関東中学受験データasmon.ai/kanto — 265校・出所つき保存した学校

浦和明の星女子中学校の過去問分析

女子私立埼玉県さいたま市緑区

重要結論

  1. 社会は「X について述べた説明文として正しいもの(誤っているもの)を、次の(ア)〜(エ)から一つ選び、記号で答えなさい」という 1 つの問い方が、精読した 5 年すべてで 1 年に 8〜17 問を占めます(記録では 2008 年から続きます)。
  2. 算数と理科は形式が安定したまま中身が毎年作り直され、同じ問題がそのまま再登場した例は精読した 4 年では見つかりませんでした。
  3. 国語は 20 年間 2 大問(論説→物語)で、本文は 2 題合わせて 1 万 2 千〜2 万字あります。

今週やること

  1. 直近 2 年(2025・2026)の理科と社会を合わせて 50 分で通し、社会 37〜38 問+理科 21 問の時間配分を確かめます。
  2. 社会は「〜について述べた説明文として正しいもの」の 4 択だけを過去問から抜き出し、年度をまたいで解きます。
  3. 算数は速さを比で処理する練習と、規則性・数の性質の「小さい場合を書き出して法則を見つける」手順を固めます。

分析年度: 2005〜2026 年度
入試回: 第 1 回
資料の範囲: 22 年分
原本確認範囲(精読した年): 算数 4 年・理科 4 年・社会 5 年・国語 4 年
制約: 理科と社会は合わせて 1 つの試験なので、どちらから解くか・何分で切り替えるかを事前に決めておく必要があります。この分析は第 1 回の冊子だけに基づきます(→ 13 節)。

詳しい根拠を見る
  1. 大問数の変化点
  2. 1. この学校の基本情報
  3. 2. このページでわかること
  4. 3. まず結論だけ(10 行)
  5. 4. 資料の状況
  6. 5. 一番大きな結論
  7. 6. この学校らしさが出る場所
  8. 7. 今からやるなら(優先順)
  9. 8. 科目別の詳細
  10. 9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)
  11. 10. 形式面の注意
  12. 11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを前提に)
  13. 12. この学校と出題構造が近い学校
  14. 13. 資料の限界

大問数の変化点

  • 国語: 2 題(2023 年度から、大問数を数えられた資料 4 冊すべて。最新の資料は 2026 年度)。前回の変化: 2022 → 2023 の間に 3 題 → 2 題。変化の履歴: 2 回: 2022・2023(間隔 1)
  • 理科: 4 題(2006 年度から、大問数を数えられた資料 10 冊すべて・数えられなかった年が 8 年。最新の資料は 2023 年度(2024 年度・2025 年度・2026 年度は読み取りの確度が低く数えていない。読み取りでは 2024 年度 4 題・2025 年度 3 題・2026 年度 3 題))。前回の変化: なし(2006〜2023 年度の、数えられた資料 10 冊で変化なし)。変化の履歴: 0 回
  • 社会: 3 題(2025 年度から、大問数を数えられた資料 2 冊すべて。最新の資料は 2026 年度)。前回の変化: 2024 → 2025 の間に 1 題 → 3 題。変化の履歴: 12 回(直近 2023・2024・2025・間隔 1・1)。前回の変化のときの分野の並び: 時事 → 歴史-古代〜中世|地理-社会・環境・世界|公民-国際
  • 算数: 5 題(2012 年度から、大問数を数えられた資料 5 冊すべて・数えられなかった年が 9 年。最新の資料は 2025 年度(2026 年度は読み取りの確度が低く数えていない。読み取りでは 2026 年度 5 題))。前回の変化: 2007 → 2012 の間に 6 題 → 5 題(間の年は大問数を数えられていない)。変化の履歴: 1 回: 2012。前回の変化のときの分野の並び: 数の性質・規則性|平面図形|速さ|数の性質・規則性|場合の数・論理|平面図形 → 割合・文章題|速さ|割合・文章題|場合の数・論理|数の性質・規則性

変化の間隔は過去の事実で、次の変化の時期を示すものではありません。全校の一覧は 出題の型の変化点。

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

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項目 内容
所在地 埼玉県さいたま市緑区
男女 女子校
入試回と日程・科目 第 1 回 2027 年 1 月 14 日/第 2 回 2027 年 2 月 4 日。いずれも 4 科(国語・算数・理科・社会)で、理科と社会は合わせて 1 つの試験です(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科と社会は合わせて 50 分で各 50 点
面接 第 1 回・第 2 回とも面接はありません
名前の似た別の学校 浦和実業学園中学校・浦和ルーテル学院中学校とは別の学校です

いまの小 6 は 2027 年 1 月〜2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値 / 募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

「3. まず結論だけ(10 行)」を開く(上の要約と同じ内容です)

結論

  1. 社会は「X について述べた説明文として正しいもの(誤っているもの)を、次の(ア)〜(エ)から一つ選び、記号で答えなさい」という 1 つの問い方が、精読した 5 年すべてで 1 年に 8〜17 問を占めます(記録では 2008 年から続きます)。
  2. 算数と理科は形式が安定したまま中身が毎年作り直され、同じ問題がそのまま再登場した例は精読した 4 年では見つかりませんでした。
  3. 国語は 20 年間 2 大問(論説→物語)で、本文は 2 題合わせて 1 万 2 千〜2 万字あります。

家でやること 3 つ

  1. 社会は「〜について述べた説明文として正しいもの」の 4 択だけを過去問から抜き出し、年度をまたいで解きます。
  2. 算数は速さを比で処理する練習と、規則性・数の性質の「小さい場合を書き出して法則を見つける」手順を固めます。
  3. 国語は抜き出しを、ページ指定と字数指定を見た瞬間に探し始められる状態にします。

今週やる 1 つ

  1. 直近 2 年(2025・2026)の理科と社会を合わせて 50 分で通し、社会 37〜38 問+理科 21 問の時間配分を確かめます。

注意

  1. 理科と社会は合わせて 1 つの試験なので、どちらから解くか・何分で切り替えるかを事前に決めておく必要があります。この分析は第 1 回の冊子だけに基づきます(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びだけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

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科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 備考
算数 4 年(2023〜2026) 18 年(2005〜2022) 22 年(2005〜2026) 2009 年以降は「5 大問・16〜20 問」で安定。転写の確度が低い年が 22 年中 8 年ほどあり(2024 を含む)、古い年の単元の記録は粗いです
理科 4 年(2023〜2026) 18 年(2005〜2022) 22 年(2005〜2026) 2024 年まで 4 大問(2011・2017 は 5)、2025・2026 は 3 大問 21 問。転写の確度が低い年が半数を超え(2024〜2026 も含む)、小問の枝分かれ((a)(b)(c))の数え方に揺れがあります
社会 5 年(2021・2023〜2026) 17 年(2005〜2020・2022) 22 年(2005〜2026) 大問数が 1〜5 で動きますが、小問は 27〜38。2023〜2026 はいずれも転写の確度が高いです
国語 4 年(2023〜2026) 16 年(2007〜2022) 20 年(2007〜2026。2005・2006 は問題冊子なし) 全年度 2 大問(2022 のみ 3)。直近年度まで冊子が読める点で、この学校の国語は資料に恵まれています
  • 収録冊子の校名は全校・全冊で照合済みです(別校の冊子が混じっていた場合はこの節に明記しています)。
  • 冊子に「第 1 回」の表記が確認できた年(2023 の算数・理科)があり、他の年も同じ回として扱っています。第 2 回の問題は含まれません。
  • 2027 年度の募集要項では、第 1 回・第 2 回とも 国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科と社会は合わせて 50 分で各 50 点です。理科と社会の冊子が 1 冊に綴じられていることは 2023〜2026 の 4 年で確認しました。
  • 「毎年」「〜年連続」と書いた箇所は、該当年度の設問文を精読したものです。精読していない年については「記録では」「〜年分では」と弱めてあります。
  • 図そのものは転写できないため、図形問題・地形図・グラフの細部は設問文と図の説明文からの推定を含みます。

5. 一番大きな結論

浦和明の星は「社会だけが同じ問い方を 20 年近く繰り返し、算数と理科は形式が安定したまま中身が毎年作り直され、国語は 2 題で 1 万字を超える本文を記号選択と抜き出しで読ませる」学校です。

  • 社会は「X について述べた説明文として正しいもの(誤っているもの)を、次の(ア)〜(エ)から一つ選び、記号で答えなさい」という 1 つの問い方(言い回しがわずかに違うものを含む)が、精読した 5 年(2021・2023〜2026)すべてで 1 年に 8〜17 問を占めます(記録では 2008 年から続きます)。X が熱田神宮・国際連合・日本の産業・院政・織田信長…と入れ替わるだけで、設問文は同じです。記号選択が 92〜100%、記述は精読した 4 年でゼロ(記録では 22 年ゼロ)。
  • 算数は 5 大問・16〜20 問(2009 年以降の記録、直近 4 年は 17〜19 問を設問文で確認)。大問 1 は計算 1 問+文章題・図形の小問 5〜7、大問 2〜5 は速さ・規則性と数の性質・割合系の文章題(食塩水・仕事算・売買損益)・立体から毎年組み替わります。同じ問題がそのまま再登場した例は 4 年分では見つかりませんでした。
  • 理科は 2024 年まで「4 大問・物理→化学→生物→地学」の並び、2025 年から 3 大問 21 問に変わりました。記述は精読した 4 年でゼロ、計算が小問の半分近くを占めます。
  • 国語は 20 年間 2 大問(論説→物語)。本文は 2 題合わせて 1 万 2 千〜2 万字(2023〜2026 の転写ベース)。文で書かせる記述は 4 年で 2024 の 2 問だけです。

科目ごとに整理すると次のようになります。

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科目 形式の固定度 中身の性格 過去問で取り組む練習
算数 高い。5 大問・16〜20 問・50 分・答えのみ(2009 年以降の記録、直近 4 年は 17〜19 問を設問文で確認)。記述・作図なし 大問 1 は計算 1 問+小問 5〜7、大問 2〜5 は 4 単元グループから組み替え。速さの大問は 4 年連続(記録では 2010 年以降毎年)、規則性・数の性質の大問も 4 年連続 速さを比で解くこと(2025 ランニング・2026 往復と追い越し)と、規則性・数の性質の「調べて見つける」問題(2023 玉の移動・2024 タイル・2025 分数の並び・2026 表)
理科 中程度。2025 から 3 大問 21 問(それ以前は 4 大問 20〜26 問)。選択 5 割・短答(語句や数値を短く答える形式)5 割・記述 0 分野の並びは物理→化学→生物(→地学)。単元は 2〜6 年で循環。1 大問が 5〜11 問の枝分かれ小問で、計算が半分 表・グラフから割合や比例で計算する手順(濃度・気体の体積・熱量・湿度・個体数)と、光・てこ・電気の物理計算
社会 中程度(大問数は動く)。小問 34〜38・記号選択 92〜100%・記述 0 「〜について述べた説明文として正しいものを一つ選び」が毎年 8〜17 問。地理は 1 県を深掘り、歴史は通史、公民は前年の出来事 4 択の説明文の正誤を素早く見抜く訓練(歴史通史・地理統計・公民制度)。理科と合わせて 50 分で 55〜60 問の時間配分
国語 高い。2 大問(論説→物語)・21〜30 問・50 分。記述はほぼなし 記号選択と抜き出し(ページ・字数指定つき)が 9 割。本文を読んだ生徒の会話文で締める問が 4 年連続 抜き出しの精度とスピード(「7 ページの本文中から三十字以内」を即座に探す)と、1 万字超を 50 分で読み切る配分

4 科目とも「速く正確に処理する」試験です。考えを文章で書かせる問題はほぼ無く、差がつくのは、算数の大問 2〜5 の (2)(3)、理科の計算小問、社会の 4 択の見極め、国語の抜き出しの字数合わせと会話文問題です。

したがって、この学校の過去問の使い方は科目で分かれます。社会は「同じ問い方を体に入れる」——年度ごとに通すより、「〜について述べた説明文として正しいもの」の 4 択を年度横断で大量に解いて、選択肢の誤りの作り方に慣れます。国語は「時間の使い方を身につける」——2 題 1 万字超を 50 分で処理する配分です。算数と理科は「単元の解き方を習得する」——直近 3 年を形式の見本にし、それ以前は単元別の演習素材として使います。「出る問題を覚える」使い方は、どの科目にも当てはまりません(手順は 過去問の使い方)。


6. この学校らしさが出る場所

  • 「明子さん」と「星子さん」が 4 科目に登場します。 算数 2023 大問 3・2025 大問 1 (2)・大問 3 に明子さん、理科 2023 大問 3・2024 大問 1 に星子さん、社会 2023 大問 2・2024 は「先生と星子さんの会話」、2025 大問 3 は「明子さんと星子さんの会話」、2026 大問 3 は「星子さんのレポート」、国語 2024・2025・2026 の会話文問題も明子と星子です。校名から取ったように見えます。2025 理科大問 3 では架空の鳥「ホシムドリ」「アケノホシコ」が実験対象になります。
  • 社会の地理は「1 つの県を隅々まで」という作りです。2023 九州(嬉野温泉の地形図・筑紫平野のクリーク・北九州の工業・線状降水帯)、2025 佐渡・新潟(加茂湖の砂州・世界農業遺産・冬の降水量・工場分布図)、2026 鹿児島(島数・喜入の石油備蓄・かつお・黒潮・農産物・観光施設数・人口性比)。統計表の比較対象に埼玉県が入る年があります(2023 発電構成・2026 気候データ・観光施設数・人口性比)。
  • 社会の歴史は「モノの通史」です。2024 森と木材(木造建築・寄木造・大工・江戸のまちづくり)、2025 米(登呂遺跡→蔵屋敷→熱田新田)、2026 紙(渡来僧→奈良時代の需要→蔵屋敷の紙類→製紙会社→1930 年以降の生産量表→和紙の産地)。1 つの品目で旧石器から戦後までを縦断します。
  • 理科は身近な現象と科学史を入口にします。紙なべと打ち水(2026)、田んぼの浮草の増え方(2023)、電池と LED(2024)、渡り鳥の方位(2025)、回転鏡で光の速さを測る+ニュートンとホイヘンスの論争(2025)。会話文よりも「星子さんのまとめ」「実験 1・実験 2 の表」で条件を与える作りです。
  • 国語は「本文+資料・引用・会話」の二層です。2025 大問一は本文(シンデレラ・コンプレックス)に [資料] クオータ制を添えて筆者の考えを問い、2026 大問一は谷川俊太郎の詩「うそ」を引用して本文と結ばせ、大問二はいじめについての文章の引用を挟みます。精読した 4 年すべてで最終問近くに生徒の会話文が置かれます。論説の題材は環境問題・スマホと孤独・少女小説とジェンダー・嘘と正直、物語は転校・入院・家族と動物と、同世代の主人公が多いです。
  • 女性を主題化する題材が複数年にあります(2025 国語 少女小説とジェンダー・クオータ制、2025 社会 問 10 人権と労働者の権利、2026 社会 問 12 人口性比)。

7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。社会の 4 択を年度横断で解く演習と、国語・理社の時間を計る通し演習は小 6 の夏以降が目安です。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [週末 60 分] 社会・「〜について述べた説明文として正しいもの(誤っているもの)を一つ選び」の 4 択を年度横断で — 精読した 5 年(2021・2023〜2026)で毎年 8〜17 問。X は歴史(聖徳太子・院政・永仁の徳政令・藤原京・遣唐使・織田信長・大坂城・江戸の商人・戦国大名・鎌倉幕府の政策)、地理(新潟県・インド・北九州市の工業・スペインの世界遺産・日本海流)、公民(国際連合・日本国憲法・PKO・国会議員・高齢者福祉・司法参加)にまたがります。1 問 40 秒で選択肢 4 文の誤りを見抜く練習を、過去問全年度分の該当問だけ抜いて行います。選択肢の誤りを「年代・人物・場所・数字」のどれかに分類してメモすると、作り方が見えてきます。あわせて歴史通史を「1 人物・1 制度・1 寺社につき正しい 1 文」で言える水準にしておいてください。飛鳥・奈良と江戸は 4 年連続なのでとくに厚くします。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数・速さを比で処理する — 2023 流水算(船 A・B の往復・エンジン停止)、2024 大問 2(電車と自転車のすれ違い)+大問 4(円周上を逆向きに動く 2 点)、2025 大問 3(明子さんとお兄さんのランニング・時間の比→速さの比)、2026 大問 3(A 公園と B 公園の往復・出会いと追い越し)。「最も簡単な整数の比で」の指示が 2025・2026 に連続します。線分図と「時間の比⇔速さの比」で立式する形に統一してください。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・規則性と数の性質の「小さい場合で調べる」 — 2023 大問 3(空きビン 6 本→牛乳 1 本の交換)+大問 5(サイコロで玉を箱 A・B に移す)、2024 大問 5(赤青タイルの正方形・平方数)、2025 大問 2(分母 6・28 の分数の並び)、2026 大問 1 (2)(分数の並び)+大問 5(隣り合う差が 1 の表)。4 年とも大問 2 か 5 に 1 題以上あります。「小さい場合を表に書き出す→大きな場合を計算する」の 2 段で通してください。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 理科・表から割合・比例で計算する — 2023 砂糖水の沸点(表→小数第 3 位四捨五入)、2024 炭素の燃焼(22g→55g の質量比)・呼吸量・ダイズの CO₂ 放出量、2025 鉄・アルミニウムと塩酸の気体体積、2026 熱量(cal)・湿度・乾湿計・過酸化水素水と二酸化マンガンの酸素量・ナミアゲハの個体数。桁指定と単位を落とさないことが要点です。化学の中和・金属と塩酸・溶解度・気体発生・質量保存も、この「表→比例→過不足」の 1 つの手順にそろえられます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 国語・抜き出しのスピードと会話文問題 — 「7 ページの本文中から三十字以内で抜き出し、始めの三字を」「9 ページの本文中から四字で」「1 ページ上段の本文中から」とページ指定つき(2025・2026)。抜き出しは 2025 で 12 問、2026 で 11 問と短答の主役です。字数指定を見た瞬間に該当箇所を探す訓練を 4 年分。あわせて、本文を読んだ生徒の会話文で締める問(2023 大問二問 12・2024 大問一問 10・2025 大問二問 13・2026 大問一問 10)を「本文の要点を会話に翻訳する」練習として 4 年分。空欄の前後の語尾(〜こと・〜から)に合わせて抜くのがこつです。4 択は「適切でないもの」「二つ選び」の指示を読み落とさず、消去法で 2 択まで絞ってから本文に戻ります。漢字と語句もここに入ります(「潜む」「偽り」「禁物」「発作」のような大人語彙、四字熟語と慣用表現の「関の山」「手持ち無沙汰」「辻褄」を意味とセットで)。論説の題材(環境・スマホ・ジェンダー・倫理)は同世代向けの新書レベルなので、1 万字級の論説を月に数本読む下地づくりも同じ枠です。記述は 2024 の 2 問(十一〜十五字で考える)を「短く言い切る」練習として 1 度は解いておきます。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会・地理の「1 県深掘り+統計表 4 連続」と、公民の前年ニュース — 地理は 2023 九州(長崎・佐賀の地形図・発電構成・農産物)、2025 佐渡・新潟(加茂湖の砂州・北緯 38 度・工場分布図・観光施設数)、2026 鹿児島(島数・東経 130 度の距離・かつお・農産物・気候データ・観光施設数・人口性比)。表の中に埼玉県が比較対象として入る年があります(2023 問 10・2026 問 10〜12)ので、自県の数値も押さえておきます。47 都道府県を「緯線経線・産業統計・地形図」で見る癖をつけ、世界地理は緯線の通る国と隣接国を押さえます。公民は 2023 が 2022 のできごと大問(ロシアとウクライナ・沖縄・参議院・NPT)、2024 は骨太方針 2023・G7・TPP・こども家庭庁、2025 は 2024 の紛争・非常任理事国(安全保障理事会を漢字 7 字で)・1 ドル 160 円、2026 は 2025 参院選・物価上昇・累進課税(漢字 4 字)・住民投票。前年 1 年分のニュースを「国連・国会と選挙・憲法・財政・為替」の 5 本に仕分けし、用語は漢字と字数を意識して書けるようにします。(確認: 〜2026 年度)
  7. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の食塩水・仕事算・売買損益 — 食塩水は 4 年連続(2023 穴埋め・2024 混合・2025 3 種の混合・2026 大問 2 で 3 容器のやりとり+蒸発)、仕事算(2024 水そう・2025 宿題と折り紙のツルとカメ)、売買損益(2023 大問 4 あんパンとクリームパン・2026 定価と 1 割引)。面積図と比で処理します。大問 1 の図形(2023 折り返し・2023 と 2024 の半円と直線・2024 正十二角形と円・2025 正方形とおうぎ形・2026 正六角形の鏡の反射)も、分解して見る練習として同じ枠でまとめて回せます。(確認: 〜2026 年度)
  8. [週 1 回] 理科・物理の光・てこ・電気 — 2023 てこ(棒と正方形の板のつり合い)、2024 電池と LED の回路(電圧 1.5V・1.6V 以上で点灯)、2025 光(回転鏡で光速を測る・ニュートンとホイヘンス)。記録では ふりこ(2020 まで 6 回)・電磁石(2019 まで 4 回)も繰り返しており、次に戻る候補です。天体(月の満ち欠け・公転と星座・北の空の日周運動・季節)を図で説明できるようにするのも同じ枠で、2023 大問 4・2025 大問 3 が教材になります。(確認: 〜2025 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・5 大問・17〜19 問・答えのみ)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

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年度 大問 1(小問集合) 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5
2023(18 問) (1) 計算 (2) 食塩水の穴埋め (3) 寿司 松竹梅の値段(和差算)
(4) 分数の大小(整数をすべて) (5) 直角三角形の折り返しの面積
(6) 半円 3 つと直線の斜線部(3.14) (7) 水そうに三角柱のおもり
流水算(船 A・B の往復・エンジン停止)2 問 数の性質(空きビン 6 本→牛乳 1 本の交換・ア〜エの穴埋め)3 問 売買損益(あんパンとクリームパンの売上目標・つるかめ算・○で囲む)3 問 数の性質(サイコロで 10 個の玉を箱 A・B に移す・必ず同じ箱の組)3 問
2024(19 問) (1) 計算 (2) 水そうの給排水(仕事算) (3) お年玉の分配
(4) 食塩水を混ぜる (5) 半円と直線の角度 ア・イ
(6) 筆算の覆面算 A〜D (7) 100 円玉と 50 円玉(つるかめ算)
(8) 円周を 12 等分した正十二角形と円の面積差(3.14)
速さ(A 駅 B 駅 3.6km・電車と自転車のすれ違い)3 問 立体(1 辺 5cm の立方体 125 個から反対側までくり抜く・体積と表面積)2 問 速さ×図形(円周上を逆向きに動く 2 点 P・Q・重なる時刻・PQ と直径の位置関係・三角形の面積)4 問 数の性質(赤青タイルで正方形・1 枚足りない・市松に敷く)2 問
2025(17 問) (1) 計算 (2) 宿題の問題数(相当算) (3) 食塩水 A・B・C の混合
(4) 正方形+半円+おうぎ形の斜線部①②の面積差(3.14)
(5) 正方形の 4 等分点を結んだ図形の面積 ア・イ (6) アメと箱(過不足算)
規則性(分母 6・28 の分数を約分して並べる)2 問 速さの比(明子さんとお兄さんのランニング・家 1200m 学校 2100m 公園)3 問 仕事算(折り紙 60 枚で姉妹がツル 30 羽・カメ 30 匹)3 問 回転(直径 20・30・40cm の円盤 A・B・C の目盛りと塗料)3 問
2026(17 問) (1) 計算 (2) 分数の並び(規則性) (3) 水そうの重さ(容積の 4/5 と 2/3)
(4) 400 円の品物・25% 利益・途中から 1 割引(売買損益)
(5) 積み木の投影図(真上・正面・横) (6) 赤青白の箱と 1〜5 のカード
(7) 正六角形の鏡の反射角
食塩水(容器 A・B・C のやりとり・入れすぎ・蒸発)3 問 速さとグラフ(A 公園と B 公園を往復する太郎さんと花子さん・出会いと追い越し)3 問 分配算(ミカンを大きな箱と小さな箱に・考えられる個数をすべて)2 問 規則性(隣り合う数の差が 1 の表・2 行の表)2 問

表に出てくる和差算・つるかめ算・相当算・過不足算・仕事算・流水算・売買損益・分配算などの中身は 用語集 にあります。

記録での 2010〜2022 の大問 2〜5 の単元(設問文は精読していません): 2010 速さ・論理・速さ・数の性質/2011 平面・速さ・仕事算・規則性/2012 速さとグラフ・仕事算・場合の数・数の性質/2013 割合・速さ・速さ・仕事算/2014 水量・速さ・論理・数の性質/2015 速さとグラフ・平均算・速さ・論理/2016 速さとグラフ・ニュートン算・規則性・仕事算/2017 水量・割合・速さ・規則性/2018 水量・速さとグラフ・食塩水・規則性/2019 水量・規則性・速さ・立体/2020 速さ・売買損益・規則性・規則性/2021 仕事算・流水算・割合・規則性/2022 速さ・水量・図形の移動・規則性。

頻出単元と周期

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単元グループ 精読した 4 年 記録を含む傾向
速さ(旅人算・流水算・比・グラフ・円周上の点) 4/4(2024 は 2 題) 記録では 2010 年以降毎年大問に 1〜2 題。2023 以降は「時間の比→速さの比」「出会いと追い越しの回数」を比で処理させる形
規則性・数の性質 4/4(2023 は 2 題) 記録では 2016 年以降 11 年連続で大問に 1 題以上。「小さい場合を書き出して法則を見つける→大きな場合を計算」の 2 段
割合系の文章題(食塩水・仕事算・売買損益・分配算) 4/4(大問+大問 1 の小問) 食塩水は 4 年連続(大問 1 に 3 回・大問 2 に 1 回)。仕事算は記録で 2011〜2013・2016・2017・2021 と大問に多く、2024・2025 は大問 1 と大問 4
立体(くり抜き・回転・投影図) 3/4 2024 大問 3・2025 大問 5 が大問、2026 は大問 1 の投影図。記録では 2009・2019
平面図形(大問 1 の 1〜2 問) 4/4 折り返し(2023)、半円と直線(2023・2024)、円に内接する正十二角形(2024)、正方形とおうぎ形(2025)、正方形の 4 等分点(2025)、正六角形の鏡の反射(2026)。「見た目より簡単に分解できる」図
水量 1/4(2023 小問) 記録では大問に 7 回(2022 が最後)。9 節を参照
計算(大問 1 (1)) 4/4 毎年 1 問だけ。分数・小数の四則混合で式が長い(2026 は括弧 2 段)。逆算(□にあてはまる数を求める計算)は 4 年でなし

問い方

  • 大問 1 は「(1) 計算+(2)〜(7) の独立小問」。小問集合の並びは年で変わります。女子美術大学付属中学校に見られるような、大問の位置に来る単元が毎年そろう出題位置(大問の番号と順番)の固定はありません。文章題(割合系)2〜3 問・図形 1〜2 問・数の性質 1〜2 問の配合が 4 年で共通しています。
  • 大問 2〜5 は各 2〜3 小問で、(1) は基本、(2)(3) は「条件を変えたら」「今度は…の場合」の追加設定(2025 大問 4 (3)「今度は、最初に姉はツルを作り続け…」、2026 大問 5 (2)「今度は 2 行の表に…」)。(1) を全大問で拾うと 4〜5 問になります。
  • 空欄 ア・イ・ウ… に数を入れる誘導(2023 大問 3 (2)・2024 大問 4 (1)・2025 大問 1 (5))が年 1 問。与えられた式の流れを読んで途中の数を復元する練習が効きます。
  • 「すべて答えなさい」「考えられる個数をすべて」(2023 (4)・2026 大問 4 (2))は書き出しの漏れで失点しやすいところです。

8-2. 理科(社会と合わせて 50 分・3〜4 大問・20〜21 問・記述なし)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

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年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2023(4 大問 20 問) 物理/てこ(棒のつり合い・5cm 方眼の正方形の板を糸でつるす)4 問 化学/状態変化(氷を加熱したグラフ・強い火だと?・砂糖水の沸点上昇の表)5 問 生物/田んぼの浮草(星子さん・葉状体の増え方・条件制御・北海道のあぜ)6 問 地学/月の見え方・公転・黄道十二星座・天球と天の赤道 5 問
2024(4 大問 20 問) 物理/電池と LED の回路(星子さん・電圧 1.5V・LED は 1.6V 以上・回路図 8 択・すべて選ぶ)5 問 化学/原子と質量保存(炭 22g→二酸化炭素 55g・気体 A・B→C の図・原子の重さの比)5 問 生物/ヒトの呼吸(吸う息とはく息の表・横隔膜・気胸)+植物の呼吸(ダイズ種子の CO₂)6 問 地学/地層(等高線の図・柱状図 8 択・傾きを 2 つ選ぶ・何 m 掘ると)4 問
2025(3 大問 21 問) 物理/光(鏡の反射角・回転鏡で光速を測る・1 秒 800 回転・ニュートンとホイヘンスの論争)5 問 化学/鉄とアルミニウム(性質の 6 択・塩酸との反応で発生する気体の体積・とけ残り)5 問 生物×地学/渡り鳥(架空の鳥「ホシムドリ」「アケノホシコ」・太陽光の方角と体の向き
北の空で動かない星の作図・季節・ベテルギウス)11 問
—
2026(3 大問 21 問) 物理×地学/熱量(cal・プロパン)・紙なべ・打ち水・湿度・気団・乾湿計 10 問 化学/過酸化水素水と二酸化マンガン(実験 1・2 の表から酸素の量・A さんと B さんの条件制御)5 問 生物/チョウの食草(モンシロチョウとアブラナ・ナミアゲハの成長段階の写真・個体数の表・メスの見分け方の実験と結論)6 問 —

記録での 2013〜2022 の分野別単元(設問文は精読していません・並びは物理→化学→生物→地学): 2013 電気回路・濃度・生態系・地層/2014 浮力・中和・生態系・太陽/2015 電磁石・質量保存・植物・気象/2016 ふりこ・溶解度・生態系・月/2017 光・水溶液・中和・人体・星座(5 大問)/2018 ふりこ・質量保存・種子の発芽・地層/2019 電磁石・中和・生態系・気象/2020 ふりこ・金属と水溶液・植物・月/2021 電流と発熱・溶解度・生態系(食物連鎖の個体数)・星座/2022 熱と状態変化・中和・生態系・太陽。

頻出単元と周期

  • 並び: 2005〜2024 の記録でほぼ全年が「物理→化学→生物→地学」の 4 大問(2006・2011 は例外、2011・2017 は 5 大問)。2025 から 3 大問になり、物理→化学→「生物と地学の融合」(2025)、「物理と地学の融合」→化学→生物(2026)と、地学が他分野に混ざる形です。分野の出題位置は「物理が先頭、化学が 2 番目」の 2 点だけが 4 年で不変です。
  • 物理: ふりこ(記録 6 回・2020 まで)、電磁石(4 回・2019 まで)、電気回路(2013・2021・2024)、てこ(2007・2011・2023)、光(2017・2025)、熱(2009・2022・2026)、浮力(2006・2014)。2〜6 年で循環しています。
  • 化学: 中和(5 回・2022 まで)、金属と塩酸(2007・2008・2020・2025)、質量保存(2015・2018・2024)、溶解度(2010・2016・2021)、気体(2005・2009・2011・2026)、状態変化(2023)。精読した 4 年はいずれも「表の数値→比例→過不足」の計算が中心です。
  • 生物: 生態系・食物連鎖(記録 7 回・2026 まで)、植物(6 回・2023 まで)、人体(5 回・2024 まで)、こん虫(2006・2010、2026 は生態系と融合)。「実験の表→結論を選ぶ」条件制御の設問が 2023・2026 にあります。
  • 地学: 月(5 回・2023 まで)、気象(5 回・2026 まで)、星座(2017・2021・2025)、地層(2009・2013・2018・2024)、太陽(2014・2022)。天体は 4 年中 3 年(2023 月・星座、2025 太陽・星座)。
  • 同じ問題の再登場は 4 年分では見つかりませんでした。「星座(2021→2025)」「生態系の個体数の表(2021 カナダオオヤマネコ→2026 ナミアゲハ)」は題材が違い、解き方の共通点があるにとどまります。

問い方

  • 各大問は「短い導入文(星子さんの観察・実験 1・実験 2 の表)+枝分かれ小問 (a)(b)(c)(d)」。1 大問 5〜11 問で、選択と計算がほぼ半々です。
  • 選択肢は多め(ア〜ク 8 択・ア〜カ 6 択)で「もっとも適当なもの」「すべて選び」「2 つ選び」が混じります。組合せの表から選ぶ形もあります。
  • 計算の種類は、比例(塩酸と金属の体積・熱量・酸素の量)、割合(湿度・呼吸の体積割合・純度)、つり合いの逆算(てこ)、角度と回転(鏡)、個体数の減少率。いずれも桁指定つきです。
  • 「実験の結果から言えること」「原因を特定するにはどの条件を比べるか」(2023 大問 3 問 3・2026 大問 2 問 2・大問 3 問 4)の条件制御が毎年 1〜2 問あります。

8-3. 社会(理科と合わせて 50 分・大問 1〜3・34〜38 問・記号選択がほぼ全部)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

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年度 大問 1 大問 2 大問 3
2023(35 問) 地理|九州 13 問
長崎の東経 130 度・対馬海流・嬉野の地形図と茶畑・断面図
シーボルトを短答・筑紫平野のクリーク・北九州の工業
線状降水帯・発電構成の表・農産物上位県
歴史|先生と星子さんの会話で通史 12 問
明治・戦後の A 群 B 群・江戸の宗教統制・北条氏・歌舞伎
院政・永仁の徳政令・藤原京・遣唐使
十七条の憲法・ヤマト政権・漢字で短答
公民・時事|2022 年のできごと 10 問
ロシアが 2014 年に併合した地域・サンフランシスコ平和条約
沖縄・参議院・香港・NPT・日中の首相の組合せ
2024(34 問) 地理・歴史|先生と星子さんの会話「森と私たちの暮らし」23 問
『日本書紀』・東北の伝統行事・縄文遺跡・木造建築・寄木造
世界遺産・東経 136 度の県の並び・織田信長・大坂城
江戸のまちづくり・天竜川流域・江戸の商人・1940 年の五輪
国立競技場・航空輸送量の表・四国の農産物・カタール
製紙業 1 位の県・伝統的工芸品・弥生遺跡・木材輸入相手国
公民・時事|Ⅱ 10 問
常任理事国・日本経済・こども家庭庁・地方自治
G7 参加国・骨太方針 2023・TPP 加盟国
首相の名前・語句の空欄
—(転写上は 2 部構成を 1 大問として記録)
2025(38 問) 歴史|「米」の通史 14 問
登呂遺跡・旧石器と縄文・平城京の県・鎌倉幕府の政策
日本の産業・日中関係・往来した僧・戦国大名
徳川吉宗の家臣・蔵屋敷の産物・熱田神宮
出身藩が異なる首相・日露戦争より後・1945 年 8 月 15 日から 1 年以内
地理|佐渡島の金山と新潟 14 問
インド・加茂湖の砂州・地形図・北緯 38 度線の国・3 島の地図
世界農業遺産・世界遺産の並べ替え・冬の降水量・工場分布図
観光施設数・ジオパーク・オーバーツーリズム
ぶどうと小麦の表・エコツーリズムをカタカナで
公民・時事|明子さんと星子さんの会話 10 問
2024 年の紛争・国際連合・日本国憲法・PKO
普天間と辺野古・国会議員と首相・安全保障理事会を漢字 7 字で
1 ドル 160 円・少子高齢化・人権と労働者の権利
2026(37 問) 地理|鹿児島県 14 問
明治日本の産業革命遺産・島数上位 3 道県・北緯 30 度線の国
東経 130 度の距離・地形名をカタカナで・スペインの世界遺産
第一次石油危機の年を算用数字で・九州新幹線・漁業生産量のグラフ・黒潮
農産物の表・気候データの表・観光施設数と温泉地数の表
人口性比と昼夜間人口比率の表
歴史|「紙」の通史 14 問
紙以前の時代・5 世紀の古墳・渡来僧・奈良時代の紙の需要
武士 A〜D の組合せ・室町の一揆の史料・江戸後期の書籍・蔵屋敷の紙類
製紙会社の設立者と転機・1923 年のできごと
1930 年以降の生産量表・戦後のできごとの並べ替え・和紙の産地
公民・時事|星子さんのレポート「選挙」9 問
累進課税を漢字 4 字で・法律ができる過程・2025 年参院選
物価上昇の正誤組合せ・高齢者福祉・自由権
司法参加・住民投票・選挙制度の空欄 A〜D

記録での 2019〜2022(設問文は精読していません): 2019 平安時代・人口と都市・前年のできごと(3 大問 35 問)/2020 都道府県・近代の戦争(2 大問 31 問)/2021 江戸時代・選挙制度(2 大問 31 問)/2022 地方自治・都道府県・幕末明治・交通(4 大問 36 問)。

頻出テーマと周期

  • 問い方の固定が最大の特徴です: 「X について述べた説明文として正しいもの(誤っているもの)を、次の(ア)〜(エ)から一つ選び、記号で答えなさい」が 2021 に 17 問、2023 に 15 問、2024 に 17 問、2025 に 12 問、2026 に 8 問(2026 は「次のア〜エから」と表記が変わっても同じ形)。記録では 2008 年から続きます。X は歴史の人物・制度・寺社・遺跡、地理の県・国・産業、公民の機関・法制度と幅広く、知識そのものより「4 文のうち 1 文の誤り(年代・人物・場所のすり替え)を見抜く」技術が問われます。
  • 地理は 1 県深掘り(2023 九州・2025 新潟・2026 鹿児島)+緯線経線(東経 130 度 2023・2026、北緯 38 度 2025、北緯 30 度 2026、東経 136 度 2024)+統計表(農産物上位県は 2023・2024・2026、観光施設数は 2025・2026、発電・気候・人口)+地形図(2023・2025)。世界地理は接する国・緯線の通る国・世界遺産(インド・カタール・スペイン)で毎年数問あります。
  • 歴史は通史 12〜14 問を 1 大問で扱います(2023 会話・2024 森・2025 米・2026 紙)。飛鳥・奈良(藤原京・遣唐使・十七条の憲法・平城京・紙の需要)が 4 年とも複数問、江戸(宗教統制・まちづくり・商人・吉宗・蔵屋敷)も 4 年連続。近現代は「〜より後のできごと」「1 年以内のできごと」「順に並べ替え」の年代感覚が問われます。
  • 公民は前年の出来事×制度です(4 年とも最後の大問・9〜10 問)。国際連合(2023 NPT・2024 常任理事国・2025 安保理と PKO)、選挙と国会(2023 参議院・2025 国会議員・2026 参院選と法律の過程)、憲法(2025・2026 自由権)、財政(2026 累進課税・高齢者福祉)、為替(2025)。前年の年号は公民大問に集まります。

問い方

  • 各大問は「長い導入文(1 県の紹介・モノの通史・会話・レポート)+下線部①②③…ごとに 4 択」。1 問の設問文と選択肢で 5〜8 行あり、読む量が多い作りです。
  • 4 択の 3 分の 1 前後は「誤っているもの」。組合せ(A 群 B 群・A〜D と人物・正誤の組合せ)、並べ替え、「あてはまる県として正しいもの」の形が混じります。
  • 短答は年 0〜3 問だけで、文字種・字数の指定つきです(漢字七字・漢字四字・カタカナ・算用数字)。
  • 記述はゼロ。資料の読み取りも「表について述べた説明文として正しいもの」の 4 択に落とし込まれています。

8-4. 国語(50 分・2 大問・21〜30 問)

年度×大問の題材表(精読した 4 年)

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年度 大問一(論説) 大問二(物語) 設問計・形式
2023 共有地の悲劇と環境問題(伊勢武史『2050 年の地球を予測する』)12 問 両親の離婚で祖母の家に越した草児と博物館で会った「男」12 問 24 問。記述は問 10 の混合形式 1 問
2024 スマホ時代の孤独・孤立・寂しさ(谷川嘉浩『スマホ時代の哲学』)10 問 海の近くの町に転校した凛子とクラスの空気(櫻いいよ『世界は「 」で沈んでいく』)11 問 21 問。選択 13・短答 6・記述 2
2025 シンデレラ・コンプレックスと少女小説(廣野由美子『シンデレラはどこへ行ったのか』)+[資料] クオータ制 12 問 病院で暮らす少年たちとチェス(石井仁蔵『エヴァーグリーン・ゲーム』)18 問 30 問。短答 16・選択 14・記述 0
2026 嘘をつかないことと正直・誠実(出典は転写に記載なし。谷川俊太郎の詩「うそ」を引用した設問あり)11 問 小 4 のムツと弱ったにわとり「飛鳥」・耳の聞こえない由美・じいちゃん 12 問 23 問。短答 15・選択 8・記述 0

記録では 2007 年以降 20 年間 2 大問(2022 のみ 3)。設問数は 18〜30 で年により幅があります。

頻出と周期

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要素 精読した 4 年での出現 備考
論説+物語の 2 本立て 4/4 論説は環境・テクノロジー・ジェンダー・倫理、物語は転校・入院・家族と動物。随筆・詩の単独大問・古文・漢文はなし
抜き出し(ページ・字数指定) 4/4 2025 で 12 問・2026 で 11 問と主役。「7 ページの本文中から」「1 ページ上段」「傍線部③以前」と場所の指定つき
4 択(最も適切・適切でない・二つ選び) 4/4 2024 は 13 問と多め、2026 は 8 問
本文を読んだ生徒の会話文問題 4/4 2023 大問二問 12・2024 大問一問 10(明子・星子)・2025 大問二問 13(星子・6 小問)・2026 大問一問 10(星子・明子)。空欄に本文の語を抜き出す+自分で考えて漢字二字
[資料]・引用・詩を添える 3/4 2023 大問一の「Ⅱ 共有地の悲劇と同様の事例」、2025 [資料] クオータ制、2026 谷川俊太郎の詩「うそ」・いじめについての文章の引用
漢字(各大問の問 1・太線部 a・b) 4/4 読み 1〜2+書き 1〜2。「潜(んで)」「禁物」「発作」「偽(り)」「ジュンジ」「ダンペン」
語句・四字熟語・慣用表現 4/4 2023「セキノヤマ」を漢字二字・「枚挙のいとまがない」、2024「手持ち□□」、2025「( )心( )心」・「ダイゴミ」の「ミ」、2026「辻褄」の言いかえ・四字熟語
文で書かせる記述 1/4 2024 の 2 問(会話文の X・Y を自分で考える、十一〜十五字で考える)のみ。記録では 2018 にも

問い方

  • 論説は「傍線部の説明として最も適切なもの」「理由として最も適切なもの」「空欄 A〜D の接続語・語句」「筆者の考えとして適切でないもの」「本文の内容として適切なものを二つ」の順で 10〜12 問。最後に会話文か資料の問が来ます。
  • 物語は「心情・理由の 4 択」「様子の説明」「同じ意味の表現を四字で抜き出し」「空欄に入る語」「本文の説明として適切でないものを二つ」。表現技法や文法の設問はほぼありません(2025 問 10「カタカナ表記についての説明」が例外)。
  • 抜き出しは「〜という形で」「始めの三字(五字)を答えなさい」の指定が付き、二十三字・二十七字・三十字以内といった長めの抜き出しもあります。
  • 「自分で考えて」の語句問題(漢字二字・七字・十一〜十五字)が年 1〜3 問。文で書く記述はほぼありませんが、この語句問題が実質の記述枠です。

9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した 4 年(社会は 5 年)の範囲と、それ以前の記録を合わせた話です。最終確認年度は、その単元を資料で最後に確認できた年度を指します。ここに挙げたものはいずれも記録での周期の上限に達しています。算数の立体と水量、理科の ふりこ・電磁石・浮力は、該当年を 1 年分ずつ解いておくと備えになります。

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科目 単元・出題位置 出題年 最終確認年度 状況
算数 水量とグラフの大問 記録では 2006・2008・2014・2017・2018・2019・2022、2023 は大問 1 の小問 2023 年度(大問としては 2022 年度) 大問としては 2022 が最後。2〜3 年周期で来ていたので次年度前後
算数 流水算の大問 2021・2023 2023 年度 隔年で来て 2 年空き
算数 売買損益の大問 記録では 2020、2023 大問 4 2023 年度(小問としては 2026 年度) 2026 は大問 1 の小問のみ
算数 立体の大問(くり抜き・回転体) 記録では 2009・2019、2024 大問 3・2025 大問 5 2025 年度(小問としては 2026 年度) 2026 は大問 1 の投影図のみ
算数 論理・推理・場合の数の大問 記録では 2005・2007・2009・2010・2012・2014・2015 2015 年度(記録) 2016 以降は数の性質の中に吸収。単独の大問としては 10 年空き
理科 ふりこ 記録では 2008・2011・2012・2016・2018・2020 2020 年度(記録) 2〜4 年周期で来ていたのに 2020 を最後に 6 年空き
理科 電磁石 記録では 2005・2010・2015・2019 2019 年度(記録) 5 年周期なら次年度前後
理科 浮力・密度 記録では 2006・2014 2014 年度(記録) 12 年空き
理科 中和 記録では 2006・2014・2017・2019・2022 2022 年度(記録) 3〜5 年周期。次年度前後
理科 溶解度 記録では 2010・2016・2021 2021 年度(記録) 5〜6 年周期
理科 月 記録では 2005・2012・2016・2020、2023 大問 4 2023 年度 3〜4 年周期。次年度前後
社会 地形図の読図 記録では 2010・2015・2018、2023 問 3・2025 問 2 2025 年度 2〜5 年間隔
社会 世界地理を柱にした大問 記録では 2008、2026 大問 1 の一部(北緯 30 度・東経 130 度・スペイン) 2008 年度(記録。部分としては 2026 年度) 緯線経線の問い方は 2023・2025・2026 と続く
国語 文で書かせる記述 2024 の 2 問(会話文の空欄を自分で考える・十一〜十五字で考える)、記録では 2018 2024 年度 2025・2026 はゼロ。年 1〜2 問戻る可能性
国語 3 大問構成 記録では 2022 のみ 2022 年度(記録) 単発。当面は 2 大問前提でよい

10. 形式面の注意

算数

  • 記述・途中式・作図の要求は精読した 4 年でゼロ(記録では 22 年ゼロ)。全問答えのみです。円周率は 2023〜2025 に「3.14」の但し書き(2026 は円の問題なし)。単位は問題文の指示(分速何 m・何 g・何%)に従います。
  • 指示語が多く出ます——「最も簡単な整数の比で」(2025・2026)、「何分何秒」(2025)、「当てはまる整数をすべて」(2023)、「考えられる個数をすべて」(2026)、空欄 ア・イ・ウ… を埋める形(2023 大問 3・2024 大問 4・2025 大問 1 (5))、「当てはまる方を○で囲む」(2023 大問 4)。読み飛ばすと失点します。
  • 17〜19 問を 50 分なので 1 問 2.5〜3 分。大問 1 に 15 分以内、大問 2〜5 に各 8 分前後が目安です。
  • 転写上のページ数は 2025 から倍増しています(問題数は不変で、余白や表紙の扱いの差と見られます)。配点は冊子・解答用紙に印字がありません。

理科

  • 記述ゼロ(4 年)。作図は 2025 大問 3 の星の位置に○を 1 問だけ。用語記入は少なく、短答は数値が中心です。単位は設問文に指定されます(cm³・L・cal・g)。
  • 「もっとも適当なものを選び、ア〜クで答えなさい」の 8 択、「すべて選び」(2023 問 1・2024 問 4)、「適当なものを 2 つ選び」(2025 問 1・2026 問 2)が混じります。計算には「小数第 3 位を四捨五入」(2023)などの桁指定。小問が (a)(b)(c)(d) と枝分かれし、1 大問 5〜11 問です。
  • 2025 以降は大問が 3 つに減った分、1 大問が長くなっています(大問 3 が 11 問)。4 大問期の過去問は「大問の切れ目」だけが違い、単元の演習には使えます。

社会

  • 記号選択 92〜100%(2023 33/35・2024 34/34・2025 36/38・2026 34/37)。短答は年 0〜3 問で文字種・字数指定つきです(「漢字で」2023、「カタカナで」2025・2026、「漢字七字で」2025、「漢字四字で」2026、「算用数字で」2026)。「誤っているもの」を選ぶ問が毎年 3 分の 1 前後、「正誤の組合せ」(2026 問 4)、時代順の並べ替え(2025 問 3・2026 大問 2 問 12)もあります。
  • 設問文は 1 問が長く、選択肢 4 文がそれぞれ 1〜2 行。34〜38 問を理科と合わせて 50 分なので、社会だけで 25 分なら 1 問 40 秒です。「下線部→設問→選択肢」の順に読み、導入文は必要な箇所だけ戻る読み方が要ります。
  • 統計表・地形図・分布図つきの問が地理大問に連続します(2026 問 9〜12 は 4 問連続)。表のどの列を見るかを即断する必要があります。
  • 大問数は年で動きます(2024 は 2 部構成 34 問、2025・2026 は 3 大問)。地理・歴史の順も入れ替わります(2025 歴史→地理、2026 地理→歴史)。「公民・時事が最後」だけは 4 年不変です。

理科と社会(合わせて 1 つの試験)

  • 理科と社会は合わせて 50 分・1 冊です(2023〜2026 で確認)。2025・2026 は理科 21 問+社会 37〜38 問=58〜59 問。社会に 25 分なら 1 問 40 秒、理科に 25 分なら計算込みで 1 問 70 秒になります。どちらから解くか・何分で切り替えるかを事前に決めておく必要があります。理科は計算問題を後回しにする 2 周目方式が現実的です。

国語

  • 記述はほぼありません(2024 に 2 問・2023 に 1 問の混合形式、2025・2026 はゼロ)。字数指定は抜き出しと「自分で考えて漢字二字で」「七字で」「十一〜十五字で」の短い語句問題に付きます。抜き出しは「7 ページの本文中から」「1 ページ上段」「傍線部③以前の本文中から」と場所の指定つき。4 択は「最も適切なもの」「適切でないもの」「二つ選び」(2025 問 9・2026 大問二問 12)。漢字は各大問の問 1 に太線部 a・b の読み/書きが 1〜2 問。本文中の〔 〕内に語の意味の注が付きます。
  • 50 分で本文 1 万 2 千〜2 万字(転写ベース)+設問 21〜30 です。1 題 25 分として、読む 10 分・解く 15 分の配分。抜き出しは「探す時間」が読めないので、4 択を先に埋めて抜き出しに戻す順が現実的です。
  • 設問文にページ番号が出るので、冊子のページ感覚を過去問で作っておいてください(市販の過去問はページ割りが違う場合があります)。配点は冊子に印字がありません。

11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを前提に)

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段 この学校でやること
小 4(土台) 計算の正確さ(分数・小数の混合計算を 1 問ずつ確実に。この学校の計算は大問 1 の 1 問だけですが、式が長いのが特徴です)、平面図形の角度と面積の基本、短い物語文と説明文の読解、漢字。この学校で最終的に効く単元の「入口」は、速さの基本(道のり=速さ×時間)と、数の並びを見て次を言う規則性です。社会は都道府県の位置と県庁所在地を地図で。時間はまだ計りません
小 5(幅) この学校の算数と理科は中身が毎年作り直されるので、全分野をひととおり学び終えることがここでの本体です。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は計算(分数・小数の四則混合)と漢字・語句を毎日、週末 60 分はその週の単元 1 つに充てます。算数の単元は次の順に置いてください——食塩水 → 仕事算 → 売買損益 → 和差算 → つるかめ算(2 種類のものの個数を合計から求める・受験用教材の単元) → 過不足算(配り方を変えたときの余り・不足から数を求める・受験用教材の単元) → 角度 → 面積 → 円とおうぎ形 → 立体の体積(ここまでが大問 1 の小問単元)、続いて 速さの比 → 規則性と数の性質 → 割合系の文章題 → 立体と回転体(ここが大問 2〜5 の 4 単元)。理科は物理(光・てこ・電気・ふりこ・電磁石)→化学(気体・中和・金属と塩酸・溶解度・状態変化)→生物(植物・人体・こん虫・生態系)→地学(月・太陽・星座・気象・地層)の順に全分野を一巡。社会は歴史通史(旧石器〜戦後)を「1 人物・1 政策につき正しい説明文を 1 文で言える」水準に、地理は統計表(農産物上位県・気候・工業)の読み方。国語は論説と物語を毎週 1 題ずつ、抜き出しの字数合わせを習慣にします
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降に、社会は「同じ問い方を年度横断で」(4 択の説明文問題だけを 10 年分)、国語は年度通しで 50 分を計る(2 題 1 万字超の配分)、算数は直近 4 年を通しで解いてから単元別に古い年へ、理科は 2025・2026 の 3 大問構成を見本に直近 4 年を通し、それ以前は単元別に。理科と社会は合計 50 分の通し演習を数回して、社会 37 問+理科 21 問の時間の感覚を作ります。ただし 2022 年度以前は設問文まで精読できておらず、単元の記録だけに基づきます(→ 13 節)。古い年を演習に使うときは、形式の見本ではなく単元の素材として扱ってください

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 での全分野の一巡です。算数と理科は同じ問題が戻ってこない学校なので、小 5 までにどれだけ多くの単元を「一度は解いた」状態にできたかが、小 6 の過去問演習の吸収率を決めます。社会だけは小 6 の反復が効きます(同じ問い方を 10 年分解けば選択肢の作り方が読めます)が、それも歴史通史と地理統計の知識が小 5 で入っていることが前提になります。国語は本文量に慣れる時間が要るので、小 5 のうちに長めの論説を読む習慣を作っておいてください。


12. この学校と出題構造が近い学校

観点は出題構造が近いかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が重なります。難易度・偏差値帯・合格可能性・入試日程・通学圏は扱いません。近さの数字は科目ごとの出題構造の近さで、0〜100 の 100 に近いほど近いという意味です(同じ問題が出るという意味ではありません)。

  • 西武学園文理中学校(埼玉県・共学)— 算数 87・国語 87・理科 90 と 3 科目が 9 割近く、8 校の中で最も広く重なります。社会は 49 で離れます。
  • 山手学院中学校(神奈川県・共学)— 理科が最も近く(90)、算数も 85。社会は 61 です。
  • 洗足学園中学校(神奈川県・女子校)— 算数が 87 で近く、社会は 8 校中で最も近い 70 です。

8 校の一覧・記述量・注意は 出題構造が近い学校のページ へ。

浦和明の星の算数(5 大問・答えのみ・速さと規則性が毎年)に近いのは獨協埼玉・西武学園文理・洗足学園・帝京大学の 8〜9 割台です。理科は 8 校中 6 校が 8 割超で、「選択と計算が半々・記述なし」の構造は広く共有されています。社会だけは 8 校とも 5〜7 割で、「ほぼ全問記号選択・同じ問い方が 8〜17 問・記述なし」の構造と同じ学校は上位に少なく——社会の演習は他校の過去問で代用しにくいので、この学校の過去問を年度横断で使うのが近道になります。国語は西武学園文理・淑徳・八雲学園が 8 割超で、2 大問・記号選択と抜き出しの構造が近い組み合わせです。


13. 資料の限界

  • 入試回は第 1 回(相当)の 1 冊のみです。第 2 回の問題は含まれておらず、この分析は第 1 回にのみ当てはまります。
  • 設問文を精読したのは 算数 2023〜2026・理科 2023〜2026・社会 2023〜2026(問い方の確認に 2021 も参照)・国語 2023〜2026 です。それ以前の年について書いた単元は転写データの記録に基づくもので、「記録では」と明記してあります。理科は転写の確度が低い年が多く(2024〜2026 を含む)、小問数の数え方や古い年の単元はとくに粗いです。
  • 転写は画像からの読み取りで、式・数値・図の細部に読み落としがあり得ます。図形問題の細部、地形図・統計表の読み取り問題は設問文からの推定を含みます。2026 国語大問一の出典は転写に残っていません。
  • 「同じ問い方が毎年」は、設問文を読み比べた 5 年(社会 2021・2023〜2026)と 4 年(国語の会話文問題)に限って書きました。「同じ問題の使い回し」は、算数・理科の精読した 4 年分では見つかっていません。
  • 配点は募集要項の科目別配点(国 100・算 100・理 50・社 50)までです。小問ごとの重みは冊子に印字がなく、設問数ベースの比重しか語れません。
  • 「〜のように見える」と書いた箇所は題材からの推測で、出題意図を裏づける資料はありません。理科と社会の解く順・時間配分は募集要項の「合わせて 50 分」と設問数からの試算であり、実際の配分は各家庭で決める必要があります。

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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。ページ生成日: 2026-10-14。

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