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文化学園大学杉並中学校の過去問分析

共学私立東京都杉並区

重要結論

  1. 算数は 5 つの大問が 12 年間、同じ出題位置(大問の番号と順番)に同じ顔ぶれで並びます。大問 1 = 計算 10 問、大問 2 = 誤答直し 3 問、大問 3 = 一行文章題 5 問、大問 4 = 角度・円の面積・立体の 3 問、大問 5 = 速さか水量のグラフ 3 問で、内訳 10-3-5-3-3 の 24 問です。
  2. 大問 2 の導入文は精読した 5 年で句読点と表記が違うだけの同文で、全問答えのみ、記述・作図はありません。
  3. 理科は「大問 1 = 小問集合、大問 2 = 生物、大問 3 = 地学、大問 4 = 化学、大問 5 = 物理」の並び、社会は「歴史の長文」と「前年の出来事を導入にした地理+公民の長文」が柱です。

今週やること

  1. 直近 2 年(2025・2026)の大問 1 の (7)〜(10) を解いて、分配法則・部分分数・約束記号の 3 枠が手から出てくる状態か確かめます。
  2. 算数の大問 1 の計算 10 問を毎日 1 セット解きます。
  3. 算数の大問 2 の誤答直しを 5 年分(15 問)、年度を変えて解きます。

分析年度: 2011〜2026 年度
入試回: 第 1 回相当
資料の範囲: 最大 12 年分
原本確認範囲(精読した年): 算数 5 年・理科 4 年・社会 4 年・国語 4 年
制約: 国語は 2018 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理のためと思われます)。ここに書いた国語の話は 2017 年度までのものです(→ 13 節)。

詳しい根拠を見る
  1. 大問数の変化点
  2. 1. この学校の基本情報
  3. 2. このページでわかること
  4. 3. まず結論だけ(10 行)
  5. 4. 資料の状況
  6. 5. 一番大きな結論
  7. 6. この学校らしさが出る場所
  8. 7. 今からやるなら
  9. 8. 科目別の詳細
  10. 9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)
  11. 10. 形式面の注意
  12. 11. 学年別ロードマップ
  13. 12. この学校と出題構造が近い学校
  14. 13. 資料の限界

大問数の変化点

  • 社会: 2 題(2018 年度から、大問数を数えられた資料 2 冊すべて・数えられなかった年が 7 年。最新の資料は 2026 年度)。前回の変化: 2017 → 2018 の間に 3 題 → 2 題。変化の履歴: 2 回: 2015・2018(間隔 3)。前回の変化のときの分野の並び: 地理-社会・環境・世界|地理-地図・地形・気候|歴史-近現代 → 歴史-近世|地理-産業
  • 算数: 5 題(2015 年度から、大問数を数えられた資料 6 冊すべて・数えられなかった年が 6 年。最新の資料は 2026 年度)。前回の変化: なし(2015〜2026 年度の、数えられた資料 6 冊で変化なし)。変化の履歴: 0 回

変化の間隔は過去の事実で、次の変化の時期を示すものではありません。全校の一覧は 出題の型の変化点。

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

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項目 内容
所在地 東京都杉並区
男女 共学(2018 年に共学化。それ以前は女子校)
以前の校名 城右女子高等学校、文化女子大学附属杉並中学・高等学校
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前=2 科・4 科/第 2 回 2 月 1 日午後=2 科(国語・算数)/第 3 回 2 月 2 日午前=第 1 回と同じ/第 4 回 2 月 2 日午後=第 2 回と同じ/第 5 回 2 月 3 日午前=2 科・4 科/第 6 回 2 月 4 日午前=2 科。このほか適性検査の入試(2 月 1 日午前・Ⅰ Ⅱ または Ⅰ Ⅱ Ⅲ)と、英語特別入試①(2 月 1 日午後)・②(2 月 2 日午後)があります(2027 年度募集要項。募集人数は第 1 回〜第 4 回で男女 40 名・予定)
試験時間・配点 第 1 回・第 3 回は国語 50 分 100 点、算数 50 分 100 点、理科・社会は合わせて 60 分で各 75 点。第 2 回・第 4 回は国語 50 分・算数 50 分で各 100 点
面接 第 1 回〜第 4 回のいずれも面接はありません

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値 / 募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語(つるかめ算・過不足算などの特殊算を含みます)は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

「3. まず結論だけ(10 行)」を開く(上の要約と同じ内容です)

結論

  1. 算数は 5 つの大問が 12 年間、同じ出題位置(大問の番号と順番)に同じ顔ぶれで並びます。大問 1 = 計算 10 問、大問 2 = 誤答直し 3 問、大問 3 = 一行文章題 5 問、大問 4 = 角度・円の面積・立体の 3 問、大問 5 = 速さか水量のグラフ 3 問で、内訳 10-3-5-3-3 の 24 問です。
  2. 大問 2 の導入文は精読した 5 年で句読点と表記が違うだけの同文で、全問答えのみ、記述・作図はありません。
  3. 理科は「大問 1 = 小問集合、大問 2 = 生物、大問 3 = 地学、大問 4 = 化学、大問 5 = 物理」の並び、社会は「歴史の長文」と「前年の出来事を導入にした地理+公民の長文」が柱です。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 の計算 10 問を毎日 1 セット解きます。
  2. 算数の大問 2 の誤答直しを 5 年分(15 問)、年度を変えて解きます。
  3. 理科・社会は 2 科目を続けて 60 分計って解き、時間配分を確かめます。

今週やる 1 つ

  1. 直近 2 年(2025・2026)の大問 1 の (7)〜(10) を解いて、分配法則・部分分数・約束記号の 3 枠が手から出てくる状態か確かめます。

注意

  1. 国語は 2018 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理のためと思われます)。ここに書いた国語の話は 2017 年度までのものです(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(転写データの単元分類で大問の並びと数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

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科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度・備考
算数 5 年(2021・2023〜2026) 7 年(2015〜2020・2022) 12 年(2015〜2026。2011〜2014 は未収録) 転写の集計では 12 年すべて「大問 5・小問 24」。式の細部(分数・記号)は転写に揺れがある年があり、2016〜2020・2025 は読み取り確度が低め。精読した 5 年は大問構成と題材の読み取りに支障なし
理科 4 年(2016〜2018・2026) 1 年(2015) 5 年(2015〜2018・2026。2019〜2025 の 7 年分が欠落) 2015・2026 は読み取り確度が低め(2026 は小問 22 で、原本より少なく読み取れている可能性がある)。小問数は 22〜40 とぶれる
社会 4 年(2016〜2018・2026) 4 年(2011〜2013・2015) 8 年(2011〜2013・2015〜2018・2026。2014・2019〜2025 が欠落) 2013・2016 は読み取り確度が低め。地図・統計表は文字情報に置き換えられており、表の中身は設問文からの推定を含む
国語 4 年(2013・2015〜2017) 0 年 4 年(2013・2015〜2017。2018 年度以降は非掲載) 4 年しか無く、直近 9 年は未確認。傾向の断定は避け、精読した 4 年の観察にとどめました
  • 収録冊子の校名は全校・全冊で照合済みです(別校の冊子が混じっていた場合はこの節に明記しています)。
  • 入試回: 転写データは 1 年につき 1 冊で、冊子に回の表記は見当たりません。以下は 第 1 回相当 として扱います。2027 年度の入試要項では、第 1 回(2 月 1 日午前)・第 3 回(2 月 2 日午前)・第 5 回(2 月 3 日午前)が 2 科・4 科選択、第 2 回(2 月 1 日午後)・第 4 回・第 6 回が 2 科(国語・算数)で、ほかに適性検査での受験・英語特別入試があります(この回の数え方は 1 節の表と食い違っています。受ける回の日程・科目は必ず学校の募集要項で確認してください)。
  • 「毎年」「〜年連続」は、原本で 3 年以上の反復を確認したものだけに使いました。年度×大問の題材表は、上の「精読した年」を設問文で読み直して起こしたものです。それ以外の年は、転写データの単元分類(大問ごとの主要単元)を数えたものだけを「転写の分類では」と断って書き、細部には触れていません。
  • 満点・設問別配点は問題冊子には印刷されていません(精読した年で確認しました)。

5. 一番大きな結論

文化学園大学杉並の算数は、5 つの大問が 12 年間同じ出題位置に同じ顔ぶれで並び、大問 2 の導入文は一字一句ほぼ同じ、という学校です。 大問 1 = 計算 10 問、大問 2 =「文子さんの誤答のどの行が間違いか」を探して正しい答えを出す 3 問、大問 3 = 一行文章題 5 問、大問 4 = 角度・円の面積・立体の 3 問、大問 5 = 速さか水量のグラフ 3 問。内訳 10-3-5-3-3 の 24 問は精読した 5 年(2021・2023〜2026)で不変で、転写の集計では 2015 年から 12 年すべてが大問 5・小問 24 でした。全問答えのみで、記述・作図はありません。

  • 大問 2 の導入文「次の各問いを文子さんが解きましたが、3 問とも間違えてしまいました。解答として、最初に間違えている行の番号①〜④と、この問いの正しい答えを求めなさい」は、精読した 5 年で句読点と「この問/この問い/この問題」の表記が違うだけの同文です。転写の照合では 2017 年以降の 10 年に同じ文が見つかっています。
  • 大問 1 は「整数の四則→分数・小数の混合→分配法則でまとめる計算→(部分分数)→約束記号」の並びが 5 年でほぼ同じです。大問 1 (10) の約束記号は 2023〜2026 の 4 年連続で、2023「4*2=4×3、7*3=7×6×5」と 2026「8△3=8×7×6」は記号を変えただけの同じ規則(左の数から右の数の個数だけ 1 ずつ減らしてかける)です。
  • 大問 5 は 2021 年以降「速さとグラフ→水量とグラフ→速さ→水量→速さ→水量」と交互になっています(2022 は転写の分類)。2023「A 駅と B 駅を往復するバスと杉男さん」と 2025「駅と図書館を往復するバスと文子さん」は (1)「バスの速さは時速何 km ですか」が同文で、(2) 位置・時刻 →(3) すれ違い、の 3 段も同じです。
  • 理科は 5 年分しかありませんが、精読した 4 年(2016〜2018・2026)はすべて「大問 1 = ○×と 4 択の小問集合、大問 2 = 生物、大問 3 = 地学、大問 4 = 化学、大問 5 = 物理」の並びです(2015 も転写の分類では同じ並び)。単元は年ごとに入れ替わり、記述が毎年 1〜5 問あります。
  • 社会は 2〜3 大問です。精読した 4 年は「歴史の会話文・プレゼン文・5 本の短文」の大問と「前年の出来事を導入にした地理+公民の長文」の大問が柱で、末尾に記述が 1 問ずつあります。前年のニュース(ドローン・世界遺産・九州北部豪雨・訪日外国人)が導入になります。
  • 国語は精読した 4 年とも「大問 1 = 漢字と語句の知識 20 問、大問 2 = 物語文、大問 3 = 説明文」です。字数指定つきの記述が年 3〜7 問あります。

したがって過去問の使い方は科目で分けます。算数は「同じ大問を、年度を変えて解く」(大問 2 の誤答探しだけを 5 年分、大問 4 (2) の円の面積だけを 5 年分…)がいちばん効き、「出る問題を覚える」使い方に近くなります。理科・社会は「理社合わせて 60 分で 45〜70 問を処理する時間配分」と「大問の並びと問い方に慣れる」用途に使い、単元は全分野をひととおり学び終えることで埋めます。国語は「知識 20 問を落とさない」ことと「本文の言葉で 20〜40 字の記述を書く」練習の素材にします。

科目横断の要点

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科目 形式の固定度 中身の性格 過去問で取り組む練習
算数 非常に高い。大問 5・小問 24(10-3-5-3-3)・50 分・答えのみ(精読した 5 年で不変。転写の集計では 12 年) 同じ出題位置に同じ単元・同じ問い方。大問 2 は導入文まで同文、大問 1 (10)・大問 4 (2)・大問 5 は数値と図案を替えた同じ作り 大問 1 の計算 10 問の並び(分配法則・部分分数・約束記号)と、大問 2 の「誤答の行を見つける」手順
理科 高い(5 年分の範囲で)。5 大問・小問集合+生物→地学→化学→物理 分野の出題位置は固定、単元は毎年入れ替わる。記号選択 4 割・短答(語句や数値を短く答える形式)4 割・記述 1〜5 問。大問 1 に前年のニュース(ノーベル賞・天体現象・災害)が入る ○×と 4 択で答える基本知識の幅と、理由を 1〜2 文で書く記述(実験の失敗理由・水滴がつく理由)
社会 中程度。2 大問(2011・2012・2018・2026)と 3 大問(2013・2015〜2017)が混在。小問 23〜32 前年の出来事を導入にした長文+歴史の長文。記号選択 5 割・漢字短答 4 割・記述 1〜3 問。「漢字○字で」の指定が多い 統計表・地図から都道府県を当てる(精読した 4 年すべて)と、時代順並べ替え(2016〜2018 の 3 年連続)、末尾の記述
国語 精読した 4 年では高い。3 大問・39〜50 問・50 分 知識 20 問(漢字 10+部首・画数・送り仮名・類義語 5+ことわざ慣用句 5)+物語+説明文。記述は「本文中の言葉を使って○字以内」 知識 20 問の暗記量と、「〜から。」の理由記述を 20〜40 字で。ただし 2018 年以降は未確認

科目ごとに競技が違います。算数は「毎年同じ 24 問の手順を再現する」試験、理科・社会は「60 分を分け合いながら記号と用語を処理し、最後に短い記述を書く」試験、国語は「知識 20 問+4 択+字数指定の記述」の試験です。


6. この学校らしさが出る場所

  • 登場人物の名前が校名でできています。 算数の大問 2 は毎年「文子さん」が解き、大問 3・5 には「杉男くん」「杉夫くん」「杉子さん」「大介くん」が出ます。理科 2016 は「杉子さんのある日の夕食のメニュー」、2026 は「文子さんと杉男さん」のヘチマの実験です。社会 2018 は「文男くんと先生の会話」、2026 は「文子さん・杉男さん・並江さん」の 3 人のプレゼン(文・杉・並で校名)。算数 2024 大問 2 (2) は「阿佐ヶ谷駅から文大杉並まで A 君は 800 歩、B さんは 950 歩」と最寄り駅からの通学路を題材にします。
  • 算数は「人の解答を検算する」形です。大問 2 は問題を解くのではなく、文子さんの 4 行の解答のどこで最初に間違えたかを指摘し、正しい答えを添えます。10 年前後続く自校独自の形式で、計算・文章題を問わず「途中式を 1 行ずつ確かめる」姿勢そのものを毎年測っているように見えます。
  • 理科は身近な生活と前年のニュースから入ります。夕食のメニュー(鶏肉のハンバーグ・ほうれん草のごまあえ・フランスパン)でタンパク質と発酵を問う(2016)、カブトムシを幼虫から育てる(2017)、メダカの飼育の注意(2018)、ヘチマのめばなに袋をかぶせる実験(2026)。大問 1 の 4 択には 2015 年のノーベル物理学賞(2016)、2016 年 5 月の火星最接近と探査機が撮った天体の画像(2017)、2017 年 8 月のアメリカの皆既日食(2018)、ノーベル化学賞の北川進さん(2026)と、前年の科学ニュースが毎年 1〜2 問入ります。2026 は宇宙開発の費用の資料を読んで賛否を書きます。
  • 社会は前年の出来事が大問の導入になります。ドローンと「空の産業革命」(2016)、ル・コルビュジエの建築の世界遺産登録(2017)、九州北部豪雨と数十年に一度の降水量(2018)、訪日外国人の単月過去最高とカムチャツカ半島の地震(2026)。導入の時事から地理・公民・歴史へ枝分かれし、末尾で「災害への対策を 1 つ」「持続可能な観光」と自分の考えを書かせます。
  • 都道府県の「形」と「漢字」で遊びます。A〜C の都道府県の形を面積順・国語辞典順に並べ、共通して使われている漢字 1 字を答えます(2016・2017 に同じ作り)。統計表の列と行を両方当てさせる問題も 4 年連続で、地理は「知っているか」より「表と地図を照らせるか」で作られています。
  • 国語の知識大問が広いです。部首から漢字を挙げる、総画数を漢数字で書く、送り仮名の正誤、類義語、ことわざの空らんに動物名——4 年で毎年種類を替えて 20 問。読解の題材は和菓子屋のアルバイト(2017)、アニメ制作会社の監督(2016)、中 1 のクラス委員長(2015)、ベビーカーと保育士(2013)と、働く大人と学校生活が半々です。説明文は顔認知(2017)・仏像の素材(2016)・自然と人間(2015)・友だち関係(2013)。

7. 今からやるなら

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。過去問を使った算数の出題位置縦断は小 6 の夏以降が目安です。学年別の道筋は 11 節にまとめました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の計算 10 問 — 精読した 5 年とも並びは「(1) 整数の四則 →(2)〜(6) 分数・小数の四則混合(帯分数、÷分数、小数と分数の混在)→(7)〜(8) 分配法則でまとめる計算 →(9) 部分分数か大きな数の工夫 →(10) 約束記号」です。分配法則は 2021 (7)「2.17×21+112×2.17−2.17×33」、2024 (8)「2×3.14+6.28×6−4×9.42」、2025 (7)「3.018×450+30.18×72−15.09×154」、2026 (7)「36×8.62−86.2×1.5+862×0.09」と、小数点の位置をずらして同じ数にそろえる形が 5 年連続です。部分分数は 2021 (9)「1/12+1/18+1/252」、2024 (9)「1/5+1/45+1/117+1/221」、2026 (9)「1/12+1/20+1/30+1/42」。約束記号は 2023「4*2=4×3、7*3=7×6×5」→2024「[A*B] は A と B の最大公約数」→2025「8*3=8×(8+3)」→2026「8△3=8×7×6」。2025 (9)「2025×2025×3024−2024×2025×3025」のように西暦を仕込む年もあります。5 年分を枠ごとに並べ、分配法則・部分分数・約束記号の 3 枠を先に固めます。(1)〜(6) は毎日。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数・大問 2「文子さんの誤答直し」 5 年分を年度を変えて — 問題文の下に文子さんの解答が①〜④の 4 行で示され、最初に間違えている行の番号と正しい答えを両方書きます。中身は (1) 計算 1 問(2021・2023・2024・2025。2026 だけ通過算)+文章題 2 問(2021 数の性質・売買損益、2023 場合の数・速さ、2024 歩幅の比・売買損益、2025 つるかめ算・仕事算、2026 逆算・過不足算)です。「①から順に自分で計算し直して最初にずれる行を探す」以外に近道はないので、5 年分(15 問)を通して手順を体に入れます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・大問 4 の三段(角度→円の面積→立体) — (1) 角度は 2021 長方形の紙の折り返し、2023 平行線、2024 三角定規 1 組、2025 正方形と正三角形の組み合わせ、2026 印のついた角の和。(2) は「かげ(影)をつけた部分の面積」が 2021(直径 12cm の半円と正三角形)・2023(半径 10cm 中心角 90° のおうぎ形の中に半径 5cm)・2025(方眼上の半円と直線)・2026(半径 10cm の円と正方形)で同じ問い方、2024 だけ「二等辺三角形の外側を半径 1cm の円が 1 周する」図形の移動です。(3) は 2021 円柱をななめに切った立体の体積、2023 円すいの表面積、2024 正面図・真上図から体積、2025 展開図から体積、2026 正方形を組み合わせた図形の回転体。「円周率は 3.14 とします」の但し書きが 5 年とも大問 4 の導入に付きます。年度を変えて解き、(2) の「かげの面積」4 題は「全体−白い部分」の順で処理します。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 算数・大問 5 の速さ・水量のグラフ三段 — 速さ: 2021「姉と妹の自転車、8000m 先の公園、姉は 10 分後に休けい」→(1) 分速 (2) 休けい時間 (3) 妹が追いつく位置。2023「12km の A 駅 B 駅を往復するバス(10 分停車)と歩く杉男さん」・2025「駅と 8000m 先の図書館を往復するバス(10 分で走り 5 分停車)と文子さん」→(1) バスの時速 (2) 位置か到着時刻 (3) すれ違いの時刻。水量: 2024「直方体の水そうに仕切り板 2 枚で 3 区画、排水口 b と水道 c」→(1) 奥行き (2) 仕切りの高さ (3) 排水と注水を同時に。2026「円柱を 3 個つないだ容器(C の底面積は A の 8 倍、B は 70cm²)」→(1) C の底面積 (2) A・B の体積の和 (3) グラフの空欄ア。「速さ(底面積)→時刻・体積→出会い・空欄」の順が固定です。速さ 3 年分(2021・2023・2025)と水量 2 年分(2024・2026)を、グラフの縦軸・横軸の単位を確かめてから (1)→(2)→(3) の順に解きます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 算数・大問 3 の一行題 5 問 — 単元プールは割合と比(2021・2023・2025)、場合の数(2021・2024・2025)、食塩水(2021・2023・2024)、平均算(2021・2024・2026)、和差算・消去算(2023・2024・2025)、過不足算(2023)、数の性質(2023)、規則性(2024)、単位換算(2025)、集合(2026)、年齢算(2026)、仕事算(2026)、売買損益(2026)の 13 単元です。「0・1・2・3 の 4 枚のカードから 3 枚並べて 3 けたの整数」は 2021 (2) と 2025 (2) で同じ設定(2021 は何通り、2025 は偶数は何個)。「8% の食塩水 200g に食塩水 150g を混ぜて 11%」(2021)と「9% の食塩水 200g に食塩水 100g を入れて 8%」(2023)も同じ問い方です。1 年分ずつ回し、同じ設定が戻っているカード問題と食塩水の混合は並べて解きます。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 理科・大問 1 の基本知識と、実験文の理由記述 — 大問 1 は 2016「すべての植物が花を咲かせる」「みょうばんは水温が高いほどとける」、2017「10 円玉をあたためると大きくなる」「乾電池 2 個は直列より並列のほうが電流が大きい」、2018「アルミニウムは磁石につく」「実験で使った液体は全て流しに捨てる」のような一文正誤 5 問と、「空気中に約 21% 含まれる気体」「エラで呼吸する生き物」「光をあてて最もあたたまりやすい色」の 4 択 5 問です。教科書の基本事項を分野横断で 10 問並べる形で、2016〜2018 の 3 年連続。2026 は 4 択(最も重い臓器・ふりこの周期・台風上陸時の危険)が読み取れました。4 分野の基本事項を「一文の正誤」で答える練習(実験の安全・気体の割合・磁石につく金属・呼吸の仕方)をしておきます。記述は「なぜ袋をかぶせておくのか」「実験はなぜ失敗したのか」(2026 ヘチマの受粉)、「なぜ実を動物に食べられるようにするのか」(2026)、「どんな実験でどんな結果なら電気が流れたと言えるか、器具名を挙げて」(2018)、「氷水のコップの外側に水滴がつく理由」(2016)、「野生のメダカはえさをあげなくても生きられる理由」(2018)で、1〜2 文の理由説明を書き慣れておきます。「対照実験でそろえる条件」「水滴・結露」「電気が流れたと言える器具と結果」は決まった言い回しにしておきます。あわせて中和の比例計算・てこのつり合い・ふりこの周期の表の読み方、飼育・栽培・観察の注意点(メダカ・カブトムシ・ヘチマ)を教科書の水準で、前年の科学ニュース(ノーベル賞・天体現象・大きな災害)を 1 行ずつ確認します。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 社会・統計表と地図、歴史の並べ替え、末尾の記述 — 統計表と地図で都道府県を当てる問題は 2016 九州地方の統計表(年降水量・化学工業出荷額の列を当て、A・C の県を地図番号で)、2017 北海道・東北の統計表(同じ形)、2018 近畿地方の府県統計(ア〜オが何の項目か)、2026 肉牛の飼育頭数の表と地図①〜⑦で、「表の列が何の統計か」と「表の行がどの県か」を両方問う形が 4 年共通です。あわせて「A〜C の都道府県の形を面積順・国語辞典順に並べる」「A〜C に共通する漢字 1 字」(2016・2017 の同じ作り)、雨温図(2026 名古屋・網走・岡山)、漁業部門別漁獲量のグラフ(2026)。白地図で照合を練習し、「列が何の統計か」は面積・人口・農産物・工業出荷額・年降水量の順位感覚、「行がどの県か」は県庁所在地と特産でつかみます。歴史は「①〜⑤の文章を時代の古い順に」(2016・2017)、「人物を活躍年代の古い順に」(2018)が 3 年連続なので、各時代の代表人物と出来事で判定できるようにします。用語は「貝塚(漢字 2 字)」「関白(漢字 4 字)」「富岡製糸場(漢字 5 字)」「源頼朝のフルネームを漢字 3 字で」「書院造(漢字 3 字)」「応仁の乱の空らんを漢字 2 字で」と字数つきで、文字数が印字されているので、字数から用語を逆引きできる練習が効きます。末尾の記述は 2016「参勤交代を『江戸・領地』を使って説明」、2017「藤原氏はどのように権力を得たか(3 つの文を参考に)」「世界遺産が取り消される理由」、2018「鉄砲を合戦でどう活用したか(絵を見て)」「災害への対策を 1 つ取りあげ、どの点で被害から救うか」、2026「小村寿太郎が帰国後にののしられた理由」「持続可能な観光(3 つの資料を見て)」で、資料や指定語句を使う説明と、対策・提案を自分で 1 つ選んで理由を書くの 2 種を、各 2〜3 文で書けるようにします。前年の出来事は 1 テーマずつ「どの地域・どの制度・どの歴史につながるか」で整理して用語を漢字で書き、国連・ユネスコ・IAEA などの国際機関と、二院制・内閣・条例の基本も押さえます。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・知識 20 問と「〜から。」の理由記述 — 大問 1 は精読した 4 年とも 20 問で、漢字の読み書き 10(「学問をオサめる」「部下の判断に委ねる」「点呼をとる」)+第 2 部(2013 慣用句、2015 類義語 5、2016 送り仮名の正誤 5、2017 部首から漢字を挙げる 5)+第 3 部(2015 動物・体の慣用句、2016 総画数 5、2017 ことわざ・慣用句の空らん 5)です。年ごとに種類が替わるので、部首・画数・送り仮名・類義語・ことわざ(動物名の入るもの)を一式、漢字は読み書き半々で毎日回します。記述は「〜から。」の理由記述を「出来事+受け止め方」の 2 要素で 20〜40 字にまとめ、「本文中の言葉を使って」の指定には本文の語を 1 つ以上入れます。抜き出しは字数指定を見た瞬間に該当箇所を探し、「最初と最後の三字」の答え方に慣れておきます。接続語の空欄補充と、脱文をどこに戻すかの段落読みも。ただし 2018 年以降は未確認で、大問数・知識 20 問の維持・記述の字数はこの資料からは分かりません。2018〜2026 年度は市販の過去問集で必ず確認してください。(確認: 〜2017 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・大問 5・小問 24・答えのみ)

年度×大問の題材表(原本で精読した 5 年)

大問 1 は毎年「計算 10 問」です(並びは後述)。大問 2〜5 を示します。

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年度 大問 2(文子さんの誤答直し・3 問) 大問 3(一行題 5 問) 大問 4(角度/円の面積/立体) 大問 5(グラフ 3 問)
2021 四則計算/1〜100 で 2 でも 5 でも割り切れない数/売買損益(5 割の利益・3 割引) 18kg は 24kg の何%/0〜3 のカードで 3 けた/アメ 64 個を 5:3/3 人の平均点/8% と 11% の食塩水 長方形の紙の折り返し/直径 12cm の半円と正三角形の影/円柱をななめに切った体積 速さ: 姉妹の自転車、8000m 先の公園、休けいと追いつき
2023 四則計算/0〜4 で 3 けた・8 番目に大きい数/時速 4km で 1600m 先の駅へ 9% と 8% の食塩水/和 19・積 78 の 2 数/紙を 3 枚・4 枚で過不足/本のページ 1/3 と 76 ページ/360×594 の床にタイル 平行線 l・m の角/おうぎ形の中に半径 5cm/円すいの表面積 速さ: A 駅 B 駅 12km を往復するバス(10 分停車)と杉男さん
2024 四則計算/阿佐ヶ谷駅から文大杉並まで 800 歩と 950 歩の歩幅/210 個仕入れて 70 個売れ残り A〜E の平均/分数の数列/硬貨で 188 円/15% 350g をすてて薄める/えんぴつと消しゴムの消去算 三角定規 1 組の角/二等辺三角形の外側を円が 1 周/正面図と真上図から体積 水量: 直方体水そうに仕切り板 2 枚、排水口と水道
2025 四則計算/コイン投げの得点(つるかめ算)/エレベーター A・B の仕事算 ひも 80cm の長方形/0〜3 のカードで 3 けたの偶数/兄弟 5:3 が 600 円ずつ/0.6km² の畑の収穫量/自転車通学の割合 正方形と正三角形の組み合わせ/方眼上の半円と直線のかげ/展開図(長方形 3・直角三角形 2)から体積 速さ: 駅と図書館 8000m を往復するバス(5 分停車)と文子さん
2026 通過算(90m の電車・1080m のトンネル)/逆算(□)/みかんの過不足算 4 回の平均 80 点と 5 回目/自転車 13 人・電車 30 人の集合/5 さいと 39 さいの年齢算/5 日と 9 日の仕事算/原価 40% と 5% 引きの売買 印のついた角の和/半径 10cm の円と正方形のかげ/正方形を組み合わせた図形の回転体 水量: 円柱 3 個をつないだ容器、グラフの空欄

転写の分類(精読していない年): 2015 大問 2 逆算・大問 3 つるかめ算・大問 5 速さ/2016 逆算・集合・速さ/2017 計算・和差算・水量/2018 計算・割合・大問 4 円とおうぎ形・大問 5 流水算/2019 計算・年齢算・速さ/2020 計算・割合・円とおうぎ形・速さ/2022 大問 2 論理・和差算・角度・水量。いずれも大問 5・小問 24 です。

大問 1 の 10 枠(精読した 5 年)

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位置 中身 内訳
(1) 整数の四則(加減か、÷と×の混合) 5/5。2021「140÷7−30×2/5」、2026「26−7+19−13」
(2)〜(6) 分数・小数の四則混合 帯分数の加減、÷分数、小数と分数の混在、{ } つきの計算。2023 (7) は分数の分子分母に式が入る繁分数
(7)〜(8) 分配法則でまとめる計算 5/5。小数点をずらして同じ数にそろえる形(2.17/23.2/3.14/3.018/8.62)
(9) 部分分数か大きな数の工夫 部分分数 3 回(2021・2024・2026)、2025 は「2025×2025×3024−2024×2025×3025」
(10) 約束記号 2023〜2026 の 4 年連続(2021 は計算)。下降階乗(4*2=4×3)が 2023・2026、最大公約数 2024、8*3=8×(8+3) が 2025

頻出単元と周期

  • 毎年: 計算 10 問(大問 1)、誤答直し(大問 2)、一行題(大問 3)、角度・円の面積・立体の三段(大問 4)、速さか水量のグラフ(大問 5)。
  • 循環: 大問 5 は速さ 7 回/水量 4 回/流水 1 回(転写の分類 12 年)。2021 年以降は速さと水量が交互です。
  • 大問 3 の一行題プールは 13 単元ほどで、5 年で 3 回出たのが割合と比・場合の数・食塩水・平均算・和差算と消去算です。
  • 近年集中: 大問 1 (10) の約束記号(2023〜2026)、大問 4 (2) の「かげをつけた部分の面積」(2021・2023・2025・2026)。
  • 近年途絶: 大問 4 の主要単元が円・おうぎ形になる年(2018・2020)、大問 5 の流水算(2018)。

問い方

  • 大問 2 は「問題文+文子さんの解答①〜④」を読み、最初に間違えた行の番号と正しい答えを両方書きます。計算問題では「約分・逆数・順序」、文章題では「割引の基準」「割り切れる数の数え方」で間違えさせています。
  • 大問 4 (2) は「かげ(影)をつけた部分の面積を求めなさい」で 4 年同文です。円やおうぎ形と正方形・正三角形・直線の重なりで、「全体から引く」「等積移動」のどちらかで解けます。
  • 大問 5 は「(1) 速さや底面積などの基本量 →(2) 時刻・位置・体積 →(3) すれ違い・追いつき・グラフの空欄」の順です。バスの往復は 2023・2025 で (1) が同文です。
  • 大問 3 は単元が替わっても「〜は何個」「何%」「何通り」「何さい」の一行題(数行で終わる短い文章題)で、途中式は不要です。

8-2. 理科(理社合わせて 60 分・大問 5・小問 22〜40・記述あり)

年度×大問の題材表(原本で精読した 4 年)

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年度 大問 1(小問集合) 大問 2(生物) 大問 3(地学) 大問 4(化学) 大問 5(物理)
2016 ○×5(植物の花・鬼怒川の堤防決壊・星の色・みょうばん・検流計)+4 択 5(2015 ノーベル物理学賞・防災の日・空気中の気体・気温差・ガスバーナー) 杉子さんの夕食メニュー(タンパク質・炭水化物・発酵・ニワトリの子孫の残し方・ほうれん草とネギ) ドロップストーンの地層+東京湾の海底地形+流水の地形 水の状態変化の実験(泡の正体・温度の折れ線グラフ作図・0℃のまま・水滴の理由・氷の体積の作図) 電気を他のエネルギーに変える製品 12 個の分類+光電池の利点欠点
2017 ○×5(10 円玉の膨張・乾電池の直列並列・胃液・太陽・曇りの気温)+4 択 5(2016 火星最接近・アインシュタインの写真・薬品の扱い・種子になる部分・2016 に姿が明らかになった天体) カブトムシを幼虫から育てる(採集場所・器具・飼育の注意・幼虫の足) ある季節の南の空(季節・星座名・大三角・1 時間後・2 か月後) 気体の発生実験 A・B(装置の作図・水上置換・酸素と二酸化炭素・石灰水) ふりこ(表から同じ周期の 2 つ・最も速い位置・ふれはばと周期・木片を動かす)
2018 ○×5(アルミと磁石・海水の酸素・雨水の行方・液体の廃棄・呼吸)+4 択 5(フレア・空気中 21%・エラ呼吸・2017 年 8 月のアメリカの天体現象・あたたまりやすい色) メダカのたまごと成魚(飼育の注意○×・たまごの育ち方・人の子との違いの記述・野生のえさの記述) 地殻中の金属の割合の表(最多・最少・1 円玉と 10 円玉と散弾の金属・リサイクルの理由の記述・濃集) 水酸化ナトリウム 3g/水 100g の中和(濃度%・中性になる塩酸の量・47cm³+65cm³ は何性・蒸発後・スチールウールの気体・酸性雨) 電気を通すもの(実験と結果の記述・通さない例・1 円玉と木片・ビニールテープの記述)
2026 4 択 4(最も重い臓器・ふりこの周期・ノーベル化学賞の北川進さん・台風上陸時の危険)+宇宙開発の費用の資料(数値の読み・賛否の意見記述) ヘチマのめばなとおばなの受粉実験(めしべの特徴・受粉の語・花粉を運ぶもの・袋をかぶせる理由の記述・失敗の理由の記述・実を食べられる理由の記述) 地下の岩石と地層(れき・砂・泥・火山灰の層・ボーリングの呼び名) ものの燃え方(3 要素・鉄球とスチールウール・穴あき缶のロウソク・吹き消すのと同じ理由・コップをかぶせる実験の表) てこ(棒の中心から 60cm・水平にする位置と個数の表・別グループの装置の記述)

2015 は転写の分類で 大問 1 電流(小問集合の主要単元)・大問 2 花のつくり・大問 3 気象・大問 4 状態変化・大問 5 電磁石です。並びは同じです。

頻出単元と周期(5 年分の範囲で)

  • 分野の出題位置: 大問 2 生物・大問 3 地学・大問 4 化学・大問 5 物理が精読した 4 年すべてです。大問 1 は分野横断の小問集合です。
  • 生物: 花のつくり・受粉(2015・2026)、栄養と植物(2016)、こん虫(2017)、メダカ(2018)。
  • 地学: 気象(2015)、地層(2016・2026)、星座(2017)、地殻の金属(2018)。月・太陽・惑星の大問はありません。
  • 化学: 状態変化(2015・2016)、気体(2017)、中和(2018)、燃焼(2026)。
  • 物理: 電磁石(2015)、電気とエネルギー(2016)、ふりこ(2017)、電気を通すもの(2018)、てこ(2026)。
  • 前年〜前々年の出来事: 大問 1 に毎年 1〜2 問(2015 の堤防決壊とノーベル賞→2016、2016 の火星最接近と天体画像→2017、2017 のアメリカ皆既日食→2018、ノーベル化学賞→2026)。天体現象と受賞ニュースが多くなっています。

問い方

  • 大問 1 は一文の正誤と 4 択で、分野を問わない基本知識です。「実験で使った液体は全て流しに捨てる」(×)のような実験の安全も混じります。
  • 大問 2〜5 は「実験・観察の文章+図や表」→「語句を漢字で」「ア〜エから 1 つ」→「理由を説明しなさい」の順です。記述は「なぜ〜のか」「どうすれば〜と言えるか」の理由・方法説明で、1〜2 文です。
  • 計算は 2018 の中和(濃度%・中和点の比例)、2026 のてこ(つり合いの表の空欄)程度で、多くありません。
  • 2026 は「実験がなぜ失敗したのか」「別グループの装置では棒が水平でなかった、どうすればよいか」と、実験の設計・不備を問う設問があります。

8-3. 社会(理社合わせて 60 分・大問 2〜3・小問 23〜32・記述 1〜3)

年度×大問の題材表(原本で精読した 4 年)

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年度 大問 1 大問 2 大問 3
2016 時事・地理|ドローンと「空の産業革命」(航空・米軍基地・新幹線・格安航空会社・輸送機関別の帯グラフ)8 問 地理|A〜C の都道府県の形(面積順・共通の漢字 1 字)・農産物上位 5 県の地図・工業地帯のグラフ・九州の統計表と地図 11 問 歴史|文章①〜⑤(日明貿易・平安の戦い・藤原氏・原爆・古墳・参勤交代の記述・目安箱・化政文化)→時代順並べ替え 13 問
2017 時事・世界地理|ル・コルビュジエの建築と世界遺産(ユネスコ・フランス・法隆寺・姫路城の写真・文化庁・登録取り消しの記述)8 問 地理|A〜C の都道府県(国語辞典順・共通の漢字 1 字)・北海道東北の統計表と地図・農産物上位 5 県の地図・発電割合のグラフ 10 問 歴史|文章①〜⑤(富岡製糸場・鑑真・遣唐使の歌・五輪・下関条約・藤原道長・藤原氏の権力の記述)→時代順並べ替え 13 問
2018 歴史・公民|文男くんと先生の会話(貝塚・長篠の戦いの絵と鉄砲の記述・二院制・憲法・選挙権 18 歳・福沢諭吉の出身県・世界に影響を与えた日本人の記述・人物の並べ替え)14 問 地理・公民・時事|2017 年の九州北部豪雨(数十年に一度・県庁所在地・日本列島・地震の表・農林水産業・長野県のグラフ・IAEA・原発の地図・近畿の統計表・災害対策の記述)12 問 —
2026 歴史|文子さん・杉男さん・並江さんのプレゼン(平安京の位置・『枕草子』のあとがき・菅原道真の意見書・源頼朝を漢字 3 字・書院造・応仁の乱・満州事変・在留邦人の表・カムチャツカ半島の地震・不平等条約の条文・小村寿太郎の記述)13 問 地理・公民・時事|2025 年 1 月の訪日外国人 378 万人(県庁所在地・雨温図・徳島の阿波おどり・国連本部・漁業のグラフ・ハングル・肉牛の表・内閣・条例・持続可能な観光の記述)12 問 —

転写の分類(精読していない年): 2011 工業→原始・古代(2 大問)/2012 都道府県→鎌倉・室町(2 大問)/2013 環境政策→都道府県→幕末・明治(3 大問)/2015 幕末・明治→都道府県→原始・古代(3 大問)。

頻出単元と周期

  • 大問構成: 2 大問(2011・2012・2018・2026)と 3 大問(2013・2015〜2017)です。3 大問の年は「時事+都道府県同定+歴史」、2 大問の年は「歴史長文+地理・公民の長文」。
  • 地理: 都道府県・地域の同定が 8 年中 6 年で大問か連問です(転写の分類)。統計表と地図の照合が精読した 4 年すべて。雨温図(2026)、農産物上位 5 県の地図(2016・2017 同文)、工業地帯・発電割合のグラフ(2016・2017)、漁業のグラフ(2026)。
  • 歴史: 5 本の短文か会話・プレゼン文で通史です。時代順並べ替えが 2016〜2018 の 3 年連続(2026 は無し)。平安(2016・2017・2026)、安土桃山(2017・2018)、幕末〜明治(2017・2026)、近代の戦争(2016・2017・2026)。文化財の写真(姫路城・平等院)から人物・名称を問います。
  • 公民: 二院制・憲法・選挙権 18 歳(2018)、内閣の仕組み・条例(2026)、国際機関(ユネスコ 2017・IAEA 2018・国連本部 2026)。地理の長文の中に 1〜3 問入ります。
  • 時事: 導入の出来事は前年です(ドローン 2015→2016、世界遺産 2016 年 7 月→2017、九州北部豪雨 2017 年 7 月→2018、訪日外国人 2025 年 1 月とカムチャツカの地震 2025 年 7 月→2026)。

問い方

  • 「本文の空らん [ あ ] にあてはまる用語を漢字○字で」「下線部について誤っているものを 1 つ選び」「( A )・( B )の組み合わせとして正しいもの」が各大問に複数入ります。
  • 「記号で答え、さらにその都道府県庁所在地名を漢字で」の 2 段(2018・2026)。
  • 記述は大問の末尾に 1 問ずつです。①指定語句や資料を使う説明(参勤交代・藤原氏・鉄砲の活用・小村寿太郎)と、②対策・提案を自分で 1 つ選んで理由を書く(災害対策・持続可能な観光・世界遺産の取り消し理由)。字数指定はありません。
  • 統計表は「ア〜オのどれが何の項目か」と「A〜C がどの県か」を別々に問います。

8-4. 国語(50 分・大問 3・小問 39〜50。2013・2015〜2017 の 4 年のみ)

問題冊子を精読できたのは 2013・2015・2016・2017 の 4 年です。2018 年度以降は資料が無く、以下は 9 年前までの傾向です。

年度×大問の題材表

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年度 大問 1(知識 20 問) 大問 2(物語文)・設問数 大問 3(説明文)・設問数
2013 漢字読み書き 10+慣用句の空らん 10 ベビーカーの赤ちゃんと保育士「ケロ先生」(重松清『ステップ』)・16 問 友だちとのつながり・相互承認(菅野仁『友だち幻想』)・14 問
2015 漢字読み書き 10+類義語 5+動物・体の慣用句 5 中 1 A 組のクラス委員長ヒロと三学期最後の日・13 問 アフリカの森と人間の手の入った自然・12 問
2016 漢字読み書き 10+送り仮名の正誤 5+総画数 5 アニメ制作会社の監督・瞳と太陽くん・11 問 仏像の素材と木彫仏の修理・11 問
2017 漢字読み書き 10+部首から漢字 5+ことわざ・慣用句の空らん 5 和菓子屋でアルバイトする「私」と友人の京都旅行・10 問 顔の記憶と「顔認知の異人種効果」・9 問

頻出と問い方

  • 4 年とも「知識 20+物語+説明文」の 3 大問です。詩・随筆・古文はゼロです。
  • 記述は年 3〜7 問で「本文中の言葉を使って○字以内で」(15〜45 字)。文末は「〜から。」(理由説明が最多)、「〜こと。」(指示語・内容説明)、「〜気持ち。」(心情)。
  • 4 択は「最も適切なものを次のア〜エから選び」で 15〜20 問。「適切なものを二つ選び」(2016)もあります。
  • 抜き出しは「三十六字でぬき出し、最初と最後の三字を」「『こと』につながる形で二十五字以内」と字数が細かくなっています。
  • 接続語・副詞・擬態語の空欄補充が毎年 2〜4 問。脱文挿入(2013・2015)、助詞や助動詞の用法識別(2013「が」・2015「なり」・2016「の」)が 1 問ずつ。
  • 大問 1 の第 2 部・第 3 部は年ごとに種類が替わります(慣用句・類義語・送り仮名・総画数・部首・ことわざ)。

9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の単元分類(算数 2015〜2026 の 12 年、理科 5 年、社会 8 年)で大問の主要単元として数えたものです。精読していない年の細部は保証しません。最終確認年度は、その単元を資料で最後に確認できた年度です。

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科目 単元 出た年(転写の分類。◎ は原本で確認した年) 最終確認年度 状況
算数 大問 5 の速さとグラフ 2015・2016・2019・2020・◎2021・◎2023・◎2025 2025 年度 2021 年以降は水量と交互で、2026 が水量でした。交互が続くなら次は速さの番ですが、2019・2020 のように 2 年続いた例もあります
算数 大問 5 の流水算 2018 2018 年度 8 年空き。速さの一種として「上り・下り・静水」の 3 段は触れておきます
算数 大問 4 (2) の図形の移動 ◎2024 2024 年度 円が図形の外側を 1 周する形。かげの面積が 4 年、移動が 1 年
算数 大問 3・大問 2 のつるかめ算 2015・◎2025 2025 年度 10 年空いて戻りました。次は間が短い可能性があります
算数 大問 3 の集合・年齢算 集合 2016・◎2026、年齢算 2019・◎2026 2026 年度 2026 に 2 つとも戻りました。当面は他の一行題(規則性・数の性質・単位換算)に席を譲るとみます
算数 大問 1 (10) が計算のままの年 ◎2021 以前 2021 年度 2023〜2026 は約束記号。(10) が計算に戻る可能性は残ります
理科 天体(月・太陽・惑星)の大問 星座 2017 のみ。月・太陽の大問は資料のある 5 年に無し 2017 年度 2019〜2025 が欠けているので周期は言えません。大問 1 の 4 択には天体現象(2017 火星最接近・2018 皆既日食)が入ります
理科 電気(回路・電磁石・電気を通すもの) 2015・2016・◎2018 2018 年度 2026 はてこ。物理は電気→ふりこ→電気→(欠落)→てこ
理科 状態変化・溶解度・中和 状態変化 2015・◎2016、中和 ◎2018 2018 年度 2026 は燃焼。化学は状態変化→気体→中和→(欠落)→燃焼
社会 都道府県同定を独立した大問に 2012・2013・2015・◎2016・◎2017 2017 年度 2018・2026 は長文の中の小問に吸収されました。3 大問に戻る年は復活の候補です
社会 世界地理を大問に ◎2017 2017 年度 世界遺産から。2026 は訪日外国人の長文で世界地図は無し
社会 原始・古代を歴史の主軸に 2011・2015 2015 年度 2016 平安〜江戸、2017 明治が主の通史、2018 安土桃山、2026 平安〜明治
社会 時代順の並べ替え ◎2016・◎2017・◎2018 2018 年度 3 年連続で出たあと、2026 では出ていません

理科は 5 年分しか無く、2019〜2025 が欠けているので周期は言えません。資料のある範囲で大問に出ていない天体(月・太陽)、人体の単独大問、溶解度は、全分野をひととおり学び終えることで備えます。


10. 形式面の注意

  • 算数: 記述・作図なし、全 24 問答えのみ(精読した 5 年。転写の分類でも 12 年で記述 0)。記号選択も 0 問で、24 問すべて短答(語句や数値を短く答える形式)です。大問 1 は「次の計算をしなさい」、大問 3・4 は「次の各問いに答えなさい」で 5 年同文。円周率は「ただし、円周率は 3.14 とします」が大問 4 の導入に 5 年とも付き、精読した 5 年で 3 の年はありません。大問 2 は答えが「行の番号+正しい答え」の 2 つで、片方だけでは完答になりません(番号だけ合っていても答えが違えば失点します)。単位は設問文に書かれます(「何 cm³ ですか」「時速何 km ですか」「何時何分何秒ですか」)。図は大問 4・5 に付き、大問 4 (1) の角度は図から辺の関係を読む前提です。転写の集計では図つきの小問は全体の 25% ほど。
  • 理科: 5 大問で 22〜40 問(精読した 4 年は 40・32・35・22)。大問 1 は「次の文が正しければ○を、間違っていれば×を」5 問+「あてはまるものをア〜エから 1 つ選び」5 問(2016〜2018)。記述は毎年あります(2016 は 2 問+作図 2 問、2017 は理由を添える混合 1 問、2018 は 5 問、2026 は 5 問)。指定語句や器具名を挙げさせる条件がつくことがあります(2018「器具の名前を挙げて」)。作図は 2016(温度変化の折れ線グラフ・氷の体積の図)と 2017(気体の集め方の装置)。桁指定は 2018「小数第 2 位を四捨五入」。「適切でないものを全て」(2017 大問 2 問 1)、「2 つ選び」(2017 大問 5 問 1)が混じります。2026 大問 1 には「(Y)の数値を用いた上で、宇宙開発に賛成か反対か意見を述べなさい」の意見記述があります。図・表つきの小問は 3 割ほど(転写の集計)で、グラフは 2016 の温度変化。理社合わせて 60 分なので、大問 1 の 10 問を即答し、記述は最後に回す配分が現実的です。
  • 社会: 2〜3 大問で 23〜32 問。記述は毎年 1〜3 問で、字数指定はなく(精読した 4 年)、代わりに「漢字 2 字」「漢字 3 字」「漢字 4 字」「漢字 5 字」「漢字 7 字」「カタカナ 4 字」「都道府県まで含めて漢字で」の文字種・字数指定が非常に多く、県名・人名・制度名を漢字で書けることが前提になります。「誤っているもの」「まちがっているもの」「明らかに誤っているもの」「あてはまらないもの」を選ぶ消去法が毎年複数。「記号で答え、さらにその都道府県庁所在地名を漢字で」(2018・2026)のように 1 問で 2 つ答える形があります。時代順並べ替えは「解答らんに合う形で」。資料は地図(位置を選ぶ・ぬりつぶし地図を選ぶ)・統計表・雨温図・帯グラフ・円グラフ・写真(姫路城・合戦の絵)で、地形図の読図は精読した 4 年にはありません。記述は各大問の最後にあるので、後回しにすると白紙になりやすいです。
  • 国語: 記述は「本文中の言葉を使って」「○字以内で」の指定つきです(15・20・30・35・40・45 字)。抜き出しは「三十六字でぬき出し、最初と最後の三字を」「二十五字以内」「六字で」と字数が細かく、最初と最後の 3〜5 字で答える形が多く、「『こと』につながる形で」の条件がつきます。接続語・副詞・擬態語の空欄補充が 4 年すべて。「本文からは次の一文がぬけています。どこに入れるのが適切か」(2013・2015)と、助詞「の」「が」「なり」の用法識別(2013・2015・2016)が 1 問ずつ。大問 1 の漢字は「線部のカタカナは漢字に、漢字はひらがなに直しなさい」で 10 問、書き 4〜6・読み 4〜6。

11. 学年別ロードマップ

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段 何をするか この学校での重み
小 4(土台) 計算の正確さ(帯分数と小数の混合、÷分数、小数の桁ずらし)、図形(角度の基本、円の面積と円周、柱体の体積)、読解(物語の気持ち、説明文の接続語)、短い記述(1 文で理由を言う)、漢字語彙(部首・画数・送り仮名の入口)の 5 本です。この学校で最終的に効く単元の入口は「分配法則で計算をまとめる」「割合と%(食塩水の前段)」「速さの単位(時速⇔分速)」「円とおうぎ形の面積」 差はほぼありません。時間計測はまだしません
小 5(幅) 週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。算数は 8-1 の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使い、平日 15 分は一行題の単元を順に(割合と比 → 食塩水 → 平均算 → 場合の数 → 和差算と消去算 → 過不足算 → つるかめ算 → 仕事算 → 売買損益 → 年齢算 → 集合 → 数の性質 → 通過算)、週末 60 分は図形と速さを順に(角度の折り返し → おうぎ形と正方形/正三角形の複合 → 円すいと回転体 → 速さとグラフ → 水量とグラフ)回します。つるかめ算・過不足算・仕事算・売買損益・年齢算・通過算・和差算・消去算・平均算は受験用教材の単元で、中身は用語集にあります。理科は 4 分野の基本用語と実験の定番(電気を通すもの・ふりこ・てこ・状態変化・気体の発生と集め方・中和・燃焼・花のつくりと受粉・メダカ・こん虫・地層・星座・気象)を○×と 4 択で答えられる水準に。社会は都道府県・県庁所在地・統計表の読み方を白地図で、歴史は縄文から戦後まで一巡、公民は国会・内閣・憲法・地方自治の基本。国語は物語と説明文の 4 択で「消去の理由」を言わせ、20〜30 字の記述を書き始めます。ただし国語は 2018 年度以降の資料が無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください 算数は「同じ出題位置に同じ単元」なので単元の幅は狭くてよい代わりに、大問 3 の一行題プールと大問 4・5 の手順を確実にします。理科・社会は毎年単元が入れ替わるので、ここで幅を持たせます
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目です。夏以降に過去問を、算数は大問ごとに年度を変えて(大問 1 の 10 枠→大問 2→大問 4→大問 5 を 5 年分ずつ)、理科・社会は 2 科目を続けて 60 分計って解きます。国語は記述の字数と「本文中の言葉を使って」の指定を守れているかを直してもらいます 算数はここに集中して時間をかける価値があります(同じ出題位置の反復がそのまま得点になります)。理社は「60 分の配分」を通し演習で数回確かめれば足ります

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 算数は小 6 の反復で差がつきます(大問 1 の 10 問を落とさず、大問 2 の誤答探しと大問 4・5 の三段を数値が変わっても同じ順で再現できるか)。理科・社会は小 5 での全分野の一巡で差がつきます(理科は○×と 4 択を分野横断で 10 問答え切る基本知識の幅、社会は都道府県と統計表・通史の穴の少なさ)。国語は知識 20 問の暗記量が精読した 4 年では最も大きなブロックで、これは小 4〜小 5 の積み上げがそのまま出ます。


12. この学校と出題構造が近い学校

観点は「同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら過去問演習が重なるか」だけです。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は見ていません。数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100・100 が最も近い)で、自動集計です。同じ問題が出るという意味ではありません。国語は文化学園大学杉並の資料が 4 年しか無いため計算していません(—)。男女・日程の欄は学校情報の表記をそのまま写しました。

  • 佼成学園女子中学校(東京都・女子校)— 社会が最も近く、算数もそこそこ近い組み合わせです。
  • 東海大学付属高輪台高等学校中等部(東京都・共学)— 理科が近く、算数・社会は中程度です。2027 年度は 2 月 1 日・2 月 3 日の同じ時間帯に入試が重なる回があります。
  • 聖園女学院中学校(神奈川県・女子校)— 理科・社会が近く、算数は離れます。2027 年度は 2 月 1 日・2 月 2 日・2 月 3 日の同じ時間帯に入試が重なる回があります。

8 校の一覧・記述量・注意は 出題構造が近い学校のページ へ。

読み方: 文化学園大学杉並の算数(計算 10 問+誤答直し 3 問+一行題 5 問+図形 3 問+グラフ 3 問)に 70 以上で近いのは佼成学園女子(74)と東海大学付属高輪台(70)だけで、大問 2 の誤答直しは他校にほぼ無い形式なので、算数の出題位置縦断は文化学園大学杉並自身の過去問で行い、他校の一行題は大問 3 の補充に使うのが確実です。社会(前年ニュース導入の長文・記号と漢字短答・末尾の記述)は 8 校中 6 校が 76 以上で使いやすく、理科(小問集合+実験文 4 題・記述あり)は 5 校が 76 以上で、全分野をひととおり学び終えるための素材として回せます。

この学校は第 2 回・第 4 回が 2 科(国語・算数)です。2 科で受けるつもりでも、併願先が 4 科目校の場合、理社は本校の準備とは別に立てる必要があります。


13. 資料の限界

  • 入試回は 1 年につき 1 冊のみで、冊子に回の表記は見当たりません。第 1 回相当として扱いましたが、別の回の問題である可能性は否定できません。第 2 回以降の傾向は分かりません。
  • 理科は 2019〜2025 の 7 年分、社会は 2014・2019〜2025 が欠けています。理科・社会の「並び」「問い方」は 2018 と 2026 の間が見えていないので、この 7 年で変わったものがあれば拾えていません。
  • 国語は 2017 年度で止まっています。直近 9 年の変化は未確認です。
  • 算数の 2016〜2020・2025 は読み取り確度が低めです。題材表は精読した 5 年で起こし、それ以外の年は転写の単元分類だけを使いました。
  • 転写データは画像からの読み取りで、式・数値・図の細部に読み落としがあり得ます。2026 理科は小問 22 と少なく読み取れており、原本にはもう少し設問がある可能性があります。
  • 配点はどの科目も冊子に無く、設問数ベースの比重しか語れません。理科・社会は 2027 年度要項で各 75 点です。
  • 「同じ問題の使い回し」は、両年の設問文を原本で確認したもの(大問 2 の導入文・大問 1 (10) の下降階乗・大問 5 のバス往復・大問 3 のカード問題と食塩水の混合)だけを実例として書きました。数値まで同一の再出題は今回の範囲では見つかっていません。
  • 「〜のように見える」と書いた箇所は題材からの推測で、出題意図を裏づける資料はありません。

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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。ページ生成日: 2026-10-14。

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