 第 4 回(2 科)
試験時間・配点 第 1 回・第 2 回は国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科と社会を合わせて 60 分で各 100 点。第 3 回・第 4 回は国語 50 分・算数 50 分で各 100 点。適性検査は各 45 分・各 100 点(上位 3 位までを 3 年間特待に認定)。英語資格入試は 1 科 50 分 100 点+英検の換算得点 100 点(1 級 100 点、準 1 級 95 点、2 級 90 点、準 2 級プラス 85 点、準 2 級 80 点ほか)。算理プレミア入試は算数・理科が各 50 分・各 100 点で、得意科目 1 科目を 2 倍に換算して 300 点満点。英語アドバンスト入試は点数の配点がなく、プレゼンテーションの評価で見ます(試験時間は学校の公表資料に入っていません)
定員 日ごとの合計で示され、回別の内訳は要項に記載がありません(2 月 1 日の 3 回で 60 名、2 月 2 日の 4 回で 15 名、2 月 4 日で 15 名)

上の表は 2027 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値 / 募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

「3. まず結論だけ(10 行)」を開く(上の要約と同じ内容です)

結論

  1. 算数は 6 つの大問が毎年同じ出題位置(大問の番号と順番)・同じ単元・同じ問い方で出て、数値と登場人物だけが変わります。
  2. 理科は 4 大問が物理→化学→生物→地学の順で並び、社会は地理→歴史→公民の 3 大問で、最後は国会・内閣・裁判所と憲法です。
  3. 国語は精読した 4 年では「漢字 10 問→説明文→物語文→知識」の 4 大問でした。

家でやること 3 つ

  1. 算数は同じ大問を、年度を変えて解きます(大問 3 の食塩水だけを 4 年分、大問 2 の仕事算だけを 4 年分、というやり方です)。
  2. 理科・社会は 2 科目を続けて 60 分で解き、45〜53 問を処理する時間配分を体に入れます。
  3. 社会の最終大問(国会・内閣・裁判所と憲法) 4 年分を年度を変えて続けて解きます。

今週やる 1 つ

  1. 2026 年度の算数の大問 2・3・4 を解いて、「(1) 基本量 →(2) 合わせる/出会う →(3) 途中で条件が変わる」の 3 段が手から出てくる状態か確かめます。

注意

  1. 国語は 2024 年度以降の資料がありません。ここに書いた国語の話は 2023 年度までのもので、直近の形式は市販の過去問で確認してください(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並び・主要単元だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

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科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度・備考
算数 4 年(2022・2023・2024・2026) 7 年(2011・2012・2015・2017〜2020) 11 年(2011・2012・2015・2017〜2020・2022〜2024・2026。2013・2014・2016・2021・2025 は資料がありません) 精読した 4 年はすべて「大問 6・小問 24」。式の細部は転写に揺れがあります(2023 大問 3(2) は蒸発させた水の量が判読不能と注記)が、大問構成と題材の読み取りに支障はありません。2012・2018 は読み取り確度が低めです
理科 4 年(2022・2023・2024・2026。ほかに 2017 は大問 1 の電磁石の設問だけ確認しました) 7 年(同上) 11 年(同上) 図・表が多く、11 年中 7 年(2011・2012・2015・2019・2020・2023・2024)は読み取り確度が低めです。小問数は 16〜24
社会 4 年(2022・2023・2024・2026) 7 年(同上) 11 年(同上) 2011・2019・2024 は読み取り確度が低めです。2024 大問 2 問 11 は資料が写真のため設問の一部が欠けます
国語 4 年(2011・2012・2015・2023) 0 年 4 年(2011・2012・2015・2023。2013・2014・2016〜2022・2024〜2026 は資料がありません) 4 年しかなく、直近の 2024〜2026 は資料がありません。傾向の断定は避け、精読した 4 年の観察にとどめます
  • 収録冊子の校名は全校・全冊で照合済みです(別校の冊子が混じっていた場合はこの節に明記しています)。
  • 入試回: 転写データは 1 年につき 1 冊で、冊子の回の表記は確認できていません。以下は 第 1 回相当 として扱います。2027 年度の入試要項では第 1 回(2 月 1 日午前)・第 2 回(2 月 1 日午後)が 2 科・4 科選択で同じ試験時間・同じ配点です。第 3 回以降は 2 科(国語・算数)です。
  • 試験時間・配点(2027 年度要項・第 1 回): 国語 50 分 100 点、算数 50 分 100 点、理科・社会は合わせて 60 分で各 100 点。
  • 「毎年」「〜年連続」は原本で 3 年以上の反復を確認したものに限ります。年度×大問の題材表は上記の「精読した年」を設問文で読み直して起こしました。それ以前の年については、転写データの単元分類(大問ごとの主要単元)を数えたものだけを「転写の分類では」と断って書き、細部には触れません。
  • 満点・設問別配点は問題冊子には印刷されていません(精読した年で確認しました)。

5. 一番大きな結論

目白研心は「算数は 6 つの大問が毎年同じ出題位置・同じ単元・同じ問い方で出て、数値と登場人物だけ変わる」学校です。 理科は 4 大問が物理→化学→生物→地学の順で並び、社会は地理→歴史→公民の 3 大問で最後が国会・内閣・裁判所と憲法です。国語は精読した 4 年では「漢字 10 問→説明文→物語文→知識」の 4 大問でした。

  • 算数は精読した 4 年(2022〜2026)すべてが「大問 1 = 10 小問の計算・一行題(数行で終わる短い文章題)、大問 2 = 仕事算(仕事の全体を 1 とおく文章題)、大問 3 = 食塩水、大問 4 = 速さ、大問 5 = 平面図形、大問 6 = 立体(回転体)」で、小問 24・全問答えのみでした。大問 2 の仕事算は 2023 と 2026 で 3 問の構成が同じで((1) 2 人で一緒にすると何時間 →(2) 1 人が先に 15〜30 分やって残りを 2 人で →(3) 途中から 2 人になって全部で 4〜5 時間、2 人でやったのは何時間)、数値と名前だけが違います。大問 3 の食塩水は 4 年とも「(1) 食塩(または水)の量 →(2) A と B を全部混ぜると何% →(3) 蒸発・追加で濃さを合わせる」の 3 段です。転写の分類でも 2011 年以降の 11 年すべてで仕事算と食塩水が大問に含まれ、6 大問の顔ぶれは動いていません(原本で確認したのは 4 年分です)。
  • 理科は 4 大問・16〜24 問です。精読した 4 年はすべて物理→化学→生物→地学の並びで、転写の分類でも 11 年同じ並びでした。ただし各分野の中の単元は年ごとに入れ替わり(物理は光→ふりこ→空気と水の性質→電磁石)、算数のような同じ問題の反復は見つかりません。記述は 2023 に 2 問、他の 3 年は 0 問です。
  • 社会は 3 大問(2023 のみ歴史が 2 つに割れて 4 大問)・25〜29 問です。地理は都道府県・県庁所在地・雨温図・海流、歴史は縄文から戦後までの通史を 1 本の文章で、公民は 4 年連続で国会・内閣・裁判所でした。記述は精読した 4 年でゼロ、字数指定もありません。
  • 国語は精読した 4 年とも「大問 1 漢字(読み 5・書き 5)→説明文→物語文→知識(敬語・慣用句・文法)」でした。記述は年 3〜5 問で 15〜50 字の字数指定つきです。

したがって過去問の使い方は科目で分けます。算数は「同じ大問を、年度を変えて解く」(大問 3 の食塩水だけを 4 年分、大問 2 の仕事算だけを 4 年分…)がいちばん効き、「出る問題を覚える」使い方が成立します。理科・社会は「理社合わせて 60 分で 45〜53 問を処理する時間配分」と「4 分野・3 分野の並びと設問形式に慣れる」用途に使い、単元は全分野をひととおり学んで埋めます。国語は「字数指定つきの記述を本文の言葉で組み立てる」練習の素材として使います。

科目横断の要点

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科目 形式の固定度 中身の性格 過去問で取り組む練習
算数 非常に高い。大問 6・小問 24・50 分・答えのみ(精読した 4 年で不変。転写の分類では 11 年中 10 年が 6 大問、小問 22〜24) 同じ出題位置に同じ単元・同じ問い方。大問 2 仕事算・大問 3 食塩水・大問 4 速さ・大問 6 回転体は数値替え。大問 1 の (1)〜(5) は計算 5 型が並びまで同じ 大問 2・3・4 の「3 段」の手順(基本量→合わせる→途中で条件が変わる)と、大問 6 の回転体(体積→表面積)
理科 高い。4 大問・物理→化学→生物→地学(精読した 4 年。転写の分類でも 11 年) 分野の出題位置は固定、単元は年ごとに入れ替わる。記号選択 6 割・短答(語句や数値を短く答える形式)4 割、記述は 0〜2 問。表・グラフ・図つきの小問が半分以上 4 分野の基本を「表・グラフから読む」形で(電磁石のクリップ数の表、状態変化のグラフ、溶解度、星の動き)と、理社 60 分の配分
社会 高い。3 大問・地理→歴史→公民(精読した 4 年。転写の分類では 11 年中 10 年が 3 大問) 地理は都道府県・雨温図・海流・地図記号、歴史は 1 本の文章で通史 10〜13 問、公民は国会・内閣・裁判所と憲法条文。記述ゼロ・記号と漢字短答が半々 国会・内閣・裁判所・憲法条文の穴埋め(4 年連続の最終大問)と、都道府県・県庁所在地・雨温図の同定
国語 精読した 4 年では高い。4 大問(2012 のみ 5)・30〜35 問・50 分 漢字 10+説明文+物語文+知識 2〜5 問。記述は「本文の言葉を使って」「〜につながる形で」の字数指定つき 15〜50 字の記述を本文の語で組む練習と、漢字 10 問・敬語・慣用句。ただし 2024 年以降は資料がない

科目ごとに競技が違います。算数は「毎年同じ 6 題の手順を再現する」試験、理科・社会は「60 分を分け合いながら記号と用語を正確に処理する」試験、国語は「字数指定の記述と 4 択」の試験です。


6. この学校らしさが出る場所(過去問でしか掴めない題材の色)

  • 自校の名前と土地が問題に入ります。算数 2026 大問 1(7) と大問 4 の登場人物は「研心君」「桐子さん」です。理科 2023 大問 2 は「めじこちゃんとけんしんくん」がムラサキイモのホットケーキを作る会話文(重そうのアルカリで色が変わる)。社会 2023 大問 3 は「小学生の目白さんと先生」の会話で選挙の歴史、社会 2026 大問 2 は学校のある新宿区落合地域の考古(敷地内の落合式土器)・平将門と源義家の伝承・自性院の招き猫伝説・北条氏の支配から通史に入り、後半はサッカーの歴史(1858 年の条約と居留地・1930 年の第 1 回ワールドカップ)で近現代を通します。
  • 社会の地理は「島根県」が続きます。2022 大問 1(出雲大社のある県の観光客数の推移→県名)、2024 大問 1(島根県の説明を選ぶ・県庁所在地を漢字で)、2026 大問 1(松江城→県名)。精読した 4 年中 3 年で島根県が答えになりました。中国・四国地方の断面図(2022)や中国山地(2023)も含め、山陰・瀬戸内が地理の入口になりやすいように見えます。
  • 社会の歴史は「身近なテーマで通史」です。2022 は日中国交正常化 50 年、2024 は新紙幣(渋沢栄一)、2026 はサッカーと落合の地域史。1 本の文章に縄文から戦後までの下線を引き、10〜13 問で時代を横断します。人物の自己紹介文から誰かを当てる形(2022 日蓮ほか 3 人・2024 平安の人物)が 2 回ありました。
  • 理科は「生活の場面から入る実験」です。ホットケーキ(2023)、茶葉で見る対流(2024)、フラスコから出る白い湯気(2026)、うでを曲げて筋肉を触る(2026)、地球温暖化と二酸化炭素の年数計算(2024)。教科書の単元名より、身近な現象から知識を選ばせる作りに見えます。
  • 算数は「西暦の計算」と「学校名入りの文章題」です。大問 1 の (1) か (4) に 2022・2023・2024 の 3 年連続で西暦が入りました(2026 は無し)。大問 4 の池の周回は 2026 で「桐子さんは自転車で時速 20km、研心君は走って分速 200m」と単位を変えて出しています。

7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。過去問を使った算数の出題位置縦断は小 6 の夏以降が目安です。学年別の道筋は 11 節にまとめました。

各項目の根拠(年度ごとの題材・設問文)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。

  1. [週末 60 分] 算数・大問 3 の食塩水を 4 セット(2022〜2026 の 4 年分)年度を変えて — 2022「5% 300g の A と 10% 200g の B」、2023「10% 150g の A と 16% 200g の B」、2024「6% 100g の A と 3% 200g の B」、2026「15% 240g の A と 5% 360g の B」。(1) 食塩の量(2023 は水の量)、(2) 全部混ぜた濃さ(2024 は混ぜてさらに食塩 20g)、(3) 水を蒸発させて/水を加えて/食塩を加えて濃さを指定の値に、の 3 段が 4 年同じです。「食塩水 A と食塩水 B をすべて混ぜると何%」の一文は 2022 と 2026 でほぼ同文です。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数・大問 2 の仕事算 — 2023「A 6 時間・B 12 時間」と 2026「太郎 7 時間 30 分・花子 3 時間 45 分」は 3 問の構成が同じです(一緒に→1 人が先に 30 分/15 分→途中から一緒に 5 時間/4 時間)。2024 は 3 人(A 20 分・B 30 分・B と C で 18 分→C 1 人は何分→順番にやって 27 分)、2022 は「240L の水そうに毎分 10L 入れながらポンプで抜く→ポンプ 2 個で何分」の給排水です。仕事の全体を 1 とおくか最小公倍数でおくかを決めて、毎回同じ手順で解きます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・大問 4 の速さ — 2024「1 周 3.3km の池、毎分 60m と 50m」と 2026「1 周 8km の池、時速 20km の自転車と分速 200m」が同じ 3 段(1 周の時間→逆方向で出会う/後から追いかけて追いつく→途中で向きを変える/逆方向で出会う)です。2022 は通過算(160m の急行が人・特急・300m のホームを通過)、2023 は 20km 先のショッピングセンターへ車と電動アシスト自転車で向かうグラフ読みです。池の周回は「同方向=差で追いつく・逆方向=和で出会う」を単位換算(時速→分速)込みで練習します。(確認: 〜2026 年度)
  4. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の 10 枠 — (1) 整数の四則、(2) 帯分数 3 項の加減、(3) 帯分数の乗除、(4) □ を求める逆算(□ にあてはまる数を求める計算)、(5) 分配法則でまとめる小数計算、の 5 型が 4 年とも同じ並びです。(1)・(4) には 2022「2022÷(400−□×9)=6」、2023「2023÷(20−6÷□)+1=120」、2024「2024−24×35」と西暦が仕込まれます(2026 は無し)。(5) は 2024「51×0.11+51×0.22+51×0.33+51×0.44」、2026「1.6×9+2/5×12−0.8×4」。続く (6)〜(10) は、数の性質(「□ で割っても △ で割っても ○ あまる整数は何個」)が 4 年連続(2022 は「2 で割り切れるが 3 で割り切れない」、2023「4 でも 6 でも 3 あまる」、2024「6 でも 8 でも 5 あまる 3 けた」、2026「8 で割ると 6 あまり、14 で割ると 12 あまり…」)、カードで 3 けたの整数を作る場合の数が 3 回(2022・2023・2026)、売買損益 3 回(2022・2024・2026)、単位換算(m³→cm³、km²→m²)2 回、本のページの割合 2 回(2023・2024)、平均算(2026)、数列(2026「8, 13, 18, … 303 は何番目」)、過不足算(2022)です。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週末 60 分] 算数・大問 6 の回転体と大問 5 の線分比 — 大問 6 は 2022「長方形を AB を軸に回した体積が 125.6cm³ → AB の長さ・表面積」、2023「長方形を PQ を軸に回す→体積・表面積」、2026「斜辺 10cm の直角三角形を軸のまわりに回す→体積・表面積」、2024 だけ「直方体を組み合わせた立体に半径 2cm の円柱の穴→体積・表面積」です。大問 5 は 2022 長方形・2023 正方形・2024 平行四辺形の中の線分比と面積(「BD は BG の何倍」「BG:GH をもっとも簡単な整数の比で」)、2026 は半円と長方形の斜線部の周・面積です。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会・最終大問の国会・内閣・裁判所と、地理の同定 — 2022 三権分立(内閣が総辞職する場合・裁判所・違憲審査権を漢字で)、2023 大問 4(選挙権 18 歳・衆参の違い・厚生労働省・裁判員制度)、2024 G7 サミットから(EU を「アルファベット 2 文字」・安全保障理事会・内閣の誤り・憲法 9 条は「第何条」・選挙年齢と被選挙年齢)、2026 憲法 64 条ほかの条文抜粋(語群から選ぶ・両院を漢字で 2 つ・法律を公布するのは誰か・最高裁の X・Y 正誤)。4〜5 問ですが 4 年連続で同じ論点です。地理は都道府県名・県庁所在地(2023「本州で最も西の県」「北陸で県名と県庁所在地が違う県」、2024「島根県の県庁所在地を漢字で」、2026「松江城のある市を県庁所在地とする県」)、雨温図(2022 福島浜通り・2026 彦根)、海流(2024 空欄・2026 高知沖の暖流を漢字で)、地図記号(2026 城跡)、統計表(2022 果実・2026 米の上位 5 県)、グラフ(2023 北海道への交通手段・2024 漁業別漁獲量と年齢別人口)を同定できるようにします。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 理科・社会の 60 分配分と、理科 4 分野の「表・グラフつき」基本 — 理科 20〜24 問+社会 25〜29 問=45〜53 問を 60 分で解きます。理科は表・グラフを読む計算(2022 溶解度の濃度%・2023 ふりこの表・2024 二酸化炭素の年数・2026 電磁石の表と状態変化のグラフ)を後回しにし、社会の記号・漢字短答を先に片づける配分が現実的です。素材は電磁石(2017・2026 に同じ「電池の数×巻き数→クリップの数」の表)、状態変化のグラフ(2026)、溶解度(2022)、ふりこの条件(2023)、光合成の実験手順の理由(2024 アサガオ・2023 ヘチマ)、星座と日周運動(2023・2026)、金星の見え方(2024)です。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・漢字と字数指定つき記述 — 漢字は読み 5・書き 5 を毎日。書き取りは「タイソウ・オギナウ・センモン」級の小学校配当漢字を送り仮名込みで練習します。記述は、指示語の内容と理由を本文の 1〜2 文から抜き取って字数に収め、「〜ということ」「〜から」で締めます。実際の指定は 2023「三十〜四十字」「四十〜五十字」「二十〜二十五字」「二十五〜三十字」、2015「十五字以内」「三十字以内」「三十五字以内」「四十五字以内」で、「本文の言葉を使って」「〜につながる形で」の指定が両年で反復します。ただし 2024 年以降は資料がありません。(確認: 〜2023 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・100 点・大問 6・小問 24・答えのみ)

年度×大問の題材表(原本で精読した 4 年)

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年度 大問 1(10 小問) 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2026 計算 5+売買損益(880 円の 3 割 5 分引き)・平均算(研心君の 4 教科)・数の性質(8 で割ると 6 あまり…)・場合の数(1〜9 のカードで 3 けたの偶数)・数列(5 ずつ増える列で 303 は何番目) 仕事算(太郎 7 時間 30 分・花子 3 時間 45 分/一緒に→花子が先に 15 分→途中から一緒に 4 時間) 食塩水(15% 240g と 5% 360g/A の食塩→混ぜて何%→蒸発して 15%) 速さ(1 周 8km の池、時速 20km の自転車と分速 200m/1 周の時間→5 分後に追いかけて追いつく→逆方向で出会う) 半円と長方形の斜線部(周・面積・線分 ME) 回転体(斜辺 10cm の直角三角形を軸のまわりに→体積・表面積)
2024 計算 5((1) 2024−24×35)+単位換算(km²→m²)・売買損益(25% 引きで 2700 円→定価)・割合(220 ページの 3/11)・数の性質(6 でも 8 でも 5 あまる 3 けた)・速さ(時速 40km で 3 時間→時速 45km なら) 仕事算(A 20 分・B 30 分・B と C で 18 分/A と B で→C 1 人で→A 10 分のあと B・C 順に 27 分) 食塩水(6% 100g と 3% 200g/B の食塩→混ぜて食塩 20g 追加→B を蒸発させて 5%) 速さ(1 周 3.3km の池、毎分 60m と 50m/1 周の時間→逆方向で出会う→途中で反対向きに) 平行四辺形の対角線と線分比(BD は BG の何倍→DH→BG:GH) 直方体を組み合わせた立体に半径 2cm の円柱の穴(体積・表面積)
2023 計算 5((4) 2023÷(20−6÷□)+1=120)+速さ(時速 4.2km で 1960m 先の駅に 7 時 12 分着)・割合(本を 3 日で読む残り)・場合の数(1・2・3・5・8 のカードで 3 けた)・数の性質(4 でも 6 でも 3 あまる)・和差算(分母と分子の和 31・差 7) 仕事算(A 6 時間・B 12 時間/一緒に→A が先に 30 分→途中から一緒に 5 時間) 食塩水(10% 150g と 16% 200g/B の水→A から蒸発→B に食塩を加えて 20%) 速さとグラフ(20km 先のショッピングセンターへ車と電動アシスト自転車/車の時速→出会った地点→すれちがい) 正方形の中の線分比(ED:AD→ED:DG→正方形の面積) 回転体(長方形を PQ を軸に→体積・表面積)
2022 計算 5((4) 2022÷(400−□×9)=6)+単位換算(m³→cm³)・売買損益(2 割の利益→定価の 20% 引き)・場合の数(1・1・2・2・3 のカードで 3 けた)・数の性質(2 で割り切れ 3 で割り切れない)・過不足算(チョコレート 6 個ずつ 4 個あまる) 給排水(240L の水そうに毎分 10L 入れながらポンプで抜く/80 分で入れた量→ポンプの毎分→ポンプ 2 個で何分) 食塩水(5% 300g と 10% 200g/A の食塩→混ぜて何%→B に水を加えて 4%) 通過算(160m の急行 秒速 20m/人の前を通過→秒速 25m の特急とすれちがう→300m のホーム) 長方形の中の線分比(EI:IC→EH:HC→三角形 DIH の面積) 回転体(長方形を AB を軸に回した体積 125.6cm³→AB の長さ・表面積)

転写の分類(2011〜2020)では、大問の主要単元は 2011「四則・割合・仕事算・食塩水・平面図形・立体」、2012「四則・集合・仕事算・食塩水・平面図形・立体」、2015「四則・仕事算・速さ・食塩水・角度・回転体」、2017「四則・仕事算・速さ・食塩水・角度・円とおうぎ形・回転体」(この年だけ 7 大問)、2018「四則・仕事算・速さ・食塩水・角度・図形の移動」、2019「四則・仕事算・食塩水・速さ・平面図形・回転体」、2020「四則・仕事算・速さ・食塩水・図形の移動・立体」でした。仕事算と食塩水は 11 年すべて、速さは 2015 以降の 9 年すべて、回転体は 11 年中 6 年です。並び順は 2019 と 2022 以降が「2 仕事・3 食塩・4 速さ」で、2015〜2018・2020 は「3 速さ・4 食塩」と入れ替わっています。

大問 1 の 10 枠(原本で精読した 4 年)

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位置 内容 内訳
(1) 整数の四則 4/4。2024 は「2024−24×35」
(2) 帯分数 3 項の加減 4/4
(3) 帯分数の乗除 4/4
(4) □ を求める逆算 4/4。2022・2023 は西暦入り
(5) 分配法則でまとめる小数計算 4/4
(6)〜(10) 入れ替わり枠 数の性質(あまりの共通・倍数の個数)4/4、場合の数(カードで 3 けた)3/4、売買損益 3/4、単位換算 2/4、割合(本のページ)2/4、速さの一行題 2/4、平均算・数列・和差算・過不足算 各 1

頻出単元と周期

  • 毎年(精読した 4 年+転写の分類 11 年): 計算 5 型、仕事算、食塩水、平面図形(線分比・面積)、立体(回転体または柱体の体積・表面積)。速さは 2015 以降毎年です。
  • 出題位置ごとの問い方: 大問 2〜4 は 3 小問で「(1) 基本量 →(2) 合わせる/出会う →(3) 途中で条件が変わる」の 3 段。大問 5 は 3 小問で「比→比→面積(または長さ)」。大問 6 は 2 小問で「体積→表面積」(2022 のみ「長さ→表面積」)です。
  • 同じ問い方の反復(原本で確認): 大問 2 の 2023 と 2026 は 3 問とも構成が同じです。大問 3(2)「食塩水 A と食塩水 B をすべて混ぜると何%の食塩水ができますか」は 2022 と 2026 でほぼ同文です(2024 は「混ぜ合わせてできた食塩水に食塩 20g を溶かして」と一段足しています)。大問 4 の 2024 と 2026 は「池の周回」の 3 段が同じです。
  • 近年集中: 池の周回(2024・2026)、平行四辺形・正方形・長方形の中の線分比(2022・2023・2024)、回転体(2022・2023・2026)。
  • 近年途絶: 大問 5 の角度(2018 が最後)、図形の移動(2020 が最後)。

問い方の特徴

  • 全大問が「短い導入文+(1)(2)(3)」(大問 6 は 2 問)です。(1) は基本量を出すだけなので、大問 2〜6 の (1) を全部拾うと 5 問になります。
  • 大問 3 の食塩水は「食塩の量を先に出す」流れが (1) で誘導されます。(3) は「蒸発」「水を加える」「食塩を加える」の 3 操作のどれかで、比か面積図で処理します。
  • 大問 4 の池の周回は「1 周の時間」を最初に出させ、(2)(3) で同方向・逆方向を問います。時速と分速が混ざります(2026)。
  • 大問 6 の回転体は「円柱・円すいの体積の和・差→表面積は側面積の計算」です。円周率 3.14 の計算は分配法則でまとめて最後に 1 回で済ませます。

8-2. 理科(社会と合わせて 60 分・100 点・4 大問・小問 16〜24・記述 0〜2)

年度×大問の題材表(原本で精読した 4 年)

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年度 大問 1(物理) 大問 2(化学) 大問 3(生物) 大問 4(地学)
2026 電磁石(会話文の空らん:方角・磁石の性質・電流の向きと極・金属・語句/ストローに導線を巻いた模式図/電池の数×巻き数とクリップ数の表の X/クリップ 18 個の組み合わせを 2 通り) 状態変化(−10℃ の氷を枝付きフラスコで加熱したグラフの X・Y の温度/あわの正体/BC 間の様子/白い湯気/管の先の温度) 骨と筋肉(うでを曲げたときの筋肉/関節と筋肉の空らん/骨の役割の○×/筋肉の縮みと動き) 夏の星座(はくちょう座の 1 等星/天の川/織姫・彦星の星座と名前/アンタレスの星座/日周運動の空らん)
2024 空気と水の性質(注射器での体積変化と手ごたえ/水をあたためる実験の○×/茶葉の動く向き/最初に温度が上がる位置/空気の動きを見せる工夫) 地球温暖化と気体(温暖化の影響/あ〜う の物質名/3 兆トンと年 320 億トンから年数/水素の発生と集め方) ふ入りのアサガオの光合成(暗室に置いた理由/エタノールにつけた理由/直接火を近づけない理由/ヨウ素液の色/ふとアルミはくの部分から分かること) 太陽と金星(北極上空から見た地球で南中・日没の位置/方角/金星の位置と明けの明星・宵の明星/見える方角)
2023 ふりこ(最も速い位置/表の X・Y を小数第 1 位まで/周期を短くする操作/10 往復を測る理由〈記述〉/ふりこを利用したもの) むらさきいものホットケーキ(会話文:酸・アルカリ/色をもどす液/二酸化炭素の性質のまちがい/二酸化炭素の発生) ヘチマの受粉とジャガイモ(おばな・めばな/実がならなかった理由〈記述〉/種子のスケッチ/ジャガイモの芽と根/いもは体のどこ/なかまのふやし方の空らん 4) 星の動き(半球の図で方角/北極星/北の空の星の動き/星座 D の名前/南の空の動き/星座の説明)
2022 光(直進・反射の空らん/反射角/鏡を 15° 回した反射角/方眼上の鏡で P から Q に届く点/d で反射して R に届く出発点) 溶解度(20℃ の水 100g に固体 A/固体 B 7g に必要な水/80℃ の飽和水溶液の濃度%/20℃ に冷やして出る量/温度差の小さい物質の取り出し方) 食物連鎖(食べる・食べられる/こん虫の説明/光合成の空らん/植物が増えたときの数量の変化/花のみつを吸う口) 気象(2 日分の気温グラフから天気/9 日のできごと/30℃ の飽和水蒸気量とつゆ/しつ度のグラフ/気温の測り方)

転写の分類(2011〜2020)でも大問 1 は電磁石(2011・2012・2017)・ふりこ(2015)・電気回路(2018)・ばね(2019)・電流(2020)、大問 2 は燃焼(2011・2015)・水溶液(2012)・中和(2017)・気体(2018・2019)・質量保存(2020)、大問 3 は生態系(2011)・人体(2012)・種子(2015)・植物(2017・2018・2020)・動物の誕生(2019)、大問 4 は星座(2011)・流水(2012)・地層(2015・2017)・太陽(2018)・月(2019)・地震・火山(2020)でした。物理→化学→生物→地学の並びは 11 年すべてです(原本で精読したのは 4 年)。

頻出単元と周期

  • 物理: 電磁石 4 回(2011・2012・2017・2026)が最多、電気回路・電流 2 回(2018・2020)、ふりこ 2 回(2015・2023)、ばね(2019)、光(2022)、空気と水の性質・熱(2024)。
  • 化学: 気体の性質 3 回(2018・2019・2024)、燃焼 2 回(2011・2015)、水溶液の性質 2 回(2012・2023)、中和(2017)、質量保存(2020)、溶解度(2022)、状態変化(2026)。
  • 生物: 植物のつくりとはたらき(光合成・受粉・発芽)が 6 回(2015・2017・2018・2020・2023・2024)で全科目を通じて最も繰り返されます。人体 2 回(2012・2026)、生態系・食物連鎖 2 回(2011・2022)、動物の誕生(2019)。
  • 地学: 星・星座 3 回(2011・2023・2026)、地層 2 回(2015・2017)、太陽・惑星 2 回(2018・2024)、月(2019)、流水(2012)、地震・火山(2020)、気象(2022)。
  • 同じ実験設定の再登場(原本で確認): 電磁石の「電池の数と巻き数を変えて引きつけるクリップの数を調べた表」は 2017 大問 1(4)(電池 2 個でクリップ 30 個には巻き数を何回に)と 2026 大問 1(7)(8)(表の X/18 個引きつける組み合わせを 2 通り)で同じ設定です。9 年おきなので周期とは言えませんが、電磁石の表の読み方は 1 つ持っておく価値があります。

問い方の特徴

  • 各大問は「実験・観察の導入文(近年は会話文や説明文の空らん)+選択 3〜5 問+短答 1〜3 問」です。表・グラフ・図つきの小問が半分以上あります。
  • 「実験手順の理由」を選ばせる問いが 2023(10 往復を測る理由・記述)と 2024(暗室に置いた理由・エタノールの理由・火を近づけない理由・選択)に集中しています。「対照実験で何が分かるか」(2024 アサガオ・2023 ヘチマ)も同じ系統です。
  • 計算は年 1〜3 問です: 反射角(2022)、溶解度の濃度%(2022)、ふりこの表の平均(2023)、二酸化炭素の年数(2024)、状態変化のグラフの温度(2026)。
  • 天体は「図で位置→方角・動き」を選ぶ形です(2023 半球図、2024 北極上空図と金星、2026 夏の星図)。

8-3. 社会(理科と合わせて 60 分・100 点・3 大問・小問 25〜29・記述なし)

年度×大問の題材表(原本で精読した 4 年)

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年度 大問 1(地理) 大問 2(歴史) 最終大問(公民)
2026 〔1〕城めぐり(松江→島根県/高知沖の暖流を漢字で/彦根の雨温図/丸亀・姫路の工業 X・Y 正誤/城跡の地図記号/城下町)〔2〕米(上位 5 県の表/やませ/米どころの平野/備蓄米) 〔1〕落合地域の歴史(縄文・弥生/奈良の語の組み合わせ/国風文化/鎌倉/能/秀吉の誤り)〔2〕サッカーの歴史(1858 年の条約と居留地/日英関係/漢字 2 字/1930〜40 年代/戦後の X/三・一独立運動) 憲法条文の抜粋(64 条ほか/語群から 3 つ/両院を漢字で 2 つ/法律を公布するのは誰か/最高裁の X・Y 正誤)
2024 〔1〕漁業(海流の空らん/日本海/漁業別漁獲量のグラフ/宮城県の説明/白神山地/年齢別人口の資料/養殖の地域 B・C/インバウンド)〔2〕島根県(説明文を選ぶ/県庁所在地を漢字で/県名) 〔1〕新紙幣(縄文/飛鳥/漢字 2 字/平安の人物の自己紹介/鎌倉の並べ替え/雪舟/戦国/秀吉/江戸の誤り/明治の誤り/岩倉使節団の写真)〔2〕渋沢栄一(与謝野晶子の詩→戦争/文化史の組み合わせ) G7 広島サミット(EU をアルファベット 2 文字/安全保障理事会/内閣の誤り/憲法 9 条は第何条/選挙年齢と被選挙年齢)
2023 日本の地形と交通(山地の割合/県名を漢字で/祭りの写真/津軽海峡/北海道/北海道への交通手段グラフ/中国山地/九州の誤り探し/本州最西端の県/瀬戸内の県/敦賀の原発/北陸の県庁所在地) 大問 2: 4 つの短文(モースの貝塚/法の並べ替え/寺院を漢字で/御恩と奉公/地図で場所)+大問 3: 目白さんと先生の会話で選挙の歴史(関ヶ原/明治の誤り/大正デモクラシー/選挙権の拡大/GHQ) 大問 4: 三権分立(空らん/選挙権は何歳から/衆参の誤り/厚生労働省/裁判員制度)
2022 【1】東京五輪の会場(福島浜通りの位置と雨温図/京浜工業地帯を漢字で/天竜川/アイヌ)【2】中国・四国の断面図(瀬戸内海/果実の表/島根県の観光客数→県名/X 川の名前と流れの向き) 【1】人物の自己紹介 3 人(日蓮ほか/元寇・別荘・人々の呼び名/並べ替え/新しい都の位置)【2】日中国交正常化 50 年(堺・長崎/参勤交代を追加した将軍を漢字で/八幡製鉄所と地図/戦争終結の日付) 三権分立(空らん 2 つを漢字で/国会の誤り/内閣総辞職の場合の誤り/裁判所の正しいもの/権限を漢字で)

転写の分類(2011〜2020)でも大問 1 は都道府県の同定(2011〜2019 の 7 年)→2020 は戦後・現代、大問 2 は平安(2012・2019)・飛鳥奈良(2015・2017・2020)・原始古代(2018)・史料(2011)、最終大問は三権分立(2012・2018)・財政(2015)・日本国憲法(2017・2019)・地方自治(2020)・戦後(2011)でした。地理→歴史→公民の並びは 11 年中 10 年です(2020 のみ大問 1 が戦後・現代の分類)。

頻出テーマと周期

  • 地理は都道府県の同定が 4 年連続です(県名・県庁所在地を漢字で/説明文から県を選ぶ/地図で位置)。雨温図 2 回(2022・2026)、海流 2 回(2024・2026)、統計表・グラフは精読した 4 年すべて、島根県 3 回(2022・2024・2026)、地図記号(2026)。転写の分類では 2011〜2019 も大問 1 の主要単元が都道府県の同定でした。
  • 歴史は 1 本の文章で通史(10〜13 問)です。縄文 3 回(2023・2024・2026)、秀吉 2 回(2024・2026)、並べ替え 3 回(2022・2023・2024)、人物の自己紹介 2 回(2022・2024)、雪舟 2 回(2022 選択肢・2024)、日英・日中の対外関係(2022・2026)。転写の分類では 2011〜2020 の主軸が飛鳥・奈良と平安に寄ります。
  • 公民は国会・内閣・裁判所が 4 年連続です。憲法条文(2024 の 9 条・2026 の 64 条ほか)、選挙年齢(2023・2024)、裁判員制度(2023)、違憲審査権(2022)、国際(2024 の EU・国連)。
  • 前年の出来事を導入文に使います: 2022 東京五輪と日中国交正常化 50 年、2024 新紙幣と G7 広島サミット、2026 備蓄米(精読した 4 年中 3 年)。単独では問われず、制度・地理・歴史の設問に翻訳されます。

問い方の特徴

  • 各大問は「文章(〔1〕〔2〕の 2 本が多い)+下線部の選択・短答」です。記述はゼロで、選択は「正しいもの/誤っているものを 1 つ」が中心です。
  • 短答は「漢字で」「漢字 2 字で」の文字種指定つきです。答えは県名・都市名・人名・制度名・条文の語です。
  • 2026 に「文 X・Y の正誤の組み合わせ」が地理・公民に 1 問ずつ入りました(2022〜2024 には無し)。
  • 資料は位置を選ぶ地図・雨温図・統計表・グラフ・写真です。地形図の本格的な読図は精読した 4 年で見当たりません。

8-4. 国語(50 分・100 点・4 大問・小問 30〜35。2011・2012・2015・2023 の 4 年のみ)

資料が 4 年しかなく、直近の 2024〜2026 はありません。以下は精読した 4 年の観察で、現在の設問構成は市販の過去問で確認してください。

年度×大問の題材表

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年度 大問 1 大問 2(説明文・随筆) 大問 3(物語文) 大問 4(知識) 設問計・記述
2023 漢字 読み 5・書き 5 「老いる」ことと本能・知能(理由記述 30〜40 字/接続語 A〜D/4 択/四字熟語/内容説明 40〜50 字/内容合致) 台風の日の家族・茅ヶ崎のてっちゃん(4 択/内容説明 20〜25 字/抜き出し 10 字以内/理由記述/四字熟語の空らん/内容説明 25〜30 字/表現の説明) 敬語 2・慣用句 3 30・記述 5
2015 漢字 読み 5・書き 5 ラフレシアのにおいとハエ(4 択/抜き出し 初めと終わりの五字/接続語の組み合わせ/抜き出し 14 字・5 字/語句の用法/段落の説明/記述 30 字以内・35 字以内/内容合致) サッカーのセレクションと父子(記述 15 字以内/4 択/気持ちの選択/記述 25 字以内/記述 45 字以内/抜き出し 2 か所) 慣用句 3・敬語 2 34・記述 5
2012 漢字 読み 5・書き 5 若者言葉と方言(抜き出し/空らん/○×/段落番号/抜き出し 5 字以内×3/接続語/4 択/まとまり分け/内容合致) パパとの旅行(記述/4 択/理由の短答/抜き出し 初めと終わりの五字/語句の意味/記述/内容の 4 択) 大問 4 部首 2・大問 5 接続語 3 35・記述 2
2011 漢字 読み 5・書き 5 和時計(抜き出し 5 字/接続語/4 択/抜き出し 21 字・12 字・15 字/記述 25 字前後) 『チームふたり』(記述 30 字以内/抜き出し 5 字/記述/気持ちの 4 択/抜き出し/理由記述 2 欄/慣用句/4 択) 係り受け・宮沢賢治の作品 33・記述 4

精読した 4 年でぶれない要素

  • 大問 1 は「①〜⑤の漢字には読みをひらがなで記し、⑥〜⑩のカタカナは漢字に直しなさい」で読み 5・書き 5 です(2015 と 2023 は導入文がほぼ同文)。
  • 読解は説明文・随筆 1 本+物語文 1 本です。物語は家族(父と子)と部活・スポーツの場面が 4 年中 3 年(2011 ダブルスを組む部活の 2 人、2015 サッカーのセレクション、2023 台風の日の家族)。説明文は生き物・言葉・道具の身近な題材(和時計・若者言葉・ラフレシア・老い)です。
  • 接続語の空らん補充は精読した 4 年すべてにあります。「本文の内容と合っているもの」が 3 年(2012・2015・2023)。
  • 記述は年 2〜5 問で、「本文の言葉を使って」「『〜ということ』につながる形で」の条件と字数指定つき(15〜50 字)です。
  • 知識大問は敬語(2015・2023)・慣用句(2015・2023)・文法(2011 係り受け・2012 接続語)・部首(2012)・文学作品(2011 宮沢賢治)です。

9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の単元分類(2011〜2026 の 11 年)で大問の主要単元として数えたものです。精読していない年の細部は保証できません。

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科目 単元 大問で出た年(転写の分類) 最終確認年度 状況
算数 大問 5 の角度 2015・2017・2018 2018 2019 以降は面積・線分比が続き 7 年空き。2026 の半円と長方形は角度ではなく周と面積
算数 大問 5・6 の図形の移動 2018(大問 6)・2020(大問 5) 2020 2020 を最後に 6 年空き
算数 大問 6 の直方体・柱体(回転体でない年) 2011・2012・2020・2024 2024 回転体(2015・2017・2019・2022・2023・2026)と交互。2024 のくり抜き立体の次は回転体に戻った
算数 大問 4 の通過算・速さとグラフ 通過算 2022・グラフ 2023 2023 2024・2026 は池の周回。通過算・グラフの読みは「読めば解ける」水準は保つ
算数 大問 1 の単位換算 2022・2024 2024 2026 は無し。m³⇔cm³・km²⇔m² を 1 回ずつ
理科 電気回路・電流 2018・2020 2020 2020 を最後に 6 年空き。2026 は電磁石だったので、次は回路が戻る候補
理科 ばね 2019 2019 7 年空き
理科 中和・燃焼 中和 2017・燃焼 2011・2015 中和 2017・燃焼 2015 化学は 2022 溶解度→2023 水溶液→2024 気体→2026 状態変化と回り、中和は 9 年、燃焼は 11 年空き
理科 地層・岩石 2015・2017 2017 2017 を最後に 9 年空き。地学は 2022 気象→2023 星座→2024 太陽と金星→2026 星座と天体寄り
理科 月 2019 2019 7 年空き
理科 動物の誕生・こん虫 2019(動物の誕生)・2022(食物連鎖の中でこん虫) 2022 生物は植物(2017・2018・2020・2023・2024)が最多。2026 は人体
社会 財政・税を最終大問に 2015 2015 2017 以降は憲法・三権・地方自治・国際社会が続き 11 年空き
社会 地方自治を最終大問に 2020 2020 6 年空き
社会 平安時代を歴史の主軸に 2012・2019 2019 2022〜2026 は通史の中の 1 問(2024 の人物自己紹介・2026 の国風文化)
社会 世界地理 — — 精読した 4 年に世界地図の大問はありません。2024 大問 3 の G7・EU・国連が国際分野の入口

余力があれば、2015〜2020 の過去問で算数の大問 5 の角度と図形の移動を 1 年分ずつ解いておきます。理科の中和・燃焼・月・地層は、復活に備えて基本だけを押さえておけば十分です。


10. 形式面の注意

  • 算数: 記述・作図なし、答えのみです(精読した 4 年で全 24 問短答。転写の分類でも 11 年で記述 0)。選択問題もありません。大問 1 は「次の □ にあてはまる数を求めなさい」で 4 年同文。大問 2〜6 は「何時間何分かかりますか」「何 % ですか」「何 cm³ ですか」と単位が設問文に書かれます。円周率は「ただし、円周率は 3.14 とします」の但し書きがつきます(2022・2023・2026 大問 6、2024 大問 6、2026 大問 5)。「もっとも簡単な整数の比で表しなさい」(2024 大問 5)、「□ 分 □ 秒後」の 2 欄(2026 大問 4)。図は大問 5・6 に付き、辺の比や寸法を図から読む前提です(2024 大問 5 は「BC を 1:2 に分ける点」を図で示します)。図のある小問は大問 5・6 の 5 問前後。単位は設問文に書かれているので、時速⇔分速、km⇔m、L の換算方向を読み違えないようにします。
  • 理科: 4 大問で 16〜24 問です(精読した 4 年は 20・24・22・22)。記号選択 6 割・短答 4 割で、記述は 2023 の 2 問(「10 往復の時間を測るのはなぜか」「ふくろをかぶせたままの花に実がならなかった理由」)だけ、他の 3 年は 0 問です(1〜2 文の長さ)。「下から 1 つ選び記号で答えなさい」が定型で、「正しいものに○、まちがっているものに×」(2024 大問 1・2026 大問 3)、「2 通り答えなさい」(2026 大問 1)、「それぞれ 1 つ」の連問(2024 大問 4 の金星)が混じります。桁指定は 2022「小数第一位を四捨五入」、2023「小数第 2 位を四捨五入して小数第 1 位まで」。作図は精読した 4 年で見当たりません。会話文・説明文の空らん補充(2023 大問 2・2024 大問 2・2026 大問 1)が各年 1 題。社会と合わせて 60 分で、理科単独では 25〜30 分が目安です。
  • 社会: 3 大問(2023 のみ 4)で 25〜29 問を、理科と合わせた 60 分の中で解きます。記述は精読した 4 年でゼロ、字数指定もゼロなので、語句の漢字の正確さと資料の照合で決まります。代わりに「漢字で答えなさい」「漢字 2 字で」「アルファベット 2 文字の略称で」の文字種指定が多く、県名・人名・制度名を漢字で書けることが前提です。「誤っているものを 1 つ選び」「ふさわしくないもの」の消去法が毎年複数、「古いものから順にならべ」(2022・2023・2024。3 年連続で 2026 は無し)、「文 X・Y の正誤の組み合わせ」(2026 に 2 問)、語群からの選択(2026 大問 3)。資料は地図(位置を選ぶ)・雨温図・統計表・折れ線/帯グラフ・写真で、地形図の読図は 2026 の地図記号 1 問のみです。
  • 国語: 記号選択 4 割・短答(漢字・抜き出し)4 割強・記述 15〜17%(2015・2023)です。記述は字数指定つきで(「三十〜四十字」のように上下限のある指定が 2023、「〜字以内」が 2011・2015)、「(句読点も数える)」の但し書きがつきます。「本文の言葉を使って」「『〜ということ』につながる形で」の条件がつきます。抜き出しは「十四字で」「初めと終わりの五字」「十字以内」と字数が細かい。接続語の空欄補充は精読した 4 年すべて(2015 は組み合わせ選択、2023 は A〜D に 1 つずつ)。「本文の内容と合っているもの」(2012・2015・2023)、表現・構成の説明(2015 段落・2023 表現)。漢字は大問 1 に読み 5+書き 5 で 4 年不変、導入文は 2015 と 2023 でほぼ同文です。

11. 学年別ロードマップ

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段 何をするか この学校での重み
小 4(土台) 計算の正確さ(帯分数の加減乗除、□ の逆算、小数のかけ算)、図形(角度・長方形と三角形の面積、円の面積と円周)、読解(説明文の接続語、物語の気持ち)、短い記述(1 文で理由を言う)、漢字語彙の 5 本です。目白研心で最終的に効く単元の入口は「割合と%(食塩水の前段)」「速さの単位(時速⇔分速)」「円柱・円すいの体積」 差はほぼありません。時間計測はまだしません
小 5(幅) 週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日は計算と漢字・語彙、週末はその週の単元を 1 つ通します。算数は 8-1 の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として、この順に進めます: 仕事算(仕事の全体を 1 とおく文章題)・食塩水・旅人算と池の周回・通過算・速さとグラフ・線分比と面積比・回転体・数の性質・場合の数・売買損益・単位換算・平均算・数列(仕事算・旅人算・通過算・過不足算・和差算・平均算は受験用教材の単元で、教科書には出てきません)。理科は 4 分野の基本用語と実験の定番(電磁石・光の反射・ふりこ・溶解度・気体の発生・光合成の実験・食物連鎖・人体・星座・太陽と金星・気象)を選択肢が読める水準に。社会は都道府県・県庁所在地・雨温図・海流・地図記号を白地図で漢字書きし、歴史は縄文から戦後まで一巡、公民は国会・内閣・裁判所の基本。国語は説明文・物語の 4 択で「消去の理由」を言わせ、20〜30 字の記述を書き始めます(ただし国語は 2024 年度以降の資料が無いので、直近の形式は市販の過去問で確認してください → 13 節) 算数は「同じ出題位置に同じ単元」なので単元の幅は狭くてよい代わりに、6 題の手順を確実にします。理科・社会は毎年単元が入れ替わるので、ここで幅を持たせます
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目を進めます。夏以降に過去問を、算数は大問ごとに年度を変えて(大問 2・3・4・6 を 4 年分ずつ→余力があれば大問 1 の 10 枠)、理科・社会は 2 科目を続けて 60 分計って解きます(通し演習を 3〜4 回)。社会は通史の年表を自作して並べ替えと「誤っているものを 1 つ」に耐えられるようにし、前年の出来事を「どの制度・どの地域・どの時代につながるか」で 1 行ずつメモ、統計表・グラフから「上位の県」「増減の向き」を 1 文で言う練習も入れます。国語は記述の字数と「本文の言葉」の指定を守れているかを直してもらいます(ただし 2024 年度以降は資料が無い → 13 節) 算数はここに集中して時間をかける価値があります(同じ出題位置の反復がそのまま得点になります)。理社は「60 分の配分」を通し演習で数回確かめれば足ります

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか: 算数は小 6 の反復で差がつきます(大問 2・3・4・6 の 3 段の手順を、数値が変わっても同じ順で再現できるか)。理科・社会は小 5 での全分野の一巡で差がつきます(理科は選択肢を読み分ける基本知識の幅、社会は都道府県と通史の穴の少なさ)。国語は字数指定つき記述という決まった作業を小 6 で何度も直してもらえるかです。暗記の量で差がつく場所は社会の漢字短答(県名・人名・制度名を漢字で)ですが、記述がゼロなので、書く量より正確さで決まります。


12. この学校と出題構造が近い学校

観点は「同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら過去問演習が重なるか」だけです。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は見ていません。近さの数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100・100 が最も近い)で、自動集計によるものです。同じ問題が出るという意味ではありません。国語は目白研心の資料が 4 年しか無いため計算していません。

近さの上位 3 校は次のとおりです。

  • 明治大学付属世田谷中学校(東京都・共学)— 社会が最も近く、算数・理科もそこそこ近いので、社会の過去問がそのまま使えます。
  • 西武台新座中学校(埼玉県・共学)— 算数と社会が近く、目白研心の算数(大問 6・小問 24・同じ出題位置に同じ単元)に近い唯一の学校です。理科はやや離れます。
  • 京華中学校(東京都・男子校)— 理科が近く、算数・社会は中程度です。

8 校の一覧・記述量・注意は 出題構造が近い学校のページ へ。

読み方: 仕事算・食塩水・回転体の出題位置縦断は目白研心自身の過去問で行い、他校は一行題の補充に使うのが確実です。社会(地理→歴史→公民の 3 大問・記号と漢字短答)は一覧の 8 校中 6 校が 82 以上で、社会の過去問は使いやすいところです。理科(4 大問・記号選択 6 割・表とグラフ)も 8 校すべて 77 以上で、全分野を一巡する素材として回せます。

目白研心は第 3 回・第 4 回が 2 科(国語・算数)なので、併願先が 4 科目校の場合、理社は本校の準備とは別に立てる必要があります。また、受ける回によって必要な科目が変わるため(1 節の表を参照)、併願先の科目構成と見比べて準備を立てる必要があります。


13. 資料の限界

  • 入試回は 1 年につき 1 冊で、冊子に回の表記が無く「第 1 回相当」として扱いました。第 2 回以降(2 月 1 日午後の 4 科、2 月 2 日以降の 2 科など)の傾向はこの資料からは分かりません。
  • 算数・理科・社会は 2013・2014・2016・2021・2025 の資料が無く、11 年分です。国語は 2011・2012・2015・2023 の 4 年しか無く、直近 3 年は確認できていません。大問数・記述の字数・知識大問の中身が現在どうなっているかは、この資料からは分かりません。
  • 年度×大問の題材表は算数・理科・社会 2022〜2026 と国語 4 年を設問文で読み直して起こしました。それ以前の年は転写の単元分類を数えただけで、細部(数値・図案)は確認していません。理科は 11 年中 7 年、社会は 3 年が読み取り確度の低い転写です。
  • 転写データは画像からの読み取りで、式・数値・図の細部に読み落としがあり得ます(2023 算数大問 3(2) の蒸発量、2024 社会大問 2 問 11 の写真資料)。図そのものは文字情報に置き換えているため、図形問題や地図・グラフの読み取りは設問文からの推定を含みます。
  • 「同じ問題の使い回し」は両年の設問文を原本で確認したものだけを実例として書きました(算数 2023・2026 の仕事算、2022・2026 の食塩水、2024・2026 の池の周回、理科 2017・2026 の電磁石の表)。数値まで同一の再出題は今回の範囲では見つかっていません。
  • 配点は問題冊子に無く、科目満点(各 100 点)は 2027 年度要項の記載です。設問ごとの重みは推定に頼っています。
  • 「〜のように見える」と書いた箇所は題材からの推測で、出題意図を裏づける資料はありません。

資料どうしの食い違い

  • 4 節に「第 3 回以降は 2 科(国語・算数)」と書きましたが、これは第 3 回・第 4 回についての記述です。学校の公表資料では、2 月 2 日にはこのほかに英語資格入試(国語または算数+英検の換算得点)・算理プレミア入試(算数・理科)・英語アドバンスト入試(英語プレゼンテーション)があり、科目の組み合わせが回ごとに違います。回ごとの科目は 1 節の表を正としてください。

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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。ページ生成日: 2026-10-14。

この学校が載っているまとめ